「イオンカードを海外旅行で使うと手数料はいくらかかる?」と気になっていませんか。この記事では、ショッピング時の手数料(1.60%)の計算方法から、他社カードとの比較、ATMキャッシング時の費用、海外で使う際の注意点まで一気に解説します。
カードに付帯する国際ブランド(Visa・Mastercard・JCB)の決済センターが処理した時点の為替レートに、1.60%の海外事務手数料が上乗せされてご請求されます。10万円のショッピングで手数料は約1,600円。楽天カードや三井住友カード(3.63%)と比べると約2,000円以上お得です。
イオンカードの海外ショッピング手数料は1.60%(全ブランド共通)
イオンカードを海外のお店やオンラインショッピングで使うと、通常のレートに1.60%の海外事務手数料が上乗せされます。この1.60%という数値はイオン公式FAQ(暮らしのマネーサイト)に明記されており、Visa・Mastercard・JCBのどのブランドを選んでも同一です。
「イオンマークのカードで海外ショッピングをご利用いただいた場合、カードに付帯する国際ブランドの決済センターにて事務処理が行われた時点の交換レートに、1.60%の手数料を加算したうえでご請求いたします。」
(出典:イオンカード よくあるご質問 / 更新日:2026年3月26日)
手数料1.60%の内訳
クレジットカードの海外手数料は一般的に「ブランド手数料(国際ブランドに支払う分)」と「カード会社手数料」の合計です。イオンカードの場合、この合算が1.60%となっています。他のカード会社が3%台になっているのと比べると、イオンカードの1.60%は業界最安水準のひとつです。
いつのレートが適用されるか
注意が必要なのは、「支払い時のレート」ではなく「国際ブランドの決済センターが事務処理した時点のレート」が適用される点です。利用日から数日後のレートで確定するため、実際の請求額は利用時に計算した金額と多少異なることがあります。
海外の店舗で「日本円払いにしますか?現地通貨にしますか?」と聞かれたら、必ず「現地通貨」を選んでください。日本円を選ぶと、店舗側が設定した(不利な)レートで換算されるDCC決済となり、余計なコストがかかります。
海外手数料の計算方法と実例
実際にどれくらい手数料がかかるか、計算式と具体例で確認しましょう。
計算式
700ドル × 150円 × 1.016 = 106,680円
処理日の為替レートは日々変動します。利用時に概算を出す際は「現地通貨 × 当日のレート × 1.016」で計算しておきましょう。
利用金額別の手数料早見表
| 利用金額(円換算) | 手数料(1.60%) | 合計請求額 |
|---|---|---|
| 5万円 | 800円 | 50,800円 |
| 10万円 | 1,600円 | 101,600円 |
| 30万円 | 4,800円 | 304,800円 |
| 50万円 | 8,000円 | 508,000円 |
他社クレジットカードとの手数料比較
2026年現在、多くのカード会社が海外事務手数料を3.63%〜3.85%に引き上げる改定を実施しています。イオンカードは1.60%を維持しており、この差は大きな節約につながります。
各社の海外事務手数料一覧
| カード名 | 海外事務手数料 | 10万円利用時の手数料 |
|---|---|---|
| イオンカード 最安水準 | 1.60% | 1,600円 |
| 楽天カード | 3.63% | 3,630円 |
| 三井住友カード | 3.63% | 3,630円 |
| エポスカード | 3.85% | 3,850円 |
10万円の海外ショッピングで、イオンカードとエポスカードを比較すると手数料の差は2,250円。旅行中に複数回使えば、その差はさらに広がります。海外旅行が年に数回ある方にとって、この差は見過ごせません。
イオンカードはVisa・Mastercard・JCBのいずれを選んでも1.60%で統一されています。年会費無料なのにコストパフォーマンスが高く、海外利用を考えてサブカードとして持つ方も多いカードです。
ポイント還元を考慮した実質負担
イオンカードは海外ショッピングでも200円ごとに1ポイント(WAON POINT)が貯まります(還元率0.5%)。手数料から還元ポイント分を差し引くと、実質的な負担はさらに軽くなります。
| カード | 手数料率 | ポイント還元率 | 実質負担(概算) |
|---|---|---|---|
| イオンカード | 1.60% | 0.5% | 約1.10% |
| 楽天カード | 3.63% | 1.0% | 約2.63% |
| 三井住友カード | 3.63% | 0.5% | 約3.13% |
