使わなくなったタブレットをどうやって処分すればいいのか、迷っていませんか?「捨てていいの?」「個人情報は大丈夫?」「無料で処分できる?」——そんな疑問をまとめて解決します。捨てる前のデータ消去の手順から、無料で処分する方法、売ってお金に換える方法まで、この1記事で完全解説します。
処分前に必ずデータを初期化してから、以下の方法から状況に合わせて選びましょう。
タブレットを処分する前に必ずやること
タブレットには写真・連絡先・メール・クレジットカード情報・各種アプリのログイン情報など、大量の個人情報が入っています。処分前の準備を怠ると情報漏洩につながるため、必ず以下の順番で行ってください。
① データをバックアップする
初期化するとタブレット内のデータはすべて消えます。残したいデータはあらかじめバックアップしておきましょう。
- iCloud(設定→Apple ID→iCloud→iCloudバックアップ)
- Mac/PC のFinderやiTunes経由
- Googleドライブ(設定→システム→バックアップ)
- メーカー専用バックアップアプリ
② タブレットを初期化してデータを消去する
バックアップが完了したら、タブレットを初期化(工場出荷時の状態にリセット)してデータを消去します。OSによって手順が異なるので、お使いの端末に合わせて行ってください。
⚠ 初期化だけでは100%安全ではありません
スマートフォン・タブレットの初期化後でも、専門の復元ツールを使えばある程度のデータが復元できる可能性があると指摘されています。買取・フリマに出す場合は特に注意し、アカウントのログアウトまで徹底しましょう。
ホーム画面の「設定」(歯車アイコン)をタップします。
一覧から「一般」をタップし、最下部の「転送またはiPadをリセット」をタップします。
パスコードを求められたら入力します。「iPadを消去しますか?」の確認画面で「消去」を選ぶと初期化が始まります。
機種によっては「一般管理」や「バックアップとリセット」という名前の場合もあります。
機種やOSバージョンによって名称が異なります。「すべてのデータを消去」や「ファクトリーリセット」と表示される場合もあります。
PINやパスワードを求められたら入力し、確認後に初期化が完了します。
③ アカウントのログアウト・連携解除(重要)
初期化前に必ずアカウントからサインアウトしておきましょう。特に以下は忘れると大変なことになります。
iPadの場合:アクティベーションロック対策
「iPadを探す」をOFFにしてから初期化してください。ONのまま初期化すると「アクティベーションロック」が作動し、次の人がiPadを使用できなくなります。
手順:設定 → Apple ID(最上部の名前)→「探す」→「iPadを探す」→ OFF にする → 初期化
Androidの場合:FRP(ファクトリーリセットプロテクション)対策
Androidには盗難対策として「FRP」機能があり、Googleアカウントが残ったまま初期化すると、再起動後にアカウントの再認証を求められます。初期化前に設定→アカウント→Googleアカウントを削除しておくことで回避できます。
④ SIMカード・SDカードを抜く
セルラーモデルのタブレットはSIMカードが入っている場合があります。また、SDカードで容量を拡張している場合も忘れずに抜いておきましょう。SIMカードは個人情報が含まれており、そのまま処分すると電話番号・契約情報が漏れる可能性があります。
⑤ 端末の残債(分割払いの残り)を確認する
キャリアで分割払いを利用してタブレットを購入した場合、残債が残っていても処分自体は可能ですが、注意点があります。
⚠ 残債がある端末を売却・下取りに出す場合
キャリアの下取りプログラムやキャリアへの返却の場合、残債との相殺が行われるケースがあります。一方、フリマアプリや第三者への売却では残債は別途支払いが必要で、売却金額と別に分割払いを続けることになります。残債の確認はキャリアのマイページや問い合わせ窓口でできます。
処分方法の選び方【状況別チャート】
タブレットの状態や目的によって最適な処分方法は変わります。以下のチャートを参考に選んでみてください。
| 状況・目的 | おすすめの方法 | 費用 | 手間 |
|---|---|---|---|
| 急いで処分したい・手間をかけたくない | 小型家電回収ボックス | 無料 | 最小 |
| なるべくお金にしたい(動作品) | 買取業者 / フリマアプリ | 無料〜手数料 | 中〜大 |
| PCリサイクルマークがある | メーカー回収 | 無料 | 小(郵送) |
| キャリアで購入したタブレット | キャリアショップ回収 / 下取り | 無料〜割引 | 小 |
