サントリーの人気商品「金麦」は、ここ数年で複数回の値上げが続いています。直近では2025年4月に約7%の値上げがあり、さらに2026年10月には酒税改正でビールへの格上げが予定されています。この記事では、金麦の値上げ履歴・理由・2026年10月以降の価格見通し、そして少しでも安く手に入れる方法をまとめました。

結論
金麦はいつ値上げした?現在の価格は?

直近の値上げは2025年4月1日(約7%値上げ)で、350ml缶のコンビニ想定店頭価格は168円前後から179円前後に上昇しました。

さらに2026年10月の酒税改正では、金麦が「新ジャンル」からビールに格上げされる予定です。サントリーは「増税分程度は転嫁するが、現行価格帯を維持したい」としており、大幅値上げにはならないとの方針を示しています。

金麦の値上げ一覧(2022〜2026年)

金麦は2022年以降、コスト高騰や酒税改正を背景に複数回の価格改定を経ています。以下の表に時系列でまとめました。

時期 値上げ幅(目安) 主な理由 備考
2022年10月 2〜10%程度 原材料・包材・物流費の高騰 缶ビール14年ぶりの値上げ。金麦含む156品目対象
2023年10月 +約9.19円/350ml(酒税分) 酒税法改正(第2段階) 新ジャンルが発泡酒②に分類変更。1ケース24缶で+220円超
2025年4月 約+7%(168円→179円) 包材・物流費のさらなる上昇 サントリー公式発表。コンビニ350ml想定価格
2026年10月(予定) 酒税+7.26円/350ml 酒税法改正(第3段階・最終) 金麦をビールに格上げ。価格帯は現行維持の方針

2023年10月の酒税改正で、新ジャンル(第三のビール)は「発泡酒②」に分類が変わりました。このとき350ml換算で+9.19円の増税となり、1ケース(24缶)では+220円以上の値上がりが生じています(チューハイガイド調べ)。

金麦が値上がりした理由

毎年のように値段が上がっている感じがしますよね。金麦の値上げは大きく「コスト要因」と「酒税要因」の2つに分けられます。

原材料費・包材費の高騰

麦芽・ホップ・包装缶などの原材料や包材の価格は、2022年以降の世界的な供給制約と円安の影響で大幅に上昇しています。サントリーは2025年の値上げ発表で「企業努力だけでコストアップを吸収することが極めて厳しい状況」としています。

物流費の上昇

2024年問題(トラックドライバーの時間外労働規制)の影響もあり、飲料・食品業界全体で物流コストが上昇しています。重量のあるビール類は特に物流費の影響を受けやすく、値上げ要因の一つになっています。

酒税改正(段階的統一)による影響

2020年から段階的に進んでいる酒税の一本化が、2023年・2026年の主な値上げ要因です。もともとビールの高い税率を段階的に引き下げ、発泡酒・新ジャンルの低い税率を引き上げるという政策で、「公平な税負担の実現」が目的とされています(Pontaミカタイムズより)。

2026年10月「ビール化」で金麦の価格はどう変わる?

2026年10月は、金麦ユーザーにとって一番気になるタイミングではないでしょうか。酒税改正の最終段階と、金麦のビール格上げが重なるため、価格への影響を詳しく解説します。

酒税改正で「新ジャンル」は+7.26円/350ml増税

2026年10月、財務省の酒税計画によりビール系飲料の税率が350ml換算で54.25円に統一されます。現在の金麦(発泡酒②分類)の税率は46.99円なので、+7.26円の増税となる計算です。

区分 改正前(2026年9月まで) 改正後(2026年10月〜) 増減
ビール 63.35円/350ml 54.25円/350ml −9.10円(減税)
発泡酒②(現在の金麦) 46.99円/350ml 54.25円/350ml +7.26円(増税)

サントリーの対応:麦芽比率50%以上に引き上げ、ビール格上げ

サントリーは2025年9月29日に発表し、2026年10月以降の金麦シリーズを「麦芽比率50%以上」のビールとして展開すると表明しました。対象は金麦・金麦〈糖質75%オフ〉など金麦シリーズ全体で、ラベルには「生ビール」と明記される方針です。

「増税分程度は転嫁するが、新ジャンルと同等の価格帯に据え置きたい」という方針で、大幅な値上げにはならない見通しです。キリンビールも「本麒麟」を同様にビール化する予定で、業界全体がビール回帰の流れにあります。

酒税改正3段階の流れ(2020→2023→2026年)

