ロッテのアイスが値上がりしているのを実感しているのではないでしょうか。2025年は市販アイスを中心に大規模な価格改定が実施され、雪見だいふく・爽・クーリッシュなど定番商品の希望小売価格(税別)が相次いで引き上げられています。この記事では、最新2025年の値上げ内容を一覧にまとめるとともに、2019年以降の歴代値上げ履歴や主要4商品の価格推移もわかりやすく整理しました。

結論
ロッテ アイスの最新値上げは2025年9月・10月から
2025年6月18日に発表されたロッテの価格改定により、市販アイス49品(うち46品が9月1日出荷分・3品が10月1日出荷分)と業務用・自販機専用アイス80品が値上げとなりました。値上げ幅は2.1〜47.2%と幅広く、雪見だいふく(2個入)やクーリッシュ バニラは170円→180円(税別)に改定されています。

【2025年最新】ロッテ アイス 値上げはいつから?対象商品一覧

ロッテは2025年6月18日付のプレスリリースで、アイス商品の価格改定を発表しました。値上げの時期は大きく2回に分かれており、市販向けと業務用・自販機向けで出荷開始日が異なっています。

2025年9月1日出荷分(市販アイス46品)の対象商品と値上げ幅

9月1日出荷分では、市販向けアイス46品が2.1〜47.2%値上げとなりました。日常的によく見かける定番商品が多く含まれているので、コンビニやスーパーで気づいている方も多いのではないでしょうか。以下は代表的な商品の価格変更をまとめたものです(希望小売価格・税別)。

商品名 改定前 改定後 変動幅 出荷開始
雪見だいふく(2個入) 170円 180円 +10円(約5.9%) 2025年9月1日
クーリッシュ バニラ 170円 180円 +10円(約5.9%) 2025年9月1日
爽 バニラ 170円 約180円 約5〜6% 2025年9月1日
モナ王 バニラ 170円 約180円 約5〜6% 2025年9月1日
ミニ雪見だいふく(マルチ) 420円 450円 +30円(約7.1%) 2025年9月1日

※ 上表の「約180円」は市販アイスの値上げ幅5.3〜14.8%から推定した参考値です。実際の価格は店舗や販売時期によって異なる場合がありますので、最新情報は各メーカーまたは販売店でご確認ください。

2025年10月1日出荷分(市販3品+業務用・自販機80品)の対象商品

10月1日出荷分では、市販アイス3品に加え、業務用・自販機専用アイス80品が値上げとなりました。業務用製品は飲食店やホテル向けのもの、自販機専用品はアイス自販機で販売されるものが含まれます。外食やイベント会場でのアイス価格にも、じわじわ影響が及ぶかもしれません。

区分 品数 出荷開始 値上げ幅
市販アイス(9月) 46品 2025年9月1日 2.1〜47.2%
市販アイス(10月) 3品 2025年10月1日 2.1〜47.2%
業務用・自販機専用アイス 80品 2025年10月1日 2.1〜47.2%

2025年9月はアイス業界全体で値上げが相次いでいます

ロッテだけでなく、2025年9月出荷分から他の大手アイスメーカーも同時期に価格改定を実施しています。森永乳業は「ピノ」「MOW(モウ)」など18品を4.5〜10.9%値上げ、明治はアイス20品を5〜12%値上げ、赤城乳業は「ガリガリ君ソーダ」など24品を10〜30円値上げしています。アイス業界全体に共通するコスト高騰が背景にあり、特定ブランドだけの話ではありません。

ロッテ アイス 値上げの4つの理由

今回の値上げはロッテ独自の事情ではなく、業界全体を取り巻くコスト環境の悪化が主な原因です。ロッテの公式発表では、主に次の4つの要因が挙げられています。

① 物流費・燃料費の高騰

アイスは冷凍状態を保ったまま配送する必要があるため、冷凍物流コストが特に大きな負担です。2024〜2025年の値上げ発表からは物流費の高騰が明記されるようになり、ドライバーの賃金上昇や燃料費の上昇が直接的なコスト増につながっています。「2024年問題」と呼ばれる物流業界の働き方改革の影響も加わり、配送コストは一段と上昇しています。

② 光熱費・エネルギーコストの上昇

アイスの製造・保管には大量の電力と冷媒が必要です。エネルギー価格の高止まりにより、工場の電気代や冷凍倉庫の維持費が押し上げられています。この影響はアイスメーカー全体に共通しており、大手各社が相次いで価格改定に踏み切っている背景にもなっています。

③ 原料・包装資材の高騰

乳製品(生乳・乳脂肪)、砂糖、チョコレート向けのカカオなど、アイスに使われる原料価格が世界的に上昇しています。加えて、包装資材(フィルム・箱)も石油由来の素材が多く、資源価格の上昇分が転嫁されてきています。特に近年のカカオ高騰はチョコレートコーティング系アイスへの影響が大きいと言われています。

④ 人手不足による製造・流通コストの増大

少子化と労働人口の減少を背景に、工場での製造作業員の確保が年々難しくなっています。採用コストの上昇や賃上げ対応が製造原価を押し上げており、ロッテも「人手不足によるコスト増」を値上げ理由の一つとして明示しています。こうした構造的なコスト増は短期間では解消しにくいため、今後も価格に影響を与え続ける可能性があります。

