テレビのリモコンが突然壊れたり、なくしてしまったりしたとき、「どのリモコンに買い替えればいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。純正品を買うべきか、安い汎用品でも大丈夫なのか——プライシー編集部が、買い替え前に確認すべきこと・選び方・設定方法まで、わかりやすく解説します。

結論
テレビリモコンの買い替えは「汎用品」で十分なケースがほとんど

汎用テレビリモコン(マルチリモコン)は1,000円台〜と純正品より安く、かんたんな設定だけで多くのメーカーのテレビに対応できます。まずは電池交換や赤外線テストで本当に故障しているか確認してから、汎用品か純正品かを選びましょう。

テレビのリモコンが使えないとき、まず確認すること

「リモコンが壊れた!」と思っても、実は電池切れや接触不良が原因のケースが少なくありません。買い替える前に、次の2つを確認しておきましょう。

電池・向きを確認する

リモコンが反応しないときに最も多い原因が電池切れ・電池の向きの間違いです。まず電池を新品に交換し、+と-の向きが正しいかどうかもあわせて確認してみましょう。電池の接点(金属部分)が汚れている場合は、乾いた布で拭いてから入れ直すと改善することもあります。

スマホカメラで赤外線を確認する

電池を交換しても反応しない場合は、リモコンが本当に信号を出しているかをスマホカメラで確認できます。

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スマホのカメラアプリを起動する

通常のカメラモードでOKです。フロントカメラ(自撮りカメラ)の方が赤外線を見やすい機種もあります。

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リモコンの先端(発光部)をカメラに向ける

カメラのレンズからリモコンの先端が映るよう、約10〜20cm程度の距離で向けます。

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リモコンのボタンを押しながら画面を確認する

正常に動作しているリモコンなら、スマホの画面上でリモコンの先端が白く光って見えます。まったく光らない場合は、リモコン本体の故障が考えられます。

⚠️ 注意:一部のスマホカメラ(特にメインカメラ)は赤外線フィルターが強く、光が見えにくい場合があります。フロントカメラに切り替えて試してみましょう。

テレビの受光部に障害物がないか確認する

意外と見落としがちなのが、テレビ側の受光部(リモコン信号を受け取る部分)への障害物です。テレビの前面下部にある受光部をモノが塞いでいると、リモコンが正常に動作していても反応しないことがあります。テレビ前面に花瓶・本・収納ボックスなどが置かれていないか確認してみましょう。

💡 リモコンは修理できる? 純正リモコンはメーカーの修理サービスに出すことも可能ですが、多くの場合は修理費用が新品購入と同程度かそれ以上になります。古いモデルの場合は部品が入手できず修理不可のケースもあるため、買い替えの方がコストパフォーマンスが良いことがほとんどです。

これらを確認してもリモコンが動かない場合は、いよいよ買い替えの検討です。次のセクションで、純正品か汎用品かを選ぶための判断基準を解説します。

テレビリモコンの買い替え:純正品と汎用品、どちらを選ぶ?

買い替えるリモコンには大きく「純正品(メーカー互換品)」と「汎用品(マルチリモコン)」の2種類があります。どちらを選ぶかで、価格・機能・設定の手間が変わります。

純正品がおすすめな人
  • すべての機能をそのまま使いたい
  • 録画機器との連携ボタンをよく使う
  • 番組表・データ放送ボタンが必要
  • 設定の手間を一切省きたい
  • 同じメーカーに長く乗り換えない予定
汎用品がおすすめな人
  • 基本操作(電源・音量・チャンネル)ができればOK
  • なるべく費用を抑えたい
  • 急いで買い替えたい(量販店・Amazon即日)
  • 別のメーカーのテレビに買い替える可能性がある
  • 複数台のテレビをまとめて操作したい

純正リモコン(メーカー互換品)を選ぶ場合

純正品は設定不要でテレビにさした瞬間から全機能を使えるのが最大のメリット。ボタンの配置も元のリモコンとほぼ同じなので、操作に違和感がありません。ただし価格は汎用品より高くなる傾向があります。テレビ本体の寿命もあわせて考えている方は、下記の関連記事もご参考ください。

純正リモコンはメーカーの公式サポートページや家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ等)のサービスカウンターで取り寄せが可能です。型番が古い場合は在庫切れの場合もあるため、まずはメーカーのサポートページで確認しましょう。

汎用リモコン(マルチリモコン)を選ぶ場合

汎用リモコンの最大のメリットは価格の安さと手に入れやすさです。1,000円台から購入でき、Amazon・楽天・家電量販店で即日入手できます。多くのメーカーのテレビに対応しているため、テレビを買い替えた後も使い続けられる点も魅力です。

💡 汎用リモコンでも、エルパやエレコムのメーカー専用型(後述)であれば設定不要で使えます。「汎用品 = 設定が面倒」とは限りません。

汎用テレビリモコンの選び方

汎用リモコンを選ぶ際は、次の3点を確認するとスムーズに選べます。

① 対応メーカー・テレビの製造年代で選ぶ

汎用リモコンには「全メーカー対応型(マルチタイプ)」と「メーカー専用型」の2種類があります。それぞれ確認すべきポイントが異なります。

タイプ 対応メーカー 設定の手間 こんな人に
全メーカー対応型 パナソニック・シャープ・東芝・ソニー・日立など複数 メーカーコード入力(簡単・数分) 将来テレビを買い替えるかもしれない人
メーカー専用型 1メーカーのみ(例: パナソニック専用) 設定不要でそのまま使える 同じメーカーのテレビを長く使う人