金麦に繰り返し影響を与えてきた酒税の段階的統一を整理しておきましょう。

時期 改正内容 金麦への影響
2020年10月 第1段階:ビール減税・新ジャンル増税開始 酒税負担が増加し始める
2023年10月 第2段階:新ジャンルが「発泡酒②」に分類変更、+9.19円増税 1ケース24缶で+220円超の値上がり
2026年10月 第3段階:全種類54.25円に統一(最終) 発泡酒②として+7.26円増税 → ビール化で対応

前回改正の実績から見る、価格への影響

過去の酒税改正では増税分がほぼ店頭価格に転嫁されています。総務省小売物価統計調査によると、2023年10月の新ジャンル増税(+9.19円)に対して店頭では+15.8円の値上がりとなりました(Pontaミカタイムズ・総務省統計局データ)。

2026年の金麦は増税幅が+7.26円とやや小さく、かつサントリーが現行価格帯維持を目標としているため、2023年ほどの大きな値上がりにはならないと見られます。ただし具体的な価格はサントリーからまだ発表されておらず、2026年夏頃に順次発表される見込みです。

2026年9月中にまとめ買いがお得?過去2回の酒税改正では、増税後に店頭価格が上がっています。2026年10月の改正前、9月中に必要量をまとめ買いしておくと節約になる可能性があります。ただし飲み過ぎ・過度な買いだめには注意しましょう。

金麦の現在価格と価格推移チャート

スーパーやコンビニでの価格は変動しやすいですよね。プライシーの価格チャートで、金麦の実売価格の動きを確認してみましょう。値上げのタイミングがひと目でわかります。

値上げが続く金麦を安く買う方法

値上げが続いても、工夫次第でお得に買い続けることができます。実践的な節約術を紹介します。

酒税改正前(2026年9月)にまとめ買い

過去の酒税改正では、改正後に店頭価格が10〜16円/350ml程度上がっています。2026年9月中に必要分をまとめ買いしておくと、値上がり前の価格で購入できます。ただし缶ビールの賞味期限(製造から約9〜12か月が一般的)を考慮した量にとどめましょう。

通販・業務スーパー・ドラッグストアを活用する

コンビニと比べて、スーパーや通販サイトでは1缶あたり20〜30円以上安いことも多いです。Amazonや楽天などの定期便サービスを使えば、さらにお得に購入できる場合があります。業務スーパーや酒類専門量販店も、ケース買いで割安になりやすい選択肢です。

プライシーアプリで価格アラートを設定する

価格変動が気になる場合は、プライシーアプリの「値下げ通知」機能が便利です。金麦の価格が下がったタイミングでお知らせを受け取れるので、高い時期に慌てて買わなくて済みます。

プライシーで金麦の価格をチェックする

金麦の価格推移をいつでも確認。値下がり時に通知が届くので、タイミングよくお得に購入できます(iOS/Android対応)。

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よくある質問

金麦の2026年の値上げはいつから?

2026年10月の酒税法改正に合わせて、価格改定が行われる可能性があります。サントリーは2025年9月29日に「金麦を2026年10月以降ビールとして展開する」と発表していますが、具体的な新価格は2026年夏ごろに発表される見込みです。2025年4月にも約7%の値上げを実施しています。

2026年10月に金麦の価格は上がる?

金麦が属する発泡酒②(旧新ジャンル)は、2026年10月の酒税改正で+7.26円/350mlの増税となります。サントリーは「増税分程度は転嫁するが、新ジャンルと同等の価格帯に据え置きたい」としているため、大幅な値上げにはならない方針です。ただし過去の改正では増税額を上回る値上げが起きた実績もあり、最終的な価格はサントリーの公式発表を待ちましょう。

金麦はなぜ毎年値上がりするの?

大きく2つの要因があります。①原材料(麦芽・ホップ・包材)や物流費の世界的な高騰、②2020年から段階的に進む酒税の一本化政策です。特に新ジャンルに分類されていた金麦は2023年・2026年の酒税改正のたびに増税となるため、値上がりが続いています。2026年10月以降は「ビール」に格上げされ、酒税の段階的引き上げが完了する予定です。

まとめ

📋 金麦の値上げ・今後のポイント

  • 直近の値上げは2025年4月(約7%)。コンビニ350ml缶が168円→179円に
  • 値上げの主因は原材料・物流費の高騰酒税改正(段階的統一)の2つ
  • 2026年10月に酒税改正最終段階。金麦はビールに格上げ(麦芽比率50%以上)
  • サントリーは「現行価格帯を維持したい」方針。大幅値上げにはならない見通し
  • 節約するなら2026年9月中のまとめ買いや通販・業務スーパーの活用が効果的

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。