「SHEINで買い物をしたいけれど、クレジットカード情報を入力するのはなんだか不安…」そう感じている方は少なくないはずです。この記事では、SHEINのクレジットカード払いがなぜ「危ない」と言われるのか、実際のセキュリティ体制はどうなっているのか、そして安心して使うための具体的な対策を、PayPayなど他の決済方法との比較も交えて解説します。

結論
SHEINのクレジットカード払いは、対策をすれば危なくありません

SHEINは決済時に入力されたカード番号を自社サーバーには保持せず、決済代行会社のシステムで処理していると公式に説明しています。過去に大規模な情報流出事件があったのは事実ですが、これは2018年当時の出来事です。現在はSSL/TLSで暗号化された決済ページが使われています。それでも不安な方は、不正利用補償付きのカードを使う、3Dセキュアを設定する、PayPayなどカード番号を入力しない決済手段を選ぶといった対策を組み合わせると、より安心して利用できます。

なぜSHEINのクレジットカード払いは「危ない」と言われるのか

SNSや知恵袋で「SHEIN クレジットカード 危ない」という声を見かけると、実際に使って大丈夫なのか心配になりますよね。まずは、なぜそう言われているのか、理由を一つひとつ確認していきましょう。

中国発の海外ECサイトという不透明感

SHEINは2008年10月に中国・南京で設立された企業で、創業当初の社名は「ZZKKO」でした。現在は法人登記上の本社機能をシンガポールへ移し(2022年初頭に移転)、運営会社はRoadget Business Pte. Ltd.となっています。非公開企業で、2024年6月にロンドン証券取引所への上場を申請したものの、審査が停滞していると報じられています。

日本の通販サイトのように運営会社の実態が身近に感じられないぶん、「よくわからない海外企業にカード情報を渡すのは怖い」という漠然とした不安につながりやすいのだと考えられます。ただし、これはSHEINに限らず海外ECサイト全般に言えることでもあります。

過去に実際にあった情報流出事件

「危ない」という声の背景には、実際に起きた事件もあります。2018年6月、SHEINでは3,900万アカウントに影響する大規模な情報流出が発生し、攻撃者はクレジットカード情報を含む個人情報を盗み出しました。当時の運営会社(Zoetop)は当初「642万人が影響を受けた」「クレジットカード情報は盗まれていない」と発表していましたが、後にこれが虚偽だったことが判明しています。

この件について、ニューヨーク州司法長官は2022年10月、Zoetopに190万ドルの制裁金を科したことを公式発表しています。理由は、パスワードの平文保存など不十分なセキュリティ対策、被害者への通知を怠ったこと、被害規模を偽って公表したことの3点でした。

編集部の視点この事件は2018年当時のものです。決して軽視してよい話ではありませんが、「今のSHEINが同じ状態のまま」というわけではありません。次の章で、現在のセキュリティ体制について確認していきましょう。

SNS・知恵袋で不安の声が広がる理由

Yahoo!知恵袋やSNSでは「SHEINでクレカを使ったら不正利用された」といった投稿を見かけることがあります。ただし、その多くは利用者側のパスワード使い回しやフィッシング詐欺への引っかかりが原因であるケースも多く、SHEIN側のシステムそのものに問題があったと断定できるものばかりではありません。とはいえ、こうした体験談が拡散されることで「危ない」というイメージが独り歩きしやすい側面もあります。

SHEINのクレジットカード情報管理・セキュリティの実態

不安の理由がわかったところで、現在のSHEINが実際にどのような対策を取っているのかを見ていきましょう。

カード情報を直接保持しない決済の仕組み

SHEIN公式サイトでは、決済時に入力されたカード番号やカード情報について「SHEINのサーバーには保持せず、国際的なセキュリティ基準に準拠した決済代行会社のシステムで厳重に管理している」という趣旨の説明をしています。つまり、ユーザーが入力したカード番号は、SHEIN自体ではなく専門の決済代行会社側で処理される仕組みになっているということです。この点は複数の外部メディアでも同様の内容が確認されており、多くのECサイトが採用している一般的な決済セキュリティの仕組みと共通しています。

