dカードのリボ払い残高、「手数料がもったいないから今すぐ一括で返済したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。dカードのリボ払いは振込・ATM・電話の3つの方法で一括返済できます。この記事では、それぞれの具体的な手順と、返済時にかかる手数料の計算方法、返済のタイミングで気をつけたい注意点までまとめて解説します。
dカードのリボ払いを一括返済する3つの方法
dカードのリボ払い残高は、「振込」「ATM」「電話」のいずれかの方法で一括返済できます。それぞれ必要なものや受付時間、事前申込の要否が異なるので、自分の状況に合った方法を選びましょう。
| 方法 | 必要なもの | 事前申込 | 受付時間 | 反映まで |
|---|---|---|---|---|
| 振込 | 指定口座への振込 | 必要 | 金融機関の営業時間による | 最長2営業日 |
| ATM | dカード+暗証番号 | 不要 | 原則平日9:00〜18:00 | ほぼ即時 |
| 電話 | 本人確認情報 | ー | 10:00〜18:00(年中無休) | 案内された方法による |
事前の申込みが不要で、その場で手続きが完了しやすいのはATMです。次の章から、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
方法1:振込で一括返済する手順
「お振込みによる臨時のお支払い」という制度を使うと、dカードが指定する口座にリボ残高を振り込んで一括返済できます。ただし、事前の申込みをしないまま振り込んでしまうと受付されないので注意が必要です。
dカードの会員サイトから「お振込みによる臨時のお支払い」を申込む希望する振込予定日を入力して手続きを進めます。
案内された振込先口座と金額を確認する手数料込みの金額を教えてもらえるため、自分で計算する必要はありません。
指定した振込予定日までに口座へ振り込む振込手数料は自己負担になります。
受付完了まで待つ受付完了までに最長2営業日ほどかかります。
注意点
次回のお引き落とし金額は毎月26日頃に確定します。確定済みの分は振込での返済対象にできないため、早めに手続きしておくと安心です。
方法2:ATMで一括返済する手順
事前申込みが不要で、その場ですぐに返済できるのがATMでの一括返済です。提携金融機関やコンビニのATMで手続きできます。
提携金融機関・コンビニのATMでdカードを挿入する
暗証番号を入力する
「ご返済」等のメニューから返済金額を確認する返済日までの手数料が日割りで計算され、返済すべき金額が画面に表示されます。
全額を返済して手続き完了
ATM返済のメリット
ATMでのご返済に利用手数料はかかりません。振込のように事前申込みも不要なので、思い立ったらすぐに手続きできます。
注意点
ATMの取扱時間は原則平日9:00〜18:00です(ATMによって多少前後します)。また、次回引き落とし額の確定処理にあたる毎月20日頃〜26日頃は、一時的に「お支払い可能額がございません」と表示され返済できない場合があります。
方法3:電話で一括返済を申し込む手順
操作に不安がある場合や、返済可能な金額を確認しながら進めたい場合は、dカードセンターへの電話が確実です。
| カード種別 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| dカード(一般) | ドコモの携帯:*8010/一般電話:0120-300-360 | 10:00〜18:00(年中無休) |
| dカード GOLD | ドコモの携帯:*9010 | 10:00〜18:00(年中無休) |
dカードセンター(またはゴールドデスク)に電話する
音声ガイダンスに従いオペレーターにつなぐ
「リボ払い残高の一括返済を希望している」と伝える
案内された返済可能額・支払い方法で手続きする返済できる残高と方法をオペレーターが案内してくれます。
プライシー編集部で確認したところ、dカードセンター・ゴールドデスクの受付時間は2023年10月3日より「10:00〜20:00」から「10:00〜18:00」に短縮されています。ネット上には「20:00まで対応」と案内している記事も見られますが、それは変更前の情報なので気をつけてくださいね。
一括返済にかかる手数料の計算方法
dカードのリボ払いは実質年率15.0%の手数料がかかります。一括返済する場合も、完済日までの日数分の手数料が日割りで計算され、返済額に上乗せされます。
手数料の計算式
支払い残高 ×15.0%÷365日×経過日数
たとえば、残高10万円を30日後に一括返済する場合の手数料を試算すると、次のようになります。
| 試算条件 | 計算式 | 手数料の目安 |
|---|---|---|
| 残高10万円・30日後に完済 | 100,000円×15.0%÷365日×30日 | 約1,233円 |
正確な返済額は、日割り計算の起点日やお客さまのカード条件によって変わります。返済前にdカードの会員サイトにある「リボ払いお支払いシミュレーション」で試算するか、ATM・電話での手続き時に表示・案内される金額で確認するようにしましょう。
なお、似た支払い方法に「あとから分割」がありますが、こちらは実質年率12.00%〜14.75%(回数により変動)とリボ払いよりやや低めです。リボ払いと分割払いの仕組みの違いが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
