【2026年7月最新】個人向け国債はゆうちょ銀行で買うと手数料がかかる?購入・換金・口座開設費まで徹底比較
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個人向け国債はゆうちょ銀行で買うと手数料がかかる?購入・換金・口座開設費まで徹底比較
結論から言うと、ゆうちょ銀行で個人向け国債を買うときの購入手数料は無料です。これは財務省が発行条件を全国一律で定めているためで、銀行・証券会社どこで買っても変わりません。ただし「中途換金時の調整額」や「口座開設のしかたによっては費用が発生するケース」など、見落としやすいポイントがいくつかあります。すでに個人向け国債を保有している方、購入を検討している方向けに、費用面を漏れなく整理しました。
ゆうちょ銀行の個人向け国債、手数料はいくら?結論と全体像
まず全体像を一覧で確認します。
| 費目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 購入時の手数料 | 無料 | 支払うのは購入代金のみ |
| 国債等振替口座の開設・保有 | 無料 | ゆうちょ銀行公式サイトの案内による |
| 中途換金時 | 手数料としての徴収なし | ただし「中途換金調整額」が差し引かれる(後述) |
| 償還時 | 無料 | 額面金額がそのまま通常貯金に入金される |
| 取引報告書・記載事項証明書の再発行 | 1通1,100円 | 通常の取引では発生しない任意手続き |
そもそも個人向け国債の手数料は「どこで買っても同じ」
個人向け国債は、金利・発行価格・償還条件のすべてを財務省が全国一律で決めています。そのため、ゆうちょ銀行・都市銀行・地方銀行・証券会社のどこで購入しても、購入時の手数料は一律で無料です。金融機関によって手数料の高い・安いが生じる商品ではありません。
「どこで買うかで差がつくポイント」は手数料ではなく、購入金額に応じた現金プレゼントなどのキャンペーンや、オンライン対応の有無、対面相談のしやすさといった付随サービスの部分です。この点は後の章で比較します。
ゆうちょ銀行で個人向け国債を買う際にかかる費用の内訳
購入時の手数料は無料
ゆうちょ銀行・郵便局の窓口、ゆうちょ通帳アプリ、ゆうちょダイレクトのいずれで申し込んでも、支払うのは購入代金のみです。購入代金は、申し込み後に通常貯金口座から自動的に引き落とされる「約定購入」方式のみで、現金での購入はできません。
国債等振替口座の開設・保有手数料は原則無料
個人向け国債を保有するには「国債等振替口座」の開設が必要ですが、ゆうちょ銀行公式サイトでは「国債等振替口座の開設・保有に手数料はかかりません」と明記されています。
注意点:一部の解説サイトでは「国債を購入せず口座開設だけを行うと213円の手数料がかかる」という情報も見られます。ゆうちょ銀行の公式ページにはこの例外についての明記は見当たらないため、口座開設のみを検討している場合は、事前にゆうちょ銀行の窓口またはコールセンター(投資信託コールセンター 0800-800-4104)で最新の取り扱いを確認することをおすすめします。
中途換金時にかかるのは「手数料」ではなく「中途換金調整額」
個人向け国債を満期前に換金(買取請求)する場合、手数料という名目の費用は発生しません。ただし、直近の利子相当分を差し引く「中途換金調整額」という仕組みがあります。
受取金額の計算式受取金額 = 額面金額 + 経過利子相当額 - 中途換金調整額
| 中途換金の時期 | 中途換金調整額の算出方法 |
|---|---|
| 発行から第1回利払日の前営業日まで | 経過利子相当額 |
| 第1回利払日〜第2回利払日の前営業日まで | 第1回の利子(税引前)相当額×0.79685+経過利子相当額 |
| 第2回利払日〜第3回利払日の前営業日まで | 第1回・第2回の利子(税引前)相当額×0.79685の合計 |
| 第3回利払日以降 | 直近2回分の利子(税引前)相当額×0.79685 |
なお、個人向け国債は発行から1年間(第2回利払日の前営業日まで)は原則として中途換金できません(保有者の死亡、または災害救助法の適用対象となる災害の被災時を除く)。差し引かれるのはあくまで受け取り済み・受け取る予定だった利子の一部であるため、元本を割り込むことはありません。
出典:ゆうちょ銀行「国債に関する留意事項」、正確な受取見込額は財務省「個人向け国債の中途換金シミュレーション」で試算できます。
そのほか発生しうる費用
通常の購入・保有・換金・償還では追加費用は発生しませんが、国債等振替口座の記載事項証明書の発行を請求する場合のみ、1通1,100円の手数料がかかります。日常的な取引では利用する機会はほとんどありません。
ゆうちょ銀行 vs 他の金融機関、手数料以外で何が違う?
