自治会や社内イベント、学園祭などで「抽選券を用意しなくちゃ」となったとき、自分で作るべきか、買ってしまうべきか迷いますよね。この記事では、Excel・Word・Canvaを使った抽選券の作り方から、無料テンプレートの入手先、印刷方法の比較、そして100均・Amazon・楽天で買える市販の抽選券・福引券の価格まで、プライシーの価格データも使いながらまとめて解説します。
抽選券とは?種類と基本の役割
抽選券とは、複数の応募・参加の中から当落を決めるために使う券のことです。似たような券に「整理券」「引換券」がありますが、役割は明確に異なります。整理券は順番待ちの順番を確保するための券、引換券は商品やサービスと引き換えるための券で、実際に大規模施設でもこの3種類は明確に使い分けられています。抽選券は「当たり」「はずれ」を決める抽選そのものに使う券という点が最大の特徴です。
使われる場面は幅広く、自治会や町内会のお祭り、PTAのバザー、社内の忘年会・新年会の福引、学園祭の模擬店、企業のキャンペーン応募など、さまざまなシーンで登場します。券の形式も、シンプルな番号だけの抽選券、あらかじめ当落を印刷しておく「三角くじ」、ガラポン抽選機に入れる抽選玉と組み合わせるタイプなど複数あります。まずは自分のイベントに合う形式を選ぶことが、作り方・買い方を考える第一歩になります。
抽選券の作り方|Excel・Word・Canvaで自作する方法
抽選券を自作する場合、主な方法は「Excel」「Word」「Canva」の3つです。それぞれ得意なことが違うので、目的に合わせて選んでみてください。
Excelで連番を自動入力する方法
1枚あたりのレイアウトを作る
セルの結合や罫線を使って、抽選券1枚分の枠(番号を入れる欄、イベント名、注意書きなど)を作ります。名刺サイズ程度なら、A4用紙1枚から10〜18枚程度が取れます。
先頭セルに開始番号を入力する
1枚目の番号欄に「0001」などの開始番号を入力します。
数式で連番を作り、オートフィルで展開する
2枚目の番号欄に「=先頭セルの番地+1」という数式を入力し、そのセルを選択した状態で右下の■(フィルハンドル)を必要な枚数分ドラッグすれば、連番が自動的に展開されます。Microsoft公式のオートフィル機能を使えば、手入力よりずっと早く仕上がります。
大量に必要な場合はシートをコピーする
1シートで足りない場合は、シートごとコピーして先頭セルの開始番号だけ修正すれば、何百枚でも展開できます。
Wordで作る場合の手順
Wordはデザインの自由度が高いのが魅力です。表機能で枠を作り、テキストボックスでイベント名やロゴを配置していく形になります。ただし連番の自動入力機能はExcelほど強力ではないため、「差し込み印刷」機能を使って連番データ(Excelで作った番号リスト)をWord文書に差し込む方法が現実的です。デザイン重視で連番は少なめ、というケースに向いています。
Canvaでデザインから作る方法
「とにかくおしゃれな抽選券にしたい」という場合は、Canvaが便利です。Canva公式が抽選券専用のテンプレートページを用意しており、ブラウザ上で無料編集してそのままPDF出力・印刷できます。ただし連番の自動入力機能は基本的にないため、番号入りで大量に作りたい場合はExcelと使い分けるのがおすすめです。
編集部のひとこと:「デザインはCanvaで作って、番号だけExcelで管理する」という合わせ技も定番です。デザインの見栄えと連番の正確さ、両方を欲張りたい方はぜひ試してみてください。
【無料】抽選券テンプレート集|用途別おすすめ
ゼロからデザインするのが大変な場合は、無料テンプレートを活用しましょう。用途別に代表的な入手先をまとめました。
シンプル・ビジネス向け(PTA・自治会・社内イベント)
Microsoft公式「楽しもうOffice」では、イベント・商店街向けのシンプルな抽選券テンプレートが無料配布されています。Word・Excel形式で編集しやすく、社内イベントや自治会の抽選会に向いています。
かわいい・イラスト入り(学園祭・子ども向けイベント)
Canvaのほか、イラスト素材とテンプレートを組み合わせて配布しているサイトもあります。子ども向けのイベントや学園祭では、イラスト入りの華やかなデザインの方が場が盛り上がりやすいので、雰囲気に合わせて選んでみてください。
A4用紙1枚から複数枚取れるExcel雛形
「1枚ずつ印刷して切り分ける」のは手間がかかるので、A4用紙1枚から12枚・18枚が取れるレイアウトのExcelテンプレートや、先頭セルに開始番号を入れるだけで自動採番される雛形を配布しているサイトもあります。裁断の手間を減らしたい方はこうした複数面付けタイプを選ぶと効率的です。
抽選券のサイズ・必要枚数の目安
抽選券のサイズに厳密な決まりはありませんが、用途別の目安サイズを知っておくと、印刷や裁断の計画が立てやすくなります。
| サイズ名 | 寸法 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 名刺サイズ | 91×55mm | 抽選くじ・引換券(財布に入れやすい) |
| ミニサイズ | 74×52mm | ガラポン抽選箱に入れる抽選券 |
| 小サイズ | 128×55mm | クーポン券・抽選券兼用 |
