JT(日本たばこ産業)は2026年4月1日より、加熱式たばこ「プルーム」用スティック全31銘柄と「ウィズ」用たばこカプセル全6銘柄の小売定価を改定しました。1箱あたり20〜30円の値上げで、財務大臣の認可を受けた公式の改定です。さらに2026年10月にも第2段階の増税が予定されており、追加値上げが見込まれます。この記事では、JT製品の銘柄別新価格・値上げの理由・家計への影響・節約方法をまとめてご説明します。

結論
2026年4月1日からJTのプルーム用スティックが20〜30円値上げ
  • エボシリーズ(全12銘柄):550円→580円(+30円)
  • メビウスシリーズ(全12銘柄):520円→550円(+30円)
  • キャメルシリーズ(全7銘柄):500円→530円(+30円)
  • ウィズ2用カプセル(全6銘柄):600円→620円(+20円)

理由は防衛力強化のための加熱式たばこ増税(課税方式の見直し)です。2026年10月にも第2段階の値上げが見込まれます。

2026年JT値上げの概要|いつから・いくら上がったか

JTは2026年1月27日、財務大臣に小売定価改定の認可申請を行い、同年2月26日に申請通りの認可を受けました。改定が実施されたのは2026年4月1日です。プルーム用スティック31銘柄とウィズ2用カプセル6銘柄、計37銘柄が値上がりし、プルーム愛用者には大きな影響があります。

「加熱式たばこに係る課税方式の見直し」とは?

これまで加熱式たばこは紙巻きたばこより税率が低く設定されていました。2026年の税制改正で両者の税率差を縮める方針が決まり、その増税分がそのまま小売価格に反映されています。

以下は2026年4月1日時点のJT製品値上げ概要です。

製品カテゴリ 銘柄数 旧価格 新価格 値上げ幅
エボ(プルーム用スティック) 12銘柄 550円 580円 +30円
メビウス(プルーム用スティック) 12銘柄 520円 550円 +30円
キャメル(プルーム用スティック) 7銘柄 500円 530円 +30円
メビウス(ウィズ2用カプセル) 6銘柄 600円 620円 +20円

値上げ幅は一律ではなく、プルーム用スティックが1箱+30円、ウィズ2用カプセルが1箱+20円となっています。「たった30円」と思うかもしれませんが、毎日吸う方にとっては年間でかなりの負担増になりますよね。後ほど試算してご説明します。

なお、同じく2026年4月1日からはJT以外の加熱式たばこメーカーも値上げを実施しています。他社との値上げ幅を比較すると次のとおりです。

メーカー 対応デバイス 代表ブランド 値上げ幅(2026年4月)
JT(日本たばこ産業) プルーム エボ・メビウス・キャメル +30円
PMJ(フィリップ・モリスジャパン) アイコス テリア / センティア +40円
BATジャパン グロー ラッキーストライク・ケント +20円(2026年1月実施済み)

JTの値上げ幅は他社より抑えめです

フィリップ・モリスジャパンの公式発表によると、アイコス用スティック(テリア・センティア)は1箱あたり+40円と、JTプルーム用(+30円)より値上げ幅が大きくなっています。グロー用はすでに2026年1月に+20円の値上げが実施済みです。加熱式たばこ全体が値上がりしているので、デバイスの乗り換えで節約を図るのは難しい状況といえます。

プルーム用スティックの値上げ銘柄と新価格一覧

プライシー編集部がJT公式プレスリリース(2026年2月26日)をもとに、プルーム用スティックの全銘柄をまとめました。エボ・メビウス・キャメルの3ブランドで計31銘柄すべてが値上がりしています。

エボ(EVO)シリーズ|550円→580円(+30円)

2025年に新登場したエボシリーズは、発売直後から550円でしたが、今回30円値上がりして580円になります。フルーツ系・メンソール系・クリスタル系と幅広いフレーバーが揃っているので、愛用者も多いのではないでしょうか。

