イオンカードでネットショッピングをしようとしたら「3Dセキュア」「本人認証」が求められた、あるいは「ワンタイムパスワード」という言葉が出てきて戸惑った方は多いはずです。
この記事では、イオンカードの3Dセキュア(本人認証サービス)の仕組みから登録手順、ワンタイムパスワードの使い方、よくあるトラブルの対処法まで、公式情報をもとに一通り解説します。
イオンカードに携帯電話番号を登録していれば、ネットショッピング時に自動でSMS認証が有効になります。登録の手間は不要。SMSが届かない場合や家族カードを使う場合は、専用アプリ「ワンタイム」を使う方法もあります。いずれも無料で利用できます。
イオンカードの3Dセキュア(本人認証サービス)とは
「本人認証サービス(3Dセキュア)」とは、インターネット上でクレジットカードをより安全に使うためのサービスです。ネットショッピングの支払い時に、カード情報に加えて「ご本人さまにしか分からないパスワード」を入力することで、なりすましによる不正利用を防ぎます。
イオンカードの場合、このサービスは無料で利用でき、3Dセキュア2.0に対応しています。ネットショップにより「Visa Secure」「Mastercard ID Check」「J/Secure」のマークが表示される場合がありますが、いずれも同じ仕組みです。
カードブランド別の表示名
VISA → Visa Secure、Mastercard → Mastercard ID Check、JCB → J/Secure
どれもイオンカードの「本人認証サービス(3Dセキュア)」を指しています。
対応カードはVISA・Mastercard・JCBの国際ブランドマークがついたイオンマークのクレジットカード、イオン銀行CASH+DEBIT、イオンデビットカード、家族カードです。
認証方法はSMSとワンタイムアプリの2種類
イオンカードの3Dセキュアには、認証方法が2種類あります。どちらを選ぶかによって、登録手順と使い勝手が変わります。
| 項目 | SMS認証 | 「ワンタイム」アプリ認証 |
|---|---|---|
| 登録 | 携帯電話番号を登録済みなら自動登録 | 暮らしのマネーサイトから申し込みが必要 |
| 認証手段 | 購入時にSMSで8桁の数字が届く | アプリに表示される8桁の数字を使う |
| パスワード更新 | 毎回新しいSMSが届く | 60秒ごとに自動で変化 |
| 向いている人 | SMSが受信できる環境の人 | SMSが使えない環境・家族カード会員 |
| 動作環境 | 携帯電話番号の登録が必要 | Android 8.0以上 / iOS 14.0以上 |
家族カードをご利用の方へ
家族カード会員さまの利用分も、本カード会員さまの携帯電話番号にSMSが届きます。確認が難しい場合は、家族カード会員さまの端末に「ワンタイム」アプリをインストールして利用することもできます。
イオンカードの3Dセキュア登録・設定方法
SMS認証とワンタイムアプリ認証で、手順が異なります。それぞれの登録方法を説明します。
確認してみましょう
カードに携帯電話番号が登録済みであれば、SMS認証はすでに自動登録されています。登録状況は暮らしのマネーサイトの「各種お手続き・登録変更」→「お支払い設定・サービス登録」→「本人認証サービス設定(3Dセキュア)」から確認できます。
SMS認証の登録手順
携帯電話番号の登録が必要な場合、または確認・変更したい場合は以下の手順で行います(イオンカードセレクトは暮らしのマネーサイトではなくイオン銀行ダイレクトまたはイオン銀行店舗で変更)。
AEON Pay IDでログインします。ログイン方法はこちらの記事も参考にしてください。
メニューから「各種お手続き・登録変更」→「お支払い設定・サービス登録」と進みます。
「利用申込み・設定変更」を選択します。
画面の案内に沿ってお手続きを完了させます。
「ワンタイム」アプリの登録・設定手順
SMSが届かない環境や、家族カード会員さまが個別に認証したい場合は「ワンタイム」アプリを使います。SMS認証を解除してからアプリ認証を登録する必要があります。
先にSMS認証の登録が解除されている必要があります。解除は同じ「本人認証サービス設定」画面から行えます。
件名「『ワンタイム』アプリお手続きのお知らせ」というメールが届きます。メール内のアプリダウンロード用URLからアプリをインストールします。
ダウンロード直後に「同意して進む」ボタンが表示されますが、タップしないでください。
先ほどのメールに戻り、「アプリの初期設定URL」をタップします。標準ブラウザ(iOS: Safari、Android: Google Chrome)で開いてください。
「ワンタイム 初期設定/トークン追加」画面で同ボタンをタップします。
アプリに「イオンカード」の文言と8桁のワンタイムパスワードが表示されたら登録完了です。
ワンタイムアプリの動作環境