| エポスカード | 3.85% | 0.5% | 約3.35% |
ポイント還元を差し引いた実質負担でも、イオンカードは他社比で最安水準を維持しています。
海外ATMでキャッシングする場合の費用
現地で現金が必要になったとき、イオンカードで海外ATMからキャッシング(借り入れ)ができます。利用できるATMは世界150カ国以上・約120万台。ただし、ショッピングとは異なる費用が発生します。
ATM利用手数料(公式情報)
| 借り入れ金額 | ATM利用手数料 |
|---|---|
| 1万円以内 | 110円 |
| 1万円超 | 220円 |
ATM利用手数料はWAON POINTの付与対象外です。初回お支払い時に、元金・利息と合わせて請求されます。
キャッシング利息(実質年率7.8%〜18.0%)
海外キャッシングは借り入れのため、ATM手数料に加えて利息がかかります。イオンカードの海外キャッシングの実質年率は7.8%〜18.0%(利用実績・契約内容による)。利息は借りた日から返済日まで日割りで発生します。
キャッシングの返済方法(リボ払い→全額返済)
海外でのキャッシング利用分はすべてリボ払いとなります。1回払いで返したい場合は、「リボルビング払いお支払い額増額サービス」で全額返済を指定することで、利用分をまとめて返済できます。
返済が遅れた場合、実質年率20.0%の遅延損害金がさらに加算されます。キャッシングを使ったら、帰国後すぐに返済手続きを行うのがおすすめです。
海外でイオンカードを使う際の注意点
国際ブランドの選び方(Visa・Mastercard vs JCB)
イオンカードはVisa・Mastercard・JCBの3ブランドから選べますが、海外ではVisa・Mastercardが圧倒的に使えるお店が多いです。JCBは日本・韓国・ハワイなど対応国が限定されており、ヨーロッパや東南アジアの一部では使えない店舗が多くあります。海外旅行用のメインカードにする場合は、Visa・Mastercardのどちらかを選ぶと安心です。
利用限度額・暗証番号の事前確認
海外では思ったより出費がかさみ、利用限度額に達してしまうケースがあります。出発前に「AEON Payアプリ(旧:イオンウォレット)」または「暮らしのマネーサイト」で利用可能額を確認しておきましょう。
また、海外でのショッピングやキャッシングには暗証番号(PIN)4桁の入力を求められることが多くあります。暗証番号を忘れた場合は、出発2週間前までにテレホンアンサーから照会手続きをしておくと安心です。
海外旅行保険の付帯状況
通常のイオンカード(セレクト・WAON一体型など年会費無料タイプ)には、海外旅行傷害保険は付帯していません。旅行保険が必要な方は、以下の選択肢があります。
- イオンゴールドカードに切り替える(利用付帯・最高3,000万円〜5,000万円)
- 旅行保険を別途加入する
- イオンカードのサイトから保険を追加申し込みする
まとめ
イオンカード 海外手数料のポイント
- ✓ 海外ショッピングの手数料は一律1.60%(Visa・Mastercard・JCB 全ブランド共通)
- ✓ 他社カード(3.63〜3.85%)より大幅に安く、10万円利用で最大2,250円の節約
- ✓ ATMキャッシングはATM手数料110円/220円+実質年率7.8%〜18.0%の利息が発生
- ✓ 決済時は現地通貨を選択(日本円選択はDCC決済となり損をする)
- ✓ 海外旅行保険は通常カードは付帯なし。イオンゴールドカードなら利用付帯で補償あり
よくある質問
イオンカードの海外事務手数料は1.60%です(2026年3月時点の公式情報)。Visa・Mastercard・JCBのどの国際ブランドを選んでも同一の1.60%が適用されます。
利用金額の1.60%が手数料として上乗せされます。たとえば10万円分の買い物をした場合、手数料は約1,600円。他社カードと比べて2,000円以上安くなることもあります。
ATM利用手数料は1万円以内の借り入れで110円、1万円超で220円です。これに加えて実質年率7.8%〜18.0%の利息が発生します(利用実績・契約内容による)。
公式の案内では、海外旅行前の事前連絡は原則不要です。ただし、利用限度額・暗証番号・海外キャッシング利用枠を出発前に確認しておくことを推奨します。
通常の年会費無料のイオンカード(セレクト・WAON一体型など)には海外旅行傷害保険は付帯していません。イオンゴールドカードであれば、出国前に旅行代金をカードで支払うことで利用付帯として最高3,000万円〜5,000万円の補償が受けられます。
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