「東京元気キャンペーン」と聞いて、内容や開催時期が気になっている方も多いのではないでしょうか。東京都内の対象店舗でQRコード決済を行うと、決済額の最大10%がポイント還元される消費喚起キャンペーンで、過去2回開催されています。この記事では、過去2弾の実績・対象決済・対象店舗の探し方・次回開催の見通しまで、2026年5月時点の最新情報を整理してお伝えします。
「東京元気キャンペーン」は東京都が実施するQRコード決済の最大10%還元キャンペーンで、第1弾は2024年3月11日〜3月23日、第2弾は2024年12月11日〜12月24日に開催されました。いずれも予算が予定より早く達したため当初予定より3日早く終了しています。次回(第3弾)の公式発表は2026年5月12日時点では確認できていませんので、今後の都の公表を待つ形になります。
東京元気キャンペーンとは?10%還元の基本情報
「東京元気キャンペーン」は、東京都産業労働局が実施する消費喚起策の通称です。都内の対象店舗で対象のQRコード決済を使うと、決済額の最大10%相当のポイントが後日還元される仕組みになっています。正式名称は弾によって異なり、第1弾が「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」、第2弾が「もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン」です。
知っておきたいポイントは、都内在住・在勤でなくても利用できるという点です。都内の対象店舗で対象のQRコード決済を使えば、観光客や近隣県からの来訪者も還元の対象になります。事前のエントリーや申し込みは不要で、普段使っているQRコード決済アプリをそのまま使うだけで自動的に還元される手軽さが、多くの利用者に支持されている理由です。
東京元気キャンペーンの開催状況|過去2弾の実績と次回の見通し
2026年5月時点で、東京元気キャンペーンは過去2回開催されています。どちらも当初の終了予定日より早期終了するほどの利用があり、東京都内で大きな注目を集めました。それぞれの実績を整理しておきましょう。
第1弾「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」(2024年3月)
2024年3月8日に東京都が報道発表した第1弾は、対象店舗は都内約35万店舗、当初の実施期間は2024年3月11日(月)〜3月31日(日)でした。しかし予算額に達する見込みとなったため、3月23日23:59をもって早期終了。当初予定より約1週間早く終了する盛況ぶりでした。
第2弾「もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン」(2024年12月)
第2弾は2024年11月1日に東京都が報道発表しています。第1弾と同じ最大10%還元の仕組みで、当初期間は2024年12月11日(水)〜12月27日(金)。物価高への対応として予算は第1弾の1.5倍規模に拡大されたと各メディアで報じられました(報道ベースで約150億円)。しかし結果的に、2024年12月24日23:59に予算到達のため早期終了となり、こちらも当初予定より3日早い終了でした。
| 項目 | 第1弾 | 第2弾 |
|---|---|---|
| 正式名称 | 暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン | もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン |
| 当初期間 | 2024年3月11日〜3月31日 | 2024年12月11日〜12月27日 |
| 実際の終了日 | 2024年3月23日(早期終了) | 2024年12月24日(早期終了) |
| 還元率 | 最大10% | 最大10% |
| 還元上限 | 1決済3,000円相当(4決済で最大12,000円) | 1決済3,000円相当(4決済で最大12,000円) |
| 対象店舗数 | 都内約35万店舗 | 非公表(同規模と推定) |
| 予算規模(報道ベース) | 約100億円 | 約150億円 |
第3弾はいつ?2026年5月時点の見通し