一括返済するときに気をつけたいタイミング
一括返済の手続き自体は難しくありませんが、タイミングを間違えると「返済できない」「反映が遅い」と感じることがあります。あらかじめ知っておきたいポイントをまとめました。
毎月26日頃の確定日をまたぐと確定分は返済対象外に
次回のお引き落とし金額は毎月26日頃に確定します。確定済みの金額は振込・ATMでの臨時返済の対象にできないため、早めに手続きするのがおすすめです。
20日頃〜26日頃は一時的に返済できないことがある
請求額の確定処理にあたるこの期間は、ATMで「お支払い可能額がございません」と表示されることがあります。急いでいる場合は、この期間を避けるか、電話でオペレーターに相談してみましょう。
反映のタイミングは方法によって異なる
ATMや口座引落としでの返済は、確認され次第ほぼ即時に反映される傾向があります。一方、銀行振込での返済は反映まで数日かかる場合があります。返済後は、会員サイトの「リボ払いご設定内容照会」で残高が正しく減っているか確認しておくと安心です。
一括返済できない・エラーになるときの原因と対処法
「返済しようとしたのにできなかった」という場合、原因は主に次の3つです。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| 20日頃〜26日頃の確定処理期間にあたっている | この期間はATM・振込での臨時返済ができないことがあります。期間を避けるか、電話でオペレーターに相談しましょう |
| 振込の事前申込みをしていない | 振込は必ず事前申込みが必要です。会員サイトから申込みを済ませてから振り込みましょう |
| まとまった資金が用意できない | 無理に一括返済せず、毎月の支払額を5,000円・1万円以上1万円単位で見直したり、返済できる分だけ「一部返済」する方法も検討しましょう |
電話がなかなかつながらない場合は、平日の12〜14時や18時以降の混雑しやすい時間帯を避け、午前中や受付開始直後にかけ直すとつながりやすくなります。
一括返済のメリット・デメリット
メリット:手数料の負担を大きく減らせる
リボ払いは毎月の支払額が一定なので負担が軽く感じられますが、その分だけ完済までの期間が延び、支払う手数料の総額も膨らみやすくなります。
試算イメージ
残高10万円を毎月1万円ずつ返済していくと完済まで10〜11ヶ月ほどかかり、その間の手数料は合計で6,000〜7,000円程度になる計算です(残高が毎月ほぼ均等に減っていくと仮定したプライシー編集部の概算)。一方、早い段階で一括返済すれば、前章の試算のとおり手数料は1,200円台まで抑えられます。
一括返済にはもう一つメリットがあります。それは、カードの利用可能枠に空きができることです。急な出費があったときにも、クレジットカードが使えずに困る場面を減らせます。
デメリット:まとまった資金が必要になる
一括返済の最大のデメリットは、その場でまとまった資金を用意しなければならない点です。生活費や急な出費に備えるための貯金まで取り崩してしまうと、結局また新たにリボ払いを利用せざるを得なくなることもあります。無理のない範囲で返済計画を立てましょう。
そもそもリボ払い自体、実質年率15.0%という他の支払い方法より高めの手数料がかかる仕組みです。リボ払いのデメリットをもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
一括返済してもリボ払いの設定自体は解除されない
ここが見落とされがちなポイントです。残高を一括返済しても、「こえたらリボ」「あとからリボ」といったリボ払いの設定自体は自動的には解除されません。設定を残したままにしておくと、次に買い物をしたときにまたリボ払いになってしまう可能性があります。
今後リボ払いを使わないようにしたい場合は、残高の一括返済とは別に、支払い方法の変更・設定解除の手続きが必要です。手続きの詳しい流れは以下の記事で解説しています。
よくある質問
はい、振込・ATM・電話のいずれかの方法で一括返済できます。ただし、次回のお引き落とし金額が確定済み(毎月26日頃以降)の場合は、その分を除いた残高が対象になります。
ATMの利用手数料は無料です。振込の場合は振込手数料が自己負担になります。いずれの方法でも、返済日までの日数分のリボ払い手数料(実質年率15.0%を日割り計算)は加算されます。
振込・ATM・電話という3つの方法自体は一般のdカードと同じです。電話で相談したい場合は、一般のdカードセンターではなくdカード ゴールドデスク(*9010)に連絡しましょう。
毎月20日頃〜26日頃は次回請求額の確定処理期間にあたり、ATMで「お支払い可能額がございません」と表示されることがあります。この期間を避けるか、電話でdカードセンターに相談してみてください。
いいえ、残高を完済してもリボ払いの設定(こえたらリボ・あとからリボ等)は自動的には解除されません。設定自体を解除したい場合は別途手続きが必要です。将来的にdカードの解約も考えている場合は、先にリボ設定の解除と残高の完済を済ませておくとスムーズです。
まとめ
- ✓dカードのリボ払いは振込・ATM・電話の3つの方法で一括返済できる
- ✓最も手軽なのはATM(手数料無料・事前申込不要・平日9:00〜18:00)
- ✓手数料は実質年率15.0%を日割り計算。早く返済するほど負担は小さくなる
- ✓毎月26日頃の確定日と20日頃〜26日頃の確定処理期間には要注意
- ✓一括返済してもリボ払いの設定自体は解除されない点を忘れずに
