エポスカードの引き落としができなかった、または支払期日を過ぎてしまった——そんなとき、「再引き落としはしてもらえるの?」「このまま放置するとどうなる?」と不安になりますよね。この記事では、支払い遅れが発生した場合のリスクを時系列で整理するとともに、今すぐできる入金方法と対処法をわかりやすく解説します。

結論
エポスカードの支払いが遅れたら:まず知っておきたい3つのこと
  • 再引き落としは行われません。引き落とし不可になった場合は、自分で入金する必要があります。
  • 遅延損害金(年率14.6%)と事務手数料484円が支払期日の翌日から発生します。
  • 今すぐエポスATM・コンビニ・ネットバンキングのいずれかで入金してください。1日でも早い支払いが被害を最小化します。

エポスカードの支払いが遅れるとどうなる?リスクを時系列で解説

支払いが遅れた場合、時間の経過とともにリスクが段階的に大きくなります。下のタイムラインで全体像を把握したうえで、各段階の詳細を確認しましょう。

1
支払期日の翌日〜
遅延損害金・事務手数料が発生
年率14.6%の遅延損害金と1回484円の事務手数料(税込)が加算されます。
2
翌日〜1週間以内
カードが利用停止になる
ショッピング・キャッシングともに使えなくなります。
3
2〜3ヶ月以上(61日以上)
信用情報(CIC/JICC)に「異動」記録
いわゆる「ブラックリスト入り」。完済後も5年程度記録が残り、他の金融サービス審査に影響します。
4
2〜3ヶ月程度
強制解約・残高の一括請求
カードが強制解約され、分割やリボの残高も含めて全額一括で請求されます(期限の利益喪失)。
5
3ヶ月以上
法的手続き・差押えのリスク
株式会社エムアールアイ債権回収へ債権が移管され、給与・預貯金・不動産等の差押えに至る可能性があります。

翌日から:遅延損害金(年率14.6%)と事務手数料484円が発生

支払期日の翌日から、遅延損害金が年率14.6%(ショッピング)で発生します。これはエポスカード会員規約第18条に基づくもので、支払額・遅延日数が多いほど金額が増えます。キャッシングの場合は年率20.0%とさらに高率になります。

さらに、エポスカード公式FAQによると、2025年3月25日(火)以降の支払分から事務手数料484円(税込)が1回の遅延ごとに加算されます(次月請求)。ポイント付与の対象外です。

再引き落としはされません

引き落とし不可になった場合、エポスカードからSMSまたはお電話で連絡が来ます。ただし自動的な再引き落としは行われないため、自分で入金手続きを取る必要があります。

翌日〜1週間以内:カードが利用停止になる

支払期日を過ぎると、早ければ翌日、遅くとも1週間以内にカードの利用が停止されます。ショッピング・キャッシングともに使えなくなるため、日常の買い物にも支障が出る可能性があります。

カードが再び使えるようになるのは入金確認後ですが、復活まで最短でも2営業日程度かかります。初めての遅れで金額が小さい場合は、より早く復活するケースもあります。

2〜3ヶ月:信用情報(CIC/JICC)に「異動」記録・ブラックリスト入り

エポスカードはCIC(シー・アイ・シー)とJICC(日本信用情報機構)の両方に加盟しています。弁護士監修の情報によると、返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延でCICに「異動」が記録され、JICCには3ヶ月以上の延滞で登録されます。

「異動」記録(いわゆるブラックリスト)が残ると、完済後も5年程度は他のクレジットカードやローンの審査に影響します。自己破産の場合は10年程度です。

2〜3ヶ月程度:強制解約・残高一括請求

エポスカードが定める公式の期限は明記されていませんが、弁護士監修記事の情報によると、2〜3ヶ月程度の滞納で強制解約になるとされています。強制解約になると、分割払いやリボ払いの残高も含めた全額が一括で請求されます(期限の利益喪失)。