購入手数料が横並びである以上、金融機関選びの実質的な差は「キャンペーン」と「利便性」に集約されます。
| 比較項目 | ゆうちょ銀行 | ネット証券・大手証券会社 |
|---|---|---|
| 購入手数料 | 無料 | 無料(共通) |
| 現金プレゼント等のキャンペーン | 2026年7月時点で実施なし | 証券会社によっては購入額に応じた現金プレゼントを実施 |
| 購入単位 | 1万円から1万円単位 | 同左(財務省の発行条件は共通) |
| オンライン購入 | ゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクトで対応 | ネット証券は原則オンライン完結 |
| 対面相談 | 全国の窓口で相談可能 | 店舗を持つ証券会社のみ |
手数料そのものでゆうちょ銀行が不利になることはありませんが、キャンペーンを重視する場合は購入時点でのキャンペーン実施状況を各社サイトで確認したうえで比較するとよいでしょう。
ゆうちょ銀行で個人向け国債を買う3つの方法
窓口(ゆうちょ銀行・郵便局)
全国のゆうちょ銀行または国債取り扱い郵便局の貯金窓口で申し込めます。対面で説明を受けながら手続きしたい方や、非課税制度(マル優・特別マル優)を利用したい方は窓口での手続きが必要です。
ゆうちょ通帳アプリ
スマートフォンから国債口座の開設・購入・残高照会までオンラインで完結できます。口座開設には通常1週間程度かかるため、募集期間の締切に余裕を持って申し込むのがおすすめです。
ゆうちょダイレクト
パソコンからのインターネットバンキングでも、アプリと同様に口座開設から購入まで手続きできます。いずれのオンライン手続きも、非課税扱いでの購入・利付国債の購入・中途換金(買取請求)には対応しておらず、これらは窓口でのみ受け付けています。
よくある質問
Q. 国債等振替口座を作るだけでも手数料はかかりますか?
A. ゆうちょ銀行の公式案内では口座の開設・保有に手数料はかからないとされています。ただし「国債を購入せず口座開設のみを行うと213円かかる」という情報も一部で見られるため、購入を伴わない口座開設を検討している場合は事前に窓口かコールセンターで確認してください。
Q. 中途換金すると元本割れしますか?
A. 元本割れはしません。中途換金調整額として差し引かれるのは、あくまで受け取った(または受け取る予定の)直近2回分の利子相当額の範囲内です。ただし発行から1年間は原則として換金自体ができない点に注意してください。
Q. ゆうちょ銀行の個人向け国債にキャンペーンはありますか?
A. 2026年7月時点では、ゆうちょ銀行独自の現金プレゼントなどのキャンペーンは実施されていません。証券会社の一部ではキャンペーンを実施している場合があるため、キャンペーン重視で選ぶ場合は他の金融機関の実施状況もあわせて確認しましょう。
Q. 利子にかかる税金はどれくらいですか?
A. 個人向け国債の利子は、原則として20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%+住民税5%)が源泉徴収され、原則として確定申告は不要です。障がいのある方や寡婦年金等の受給者などが対象の「マル優」「特別マル優」制度を利用すると、元本350万円までの利子が非課税になります(ゆうちょ銀行での購入分と他金融機関での購入分の合計額が上限)。
Q. ネットだけで購入から換金まで完結できますか?
A. 口座開設・購入・残高照会はゆうちょ通帳アプリやゆうちょダイレクトでオンライン完結できます。ただし非課税扱いでの購入、利付国債の購入、中途換金(買取請求)は窓口でのみ受け付けており、これらの手続きにはネット完結できません。
まとめ
ゆうちょ銀行の個人向け国債は、購入時の手数料が無料である点は他の金融機関と変わりません。むしろ確認しておきたいのは、①中途換金時にかかる「中途換金調整額」の仕組み、②国債等振替口座を購入なしで単独開設する場合の費用の有無、③キャンペーンの有無という手数料以外の差、の3点です。すでに保有中の方は中途換金時の受取額シミュレーションを、これから購入を検討する方は最新の募集金利とキャンペーン状況を財務省・各金融機関の公式サイトであわせて確認してから手続きを進めることをおすすめします。
本記事の情報は2026年7月18日時点のものです。金利・キャンペーン内容は毎月変更されるため、最新情報はゆうちょ銀行および財務省の公式サイトでご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言を行うものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
記事監修:プライシー編集部
プライシー編集部は、年間1億件以上の価格データを分析する「プライシーアプリ」の運用を通じて、商品の買い時判断に関する知見を蓄積してきた専門チームです。
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