楽天市場で後払い決済を使いたいけれど、仕組みや手数料、審査のことがよくわからない——そんな疑問をお持ちではないでしょうか。この記事では、後払い決済の仕組みと基本条件から、具体的な使い方手順、審査のポイント、よくあるトラブルの対処法まで、楽天公式の情報をもとにわかりやすく解説します。
楽天市場の後払い決済とは?仕組みと基本条件
楽天市場の後払い決済は、株式会社ネットプロテクションズ(NP後払い)が運営する後払いサービスです。通常のネットショッピングはクレジットカード情報を先に入力して決済しますが、後払い決済では商品が届いてから支払えます。
仕組みとしては、ショップが商品を発送すると、ネットプロテクションズから電子バーコード付きの請求案内メールが届きます。そのメールに記載されたバーコードを使って、全国のコンビニや銀行で支払いを完了させる流れです。
楽天市場の標準後払いサービスはNP後払い(ネットプロテクションズ)ですが、一部のショップではPaidy(翌月まとめ払い)などを独自に導入している場合もあります。Paidyはメールアドレスと携帯番号だけで利用でき、翌月10日にまとめて支払えます(コンビニ払い手数料390円)。この記事では楽天市場の標準後払い(NP後払い)を中心に解説します。
後払い決済の基本条件まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 250円(税込)/注文ごとに発生 |
| 利用上限額 | 53,999円(税込)。未払い合計が54,000円以上の場合も利用不可 |
| 支払い期限 | 電子バーコードメール受取後14日以内 |
| 利用資格 | 楽天会員のみ(非会員は利用不可) |
| 後払い事業者 | 株式会社ネットプロテクションズ(NP後払い) |
| 対応コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート |
| 銀行払い | 可能(窓口・ATM・ネットバンキング) |
| 楽天ポイント | 通常通り獲得できる(100円につき1ポイント) |
メール便など受領印や署名が不要な配送方法の場合、後払い決済を利用できないことがあります。また、配送業者の営業所留め・郵便局留め・私書箱への指定も不可です。
後払い決済の使い方・手順(注文から支払い完了まで)
実際の流れはとてもシンプルです。注文時に支払い方法を選んで、あとはメールに従って支払うだけ。一度覚えてしまえば迷うことはないでしょう。
購入手続き画面での選択方法
-
1購入手続き画面で「支払い方法」の「変更」をタップ
商品の「購入手続き」に進み、注文確定前に画面をスクロールして「支払い方法」欄の変更ボタンをタップします。
-
2「後払い決済」を選択して確定
支払い方法の一覧から「後払い決済」にチェックを入れて「内容を変更する」をタップ。確認画面で手数料250円が加算されていることを確認してから注文を確定します。
-
3楽天市場からお支払い案内メールが届く
注文後、楽天市場より「【楽天市場】お支払い手続きのご案内」メールが届きます。ここで後払い利用が受理されたことを確認できます。
電子バーコードメールの受け取り
ショップが商品を発送すると、発送日の翌々日以降に株式会社ネットプロテクションズより電子バーコード付きの請求案内メールが届きます。
送信元アドレス: no-reply.netprotections@shop.rakuten.co.jp
件名: 【重要】お支払い用電子バーコード発行(楽天市場「ショップ名」ご利用分)【後払い決済ごとの個別】
届かない場合は迷惑メールフォルダを確認するか、楽天市場の購入履歴(過去25日分)から確認できます。
コンビニ・銀行での支払い方法
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4メール記載の電子バーコードをコンビニレジで提示
セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマートの店頭レジで電子バーコードを提示して支払います。支払いは現金のみです。
-
5銀行振込の場合は注文ごとの口座番号を確認
窓口・ATM・ネットバンキングでの振込も可能です。銀行振込先(口座番号)はご注文ごとに異なります。複数注文のまとめ払いはできません。なお、銀行振込の場合は金融機関の振込手数料が別途かかります。
-
6入金確認メールが届いたら完了
支払い後、2〜3営業日以内にネットプロテクションズから入金確認メールが届きます。これで後払い決済の完了です。
楽天市場の購入履歴ページでは、「お支払い確定」というステータスが表示されますが、これは「支払い方法が確定した」という意味であり、支払い済みを示すものではありません。実際の支払いは期限内に別途行う必要があります。
審査について(通過条件・落ちる原因・対処法)
後払い決済を選択すると、注文ごとにネットプロテクションズによる与信審査が行われます。審査はリアルタイムで行われ、通過できなかった場合はメールで通知されます。
審査基準と通過しやすい条件
審査基準は一般的に厳しくありません。以下の条件を満たしていれば通過できるケースがほとんどです。
- 楽天会員に登録している
- 登録情報(氏名・住所・電話番号)が正確に入力されている
- 過去の後払い利用で未払いや支払い遅延がない
- 国内の住所で、かつ一時受取場所(郵便局留め等)を指定していない
- 1回の注文金額が53,999円以下、かつ未払い合計が54,000円未満
審査落ちの主な原因
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| 注文金額が53,999円超、または未払い合計が54,000円以上 | 既存の未払いを先に支払ってから再注文する |
| 注文者または届け先が国外 | 国内住所に変更する |
| 配送先が営業所留め・郵便局留め・私書箱・転送業者 | 自宅や会社など通常の住所に変更する |
| 過去に支払い期限を超過した未払いがある | 未払いを清算後、再利用を試みる |