また、テレビの製造年代(発売年)の確認も重要です。製造年が古いテレビ(10年以上前のモデル)は赤外線信号の仕様が異なり、現行の汎用リモコンが非対応の場合があります。購入前に商品ページの「対応年代」欄をあわせてチェックしましょう。

② 必要な機能・ボタンで選ぶ

汎用リモコンに搭載されているボタンは機種によって異なります。よく使う操作が含まれているか確認しておきましょう。

  • 基本操作: 電源・音量・チャンネル・入力切替 → ほぼ全機種対応
  • 番組表・データ放送: 機種によっては非搭載。使う方は要確認
  • 動画配信サービスのショートカット: Netflix・YouTube・Amazon Prime等のボタンは新しい機種に搭載(例: エレコム ERC-TV02LBK-MU)
  • 録画機器(レコーダー)連携: 対応機種は限られるので確認を

③ 操作距離・使いやすさで選ぶ

汎用リモコンの動作距離は機種によって異なります。一般的な居間なら7m以上を目安に、大きめの部屋であれば10m以上に対応した製品を選ぶと安心です。また、シニアの方が使う場合は大きめのボタン・見やすいレイアウトを重視した機種(後述のエルパ IRC-202T など)がおすすめです。

汎用テレビリモコンの設定方法

全メーカー対応型の汎用リモコンを購入したら、次の手順で設定します。設定はどちらの方法も数分で完了しますので、ご安心ください。

方法①:メーカーコードを入力する(確実)

最も一般的な設定方法です。付属の取扱説明書にメーカーコード表が掲載されています。

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説明書のメーカーコード表でコードを確認する

自分のテレビのメーカー(例: パナソニック)に対応するコード番号(3〜4桁)を探します。同じメーカーでも複数のコードが記載されている場合があります。

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設定ボタンを押しながらコードを入力する

リモコンの「設定」または「電源」ボタンを押しながら、確認したコードの数字を入力します(機種によって操作が異なるため、付属説明書の手順に従ってください)。

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電源ボタンを押して動作を確認する

テレビに向けて電源ボタンを押し、テレビが反応すれば設定完了です。反応しない場合は、コード表に記載されている次のコード番号で再試行します。

方法②:自動検索で設定する(簡単)

一部の汎用リモコンには、コードを手入力しなくても自動でテレビを検索してくれる機能が搭載されています。

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設定ボタンを3秒ほど長押しする

インジケーター(LED)が点滅し始めたら、長押しをやめます(オートサーチモードの開始)。

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チャンネルボタンを1回ずつ押しながら検索する

リモコンをテレビに向けて、チャンネル「+」を1回押すたびに信号を送信します。テレビが反応(電源ON/OFFや音量変化など)したら止めます。

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決定ボタンを押して設定を保存する

反応を確認したら「決定」ボタンを押して設定を確定します。これで設定完了です。

⚠️ 設定後にリモコンを替えても、多くのリモコンは電池交換後に再設定が不要な「メーカーコードメモリー機能」を備えています。ただし一部機種では電池を抜くとリセットされることがあるので、説明書でご確認ください。

テレビリモコンに関するよくある質問

テレビリモコンはどこで買えますか?

Amazon・楽天などのネット通販、ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ヤマダ電機・エディオンなどの家電量販店で購入できます。汎用品であれば100円ショップやホームセンターで見かけることもあります。急いでいる場合は家電量販店の店頭在庫が確実です。

純正リモコンと汎用リモコンの価格差はどのくらいですか?

汎用リモコンは1,000円台〜3,000円台が中心です。一方、メーカー純正品は純正互換品を含めて3,000円〜5,000円台になることが多く、汎用品より高価な傾向があります。基本操作だけで十分な場合は汎用品を選ぶとコストを抑えられますよ。

古いテレビ(10年以上前)でも汎用リモコンは使えますか?

対応している場合とそうでない場合があります。赤外線信号の仕様はメーカー・機種・製造年代によって異なるため、購入前に商品ページの「対応年代」や「対応機種リスト」を確認することをおすすめします。古いテレビ向けの互換リモコンを専門に扱うメーカーもありますので、型番で検索すると見つかることがあります。

テレビのメーカーが分からない場合はどうすればいいですか?

テレビ本体の背面や側面に貼られているシールに「型番(モデル番号)」が記載されています。型番が分かれば、メーカーの公式サイトやGoogleで検索してメーカーを特定できます。型番が見当たらない場合は、画面やリモコンのデザインで判断するか、付近に購入時の領収書や保証書が残っていないか探してみましょう。

スマホをテレビリモコンの代わりに使えますか?

テレビメーカーが提供している専用アプリ(例: Panasonic「TV Remote 3」、Sony「Video & TV SideView」など)を使えば、Wi-Fi接続でスマホをリモコン代わりに使えます。ただし、テレビとスマホが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があり、またアプリ対応のテレビ機種に限られます。緊急時の代替手段として覚えておくと便利ですよ。

まとめ:テレビリモコン買い替えのポイント

この記事のポイント

  • まずは電池交換・スマホカメラで赤外線テストをして、本当に故障しているか確認する
  • 全機能・設定不要を優先するなら純正品(メーカー互換品)、コストを抑えたいなら汎用品がおすすめ
  • 汎用品を選ぶ際は、対応メーカー・製造年代・必要なボタン・動作距離を確認する
  • 全メーカー対応型はメーカーコード入力(数分)で設定完了。設定が面倒ならメーカー専用型を選ぶと不要
  • プライシーの価格推移チャートで価格が下がっているタイミングに購入するとさらにお得

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※本記事の情報は2026年4月3日時点のものです。商品の在庫・価格・仕様は変更される場合があります。