銘柄名 旧価格 新価格(2026/4/1〜) 値上げ幅
エボ・ディープ・レギュラー・プルーム用550円580円+30円
エボ・サクラ・レギュラー・プルーム用550円580円+30円
エボ・ブラック・メンソール・プルーム用550円580円+30円
エボ・コールド・メンソール・プルーム用550円580円+30円
エボ・フレッシュ・ミント・プルーム用550円580円+30円
エボ・グリーン・ミント・プルーム用550円580円+30円
エボ・ベリー・クリスタル・プルーム用550円580円+30円
エボ・トロピカル・ベリー・クリスタル・プルーム用550円580円+30円
エボ・トロピカル・バナナ・クリスタル・プルーム用550円580円+30円
エボ・ハチミツ・レモン・クリスタル・プルーム用550円580円+30円
エボ・トロピカル・ライム・クリスタル・プルーム用550円580円+30円
エボ・カカオ・ミント・クリスタル・プルーム用550円580円+30円

メビウス(MEVIUS)シリーズ|520円→550円(+30円)

メビウスはJTを代表する定番ブランドです。2025年9月にも500円→520円と値上がりしており、今回も引き続き30円アップとなりました。愛用者にとっては連続の値上げで、負担を感じている方も多いかもしれません。

銘柄名 旧価格 新価格(2026/4/1〜) 値上げ幅
メビウス・ディープ・レギュラー・プルーム用520円550円+30円
メビウス・スムース・レギュラー・プルーム用520円550円+30円
メビウス・アロマリッチ・レギュラー・プルーム用520円550円+30円
メビウス・ブラック・コールド・メンソール・プルーム用520円550円+30円
メビウス・シャープ・コールド・メンソール・プルーム用520円550円+30円
メビウス・コールド・メンソール・プルーム用520円550円+30円
メビウス・ミックス・ミント・メンソール・プルーム用520円550円+30円
メビウス・ベリー・オプション・プルーム用520円550円+30円
メビウス・シトラス・オプション・プルーム用520円550円+30円
メビウス・マスカット・オプション・プルーム用520円550円+30円
メビウス・アップル・オプション・プルーム用520円550円+30円
メビウス・ペアー・オプション・プルーム用520円550円+30円

キャメル(CAMEL)シリーズ|500円→530円(+30円)

キャメルはプルーム用スティックの中でもっとも価格が低く、コスパ重視の方に選ばれてきたブランドです。発売以来はじめての値上げとなりますが、それでも530円とメビウスより20円安いのは変わりません。JTのプルームラインナップの中では今も最安値です。

銘柄名 旧価格 新価格(2026/4/1〜) 値上げ幅
キャメル・リッチ・プルーム用500円530円+30円
キャメル・スムース・プルーム用500円530円+30円
キャメル・メンソール・コールド・プルーム用500円530円+30円
キャメル・メンソール・フレッシュ・プルーム用500円530円+30円
キャメル・メンソール・ベリー・プルーム用500円530円+30円
キャメル・メンソール・マスカット・プルーム用500円530円+30円
キャメル・ベリー・オプション・プルーム用500円530円+30円

ウィズ2用たばこカプセルの値上げ銘柄と新価格一覧

「ウィズ2(with2)」専用のたばこカプセルも、同じく2026年4月1日から値上がりしています。5個入りのカプセルが600円から620円へ、1個あたり4円の値上げです。カプセルタイプをお使いの方は要チェックです。

銘柄名 旧価格 新価格(2026/4/1〜) 値上げ幅
メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー・ウィズ用600円620円+20円
メビウス・プレミアムゴールド・フローズン・ウィズ用600円620円+20円
メビウス・プレミアムゴールド・メンソール・ウィズ用600円620円+20円
メビウス・ゴールド・レッド・ミント・ウィズ用600円620円+20円
メビウス・ゴールド・パープル・ミント・ウィズ用600円620円+20円
メビウス・プレミアムゴールド・シルク・レギュラー・ウィズ用600円販売終了(廃止)取り扱い終了

注意:シルク・レギュラーは廃止

「メビウス・プレミアムゴールド・シルク・レギュラー・ウィズ用」は、JTの公式発表により2024年11月以降に在庫売り尽くしで廃止となっています。現在は購入できませんのでご注意ください。

