パナソニックの製品が値上がりしている、もしくはこれから値上がりすると聞いて、どの製品がいつから・いくら上がるのか調べている方も多いのではないでしょうか。本記事では、パナソニック公式プレスリリースをもとに、最新の値上げ情報を製品カテゴリ別に一覧でわかりやすくまとめました。過去の値上げ推移と節約対策もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
2025年9月17日付の公式発表によると、電動工具・電設資材・照明器具・住宅設備用エアコンなど複数カテゴリが順次値上がりします。消費者が直接購入するカメラやBDレコーダーも対象に含まれています。
【2025〜2026年】パナソニック値上げ一覧|製品・時期・値上げ幅
パナソニックは2025年9月17日付のプレスリリースで、電動工具・電設資材・照明器具・住宅設備などについて価格改定を発表しました。製品カテゴリによって実施日と値上げ幅が異なります。下の表でひと目で確認できます。
| 製品カテゴリ | 値上げ実施日 | 主な値上げ幅 |
|---|---|---|
| 電動工具(建築工具・補修部品) | 2025年11月1日 | 建築工具 平均約23%トルク制御機能付き 平均約10% |
| 配線器具(住宅工事用・OA機器用など) | 2026年1月1日 | 住宅工事用 約20% 床用コンセント 約25% OA・家庭用 約35% |
| 電路機器(ブレーカ・タイムスイッチ・押釦) | 2026年1月1日 | 住宅盤 約10〜20% ブレーカ 約30% リモコンブレーカ 約50% 設備時計 約30〜90% 操作用押釦 約90% |
| 電設盤・配管機材(電線管・ダクトなど) | 2026年1月1日 | 電線管 約8% 電線管付属品 約10% ポール 約15% |
| システム機器(住宅HA・防災設備・ビル管理) | 2026年1月1日 | 市販HA・信号 約15% マンション統合盤 約20% 自動火災報知設備 約10〜40% |
| 照明器具(住宅・施設・防災・店舗・屋外) | 2026年1月1日 | 住宅照明 約15% 施設照明 約15% 店舗・屋外照明 約30% 補修部品 約70% |
| 分岐水栓(食洗機・整水器用) | 2026年2月1日 | 約10% |
| ビルトイン食器洗い乾燥機 | 2026年3月1日 | 約2%(プルオープンRタイプ) |
| 住宅設備用エアコン(シングル・マルチ) | 2026年4月1日 | 5〜40%(機種による) |
表の対象は法人・業者向け(電設資材・住宅設備)が中心です。家電量販店で購入できる冷蔵庫・洗濯機・テレビ等の白物家電・AV機器については、今回(2025年9月)の公式発表に含まれていません。ただし、LUMIXカメラやBDレコーダー「ディーガ」など、一般消費者向け製品にも別途値上げが実施されています(下のセクションで解説)。
一般消費者向け製品の値上げ事例
電設資材・住宅設備以外にも、家電量販店やECサイトで購入できる製品の値上げも続いています。代表的な事例を確認しておきましょう。
| 製品名 | 値上げ日 | 値上げ幅 |
|---|---|---|
| LUMIX DC-TZ99(光学30倍コンデジ) | 2025年12月1日 | 約23% |
| BDレコーダー ディーガ(8機種) | 2026年1月13日 | 出荷価格・希望小売価格を改定 |
| 掃除機など120品目 | 2022年11月〜 | 最大45% |
値上げ後もなお現役で売れているパナソニックの代表製品を、プライシーの価格チャートで確認してみましょう。チャートでは実際の市場価格の推移が確認できます。
なぜパナソニックは値上げを繰り返すのか?