決済ページの通信は暗号化されている

SHEINの決済ページはSSL/TLSによる暗号化通信(https)に対応しており、入力したカード情報が通信経路上で盗み見られるリスクは低くなっています。ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されているか確認する習慣をつけておくと、フィッシングサイトとの見分けにも役立ちます。

豆知識「カード情報を保持しない」「通信を暗号化している」という説明だけを見ると絶対安全に思えますが、これらはあくまでSHEIN側の対策です。不正利用のリスクをさらに下げるには、次の章で紹介するユーザー側の対策を組み合わせることが大切です。

SHEINでクレジットカードを安全に使うための対策

ここからは、SHEINでクレジットカードを使う際に、自分自身でできる対策を紹介します。どれも難しい作業ではないので、気になるものから試してみてください。

1
カード会社側で3Dセキュア(本人認証サービス)を設定する

3Dセキュアは、決済時にカード会社が発行するワンタイムパスワードなどで本人確認を行う仕組みです。SHEIN固有の機能ではなく、カード会社・カードブランド側が提供する一般的なセキュリティサービスで、設定しておくとなりすましによる不正利用を防ぎやすくなります。

2
不正利用補償付きのカードを選ぶ

主要なクレジットカード会社の多くは、紛失・盗難や不正利用に気づいてから一定期間内(多くは60日以内)にカード会社へ連絡すれば損害を補償する制度を用意しています。楽天カードや三井住友カード、セゾンカードなど、国内の主要カードにはこうした補償が標準で付帯しているのが一般的です。補償内容や期間はカード会社によって異なるため、普段使っているカードの補償規定を一度確認しておくと安心です。

3
利用明細をこまめに確認する

身に覚えのない請求に早く気づけるよう、カードの利用明細やアプリの通知は定期的にチェックする習慣をつけましょう。不正利用は早期発見・早期連絡が被害を最小限に抑えるポイントです。

4
利用通知・利用上限額を設定する

カード会社のアプリやサービスで、決済のたびに通知が届く設定にしておくと、不正利用にすぐ気づけます。また利用上限額を普段の使い方に合わせて低めに設定しておくことで、万が一の被害額を抑えられます。

5
カード情報を保存せず、都度入力する

SHEINにカード情報を保存しておくと次回以降の入力は楽になりますが、心配な方は保存せずに毎回入力する方法もあります。アカウント設定画面から登録済みのカード情報を削除することも可能です。少し手間はかかりますが、「万が一アカウントに不正アクセスされてもカード情報までは残っていない」という安心感につながります。

クレジットカードが不安な人向け:PayPayなど代替決済の安全性比較

「対策をしてもやっぱりカード番号を入力するのは気が引ける」という方には、カード番号を直接入力しない決済方法という選択肢もあります。ここでは代表的な決済手段を比較してみましょう。

決済手段カード番号の入力安全面のポイント向いている人
PayPay不要SHEIN側にカード番号を渡さずに決済できる。PayPay残高・ポイントも使えるカード番号の入力自体に抵抗がある人
クレジットカード(不正利用補償付き)必要不正利用時に補償を受けられる。3Dセキュアを設定すればより安全ポイント還元を重視する人
PayPal必要(PayPal側に登録)SHEINにはカード番号を直接渡さず、PayPalが決済を仲介する海外通販に慣れている人
コンビニ払い不要現金決済のため、そもそもカード情報の漏洩リスクがないクレジットカードを持っていない・使いたくない人
後払い(ペイディ)不要(口座振替)商品到着後に支払うため、先にカード情報を渡さずに済む商品を確認してから支払いたい人

SHEINでPayPay払いは危ないのか

サブKWでもよく検索されている「SHEIN PayPay 危ない」についてですが、結論から言うと、PayPay払い自体が特別危険というわけではありません。SHEINは2024年4月26日、国内初のコード決済対応の総合ECサイトとしてPayPayに公式対応したことがPayPay公式から発表されています。PayPay残高・PayPayクレジット・PayPayポイントで決済でき、条件を満たせばPayPay STEPで0.5〜2.0%のポイント還元も受けられます。クレジットカード番号を入力する必要がないぶん、番号漏洩の心配をしたくない方には合っている決済方法と言えるでしょう。

