「コヨーテ」は、自分のカードだけがおでこに掲げられて見えないという変わったルールが特徴の心理戦カードゲームです。この記事では、準備の仕方から数字の宣言方法、勝敗の判定ルール、特殊カードや仮面カードの効果まで、実際にプレイできるレベルまで手順を整理して解説します。初めて遊ぶ方はもちろん、ルールをうろ覚えのまま遊んでいた方も、この記事を読めば迷わず進行できるようになりますよ。
コヨーテとはどんなゲーム?
全員が1枚ずつカードをおでこに掲げて持ち、自分以外のカードは見えるのに自分の数字だけは分からない状態でゲームが進みます。場の合計値を予想して数字を宣言し合い、「これは盛りすぎだ」と思ったら「コヨーテ!」と宣言してブラフを見破るのが目的です。プレイ人数2〜10人・プレイ時間15〜30分と手軽で、ルール自体は数分で覚えられます。
コヨーテの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜10人(4人以上だと駆け引きが盛り上がりやすい) |
| プレイ時間 | 15〜30分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 定価 | 1,870円(税込) |
| 発売元 | ニューゲームズオーダー |
| 作者 | Spartaco Albertarelli |
| 日本語版発売 | 2015年 |
詳しいスペックはニューゲームズオーダー公式サイトの製品ページでも確認できます。定価は税込1,870円ですが、実際の販売価格はショップやタイミングによって変わるので、購入前には記事末の価格チャートもあわせてチェックしてみてください。
コヨーテの内容物・カードの種類
コヨーテのカードは全部で36枚のナンバーカードと、ライフ管理用のカード、追加ルール用の仮面カードで構成されています。数字だけでなく特殊な効果を持つカードが混ざっているため、まずはカードの種類を押さえておきましょう。
基本カード(数字カード)
| カード名 | 枚数 | 内容 |
|---|---|---|
| コヨーテカード | 26枚 | 1・2・3・4・5・10・15・20の数字。そのまま合計値に加算 |
| おばけカード | 3枚 | 数字は0。合計値には加算されない |
| 兵隊カード | 3枚 | −5・−10。合計値から差し引かれる |
特殊カード
基本カードとは別に、場をかき乱す特殊カードが4種類、各1枚ずつ含まれています。効果の詳細は後述の一覧表で解説します。
ライフカード・仮面カード
ライフカードは10枚あり、各プレイヤーが1枚受け取ります。表には「身代わり人形」が2体描かれており、負けるたびに人形を1体ずつ失っていき、3回負けると脱落です。仮面カードも10枚あり、後述する追加ルールで使用します。
コヨーテのカードは、裏面にすべてのカードの種類と枚数の内訳が印字されています。捨て札を見ながら「もう20は出た」「兵隊カードはまだ残っている」と数えられるので、慣れてきたらカウンティングにも挑戦してみると駆け引きの幅が広がりますよ。
コヨーテの遊び方・ルール【5ステップで解説】
ルールの骨格は「数字を宣言する→前の宣言を疑ったら『コヨーテ!』と言う→答え合わせをする」の繰り返しです。ここでは準備から次のラウンドに移るまでの流れを、実際の進行順に沿って解説します。
ゲームの準備
ナンバーカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ裏向きで配ります。配られたカードは中身を見ないまま、表面が自分以外の全員に見えるようにおでこの前に掲げます。あわせてライフカードを1枚ずつ受け取り、残りのカードは山札として中央に置いておきましょう。
スタートプレイヤーが数字を宣言する
最初のプレイヤーは、自分以外の全員のカードを見て「場の合計値は少なくともこれくらいだろう」という数字を宣言します。宣言できるのは1以上の正の整数のみで、0やマイナスの数字は宣言できません。公式のインストでは、コヨーテの鳴き真似が一番上手かった人が最初のプレイヤーになるという遊び方も紹介されています。
次のプレイヤーは「数字を上げる」か「コヨーテ!」を選ぶ
手番が回ってきたプレイヤーは、①直前の宣言より大きい数字を新しく宣言するか、②「もう合計値を超えている」と思ったら「コヨーテ!」と宣言するかのどちらかを選びます。数字を上げる場合は、必ず直前の宣言より大きい数字を言わなければなりません。誰かが「コヨーテ!」と言うまで、この手番が時計回りに続きます。
コヨーテ宣言後の勝敗判定
「コヨーテ!」の宣言が出たら、全員が一斉にカードを公開し、場の合計値を計算します。判定ルールはシンプルで、直前の宣言が合計値を超えていれば宣言した人の負け、超えていなければ「コヨーテ!」と言った人の負けです。数字がぴったり一致した場合も「超えていない」扱いになるので、「コヨーテ!」を宣言した側の負けになります。
ライフを失い、次のラウンドへ
負けたプレイヤーはライフカードの身代わり人形を1体失います。人形が2体とも無くなった状態でもう一度負けると脱落です。使用したカードは捨て札にして、山札から新しいカードを1枚ずつ配り、次のラウンドを始めます。最後まで脱落せずに残った1人が勝者です。