3ヶ月以上:法的手続き・差押えのリスク

支払いが3ヶ月以上滞ると、債権が株式会社エムアールアイ債権回収に移管され、法的手続きに進む可能性があります。裁判所から支払督促や訴状が届き、判決が確定すると給与(手取りの4分の1まで)・預貯金・不動産等が差し押さえられるリスクがあります。

ここまで来る前に、必ず早めの相談を

支払いが困難な場合でも、エポスカードのコールセンターに早めに連絡することで分割交渉や猶予が得られる可能性があります。詳しくは後述の「支払いが困難な場合の対処法」をご覧ください。

支払いが遅れた場合の今すぐできる入金方法

支払期日を過ぎていても、以下の方法で入金できます。エポスカード公式FAQの支払い方法一覧を参考に、ご自身に合った方法を選んでください。

① エポスATM・提携ATMから入金する(手数料無料)

エポスATM(マルイ・モディ各店)や提携ATMからの入金は手数料無料で、入金後すぐに反映されます。エポスカード(またはカード番号)とATMカードを持参して入金してください。最もコストを抑えられる方法です。

エポスATMの設置場所は、エポスカード公式サイトまたはエポスアプリで確認できます。全国のマルイ・モディに設置されています。

② コンビニでバーコード払い(ペイスル:手数料あり)

エポスアプリまたはMyエポスNetのマイページからバーコード(ペイスル)を表示し、コンビニのレジで支払う方法です。24時間対応しているため、深夜や休日でも支払いが可能です。

ただし、別途手数料がかかる場合があります。詳しい金額はエポスアプリ内でご確認ください。

③ ネット(ペイジー・インターネットバンキング)で支払う

インターネットバンキングや銀行ATMからペイジー(Pay-easy)で支払う方法です。金融機関によっては手数料がかかる場合があります。支払い後の反映まで数営業日かかることがありますので、早めに手続きしましょう。

④ 振込で支払う(コールセンターに番号確認)

振込先口座番号はエポスカードのコールセンター(03-3381-0101、受付時間 9:00〜19:00)に電話して確認してください。振込の場合は反映まで時間がかかることがあります。

支払い方法の詳細・手数料はこちら

各入金方法の手順・手数料・反映時間の詳細は、以下の記事でまとめています。

遅延損害金と事務手数料はいくら?計算方法と金額シミュレーション

遅延損害金は以下の計算式で算出されます。

計算式(ショッピング)

遅延損害金 = 残高 × 年率14.6% ÷ 365日 × 遅延日数

計算式(キャッシング)

遅延損害金 = 残高 × 年率20.0% ÷ 365日 × 遅延日数

事務手数料は1回484円(税込)が次月に請求されます(ショッピング遅延時のみ・キャッシングは対象外)。以下のシミュレーション表で自分の状況をすぐ確認できます。

ショッピング遅延損害金シミュレーション(年率14.6%)

残高 7日間 30日間 60日間 90日間
1万円 約28円 約120円 約240円 約360円
5万円 約140円 約600円 約1,200円 約1,800円
10万円 約280円 約1,200円 約2,400円 約3,600円
30万円 約840円 約3,600円 約7,200円 約10,800円

※上記は遅延損害金のみの金額です。別途、事務手数料484円(税込)が加算されます。日数が延びるほど負担が増えますので、1日でも早い支払いを心がけましょう。

キャッシング遅延損害金シミュレーション(年率20.0%)

残高 7日間 30日間 60日間 90日間
1万円 約38円 約164円 約329円 約493円
5万円 約192円 約822円 約1,644円 約2,466円
10万円 約384円 約1,644円 約3,288円 約4,932円
30万円 約1,151円 約4,932円 約9,863円 約14,795円

