ドラッグストアのバイトは高校生でもできる?年齢条件・仕事内容・時給を解説

「ドラッグストアでバイトしてみたいけど、高校生でも雇ってもらえるのかな」「深夜シフトはNGって聞いたけど本当?」——初めてのバイト探しでは、応募していいのか不安になる人も多いはずです。この記事では、高校生がドラッグストアでバイトする際の年齢条件や法律上のルール、実際の仕事内容、時給相場、応募前の準備までをまとめて解説します。

結論
高校生でもドラッグストアバイトは可能。ただし3つの条件がある
中学卒業後の4月1日を過ぎていれば、法律上はアルバイトができます。ドラッグストアも高校生歓迎の求人が多い業種ですが、実際に働くには次の3点を満たす必要があります。
  • 年齢:15歳になって最初の3月31日を過ぎていること(=中学卒業後の4月1日以降)
  • 時間帯:18歳未満は22時〜翌5時の深夜シフトに入れない
  • 許可:保護者の同意と、通っている高校の校則でバイトが認められていること

高校生がバイトを始められる年齢と法律のルール

アルバイトができる年齢は、労働基準法によって明確に定められています。「高校生だから」ではなく「何歳か」で判断される点を押さえておきましょう。

中学卒業後の4月1日からOK

労働基準法上、アルバイトができるのは15歳になって最初の3月31日を過ぎてからです。つまり中学校を卒業した春休み中(3月31日まで)は働けず、4月1日以降から可能になります。高校1年生であれば、入学時点でこの条件はすでに満たしていることがほとんどです。

深夜シフト(22時〜翌5時)は18歳未満NG

18歳未満は、労働基準法第61条により22時から翌朝5時までの深夜労働が禁止されています。あわせて、多くの自治体の青少年育成条例でも深夜の外出そのものが制限されているため、18歳になっていても高校生のうちは深夜シフトに入れない店舗がほとんどです。日中〜夜21時台までのシフトが基本になります。

保護者の同意書・学校の許可が必要になることも

労働基準法第57条では、18歳未満を雇う場合に年齢を証明する書類や、学校長の証明書・保護者の同意書を備え付けることを事業者に義務付けています。応募時にこれらの提出を求められることが多いため、事前に保護者へ相談しておくとスムーズです。また、法律上は問題なくても、通っている高校がアルバイトを禁止・許可制にしているケースもあるため、校則の確認も忘れずに行いましょう。

校則違反に注意法律上・保護者の同意があっても、学校がアルバイトを禁止している場合に無断で働くと、内申点への影響や停学などの対象になることがあります。必ず学校のルールを確認してから応募しましょう。

ドラッグストアバイトの仕事内容

ドラッグストアは医薬品だけでなく日用品や食品、化粧品まで幅広く扱う店舗です。高校生アルバイトが担当する業務は、主に次の4つに分かれます。

レジ業務

会計・袋詰めのほか、ポイントカードやクーポンの読み取り、現金・キャッシュレス決済への対応を行います。商品サイズが小さいものが多く、会計忘れ・入れ忘れに注意が必要な仕事です。

品出し・商品陳列

バックヤードから商品を運び出し、棚に補充・整列させる作業です。飲料や洗剤など重い商品も多く、体力を使う場面があります。慣れてくるとPOP作成を任されることもあります。

店内清掃

売り場やトイレ、駐車場などの清掃を行い、店内の清潔感を保ちます。

医薬品販売(登録販売者資格保有者のみ)

「登録販売者」の資格を持つスタッフは一般医薬品の販売ができますが、高校生アルバイトがこの資格を持つケースは基本的にありません。薬に関する相談は資格を持つ社員に取り次ぐ形になるため、専門知識がなくても働き始められます。