JTたばこ値上げの理由|防衛増税と加熱式課税方式の見直し

なぜ加熱式たばこが値上げされたのか

今回の値上げの直接的な理由は、「加熱式たばこに係る課税方式の見直し」に伴う増税です。これは日本政府が防衛力強化の財源を確保するために打ち出した税制改正の一環で、令和7年度(2025年度)の税制改正として決定されました。

これまで加熱式たばこは、紙巻きたばこに比べて税率が低く設定されていました。理由は「紙巻きたばこと同じ換算方法が難しい」という事情があったためです。しかし今回の税制改正では、換算方法を紙巻きたばこに近い水準に見直し、段階的に税率差を縮める方向で決定。その増税分がそのまま今回の価格改定に反映されています。

JTは「お客様にはご負担をお願いすることとなりますが、これまで以上にご満足いただける品質とサービスの向上に努めてまいります」とコメントしており、値上げは企業判断ではなく、税制改正への対応であることを明示しています。

紙巻きたばこのJT製品はどうなったか

今回の税制改正による値上げ対象は、主に加熱式たばこです。JTの紙巻きたばこ(メビウス等)は今回の認可申請には含まれていません。紙巻きたばこのJT製品については、2026年5月現在、公式な価格改定の発表はされていません。フィリップ・モリス・ジャパンの「マールボロ」は同じく4月1日に20円値上がりしていますが、これはJTとは別メーカーの動きです。

2026年10月のJT値上げ予定|第2段階の増税スケジュール

2026年の加熱式たばこ増税は、4月1日と10月1日の2段階で実施される予定です。今回の4月値上げはその第1段にあたります。激変緩和措置として2回に分けての実施とされており、10月1日にも第2段階の増税が予定されています。

10月の具体的な価格・銘柄はJT公式から未発表(2026年5月時点)

10月1日の増税による値上げ幅については、1箱あたり20〜50円程度と見込まれていますが、JTからの公式な銘柄・価格の発表は2026年5月現在まだありません。情報が出た際は本記事を更新します。

4月の値上げを経験された方は、10月も同様の価格改定が来る可能性を想定しておくとよいでしょう。特に普段まとめ買いをしない方は、10月前に少し買い置きしておく選択肢もあります(ただし、たばこは鮮度があるため長期保管は避けてください)。

時期 増税内容 JT製品への影響
2026年4月1日 加熱式たばこ 第1段階増税 プルーム用スティック全31銘柄・ウィズ用カプセル全6銘柄 +20〜30円
実施済み
2026年10月1日 加熱式たばこ 第2段階増税(予定) 追加値上げが見込まれる(銘柄・価格は未発表)
情報待ち

値上げで家計負担はいくら増える?銘柄別試算

「30円の値上げ」は1箱では少額に感じるかもしれませんが、毎日吸う方には積み重なると相当な負担増になります。プライシー編集部で銘柄別に月・年単位の増加額を試算しました(1日1箱ペース・月30日・年365日で換算)。

エボ愛用者の場合
+900円
月額の増加(1日1箱ペース)
年間:+10,950円
メビウス愛用者の場合
+900円
月額の増加(1日1箱ペース)
年間:+10,950円
キャメル愛用者の場合
+900円
月額の増加(1日1箱ペース)
年間:+10,950円
ウィズ2愛用者の場合
+600円
月額の増加(1日5個ペース)
年間:+7,300円

プルーム用スティック愛用者(エボ・メビウス・キャメル)は、年間で約11,000円の負担増になります。これは4月値上げ分だけの試算ですので、10月にさらなる値上げが実施された場合は追加で負担が増えることになります。「普段は気にしていなかった」という方も、これを機に節約策を考えてみてはいかがでしょうか。

JT値上げに備える節約術

安い銘柄に乗り換える(キャメルが最安値)

JTのプルーム用スティックの中で、現在もっとも価格が低いのはキャメルシリーズ(530円)です。メビウスより20円、エボより50円安く、銘柄を変えるだけで節約できます。

メビウス愛用者がキャメルに乗り換えた場合、1日1箱換算で月600円・年7,300円の節約が可能です。味の特徴はやや異なりますが、キャメル・メンソール・コールドなどはメビウスのメンソール系と近い感覚で吸える方も多いとされています。