| 壊れている・画面割れ | 買取業者 or 回収ボックス | 無料 | 小〜中 |
| データ漏洩が特に不安 | メーカー回収 or 専門の廃棄サービス | 無料〜有料 | 小 |
無料でタブレットを処分する方法
処分にお金がかかると思っている方も多いですが、タブレットは無料で処分できる手段が複数あります。環境負荷を減らすためにも、まずは無料の方法から検討しましょう。
① 小型家電回収ボックス(自治体・公共施設)
小型家電リサイクル法(2013年施行)により、市区町村・公共施設・大型スーパーなどに「小型家電回収ボックス」が設置されています。スマートフォンやタブレットはこの対象品のため、ボックスに投函するだけで無料処分できます。
📦 回収ボックスに投函できるサイズ目安
ほとんどのボックスの投入口は30cm×15cm または25cm×15cmほど。大型のタブレット(例:12.9インチiPad)は投入口に入らない場合があります。事前に設置場所の情報をチェックしましょう。
設置場所は各自治体のウェブサイトで「小型家電 回収ボックス」と検索すると確認できます。
SIMカード・SDカードを抜いておきます。
自治体のウェブサイトや「小型家電回収 [市区町村名]」で検索して設置場所を調べます。
申込不要・持参するだけで完了です。
② メーカー回収(PCリサイクルマークの確認)
タブレット本体やパッケージに「PCリサイクルマーク(PC Recycleロゴ)」が貼ってある場合、メーカーが無料で回収してくれます。パソコンメーカー(NEC、富士通、Panasonic、Dynabook等)が販売しているタブレットに付いていることが多いです。
本体裏やパッケージに「PCリサイクル」ロゴがあるか確認します。
各メーカーの「PCリサイクル申込フォーム」からオンライン申込します。
送料はメーカー負担(無料)です。受け取り後、リサイクル業者が適切に処理します。
⚠ iPhone/iPad はPCリサイクルマーク対象外
Apple製品(iPhone・iPad)にはPCリサイクルマークはありません。Apple Storeや正規サービスプロバイダへの持込、またはApple Trade In(下取りプログラム)を利用してください。
③ キャリアショップの無料回収
docomo・au・SoftBank・楽天モバイルなどのキャリアショップでは、使用済みのスマートフォンやタブレットを無料で回収しています。購入したキャリアでなくても、他社製品でも回収を受け付けているケースが多いです。ただし受付条件や手続きはキャリアにより異なるため、各キャリアの公式サイトで最新情報を確認してから持ち込みましょう。
④ 家電量販店の小型家電引き取りサービス
ヤマダ電機・ビックカメラ・エディオン等の大手家電量販店でも、小型家電リサイクル法に基づく回収を実施しています。店頭の回収ボックスに投函する形式が一般的で、申込なしで利用できる場合が多いです。こちらも店舗によって対応が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
タブレットを売って処分する方法
まだ動作するタブレットであれば、廃棄するよりも売って処分する方がお得です。買取相場はメーカーや機種、状態によって大きく異なります。
① 買取業者(宅配・出張)
宅配買取業者に送ると査定・入金まで完結します。店頭持ち込みや出張買取に対応しているサービスもあります。
💡 買取相場の目安(2026年4月時点)
iPad Pro:機種・容量・状態により数千円〜20万円前後の幅があります
画面割れiPad:軽微な割れでも5,000〜15,000円程度で買い取られるケースがあります
Androidタブレット(中位機種):数千円〜45,000円前後
※相場は機種・状態・時期によって大きく変動します。複数の業者に見積もりを取るのがおすすめです。
② フリマアプリ(メルカリ等)
フリマアプリは手数料を差し引いても買取業者より高値がつくことが多いです。特に人気機種(iPad・人気Androidタブレット)は需要が高く、美品なら高額で売れる可能性があります。ただし、出品・梱包・発送の手間がかかるため、時間的余裕がある方向きの方法です。
⚠ フリマ出品時の注意点
初期化が完了しているか必ず確認してください。アクティベーションロックやFRPが残っていると、購入者が使えずトラブルになります。シリアル番号・IMEI等の個人情報が映り込んだ写真は絶対に掲載しないようにしましょう。
③ キャリアの下取りサービス
新しいタブレットへの買い替えを検討しているなら、キャリアの下取りプログラムも選択肢のひとつです。下取り額をそのまま新端末の購入費用に充てられるため、手間が少なく済みます。
④ 壊れた・画面割れタブレットでも売れる?