※キャッシングの場合、事務手数料484円は対象外です。ただし年率20.0%と高率のため、早期返済が重要です。

支払いが困難な場合の対処法

まだ引き落としを迎えていない場合:事前に支払い方法を変更できます

引き落とし日の17日頃までであれば、エポスアプリまたはMyエポスNetから1回払いをあとから分割払い・リボ払いに変更できます。遅延が発生する前に手続きを済ませると、遅延損害金・事務手数料・カード停止のすべてを回避できます。ただし変更すると実質年率15.0%の手数料がかかるため、毎月の返済額が減る分だけ総支払額は増えます。

すでに引き落とし日を過ぎてしまった場合でも、放置するのが最も危険です。以下のステップで早めに対処しましょう。

  • 1
    コールセンターに電話して状況を伝える

    エポスカードのコールセンター(03-3381-0101、受付時間 9:00〜19:00)に電話し、支払いが遅れている旨を正直に伝えましょう。いつごろ支払えるか見通しを伝えることで、対応策を一緒に検討してもらえる場合があります。連絡するだけで、担当者の対応が変わることもあります。

  • 2
    リボ払い・分割払いに変更する(引き落とし日前のみ)

    引き落とし日の17日頃までであれば、一括払いをリボ払いや分割払いに変更することで毎月の返済額を抑えられる可能性があります。ただし手数料率は実質年率15.0%のため、長期になるほど総支払額が増えます。変更はエポスアプリまたはMyエポスNetから手続きできます。

  • 3
    どうしても払えない場合は専門家に相談する

    収入の見通しが立たず支払いが不可能な場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。任意整理・個人再生・自己破産といった法的手続きによって、返済負担を大幅に軽減できる可能性があります。法テラス(国が設立した法的支援機関)では、費用が払えない場合の立替制度もあります。

よくある質問(FAQ)

  • 再引き落としはされますか?

    エポスカード公式FAQによると、再引き落としは行われません。引き落とし不可になった場合は、SMSまたはお電話で案内が来ます。その後、ATM・コンビニ・ネットバンキングなどの方法で自分で入金する必要があります。

  • 支払いが遅れてから何日以内に支払えば信用情報に影響しない?

    CIC(シー・アイ・シー)への事故情報登録は「返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延」が基準とされています。つまり、60日以内に支払いが完了すれば信用情報への「異動」記録は避けられる可能性が高いです。ただし、長期の遅延は審査評価に悪影響を与える場合もあるため、できる限り早い支払いが重要です。

  • カードが止まった後、支払ったら何日で復活しますか?

    入金が確認されてから、最短で2営業日程度でカードが再び使えるようになります。初めての遅れで金額が少額の場合はより早いケースもありますが、公式には「数日程度」とされています。正確な復活時期はエポスカードのコールセンター(03-3381-0101)にお問い合わせください。

  • 事務手数料484円とは何ですか?いつから始まりましたか?

    エポスカード公式FAQによると、2025年3月25日(火)以降の支払分から、支払いが遅延した場合に1回484円(税込)の事務手数料が翌月請求に追加されるようになりました。ショッピングの遅延に適用され、キャッシングは対象外です。また、この事務手数料にはポイントが付与されません。

  • エポスカードのコールセンターに連絡するとどうなりますか?

    コールセンター(03-3381-0101)に連絡することで、支払い方法の案内・分割交渉・支払い猶予の相談ができます。対応は状況によって異なりますが、放置して悪化させるよりも、早めに連絡するほうが選択肢が広がります。受付時間は9:00〜19:00(12月31日〜1月3日を除く)です。

この記事のまとめ

  • 再引き落としはなし。引き落とし不可後は自分でATM・コンビニ・ネットバンキング等から入金が必要
  • 支払期日の翌日から遅延損害金(年率14.6%)と事務手数料484円が発生する
  • 1週間以内にカード利用停止、61日以上でブラックリスト入り、2〜3ヶ月で強制解約のリスク
  • 支払いが困難な場合は、まずコールセンター(03-3381-0101)に相談する
  • プライシーアプリでエポスカードの利用明細や価格情報をいつでも確認できます

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記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。