気になる第3弾ですが、2026年5月12日時点で東京都からの公式発表は確認できていません。とはいえ、過去2弾はいずれも予算が予定より早く尽きるほどの人気で、物価高への対応策として消費喚起の必要性も継続しています。過去の頻度(2024年に2回)から見ると、今後も都の補正予算等のタイミングで第3弾以降が企画される可能性はあります。最新情報は、東京都産業労働局や各QRコード決済アプリの公式発表をチェックしておくと安心です。
過去2弾とも、開始から約2週間で予算が尽きるペースで利用されています。第3弾が開催された場合も、早期終了を見越して早めに使い切るのがお得を逃さないコツと言えそうです。
還元の仕組み|最大12,000円相当の内訳
「最大12,000円相当の還元」という見出しを見て、本当にそんなに戻ってくるの?と疑問に思った方もいるかもしれません。仕組みを分解すると、シンプルなルールに基づいています。
還元率は決済額の10%
対象店舗で対象のQRコード決済を使うと、決済額の10%相当がポイントとして後日還元されます。たとえば1,000円の買い物をすると100円相当、10,000円なら1,000円相当のポイントが戻ってくる計算です。
還元上限は1決済サービスごとに3,000円相当
還元には上限があり、対象のQRコード決済ごとにキャンペーン期間中累計3,000円相当までと定められています。これは「1回の決済の上限」と「期間中の累計上限」の両方で適用されるため、たとえばPayPayで30,000円の買い物をすると還元は3,000円で頭打ちになり、それ以降のPayPay決済では同期間中に追加の還元は受けられません。
4決済すべて使えば最大12,000円相当
ただし、この3,000円相当の上限はQRコード決済サービスごとに別カウントになります。つまり、au PAY・d払い・PayPay・楽天ペイの4種類をすべて使えば、それぞれで3,000円相当の還元を受けられるため、合計で最大12,000円相当の還元が可能になります。これが「最大12,000円相当」と謳われる理由です。
例えば各決済で30,000円ずつ・合計120,000円を買い物に使った場合、4決済で各3,000円相当の上限まで還元を受け、合計12,000円相当のポイントが戻ってきます。普段の生活費を4つに振り分けて使うのが、還元を最大化するコツです。
対象のQRコード決済|4種類と対象外の支払い方法
対象になるのは4種類のQRコード決済ですが、同じアプリでも「コード支払いだけが対象」など、決済方法に制限があります。普段使っているはずなのに還元されなかった、という事態を避けるために、それぞれの対象範囲を確認しておきましょう。
| 決済サービス | 対象となる支払い | 対象外 |
|---|---|---|
| au PAY | コード支払い | au PAYプリペイドカード/au PAYカード/ネット支払い/請求書支払い |
| d払い | コード決済 | d払いタッチ/d払い(iD)/d払い(ネット)/クーポンでの支払い |
| PayPay | コード支払い(PayPay残高・PayPayクレジット・PayPayポイント) | クレジットカード/PayPay商品券 |
| 楽天ペイ | コード支払い(楽天キャッシュ・ポイント払い・楽天銀行口座払い・カード払い) | 楽天ポイントカード/楽天Edy/Suica/楽天カードタッチ決済/請求書払い |
共通の注意点として、ネット(オンライン)での支払いはすべて対象外になっていることを覚えておきましょう。同じアプリでも「実店舗のレジでQRコードを提示する/読み取る決済」のみが還元の対象です。タッチ決済や請求書払いも対象外なので、レジでの支払い方法には少し意識を向けておきたいところですね。
東京元気キャンペーンの対象店舗一覧と探し方
「対象店舗一覧をまとめて見たい」という方も多いと思います。残念ながら、対象店舗の網羅的な一覧表は東京都が公表していないため、各QRコード決済アプリやWebサイトで自分の利用エリアの店舗を確認するのが最も正確な方法です。
第1弾の発表時点で対象店舗は都内約35万店舗とされており、業種は小売業(スーパーマーケット、ホームセンターなど)、飲食業(レストラン、居酒屋など)、サービス業(理髪店・美容院、クリーニングなど)と、日常生活で使う店がほぼ網羅されている規模感です。各アプリでの具体的な探し方を以下にまとめます。