docomo・au・Softbankの3キャリア対応機種で、Android 8.0以上またはiOS 14.0以上が必要です。App StoreまたはGoogle Playが使える端末であることも前提です。
ネットショッピング時の使い方
3Dセキュアに対応した加盟店でネットショッピングをする際、以下の流れで認証が行われます(取引によっては認証不要で決済が完了する場合もあります)。
カード番号・有効期限・セキュリティコード等を入力します。
【SMS認証の場合】登録した携帯電話番号にSMSで8桁の数字が届きます。
【ワンタイムアプリの場合】アプリを起動して表示されている8桁の数字を確認します(60秒ごとに変わります)。
ワンタイムパスワードを入力して「送信」をクリックします。認証が通れば決済完了です。
パーソナルメッセージで安心確認
3Dセキュアの認証画面には「パーソナルメッセージ」が表示されます。これは登録時に設定した合言葉です。この文言が表示されていれば、本物のイオンカード認証画面であることの確認になります(全角20文字以内で設定可能)。
3Dセキュアが使えないときの対処法
SMSが届かない場合
SMSが届かないときは、以下を順番に確認してください。
- 端末のSMS受信設定を確認する(キャリアまたはメーカーに問い合わせ)
- 登録している携帯電話番号が現在使用中の番号と一致しているか確認する
- イオンカードセレクトの場合、電話番号変更後は数日かかることがある(翌日以降に再試行)
- SMSが利用できない環境なら「ワンタイム」アプリへの切り替えを検討する
海外でSMS認証を使う場合
docomo・au・ソフトバンク・楽天いずれかのキャリアでローミングを設定すれば、海外でもSMSを受信できます。ただし在住地域や端末の設定によって受信できない場合もあります。海外での利用が多い場合は、ワンタイムアプリがより安定します。
「ワンタイム」アプリのエラー対処
| エラー内容 | 対処法 |
|---|---|
| 「登録済みのトークンが利用できなくなっています。(エラーコードA801)」 | アプリ右上の三本線メニュー → 「トークンの削除」→ 3Dセキュアを再登録する |
| 「登録済みのトークンがありません。」 | アプリのダウンロード後に初期設定URLでの設定が未完了。メールに記載の初期設定URLをタップして設定を完了させる |
| 「不正なアクセスです」 | PCからアクセスしている。アプリはスマートフォン専用のため、スマホで操作する |
| 初期設定URLをタップしても反応がない | URLをコピーして標準ブラウザ(iOS: Safari / Android: Chrome)から開く。URL前後にスペースが入らないよう注意 |
機種変更・カード再発行後の再登録
以下の場合は、3Dセキュアの再登録や設定変更が必要になります。
- SMS認証の場合:携帯電話番号が変わった場合 → 新しい番号に変更する
- ワンタイムアプリの場合:機種変更してアプリが引き継げない場合 → 再登録が必要
- カード再発行でカード番号が変わった場合 → 再登録が必要
- イオンカードセレクトの場合:携帯電話番号の変更はイオン銀行ダイレクトまたはイオン銀行店舗で行う
イオンカード 3Dセキュア まとめ
- ✓ 携帯電話番号を登録済みなら3Dセキュア(SMS認証)は自動で有効になっている
- ✓ 認証方法はSMS認証と「ワンタイム」アプリ認証の2種類。いずれも無料
- ✓ ワンタイムパスワードは8桁の数字。アプリは60秒ごとに変化する
- ✓ 家族カード会員の利用分は本カード会員の携帯にSMSが届く
- ✓ 機種変更やカード再発行後は再登録が必要な場合がある
よくある質問
無料です。SMS認証・ワンタイムアプリ認証のどちらも費用はかかりません。
はい、使えます。3Dセキュアを導入していない加盟店や、取引の種類によっては認証画面が表示されずに決済が完了することがあります。3Dセキュアが未登録でも基本的な購入は可能ですが、対応店舗では登録が必須になる場合があります。
いいえ、どちらか一方のみ登録できます。SMS認証を解除してからワンタイムアプリを登録する、またはワンタイムアプリを解除してからSMS認証に戻す、という手順になります。
使えます。ただし携帯電話番号の登録・変更はイオン銀行ダイレクト(インターネットバンキング)またはイオン銀行店舗で行う必要があります。暮らしのマネーサイトからは変更できない点にご注意ください。
イオンカードはすでに3Dセキュア2.0に対応しています。3Dセキュア2.0では、リスクの低い取引は追加認証なしでスムーズに決済できる仕組みになっています。一部のネットショップで「3Dセキュア2.0に対応していない」というエラーが表示される場合は、3Dセキュアの未登録や、機種変更後の再登録漏れが原因として考えられます。
3Dセキュアを導入しているインターネット加盟店でカードを使おうとした際、自動的にSMSが送信されます。本人に覚えがない場合は、第三者がカード情報を使って不正に購入しようとしている可能性があります。その場合はイオンカードのコールセンターに連絡することをおすすめします。