「コヨーテ!」を宣言して勝っても、自分が新たに何かを得られるわけではありません。あくまで「相手を脱落に近づける」だけの行動なので、確信が持てるまでは数字を上げて様子を見るプレイヤーも多いです。焦って早めに宣言しすぎると、逆に自分が痛い目を見ることもあるので気をつけましょう。
特殊カードの効果一覧表
コヨーテには、通常の数字カードとは違う挙動をする特殊カードが4種類あります。それぞれ1枚ずつしか入っていませんが、場に出ると計算が一気にややこしくなるので、効果を一覧で覚えておきましょう。
| カード名 | 枚数 | 効果 |
|---|---|---|
| 夜カード(0) | 1枚 | 数字としては0で合計に加えない。このラウンドで使った全カードを山札に戻し、シャッフルし直す |
| 酋長カード(×2) | 1枚 | 他の基本カードの合計値を、最後にまとめて2倍にする |
| キツネカード(MAX→0) | 1枚 | そのラウンドで最大の数字のコヨーテカード1枚を0にする |
| ほらあなカード(?) | 1枚 | 「コヨーテ!」宣言後の判定時に山札から1枚引き、その数字を合計に加える |
最大値のコヨーテカードが2枚以上並んだ場合、キツネカードの効果はどうなるのか気になったことはありませんか? ニューゲームズオーダー公式サイトのFAQでは、「0になるのはその内1枚のみ」と明確に裁定されています。上位カードが複数枚出た局面での判断に迷ったら、この公式ルールを思い出してください。
追加ルール:仮面カードで遊びに変化をつける
基本ルールに慣れてきたら、仮面カードを使った追加ルールにも挑戦してみましょう。各プレイヤーが仮面カードを1枚持ち、自分の手番中に1ラウンド1回だけ、6つの効果から1つを選んで発動できます。ゲーム内容が複雑になるので、まずは基本ルールに慣れてから取り入れるのがおすすめです。
| 効果名 | 内容 |
|---|---|
| SAME(セイム) | 自分の手番をパスする。連続して使用はできない |
| DOUBLE(ダブル) | 数字を宣言した後にライフ2つを賭ける。負けた場合はライフを2つ失う |
| REVERSE(リバース) | 数字を宣言する前に、手番の進行方向を逆回りに変更する |
| DRAW1(ドロー1) | 数字を宣言した後、他プレイヤー1人に山札から追加で1枚引かせる(1ラウンドにつき1人まで) |
| CHANGE(チェンジ) | 前のプレイヤーが宣言した数字を変更できる。その後「コヨーテ!」の宣言も可能 |
| SHOT(ショット) | 数字を宣言した後、次に手番を行うプレイヤーを任意に指名できる |
コヨーテで勝つための3つのコツ
捨て札でカウンティングする
カードの裏面には全カードの内訳が書かれているので、捨て札を見れば「残りの山札にどんな数字が眠っているか」をある程度予測できます。特殊カードが出切ったかどうかも、計算の精度を大きく左右するポイントです。
大人数のときはライフ調整をする
10人近い大人数でプレイすると、1ラウンドに時間がかかりやすくなります。8人以上で遊ぶときは、最初からライフを2つ(身代わり人形1体分)でスタートするなど、脱落までの回数を減らす工夫をするとテンポよく進みます。
「コヨーテ!」は勝っても得点にならないことを意識する
「コヨーテ!」を宣言して当てても、自分のライフが増えるわけではありません。確信が持てない場面では無理に宣言せず、まずは数字を上げて様子を見るのも立派な戦略です。
よくある質問
公式ルール上は2人からプレイできますが、他プレイヤーの反応を読み合う心理戦の面白さを味わうなら3人以上、できれば4人以上がおすすめです。人数が増えるほど場の合計値の予測が難しくなり、盛り上がりやすくなります。
宣言できるのは1以上の正の整数のみです。0やマイナスの数字を宣言することはできません。また、2人目以降は必ず直前の宣言より大きい数字を宣言する必要があります。
全員のカードを公開して場の合計値を計算し、直前の宣言がその合計値を超えていれば宣言した人の負け、超えていなければ「コヨーテ!」と言った人の負けになります。ぴったり同じ数字の場合は「超えていない」扱いです。
ニューゲームズオーダーの公式FAQによると、最大値のコヨーテカードが2枚以上ある場合でも、キツネカードの効果で0になるのはそのうち1枚のみです。複数枚まとめて0にはならないので注意しましょう。
まとめ・コヨーテの価格をチェックする
この記事のポイント
- ✓コヨーテは自分のカードだけが見えないインディアンポーカー系の心理戦ゲーム。プレイ人数2〜10人、プレイ時間15〜30分
- ✓宣言できる数字は1以上の整数のみ。直前の宣言より大きい数字を宣言するか、「コヨーテ!」で疑うかの2択
- ✓勝敗は「直前の宣言が合計値を超えたかどうか」で決まり、負けるとライフを1つ失う。3回負けで脱落
- ✓特殊カード4種・仮面カード6種の効果を覚えておくと、より深い駆け引きが楽しめる
コヨーテは定価1,870円(税込)とお手頃な価格のカードゲームですが、同じ商品でもショップやタイミングによって実際の販売価格は変わります。購入前には価格の推移をチェックしておくと、少しでもお得なタイミングで手に入れやすくなりますよ。以下の価格チャートから、直近の価格動向を確認してみてください。
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