パナソニックが繰り返し値上げを実施する背景には、コスト上昇の連鎖があります。公式の発表では以下の3つが主な理由として挙げられています。
- 原材料費の高騰:銅・アルミ・鉄鋼・樹脂・半導体など製品に使われる原材料が世界的に価格上昇しています
- 製造・部品調達コストの増加:部品サプライヤーの値上げが連鎖し、製造コスト全体が押し上げられています
- 物流費の上昇:燃料費・人件費・輸送コストの上昇が続いており、製品を届けるコストも増加しています
パナソニックは「生産性向上や合理化」によるコスト抑制に取り組んできましたが、内部努力だけでは吸収しきれない状況となり、値上げに踏み切っています。円安の影響も背景にあるとみられますが、公式には明言されていません。
こうしたコスト構造の問題はパナソニックだけではなく、リクシル・大手家電・食品メーカーなど多くの業界で続いています。「いつまで値上げが続くのか」という疑問への答えは、下の「よくある質問」セクションをご覧ください。
パナソニック値上げの歴史|2022〜2026年の推移
実は今回の値上げが初めてではありません。パナソニックは2022年以降、ほぼ毎年値上げを繰り返しています。過去の推移を知っておくと、今後の動向も予測しやすくなります。
このように2022年以降ほぼ毎年規模を変えながら値上げが続いています。他のメーカーでも同様の傾向が見られ、パナソニックが特別というわけではありません。
パナソニックの値上がりに備える節約術・対策まとめ
値上げが続く中でも、賢く立ち回ることで出費を抑えることができます。具体的な対策を3つご紹介します。
①値上げ前に購入する
最もシンプルな対策は、値上げ実施日の前に購入することです。上の表を参考に、買う予定の製品がいつ値上がりするかを確認しておきましょう。特に住宅設備用エアコンは2026年4月1日に最大40%の値上げが控えているため、エアコンの導入・リフォームを検討している方は早めに動くのがよいでしょう。
業者向け電設資材は「受注日」基準に注意法人・業者向け製品は、「納入日」ではなく「受注日」で旧価格が適用されるケースがあります。施工業者の方は早めの発注を検討してください。
②型落ちモデルを狙う
新型モデルが発売されたタイミングで旧モデルが値下がりすることが多いです。特にパナソニックのようなフラグシップ製品が値上がりした場合、1〜2世代前のモデルで十分な機能を持つものも多くあります。
③プライシーで価格を監視する
値上げが続く中でも、市場価格は日々変動しています。プライシーアプリ(iOS/Android)では、パナソニック製品をはじめとしたAmazon・楽天・ヤフーショッピング等の横断価格を比較でき、値下がり時にプッシュ通知でお知らせしてくれます。「値上がり前に安くなったら買いたい」という方は活用してみてください。
④指定価格制度の対象商品は「値引き不可」を前提に動く
パナソニックは2020年からメーカー指定価格制度を導入しており、ドラム式洗濯乾燥機・冷蔵庫・食洗機などの白物家電を中心に、家電量販店での値引き交渉が原則できない商品が増えています。国内の白物家電の約3割・ドラム式に限ると販売金額の約8割が指定価格対象とされています。
指定価格制度の対象商品を購入する際は、次の点を頭に入れておきましょう。
指定価格でも実質的に安くできる3つの方法①ECサイトのクーポン・ポイント還元を使う—量販店での値引きはできなくても、Amazon・楽天・ヤフーショッピングでのクーポン適用やポイント還元で実質価格を下げられる場合があります。
②型落ちモデルを選ぶ—指定価格制度の対象は最新モデルが中心です。旧モデルは指定価格から外れ、値引き交渉や特価販売が行われることがあります。
③プライシーで「指定価格の壁」を超える値動きを見張る—指定価格はECサイトでも期間限定で変動することがあります。プライシーの価格チャートで変化を監視しておくのが有効です。
この記事のまとめ
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✓パナソニックは2025年9月に電動工具・電設資材・照明・食洗機・住宅エアコン等の値上げを発表(2025年11月〜2026年4月に順次実施)
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✓電路機器(押釦スイッチ等)で最大90%、住宅設備エアコンで最大40%と値上げ幅の大きい製品もある
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✓LUMIXカメラ・ディーガなど一般消費者向け製品の値上げも別途実施済み
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✓2022年以降ほぼ毎年値上げが続いており、原材料費・物流費・製造コストの上昇が主因
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✓対策は「値上げ前購入」「型落ち狙い」「プライシーで価格監視」の3つ
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✓ドラム式洗濯機など白物家電の約3割は「指定価格制度」対象のため値引き不可。クーポン・ポイント還元や型落ちで対応する
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プライシーで価格を確認するよくある質問
パナソニックは2020年から「メーカー指定価格制度」を導入しており、ドラム式洗濯乾燥機や食洗機などの白物家電は、家電量販店での値引き交渉が原則できません。国内白物家電の約3割、ドラム式に限ると販売金額の約8割が対象とされています。値引き不可の代わりに、在庫リスクはメーカー側が負う仕組みです。値引きが難しい場合は、ECサイトのポイント還元・クーポン活用、または型落ちモデルを選ぶ方法が有効です。
2025年9月17日付の公式発表には、冷蔵庫・洗濯機等の白物家電は含まれていません。今回の対象は主に電設資材・電動工具・住宅設備(エアコン・食洗機)です。ただし過去(2022年)には掃除機を含む120品目が最大45%値上げされた実績があるため、今後の動向には注意が必要です。
公式には「いつまで」という発表はありません。ただし、2022年以降ほぼ毎年値上げを繰り返してきた実績を踏まえると、原材料費や物流費が高止まりしている間は続く可能性が高いといえます。為替・資源価格の動向が落ち着けば値上げペースが緩む可能性もあります。
エアコンは銅・アルミ・鉄鋼といった金属材料を多く使用する製品です。これらの原材料が近年大幅に値上がりしており、また製造・輸送コストも加算されるため、値上げ幅が大きくなっています。業務用(住宅設備用)モデルは家庭用に比べてコスト構造が複雑なこともあり、影響が出やすい製品です。
価格改定の幅が10%以上の場合、値上げ前購入はコスト削減に直結します。一方、電動工具や照明器具など頻繁にモデルチェンジする製品は、値上がりしても型落ちモデルを選ぶことで安く手に入る場合もあります。プライシーの価格チャートで現在の市場価格を確認し、タイミングを見極めるのがおすすめです。