| 登録情報(住所・電話番号)に不備がある | 楽天会員情報を正確に更新する |
審査落ち後にできること
審査に通らなかった場合、7日以内であれば楽天市場マイページから支払い方法を変更できます。クレジットカードやコンビニ前払いなど他の支払い方法に切り替えて注文を継続してください。7日を過ぎると自動キャンセルとなるため、早めの対応をおすすめします。
メリット・デメリットと楽天カードとの使い分け
後払いのメリット
後払い決済が特に役立つのは、クレジットカード情報をネット上で入力することに抵抗がある方や、商品を実際に確認してから支払いを済ませたい方です。
- クレジットカード不要で購入できる
- 商品到着を確認してから支払える安心感
- カード情報をネット上で入力しなくて済む
- 楽天ポイントは通常通り獲得できる
- 審査が比較的ゆるやか
- 1注文250円の手数料が必ず発生する
- 利用上限が53,999円で高額商品は購入不可
- 楽天カード払いよりポイント還元率が低い
- 銀行振込は別途振込手数料も発生
- 支払い忘れると延滞リスクがある
後払いのデメリット:手数料とポイント還元率に注意
後払い決済の最大のデメリットは、1注文ごとに250円の手数料が必ずかかることです。送料無料の商品を選んでも手数料は加算されるため、小額の購入では割合が高くなります。
また、ポイント還元率の差も見逃せません。後払い決済での楽天市場購入は100円につき1ポイントですが、楽天カード払いなら楽天市場で3%以上の還元率が得られます。楽天市場をよく利用するなら、楽天カードを持っておくほうがトータルでお得になるケースが多いでしょう。
後払いが向く場面・楽天カードが向く場面
- ポイントをできるだけ貯めたい
- 楽天セール中の大口購入
- 高額商品(5万円超)の購入
- 定期的に楽天市場を使っている
- 手数料を節約したい
楽天セールで商品を注文する際、後払いを活用すれば商品が届いてから状態を確認して支払うことができます。プライシーアプリで楽天商品の価格推移を事前にチェックし、セール価格が本当にお得かどうかを確認してから購入するのがおすすめです。
よくあるトラブルと対処法
電子バーコードメールが届かない場合
請求案内メールが届かないときは、まず以下の点を確認してください。
- 迷惑メールフォルダを確認する
- 受信設定で no-reply.netprotections@shop.rakuten.co.jp の受信を許可する
- 楽天市場の購入履歴から過去25日分のメールを確認する
- 登録メールアドレスが正しいか楽天会員情報で確認する
それでも届かない場合は、株式会社ネットプロテクションズのお問い合わせフォームから再送を依頼してください。問い合わせ時は注文者氏名・電話番号・ショップ名・注文金額などを記載するとスムーズです。
支払い期限を過ぎてしまった場合
支払い期限(メール受取後14日以内)を過ぎると、一時的にNP後払いが利用できなくなる可能性があります。また、一定期間経過後は延滞事務手数料が加算される場合があります(金額はネットプロテクションズへ要確認)。
万一期限を超過してしまった場合は、速やかにネットプロテクションズへ連絡し、支払いを完了させてください。支払いが確認されれば、後払いを再度利用できるようになります。
キャンセル・返金の流れ
注文後にキャンセルしたい場合は、まず購入したショップに連絡します。請求書発行(メール送信)前のキャンセルは手数料無料ですが、発行後は手数料250円が発生する場合があります。キャンセル後は届いた電子バーコードを使って支払わないようにしてください。
返品・返金の際は購入ショップに案内を求め、指定の方法で商品を返送します。未払い分は請求が停止され、支払い済みの場合は指定口座への返金(通常1週間〜10日程度)となります。
まとめ
楽天市場 後払い決済のポイント
- ✓ 後払い決済はクレジットカード不要。商品到着後にコンビニ・銀行で支払える
- ✓ 手数料250円/注文が必ず発生。利用上限は53,999円(税込)
- ✓ 楽天会員のみ利用可。審査は比較的ゆるやかだが、未払い履歴や住所不備で落ちることも
- ✓ 支払い期限は電子バーコードメール受取後14日以内。期限超過は延滞リスクあり
- ✓ 楽天セール利用や商品確認後に払いたい場面に向く。ポイントはカード払いが有利
後払い決済はとても便利な一方で、手数料や支払い期限の管理が重要です。楽天市場での賢い買い物には、価格の変動をチェックするプライシーアプリもあわせてご活用ください。
よくある質問
いいえ、楽天市場の後払い決済は楽天会員のみが利用できます。楽天会員に登録していないお客様はご利用いただけません。
いいえ、注文ごとに個別の口座番号・バーコードが発行されるため、複数注文のまとめ払いはできません。各注文を個別に支払ってください。
はい、後払い決済でも通常の購入と同様に100円(税別)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。ただし、楽天カード払いと比べると還元率が低い(楽天市場では楽天カードなら3%以上)ため、ポイントをより多く貯めたい方はカード払いがおすすめです。
審査落ち後7日以内であれば、楽天市場マイページから支払い方法を変更できます。クレジットカードやコンビニ前払いに切り替えて注文を継続してください。7日を過ぎると自動キャンセルとなります。
まず迷惑メールフォルダを確認し、送信元 no-reply.netprotections@shop.rakuten.co.jp を受信許可リストに追加してください。楽天市場の購入履歴から過去25日分のメールも確認できます。それでも届かない場合はネットプロテクションズのお問い合わせフォームから再送依頼をしてください。
ショップ側の責任によるキャンセル(商品不良・誤配送・在庫切れなど)の場合、手数料250円が返還される場合があります。購入者都合でのキャンセルでは手数料が返還されないケースが多いため、ショップへ確認してください。
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