CLUB JT公式サービスを活用する

JTの公式会員サービス「CLUB JT」に登録すると、たばこ購入時のポイント獲得や各種キャンペーンへの参加が可能です。ポイントは景品や特典との交換に利用でき、長期的には節約の補助手段になります。会員登録は無料なので、まだ登録していない方はぜひ活用してみてください。また、CLUB JTではたばこの定期配送サービスも提供しており、購入のたびに店頭へ行く手間も省けます。

ポイント還元の高い決済方法を使う

たばこの購入でもクレジットカードや電子マネーを活用すると、ポイント還元でチリツモの節約になります。コンビニやドラッグストアでのキャッシュレス払いを組み合わせてみてください。還元率1〜2%のカードであれば、年間のたばこ代によっては数百円〜数千円分のポイントが貯まります。

10月値上げ前のまとめ買いを検討する

2026年10月1日の第2段階増税に備えて、9月末までにまとめ買いしておく方法もあります。ただし、たばこには鮮度があるため長期保管は風味が落ちる可能性があります。余裕を持って1〜2週間分程度の買い置きにとどめておくのが無難です。また、10月の値上げ幅や対象銘柄はJT公式からの発表をご確認ください。

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まとめ

JT値上げのポイント早わかり

  • 2026年4月1日より、JTプルーム用スティック31銘柄・ウィズ2用カプセル6銘柄が値上がり
  • エボ・メビウス・キャメルはいずれも+30円、ウィズ2用カプセルは+20円
  • 理由は防衛増税による「加熱式たばこ課税方式の見直し」。企業の独自判断ではない
  • 2026年10月1日にも第2段階の増税が予定。さらなる値上げが見込まれる
  • 1日1箱ペースの場合、年間で約11,000円の負担増(プルーム用スティック)
  • 節約策はキャメルへの乗り換え・ポイント還元の活用・10月前のまとめ買いなど

たばこの価格は今後も増税のたびに上がりやすい傾向が続く見通しです。愛用銘柄の価格推移を把握しておくことで、急な値上げに慌てずに対応できます。プライシーアプリで価格変動をチェックしておくのもひとつの方法ですよ。

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よくある質問

JTたばこは2026年いつから値上げされましたか?

2026年4月1日より、JTの加熱式たばこ「プルーム」用スティック(全31銘柄)と「ウィズ2」用たばこカプセル(全6銘柄)の小売定価が改定されました。財務大臣への認可申請は2026年1月27日、認可取得は同年2月26日です。

プルームのメビウスはいくらになりましたか?

プルーム用メビウスシリーズは、2026年4月1日より1箱520円から550円に値上がりしました(+30円)。ウィズ2用のメビウスカプセルは600円から620円への改定です(+20円)。

JT値上げの理由は何ですか?

「加熱式たばこに係る課税方式の見直し」に伴う増税が理由です。防衛力強化の財源確保を目的とした令和7年度税制改正により、これまで紙巻きたばこより低かった加熱式たばこの税率を引き上げる方針が決定し、その増税分が価格に反映されました。

2026年10月にもJTは値上げしますか?

2026年10月1日には加熱式たばこの第2段階増税が予定されており、JT製品でも追加の値上げが見込まれます。ただし、具体的な銘柄・価格についてのJT公式発表は2026年5月現在まだありません。情報が公開され次第、本記事を更新します。

JTのプルーム用スティックで一番安いのは?

2026年4月1日の値上げ後、JTのプルーム用スティックで最も価格が低いのはキャメルシリーズ(1箱530円)です。メビウス(550円)よりも20円安く、コスパ重視の方にとっては乗り換え先の選択肢になります。

JTとアイコス(IQOS)ではどちらの値上げ幅が大きいですか?

2026年4月1日の値上げ幅を比べると、アイコス用スティック(テリア・センティア)は+40円と、JTプルーム用(+30円)より値上げ幅が大きくなっています。グロー用スティック(BATジャパン)はすでに2026年1月に+20円の値上げが実施されています。加熱式たばこ全体が値上がりしており、他社デバイスへの乗り換えで費用を抑えるのは難しい状況です。

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。