au PAYアプリでの探し方
下部メニューから「使えるお店」を選択
「自治体還元」マークが付いた店舗が対象店舗
対象店舗だけを地図上に表示できます
d払いアプリでの探し方
「使えるお店」メニューを選択
「お店を応援キャンペーン」を選ぶ
このマークが付いた店舗が対象です
PayPayアプリでの探し方
下部メニューから「近くのオトク」を選択
地域別キャンペーン一覧から探します
対象店舗が一覧で表示されます
楽天ペイアプリでの探し方
お店のアイコンから「使えるお店マップ」を表示
マップ上にキャンペーン対象店舗のピンが立っています
対象外となる店舗
東京都内のお店でも、以下の業種は公式に対象外と定められています。普段使うお店がこのカテゴリに該当する場合は、還元が受けられない点に注意しましょう。
- 国・地方公共団体・公共法人が管理運営する施設
- 金融商品取引業者(証券会社・投資信託委託会社など)の店舗
- 銀行・信託会社・保険会社など
- 保険医療機関および保険薬局など(病院・クリニック・処方薬局)
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条に該当する施設(キャバクラ・パチンコ・性風俗店など)
- その他、本事業の目的・趣旨から適切でないと都が判断するもの
同じチェーン店でも、店舗ごとにキャンペーン対象かどうかが異なる場合があります。対象店舗ではキャンペーン期間中に専用ポスターを掲示することが多いので、店内のポスターを目印にすると確実です。
還元の対象外となる支払い・商品
対象店舗での決済であっても、購入する商品やサービスによっては還元の対象外になるものがあります。公式に対象外と定められている取引は次の通りです。
- 公共施設の入場料・公共料金・税金の支払い
- たばこ(たばこ事業法第2条第1項第3号に規定する製造たばこ)の購入
- 有価証券・郵便切手・印紙・証紙・物品切手・交通乗車券・興行チケットなどの換金性の高いもの
- 保険医療・介護保険等の一部負担金(処方箋が必要な医薬品を含む)
- 宝くじ(当せん金付証票)等の購入
- インターネット販売などの実店舗外での決済
- 自動販売機での購入
- その他、本事業の目的・趣旨から適切でないと都が判断するもの
うっかりやりがちなのが「コンビニでタバコや切手を一緒に買う」ケースです。レジで一括会計しても、これらの商品分は還元の計算から除外されるため、想定より還元額が少ないと感じることがあります。気になる方は、対象商品と対象外商品を別会計にすると分かりやすくなりますよ。
ポイント還元の付与時期
キャンペーンで還元されるポイントは、決済直後ではなく後日付与されるのが基本です。第2弾(2024年12月)時点での付与スケジュールは以下の通りでした。第3弾が開催された場合の参考になります。
| 決済サービス | 付与時期 | 付与されるもの | 有効期限 |
|---|---|---|---|
| au PAY | 2025年1月末頃まで | au PAY残高 | なし |
| d払い | 2025年1月末頃より順次 | dポイント(期間・用途限定) | 付与から6か月 |
| PayPay | 支払いの翌日から30日後 | PayPayポイント | なし |
| 楽天ペイ | 2025年2月28日(金)まで | 楽天ポイント(通常ポイント) | なし |
注意したいのはd払いだけ「期間・用途限定」のdポイントで、有効期限が6か月と設定されている点です。使い忘れないよう、付与されたら早めに使い切りましょう。au PAY・PayPay・楽天ペイは通常残高やポイントとして付与されるため、有効期限の心配は基本的にありません。
キャンペーン期間中の還元上限残量の確認方法
「あと何円分まで還元上限に余裕があるか」を知りたいときの確認方法も、決済アプリによって違いがあります。期間中の還元残量を確認できるアプリと、自分で計算するしかないアプリがあるため、こまめにメモしておくと安心です。
| 決済サービス | 還元残量の確認 | 確認方法 |
|---|---|---|
| au PAY | 可能 | アプリの「キャンペーン一覧」から対象キャンペーンを開き、獲得予定の残高を確認 |