参加人数がまだ確定していない場合は、実際の想定人数より1〜2割多めに用意しておくと、当日の欠品を防げます。景品数と抽選券の枚数のバランスが企画の満足度を左右するので、余裕を持った枚数設計を心がけましょう。
抽選券の印刷方法|自宅・コンビニ・印刷会社を比較
作った抽選券をどう印刷するかも重要なポイントです。枚数や仕上がりの要望に応じて、印刷方法を使い分けましょう。
自宅プリンターで印刷する場合の注意点
数十枚程度の少量であれば、自宅のインクジェット・レーザープリンターで十分です。厚手の紙(色上質紙やケント紙)を使うと、手でちぎれにくく、当日の扱いも安定します。ミシン目を入れたい場合は、ミシン目付きの用紙(マルチカード用紙など)を文具店で購入すると自作でも本格的な仕上がりになります。
コンビニ(ネットプリント)で印刷する場合
自宅にプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントが便利です。セブンイレブンのマルチコピー機では、A4サイズの白黒印刷が1枚20円、カラー印刷が1枚60円で利用できます(2026年7月時点)。ただし、ミシン目やナンバリングなどの特殊加工はできないため、あくまで「作ったデータをそのまま紙に出す」用途になります。
印刷会社に注文する場合(ミシン目・ナンバリング・PP加工)
数百〜数千枚規模で、ミシン目入り・連番印字(ナンバリング)・防水加工(PP加工)まで仕上げたい場合は、印刷通販会社への注文が現実的です。大手ネット印刷のグラフィックでは、ミシン目・ナンバリング加工付きのチケット印刷サービスが用意されています。料金は枚数・加工内容によって変わる見積り制のため、余裕をもって早めに問い合わせておくと安心です。
注意:懸賞・抽選の規模が大きくなり、景品総額が高額になる企画では、景品表示法の景品規制に触れる場合があります。社内キャンペーンや大規模な懸賞を企画する際は、事前に景品の上限額を確認しておくことをおすすめします。
市販の抽選券・福引券はどこで買う?100均・通販の価格を比較
「作る時間がない」「とにかく手軽に済ませたい」という方向けに、市販の抽選券・福引券セットの価格を比較しました。プライシーが持つ価格データを使って、通販での実勢価格もあわせてチェックできます。
100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)で買える抽選券
まず押さえておきたいのが100均です。ダイソーの「抽選券」は110円(税込)で100枚入り、自分で数字を書き込むシンプルなタイプです。組立式の「抽選&投票箱」も110円で、表が抽選箱・裏が投票箱として使える2WAY仕様になっています。セリアにも110円の「数字くじ」や「くじ引きBOX」があることが確認できており、ダイソー・セリアどちらも110円で抽選券一式がそろうのが100均の強みです。なおキャンドゥでの取り扱いは店舗によって差があるようなので、事前に売り場を確認しておくと安心です。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの抽選券・福引セットの価格比較
100均だと100〜200枚程度が上限になりがちですが、社内イベントや大規模な祭りなど、まとまった枚数が必要な場合は通販の福引セットが便利です。連番印字済みのロールタイプなら、そのまま配るだけで使えます。以下は代表的な商品です。
100均は「今すぐ・近所で・少量」に強く、通販は「まとまった枚数を・自宅に届けてもらう」のに向いています。価格推移も踏まえながら、イベントの規模に合わせて選んでみてください。
抽選券に関するよくある質問
はい、自治会や社内イベントなど一般的な用途であれば、Excel・Word・Canvaを使った手作りで問題ありません。ただし、景品の総額が大きい大規模な懸賞企画では、景品表示法の規制に触れる可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。
厳密な規格はありませんが、名刺サイズ(91×55mm)が抽選くじ・引換券として最も汎用性が高いサイズです。ガラポン抽選箱に入れる場合は、ミニサイズ(74×52mm)の方が箱に入れやすくおすすめです。
先頭セルに開始番号を入力し、2つ目のセルに「先頭セル+1」という数式を入れます。そのセルを選択してフィルハンドル(セル右下の■)を必要な枚数分ドラッグすれば、連番が自動的に展開されます。
できます。セブンイレブンのネットプリントであれば、A4の白黒印刷が1枚20円、カラー印刷が1枚60円で利用可能です(2026年7月時点)。ただしミシン目やナンバリングなどの特殊加工には対応していないため、データをそのまま紙に出す用途になります。
100〜200枚程度の少量であれば、110円で購入できる100均が手軽でお得です。数百〜1000枚以上のまとまった枚数が必要な場合は、1枚あたりの単価が下がりやすい通販の福引セットの方が結果的にお得になるケースが多いです。
まとめ
- ✓抽選券は「作る」なら Excel(連番)+ Canva(デザイン)の組み合わせが効率的
- ✓手軽に済ませたいなら100均で110円から購入可能(ダイソー・セリア)
- ✓大量に必要なら通販の福引セット(500〜1000枚)がコスパよし
- ✓印刷はミシン目・ナンバリングが必要かどうかで自宅・コンビニ・印刷会社を使い分ける
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