気になる時給相場

時給はエリアや店舗による差が大きく、都市部ほど高い傾向があります。求人サイトの調査データをもとに、高校生歓迎求人の平均時給の目安をまとめました。

エリア高校生歓迎求人の平均時給の目安
東京都1,298円
神奈川県1,232円
埼玉県1,146円
全国平均(業種全体)1,008円前後

※バイトル「高校生歓迎」求人の掲載データおよびシェアフルマガジン記事(2024年7月・厚生労働省統計引用)をもとに作成。実際の時給は店舗・時間帯・地域最低賃金により変動します。

土日や夕方以降は時給が上がる店舗もあります。応募前に求人票の時給・交通費支給の条件を必ず確認しましょう。

きついところ・楽なところ

良かった・楽だったこと
  • 社員割引(20%前後が目安)で日用品・化粧品・医薬品が安く買える
  • 医薬品や化粧品の商品知識が自然と身につく
  • 幅広い年代の接客を通じてコミュニケーション力がつく
  • 仕事内容自体はシンプルで覚えやすい
きつい・大変なこと
  • 取り扱う商品数が多く、場所や特徴を覚えるのに時間がかかる
  • 飲料・洗剤など重い商品の品出しで体力を使う
  • 立ち仕事が中心で、忙しい時間帯は動き回ることが多い
  • まれに理不尽なクレーム対応が発生する

体力的な負担はあるものの、大手チェーンほどマニュアルや研修が整っており、初めてのバイトでも安心して始めやすい業種といえます。

高校生歓迎の求人の見分け方・応募前の準備

ドラッグストアは業種全体として高校生を歓迎する店舗が多いですが、店舗ごとに募集方針は異なります。求人票で「高校生歓迎」「高校生OK」の表記があるかをまず確認し、なければ応募前に電話で確認すると確実です。

1

求人票で「高校生歓迎」表記と時間帯を確認

深夜帯のシフトしか募集がない求人は、高校生には難しいので避けます。

2

学校の校則を確認する

バイトが許可制・届出制の学校もあるため、必要な手続きを先に済ませておきます。

3

保護者に相談し、同意を得る

応募時に保護者の同意書提出を求められることが多いため、事前に相談しておくとスムーズです。

面接対策

ドラッグストアのバイト面接は接客業らしく、清潔感が重視されます。志望動機やシフト希望など基本的な質問が中心なので、事前に答えを準備しておくと落ち着いて臨めます。

服装・身だしなみの目安襟付きシャツやブラウス、チノパンなどシンプルで落ち着いた服装が無難です。髪色は黒髪か落ち着いた色に、ピアス・ネイルは禁止としている店舗が多いため事前に確認しておきましょう。

まとめ:応募前にチェックすること

  • 年齢は中学卒業後の4月1日以降であればOK
  • 18歳未満は深夜(22時〜5時)シフトに入れない
  • 求人票で「高校生歓迎」表記と募集時間帯を確認する
  • 保護者の同意と学校の校則の両方をクリアしておく

よくある質問

何歳からドラッグストアでバイトできますか?

労働基準法上、15歳になって最初の3月31日を過ぎていれば働けます。中学校卒業後の4月1日以降であれば、高校1年生からバイトを始めることができます。

高校生は深夜シフトに入れますか?

入れません。18歳未満は労働基準法により22時から翌朝5時までの深夜労働が禁止されています。18歳になっていても、高校生のうちは深夜シフトを断る店舗がほとんどです。

バイトが禁止・許可制の高校でも働けますか?

法律上は問題なくても、学校の校則でバイトを禁止・許可制にしている場合は従う必要があります。無断で働くと内申点への影響や停学などの対象になることがあるため、必ず学校のルールを事前に確認してください。

未経験でも採用されますか?

ドラッグストアは未経験歓迎の求人が多い業種です。大手チェーンほどマニュアルや研修制度が整っており、初めてのアルバイトでも安心して始めやすいとされています。

応募のとき保護者の同意は必ず必要ですか?

法律上は保護者の同意なしでも契約自体は可能ですが、労働基準法は事業者に18歳未満の年少者について学校長の証明書や保護者の同意書の備え付けを求めており、実務上は提出を求める店舗がほとんどです。事前に保護者へ相談しておきましょう。

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