スターバックス(スタバ)が2026年2月18日より一部商品の価格改定を実施しました。コーヒー・ティーなどの定番ドリンクやフード、そして紙袋(ショッピングバッグ)の有料化まで、多くの変更が重なり「何がどう変わったの?」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、値上げの内容・理由・過去の推移、そして値上げ後もスタバをお得に楽しむ節約術まで、プライシー編集部がわかりやすくまとめました。

結論
スタバの値上げ、まず押さえるべきポイント

2026年2月18日から、全体の約7割の店舗でドリンク・フードが5〜30円値上げ(税込)されました。さらに紙袋も1枚11円の有料化に。フラペチーノはほぼ据え置きですが、One More Coffee(おかわり)は全店一律20円引き上げられています。タンブラー持参(毎回22円引き)やリワード活用など、賢い節約術で対策しましょう。

スタバ値上げの概要(2026年2月18日〜)

2026年2月18日(水)、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社が商品価格の改定を実施しました。全国約1,800店舗のうち全体の約7割の店舗が値上げ対象となっています(特定立地価格A/B適用店舗は現行価格を維持)。

変更項目変更内容対象店舗
定番ビバレッジ5〜30円値上げ(税込10%)全体の約7割
定番フード5〜30円値上げ(税込10%)全体の約7割
One More Coffee(おかわり)一律20円引き上げ(税込)全店舗
ショッピングバッグ(紙袋)1枚11円(税込)の有料化全店舗
特定立地価格Aの拡大東京23区の一部などが新たに対象追加対象店舗のみ

「特定立地価格」とは?スタバは2025年2月から、空港・サービスエリアなど特殊な立地の店舗に「特定立地価格A」、大都市圏の一部店舗に「特定立地価格B」を導入しています。今回の2026年の値上げは、これらの特定立地価格が未適用の約7割の店舗が対象です。

なぜスタバは値上げした?背景と3つの理由

スターバックスが相次いで価格改定を実施している背景には、複数のコスト上昇要因が重なっています。今回の値上げは「スタバだけが特別に値上げしている」わけではなく、コーヒー業界全体が直面している構造的な問題を反映しているともいえます。

コーヒー豆の国際価格高騰

スタバが使用するアラビカ種の国際価格は、近年の世界的なインフレや気候変動による生産地への影響、円安などにより上昇傾向が続いています。コーヒー豆はコスト全体に占める割合が大きいため、豆の価格上昇はドリンク価格に直接影響します。

物流・エネルギーコストの上昇

原材料の調達から店舗への輸送まで、物流コストは近年大幅に上昇しています。加えて、電気・ガスなどのエネルギーコストの高騰も、全国に店舗を構えるスタバにとって無視できない負担となっています。

人件費の上昇(パートナーへの継続投資)

スタバは従業員を「パートナー」と呼び、人材への継続的な投資を経営方針の柱の一つとしています。公式プレスリリースでも「継続的な人材投資の維持」を値上げの理由の一つとして明示しており、単なるコスト転嫁ではなくサービス品質の維持を目的としていることが伺えます。

【商品別】スタバ値上げ一覧(2026年2月)

値上げ幅は商品の種類によって異なります。コーヒー・ティー系が中心で、フラペチーノはほぼ据え置きという点は、スタバユーザーにとって気になるところですよね。以下で商品カテゴリ別に詳しく見ていきましょう。

コーヒー系の値上げ

ブリュードコーヒー・ラテ・エスプレッソ系を中心に、0〜30円の値上げとなっています。注目すべきは、人気の「キャラメルマキアート」は今回値上げされなかった点です。

商品値上げ前(トール)値上げ後(トール)変化
ブリュードコーヒー420円440円+20円
カフェラテ値上げあり+5〜20円
カプチーノ値上げあり+5〜20円
キャラメルマキアート据え置き変化なし

ティー系の値上げ

ティー系は5〜30円の値上げで、特に値上げ幅が大きいのが抹茶ティーラテです。抹茶ティーラテ(トール)は520円→550円と30円の値上げとなり、今回の値上げ幅の中で最大級となっています。

商品値上げ前(トール)値上げ後(トール)変化
抹茶ティーラテ520円550円+30円
チャイティーラテ値上げあり+5〜20円
ストレートティー値上げあり+5円

ティー系の豆知識これまでストレートティーとティーラテの価格差が小さすぎるという声もありましたが、今回の値上げでラテ系の価格差が広がり、より適正な価格設定になったという見方もあります。

フラペチーノ・その他(ほぼ据え置き)