画面が割れていても、電源が入り動作する状態であれば買取業者やフリマアプリで売れることがあります。電源が入らない場合は買取が難しくなりますが、廃棄部品として買い取るケースも。まずは業者に査定を依頼してみましょう。
⚠ 不法な不用品回収業者にご注意ください
「無料で回収します」と勧誘する訪問業者や、適切な許可を持たない業者に依頼すると、タブレットを不法投棄されるリスクや、後から高額な処分費用を請求されるトラブルが報告されています。不用品回収業者を利用する場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可証を持つ業者か、国や自治体が認定するリサイクル業者を利用しましょう。
タブレットは何ゴミ?捨てる際の注意点
「タブレットを普通のゴミとして出したい」という方のために、正しい分類とリスクをご説明します。
PCリサイクルマークがある場合
PCリサイクルマーク付きのタブレットは、資源有効利用促進法の対象となります。自治体のゴミとして排出することは基本的に禁止されており、メーカー回収が原則です。
PCリサイクルマークがない場合(不燃ゴミ/粗大ゴミ)
マークのないタブレット(スマートフォンの延長として販売されたキャリア端末等)は、自治体のルールに従って処分できます。多くの自治体では「不燃ゴミ」または「小型家電回収ボックス」が対応方法となっていますが、自治体によって分類が異なるため、お住まいの自治体のホームページか問い合わせ窓口で必ず確認してください。
バッテリー(リチウムイオン電池)の取り扱い
タブレットに搭載されているリチウムイオン電池は、衝撃・圧力・水濡れで発火・爆発するリスクがあります。全国で収集車の火災事故が多発しており、各自治体や消防庁が注意を呼びかけています。
⚠ バッテリーの処分に関する重要な注意
多くの自治体では、リチウムイオン電池を含む製品をそのまま不燃ゴミ・燃えないゴミに出すことを禁止しています。自治体のゴミ収集に出す場合は、バッテリーを取り外してから処分するよう求めている地域もあります(ただし個人でのバッテリー取り外しは危険なため非推奨)。
処分に迷った場合は小型家電回収ボックス・メーカー回収・キャリアショップ回収の利用を強くおすすめします。これらはバッテリーを適切に処理する体制が整っています。
よくある質問
はい、無料で処分できる方法が複数あります。①自治体・公共施設の小型家電回収ボックスへの投函、②PCリサイクルマーク付きの場合はメーカー回収、③キャリアショップ(docomo/au/SoftBank/楽天)の無料回収、④ヤマダ電機・ビックカメラ等の大手家電量販店の引き取りサービスを利用できます。いずれも処分前に必ずデータ消去・初期化を済ませてください。
はい、壊れたタブレットも処分できます。廃棄する場合は小型家電回収ボックスやメーカー回収を利用できます。画面割れや軽微な故障であれば買取業者で5,000〜15,000円程度で買い取られることもあります。電源が入らない場合も廃棄は可能ですが、買取は難しくなります。まずは業者に無料査定を依頼してみるのがおすすめです。
写真・連絡先・メール・クレジットカード情報・各種サービスのログイン情報など大量の個人情報が第三者に渡るリスクがあります。特にクラウドサービスにログインしたままの状態では、アカウントへの不正アクセスにつながる危険があります。処分前は必ず「バックアップ→初期化→アカウントのログアウト」の順で行ってください。
まず「iPadを探す」をOFFにしてアクティベーションロックを解除してから、「設定→一般→転送またはiPadをリセット→すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化します。その後、キャリアショップや小型家電回収ボックスへの廃棄、フリマアプリや買取業者への売却が主な処分方法です。Apple Storeへの持込やApple Trade In(下取り)も利用できます。
PCリサイクルマーク(PC Recycleロゴ)が貼ってあるタブレットは、不燃ゴミ等での排出が原則禁止でメーカー回収が必要です。マークがない場合は自治体のルールに従い、多くの地域で「不燃ゴミ」または「小型家電回収ボックス」への投函が対応方法となっています。ただしリチウムイオン電池の発火リスクがあるため、まず自治体のウェブサイトか問い合わせで確認するか、小型家電回収ボックスの利用をおすすめします。
まとめ:タブレットの処分、4ステップで完了
- ✓データのバックアップを取る
- ✓初期化・データ消去を実行する(iPadは「iPadを探す」をOFFにしてから)
- ✓アカウントをログアウト・連携解除する(アクティベーションロック・FRP対策)
- ✓SIMカード・SDカードを抜く
- ✓状況に合わせて処分方法を選ぶ(廃棄 or 売却)
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