PayPalとの比較

PayPalも、SHEINにカード番号を直接渡さずに決済できる方法の一つです。あらかじめPayPalにカード情報を登録しておけば、SHEIN側にはPayPalのアカウント情報だけが伝わる仕組みで、海外通販に慣れている方に選ばれています。PayPay同様「カード番号をSHEINに直接入力したくない」というニーズに応えられる決済方法です。

コンビニ払い・後払い(ペイディ)との比較

クレジットカードそのものに抵抗がある方には、コンビニ払いや後払い(ペイディ)という選択肢もあります。どちらもカード番号の入力が不要なため、そもそも番号漏洩のリスクを心配せずに済みます。SHEINで選べる支払い方法をまとめて確認したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

万が一、不正利用に気づいたときの対処手順

どれだけ対策をしていても、不正利用のリスクをゼロにすることはできません。もし身に覚えのない請求に気づいたら、落ち着いて以下の手順で対応しましょう。

1
カード会社に連絡してカードを利用停止する

カード裏面に記載されている緊急連絡先に連絡し、カードの利用を止めてもらいます。被害拡大を防ぐため、気づいた時点ですぐに連絡することが大切です。

2
SHEINの注文履歴・登録カード情報を確認する

SHEINのマイページから身に覚えのない注文がないか確認し、登録されているカード情報を削除しておきましょう。

3
不正利用の届出と補償の手続きを行う

カード会社の案内に従って不正利用の届出を行います。多くの場合、所定の書類提出などの手続きを経て補償が受けられます。

4
必要に応じて警察へ相談する

悪質なケースやカード会社だけでは対応が難しい場合は、警察相談専用電話(#9110)などに相談する方法もあります。

よくある質問

SHEINでクレジットカードが使えない時はどうすればいい?

カード番号や有効期限、セキュリティコードの入力ミス、利用限度額の超過、海外決済のブロック設定、SHEIN側の一時的なシステムエラーなどが主な原因です。入力内容を再確認したうえで、カード会社に海外決済がブロックされていないか問い合わせるか、PayPayやコンビニ払いなど別の決済手段に切り替えることで解決できる場合があります。

SHEINでPayPay払いは安全?

SHEINは2024年4月からPayPayに公式対応しており、PayPay残高・PayPayクレジット・PayPayポイントで支払えます。クレジットカード番号をSHEIN側に直接渡さずに決済できるため、カード番号の漏洩を心配する方には選択肢の一つになります。

SHEINで不正利用されたら誰に連絡すればいい?

まずはカードの裏面に記載されている緊急連絡先からカード会社に連絡し、カードの利用を止めてもらいましょう。身に覚えのない請求があれば不正利用として届け出て、補償の手続きを確認してください。悪質なケースでは警察相談専用電話(#9110)に相談する方法もあります。

SHEINは危険な会社ですか?

2018年に大規模な情報流出事件があったのは事実ですが、これは当時の話であり、現在は決済ページのSSL/TLS暗号化やカード情報を自社で保持しない仕組みなど、一定の対策が取られています。世界的に展開する大手ECサイトとして多くのユーザーが利用しており、他の海外通販サイトと同様に基本的な注意点を押さえて使えば、過度に恐れる必要はありません。

まとめ

SHEINのクレジットカード払いで押さえておきたいポイント

  • SHEINはカード番号を自社サーバーに保持せず、決済代行会社のシステムで処理していると説明している
  • 2018年の情報流出は事実だが、現在は決済ページがSSL/TLSで暗号化されている
  • 不安な人は3Dセキュアの設定・不正利用補償付きカードの利用・利用明細のこまめな確認で対策できる
  • カード番号の入力自体が気になる人は、PayPay・PayPal・コンビニ払い・後払いという選択肢もある

SHEINのクレジットカード払いは、正しい知識を持って対策をすれば、過度に恐れる必要はありません。自分に合った支払い方法を選んで、安心してお買い物を楽しんでくださいね。プライシーアプリでは、SHEIN以外のさまざまな商品の価格推移をチェックしたり、値下げ・セール情報をプッシュ通知で受け取ったりできます。気になる商品があれば、ぜひ活用してみてください。

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