スタバといえばフラペチーノを楽しみにしている方も多いでしょう。フラペチーノ系は0〜10円の値上げにとどまり、ほぼ据え置きとなっています。キッズドリンク(ミルク・ホットチョコレート)も値上げされませんでした。

フラペチーノが守られた背景には、スタバの戦略があると考えられます。フラペチーノはSNS映えする「体験型商品」であり、特に若年層・女性層の来店動機となる重要なカテゴリー。価格を上げすぎるとブランドイメージへの影響が大きいため、今回は据え置きの判断が取られたようです。

One More Coffee(おかわり)の値上げ ―全店対象―

ドリップコーヒーまたはカフェミストを1杯購入した当日に2杯目をお得に購入できる「One More Coffee」サービス。今回の改定では、全店舗で一律20円値上げとなっています(特定立地価格店を含む全店が対象)。

区分商品値上げ前値上げ後
一般(非会員)ブリュードコーヒー(おかわり)190円210円
カフェミスト(おかわり)245円265円
リワード会員ブリュードコーヒー(おかわり)130円150円
カフェミスト(おかわり)185円205円

ショッピングバッグ(紙袋)の有料化

約30年にわたって無料提供されてきたショッピングバッグ(紙袋)が、今回から1枚11円(税込)の有料化となりました。購入できる枚数は「注文商品点数まで」に制限されています。

モバイルオーダーは現在紙袋が無料レジでの注文と異なり、モバイルオーダー&ペイ経由の注文は現時点では紙袋有料化の対象外です(追って同様の方式導入予定)。テイクアウトで袋が必要な方は、モバイルオーダーの利用が一つの選択肢です。なお、デリバリーは引き続き対象外となります。

スタバの過去の値上げ推移まとめ(2022年〜2026年)

実は、スタバは2022年から毎年のように価格改定を続けています。ここ数年の値上げ履歴を振り返ると、背景に世界的なインフレと円安の影響が大きく影響していることがわかります。

2022年4月
10〜55円値上げ:コーヒー豆・定番ビバレッジが対象。公式発表
2023年4月
ビバレッジ5〜32円、フード5〜21円値上げ(税抜)。公式発表
2024年2月
ビバレッジ4〜28円、フード4〜18円値上げ(税抜)。公式発表
2025年2月
立地別価格を全体の約3割に導入。 特定立地A(空港・SA等):平均約6%引き上げ、特定立地B(大都市圏一部):平均約4%引き上げ。同時にソイミルク変更を無料化公式発表
2026年2月
全体の約7割店舗でビバレッジ・フード5〜30円値上げ。 特定立地A適用範囲を東京23区の一部などに拡大。紙袋有料化(11円)。公式発表

2022年から5年連続での価格改定と聞くと驚きますが、2025年は立地別価格の導入にとどまり「全店一律値上げ」ではありませんでした。また2025年はソイミルクの変更を無料化するなど、値上げと同時にユーザーへのサービス改善も実施しています。

おうちでスタバを楽しむ商品の価格チャート

値上げが続くなか、自宅でスタバの味を楽しめる商品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。スタバからはコーヒー豆・インスタント・ドリップバッグなど、おうちで本格的な味を楽しめるラインナップが揃っています。プライシーの価格チャートで、Amazonでの価格推移もあわせてチェックしてみてください。

プライシーでは各商品の価格推移チャートをリアルタイムで確認できます。店舗価格の値上げが続く今、Amazonでの最安値タイミングを把握しておくと節約につながりますよ。

値上げ後もスタバをお得に使う節約術

値上げが続いても、スタバを賢く使えば実質的な出費を抑えることができます。まず自分への影響額を把握してから、具体的な節約術をチェックしていきましょう。

値上げの影響、月いくら増えるか計算してみると…

今回の値上げで、実際の家計への影響はどのくらいでしょうか。ブリュードコーヒー(トール)を例に計算してみます。

  • 週3回利用(コーヒー1杯):+20円×週3回×4週=月約+240円
  • 週5回利用(コーヒー1杯):+20円×週5回×4週=月約+400円
  • 毎日利用+ワンモアも使う:(20+20)円×30日=月約+1,200円

年換算すると1,000〜14,000円超の負担増になる計算です。この数字を見ると、タンブラー持参などの節約術の効果が実感できますね。

毎回使える
マイタンブラー持参割引
22円引き
店内利用時。持ち帰りは21円引き
毎月10日
タンブラーDAY特別割引
55円引き
毎月10日は通常の2倍以上の割引
誕生月
バースデー特典
20%OFF
Gold会員限定のeチケット
おかわり
One More Coffee(会員)
150円〜
値上げ後もコーヒー2杯目が格安

