アイコス(IQOS)のテリア・センティアが2026年4月1日から値上げされます。この記事では、全銘柄の新価格一覧、値上げの理由、10月に予定されている2回目の値上げ、そして値上げ前にやるべき対策をまとめています。
2026年2月17日に財務省が認可し、4月1日からアイコス用たばこスティック全50銘柄が値上げされます。
テリア(27銘柄):580円 → 620円(+40円)
センティア(19銘柄):530円 → 570円(+40円)
MIIX(4銘柄):510円 → 560円(+50円)
現在の値段や銘柄ごとの特徴を知りたい方はアイコスの値段一覧をご覧ください。
全銘柄の新価格一覧|テリア・センティアはいくらになる?
フィリップ・モリス・ジャパンが2026年1月20日に財務省に認可申請した内容に基づき、全銘柄の新価格をまとめました。
テリア全銘柄の値上げ後価格
テリアはアイコスイルマシリーズ対応のフラッグシップブランドです。全27銘柄が一律40円の値上げとなります。
| ブランド | 銘柄数 | 現行価格 | 新価格(4月〜) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| テリア | 27銘柄 | 580円 | 620円 | +40円 |
レギュラー系(リッチレギュラー、スムースレギュラー等)からメンソール系(ブラックメンソール、ミント等)、フレーバー系(パープルメンソール、イエローメンソール等)まで、全銘柄が同額の値上げです。
センティア全銘柄の値上げ後価格
センティアはテリアより50円安いスタンダードブランドです。こちらも全19銘柄が一律40円の値上げとなります。
| ブランド | 銘柄数 | 現行価格 | 新価格(4月〜) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| センティア | 19銘柄 | 530円 | 570円 | +40円 |
値上げ後もテリアとの価格差は50円のままです。センティアの方が安いという関係は変わりません。
その他の銘柄(MIIX・マールボロ)
| ブランド | 対応機種 | 銘柄数 | 現行価格 | 新価格 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| MIIX | lil HYBRID | 4銘柄 | 510円 | 560円 | +50円 |
| マールボロ | 紙巻き | 16銘柄 | 600円 | 620円 | +20円 |
注目ポイント
加熱式たばこ(テリア・センティア)は40円の値上げに対し、紙巻きたばこ(マールボロ)は20円の値上げ。加熱式の方が値上げ幅が大きいのは、今回の増税が「加熱式たばこの税率を紙巻きに近づける」ことを目的としているためです。
なぜアイコスは値上げされる?加熱式たばこ増税の背景
2024年末の税制改正で決まった増税
今回の値上げの直接の原因は、2024年末の政府・与党の税制改正です。防衛力強化の財源を確保するため、たばこ税の引き上げが決まりました。
増税額は1本あたり2〜5円で、20本入りの1箱あたりでは40〜100円の影響があります。消費者への影響を考慮し、2段階に分けて実施されます。
紙巻きたばことの税率格差の是正
加熱式たばこは紙巻きたばこに比べて税率が低く設定されていました。これまでは「重量」で課税額を計算していたため、軽い加熱式スティックは税負担が軽くなる構造でした。
2026年4月からは、加熱式たばこも紙巻きたばこと同じ「本数ベース」の課税方式に移行します。これにより、加熱式たばこの税額が大幅に引き上げられます。
10月にも2回目の値上げ?2段階増税の見通し
ここが見落としがちなポイントです。4月の値上げで終わりではありません。
4月と10月の2段階スケジュール
加熱式たばこの新しい課税方式は、2段階に分けて適用されます。
4月は新課税方式の5割が適用され、10月には10割が適用されます。つまり、10月の方が値上げ幅が大きくなる可能性があります。
10月の値上げ幅はどのくらい?
10月の具体的な値上げ額は、メーカーの価格改定申請を待つ必要がありますが、4月と同等かそれ以上の値上げになると見込まれています。
2027年以降も値上げは続く
たばこ税は2027年4月、2028年4月、2029年4月にもそれぞれ1本あたり0.5円(1箱あたり10円)ずつ引き上げられる予定です。今後数年間にわたり、段階的に値上がりが続きます。
値上げで年間いくら負担増になる?
1日1箱の場合の月額・年額試算
4月の値上げだけでも、1日1箱吸う場合の負担増は以下のとおりです。
年間で約14,600円の負担増です。10月の2回目の値上げを合わせると、年間3万円近い負担増になる可能性もあります。
テリアとセンティアで負担額の差は?
値上げ幅はどちらも40円なので、値上げによる負担増に差はありません。ただし、値上げ後の年間支出総額は異なります。
| ブランド | 値上げ後1箱 | 月額(30日) | 年額(365日) |
|---|---|---|---|
| テリア | 620円 | 18,600円 | 226,300円 |
| センティア | 570円 | 17,100円 | 208,050円 |
| 差額 | 50円 | 1,500円 | 18,250円 |
テリアとセンティアの年間支出差は約18,000円。テリアからセンティアに乗り換えるだけで、値上げ分以上の節約効果があります。
値上げ前にやるべきこと
カートンでまとめ買い
3月中にカートン(10箱入り)でまとめ買いしておけば、4月以降も旧価格で吸えます。
| ブランド | カートン価格(現行) | カートン価格(4月〜) | 節約額 |
|---|---|---|---|
| テリア | 5,800円 | 6,200円 | 400円お得 |
| センティア | 5,300円 | 5,700円 | 400円お得 |
カートン1つあたり400円の節約です。保管場所に余裕があれば、数カートンまとめておくのも手です。
センティアへの銘柄変更を検討する
テリアユーザーで出費を抑えたい方は、センティアへの乗り換えを検討してみてください。値上げ後もセンティアの方が1箱50円安く、年間で約18,000円の差があります。
味わいは確かにテリアの方がコクがありますが、センティアも2026年に入ってから新フレーバーが追加されており、選択肢が広がっています。
よくある質問
2026年4月1日からです。テリア全27銘柄が580円→620円に、センティア全19銘柄が530円→570円に値上げされます。
はい。加熱式たばこの増税は2段階で実施され、4月に新課税方式の5割が適用、10月に10割が適用されます。10月にも追加の値上げが予定されています。
加熱式たばこの課税方式が「重量ベース」から「本数ベース」に変更されるためです。これまで紙巻きたばこより税率が低かった分を是正する措置で、結果として加熱式の値上げ幅が大きくなっています。
カートン(10箱)でのまとめ買いで1カートンあたり400円の節約になります。ただし10月にも2回目の値上げがあるため、まとめ買いの効果は一時的です。
値上げ幅はどちらも40円で同じですが、センティア(570円)の方がテリア(620円)より1箱50円安いままです。年間で約18,000円の差があるため、出費を抑えたい方はセンティアがお得です。
まとめ
アイコスの値上げポイント
- 2026年4月1日からテリア・センティアが1箱40円値上げ
- テリア620円、センティア570円、MIIX560円に
- 10月にも2回目の値上げあり(新課税方式の10割適用)
- 1日1箱で年間+14,600円の負担増(4月分のみ)
- 値上げ前のカートンまとめ買いで1カートン400円の節約
4月の値上げだけでなく、10月の2回目の値上げ、さらに2027〜2029年の段階的な増税も控えています。加熱式たばこの値上がりは今後も続く見通しです。