| d払い | 不可 | 自分で利用履歴をもとに管理する必要あり |
| PayPay | 可能 | アプリ上部の「ポイント」から獲得ポイント・付与予定日を確認 |
| 楽天ペイ | 不可 | 自分で利用履歴をもとに管理する必要あり |
d払い・楽天ペイはアプリ内で還元残量を直接確認できないため、上限の3,000円相当に達したかどうかは利用履歴から自分で把握する必要があります。30,000円分の決済で上限に到達する目安、と覚えておくと管理しやすいですよ。
もっと得する方法|自治体キャンペーンとの併用で最大30%還元
過去のキャンペーン期間中、東京都内では23区などの自治体が独自のポイント還元キャンペーンを同時開催することがありました。これらは東京都のキャンペーンと併用が可能で、組み合わせると還元率が大幅にアップします。
第2弾(2024年12月)の事例では、以下のような併用が成立しました。
| 区 | 対象決済 | 区の還元率 | 都の還元率 | 合計還元率 |
|---|---|---|---|---|
| 文京区 | PayPay | 最大20% | 10% | 最大30% |
| 足立区 | 4決済すべて | 最大20% | 10% | 最大30% |
| 葛飾区 | 4決済すべて | 15% | 10% | 最大25% |
このように、自治体キャンペーンが重なるエリアでは同じ買い物で2.5〜3倍の還元を受けることが可能でした。第3弾が実施された場合も、各自治体が同時にキャンペーンを開催する可能性はあるため、お住まいや勤務先の自治体の公式情報もあわせてチェックしておくと、より効率的に還元を受けられます。
自治体単位の還元キャンペーンは東京以外でも実施されており、たとえば大阪では「大阪いらっしゃいキャンペーン」が同じく自治体主導の施策として運用されています。仕組みや活用法に共通点が多いので、こちらも参考になります。
よくある質問(FAQ)
利用できます。東京都の公式発表でも、還元の対象者は「キャンペーン期間中に都内の対象店舗において対象のQRコード決済を行った利用者」とされており、居住地の制限はありません。観光や仕事で東京を訪れた方も対象になります。
不要です。対象のQRコード決済アプリをダウンロードし、キャンペーン期間中に都内の対象店舗で決済するだけで自動的にポイント還元の対象になります。
過去2弾はいずれも予算到達により早期終了しています。第1弾は2024年3月23日23:59、第2弾は2024年12月24日23:59に終了しました。早期終了の事前告知は、公式サイトや各QRコード決済アプリ内で行われる予定です。
オンラインで完結する決済は対象外です。ただし、オンラインで注文して店舗で支払うタイプの利用方法であれば、実店舗での決済として対象になります。インターネット販売(通販)はすべて対象外なので注意しましょう。
2026年5月12日時点で、東京都から第3弾の公式発表は確認できていません。過去の頻度(2024年に2回)を踏まえると、補正予算等のタイミングで企画される可能性はありますが、開催時期は東京都産業労働局や各QRコード決済アプリの公式発表を待つ形になります。
東京元気キャンペーンのまとめ
この記事のポイント
- 東京都内の対象店舗で対象QRコード決済を使うと、決済額の最大10%相当が後日ポイント還元される
- 過去2弾(2024年3月・2024年12月)はいずれも予算到達のため早期終了
- 還元上限は1決済サービスごとに3,000円相当、4決済合算で最大12,000円相当
- 対象決済はau PAY・d払い・PayPay・楽天ペイの4種類(コード決済のみ)
- 対象店舗は各QRコード決済アプリ内のマップから検索可能
- 都民以外も利用可、事前エントリー不要
- 2026年5月時点で第3弾の公式発表は未確認
東京元気キャンペーンは過去2回とも早期終了するほど人気の還元施策でした。第3弾が公式発表された際には、対象決済アプリを事前に準備しておくとスムーズに参加できます。普段の支払いを少し意識するだけで、最大12,000円相当のポイント還元を受けられる可能性があるのは、家計にとってもうれしい後押しですよね。
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