マイタンブラー持参で毎回22円オフ(毎月10日は55円オフ)

マイタンブラーまたはマイカップを持参すると、毎回22円引き(店内・税込、持ち帰りは21円引き)になります。1日の利用回数に制限はなく、スタバのタンブラーでなくてもOK。サーモスや象印など他社製品でも対応してもらえます(極端に小さい・大きいサイズは除く)。

さらに毎月10日は「タンブラーDAY」として通常22円引きが55円引きになります。毎日1杯飲む方なら、タンブラー持参だけで年間8,000円以上の節約になる計算です。

リワードプログラム(スター)を活用する

スタバの公式アプリでスターバックス リワードに登録すると、購入ごとにスターが貯まります(60円で1スター)。貯まったスターは無料ドリンクチケットなどと交換できます。モバイルオーダー&ペイを使えばレジ待ちも省略でき、利便性も向上します。

モバイルオーダーで紙袋代を節約

店内レジでの注文では紙袋が11円かかるようになりましたが、現時点ではモバイルオーダー&ペイ経由の注文は紙袋有料化の対象外です。テイクアウト時に袋が必要な方は、モバイルオーダーを活用するのが一つの手です。

One More Coffeeはそれでもお得

One More Coffeeは20円値上げされましたが、リワード会員なら2杯目のブリュードコーヒーが150円で飲めます。1杯目440円+2杯目150円=590円で2杯というのは、他のカフェチェーンと比べてもまだまだお得な水準です。コーヒー好きの方には特に有効な活用方法ですよ。

誕生月は20%OFFのeチケット(Gold会員限定)

スターバックス リワードのGold会員になると、誕生月に対象商品が20%OFFになるeチケットが贈られます。フラペチーノや高額なラテ系ドリンクに使えば、最大で数百円単位の節約になります。誕生月はいつもより贅沢なドリンクを選ぶチャンスです。

スタバ値上げ まとめ

  • 2026年2月18日から全体の約7割店舗でドリンク・フードが5〜30円値上げ
  • 値上げの理由はコーヒー豆高騰・物流費上昇・エネルギーコスト上昇・人件費投資
  • フラペチーノはほぼ据え置き(0〜10円)、キャラメルマキアートも据え置き
  • One More Coffeeは全店一律20円引き上げ(会員は2杯目150円〜)
  • 紙袋が11円の有料化(モバイルオーダーは現在無料)
  • 節約の決め手はタンブラー持参(毎回22円引き、10日は55円引き)+リワード活用

スタバの値上げは確かに家計への影響があります。ただし、タンブラーDAY・リワードプログラム・モバイルオーダー活用などを組み合わせれば、実質的な負担増を最小限に抑えることができます。プライシーアプリでは、スタバ関連のおうち用商品の価格推移もチェックできますのでぜひ活用してみてください。

価格の変動をプライシーでチェック

スタバのおうち用コーヒー商品をはじめ、Amazonでの最安値タイミングをアプリで通知できます(iOS/Android対応)。

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よくある質問(FAQ)

フラペチーノも値上げしたのですか?

フラペチーノ系の値上げ幅は0〜10円程度で、ほぼ据え置きとなっています。今回の値上げはコーヒー系・ティー系が中心で、フラペチーノは大きな値上げ対象にはなりませんでした。

キャラメルマキアートは値上げされましたか?

キャラメルマキアートは今回の価格改定で値上げされておらず、据え置きとなっています。コーヒー系でも一部の商品は値上げされないケースがあります。

モバイルオーダーでも紙袋は有料になりますか?

現時点(2026年5月)では、モバイルオーダー&ペイ経由の注文は紙袋有料化の対象外です。ただし、スタバの公式発表では「追って同様の方式の導入を予定」としているため、今後変更される可能性があります。最新情報はスターバックス公式サイトをご確認ください。

「特定立地価格」とは何ですか?

スタバが2025年2月から導入した立地別価格制度です。空港・サービスエリアなどの「特定立地価格A」と、大都市圏一部の「特定立地価格B」の2段階があります。2026年2月からは東京23区の一部も「特定立地価格A」の対象に追加されました。これらの特定立地価格が適用される店舗は、2026年2月の値上げ対象外(現行価格を維持)です。

スタバは今後また値上げする予定がありますか?

2026年5月時点では、スターバックス コーヒー ジャパンから追加の値上げ予定は発表されていません。ただし、過去の傾向を見ると2022年から毎年価格改定が続いており、コスト環境次第で今後も調整が行われる可能性があります。公式サイトで最新情報を確認されることをおすすめします。