ロッテ アイス 値上げ履歴まとめ(2019年〜2025年)

「そういえば昔はもっと安かった気がする……」と感じている方も多いのではないでしょうか。ロッテのアイスは実は長期にわたって断続的に値上げが続いており、2019年から2025年の間に計6回以上の価格改定が実施されています。以下の年表で一覧してみてください。

出荷開始時期 主な対象・規模 値上げ幅 主な対象商品(例) 出典
2019年3月 アイス54品中29品(4年ぶり) 6.1〜10.0% 雪見だいふく、爽、クーリッシュ 等 流通ニュース
2022年6月 市販アイス(3年ぶり) +10円/本 前後 爽、雪見だいふく、クーリッシュ、モナ王 等 日経新聞
2023年3〜4月 アイス19品 6.6〜28.5% 爽、クーリッシュ、雪見だいふく、モナ王 等 グルメWatch
2024年3月 市販アイス9品+自販機9品 2.5〜35.1% ロイズ クランチチョコ 等 グルメWatch
2024年8〜10月 アイス含む188品 3.5〜10.5% 雪見だいふく 等(2024年9月値上げ分を含む) 日経新聞
2025年9月 市販アイス46品 2.1〜47.2% 雪見だいふく、クーリッシュ、爽、モナ王 等 PR Times
2025年10月 市販3品+業務用・自販機80品 2.1〜47.2% 業務用・自販機専用アイス各種 PR Times

2022年以前(特に2018年以前)の価格データは公式ソースでの詳細確認が難しく、この年表では2019年以降を対象としています。2019年の値上げが「4年ぶり」と報道されていたことから、2015年頃にも値上げがあったとみられています。

主要商品の価格推移|雪見だいふく・爽・クーリッシュ・モナ王

「雪見だいふくっていつから値段が変わったの?」という疑問にお答えするため、定番4商品の価格推移を年表形式でまとめました。価格はすべて希望小売価格(税別)です。

雪見だいふく(2個入)の価格推移

ロッテを代表するアイスの一つ、雪見だいふく(2個入)は2019年以降で130円から180円へ、約38%値上がりしています。毎回の値上げ幅は小さいものの、積み重なると大きな差になっていることがわかります。

時期 希望小売価格(税別) 前回比
〜2018年頃 130円
2019年3月〜 140円 +10円(+7.7%)
2022年6月〜 150円 +10円(+7.1%)
2023年3月〜 160円 +10円(+6.7%)
2024年9月〜 170円 +10円(+6.3%)
2025年9月〜 180円 +10円(+5.9%)

爽 バニラ(1本)の価格推移

さっぱりとした食感が人気の爽 バニラも、雪見だいふくとほぼ同じペースで値上がりが続いています。neage.jpのデータをもとに、2025年9月以降の価格を約180円と推計しています。

時期 希望小売価格(税別) 前回比
〜2018年頃 130円
2019年3月〜 140円 +10円(+7.7%)
2022年6月〜 150円 +10円(+7.1%)
2023年3月〜 160円 +10円(+6.7%)
2024年9月〜 170円 +10円(+6.3%)
2025年9月〜(推定) 約180円 約+10円

クーリッシュ バニラ(1本)の価格推移

飲むアイスとして人気のクーリッシュ バニラも、2022年以降の値上げ波に乗り、130円から180円へと値上がりしています。クーリッシュの詳しい値上げ経緯については、以下の記事もあわせてご覧ください。

時期 希望小売価格(税別) 前回比
〜2018年頃 130円
2019年3月〜 140円 +10円(+7.7%)
2022年7月〜 150円 +10円(+7.1%)
2023年3月〜 160円 +10円(+6.7%)
2024年9月〜 170円 +10円(+6.3%)
2025年9月〜 180円 +10円(+5.9%)

モナ王 バニラ(1本)の価格推移

モナ王 バニラも他の定番商品と同様の値上げ推移をたどっています。neage.jpのデータによると、2022年にはラクトアイス規格への変更も行われており、コスト管理の工夫もみられます。2025年9月以降の価格は約180円と推定されます。

時期 希望小売価格(税別) 前回比
〜2018年頃 130円
2019年3月〜 140円 +10円(+7.7%)
2022年6月〜 150円 +10円(+7.1%)※ラクトアイスに変更
2023年3月〜 160円 +10円(+6.7%)
2024年9月〜 170円 +10円(+6.3%)
2025年9月〜(推定) 約180円 約+10円

ロッテ アイスを安く買う方法

値上がりが続いているとはいえ、価格をこまめにチェックすることで出費を抑えることは可能です。コンビニの定価で買い続けるより、スーパーのチラシセールやアプリを活用する方が大きな差が出てきます。

① スーパー・ドラッグストアのチラシセールを活用する

アイス類は夏場だけでなく、年間を通じてスーパーやドラッグストアの特売対象になることがあります。普段よりも2〜3割安く購入できるタイミングがあるので、まとめ買いするのが賢い選択です。

② Amazonや楽天の定期便・まとめ買いを使う

マルチパック(ミニ雪見だいふくなど)はオンラインのまとめ買いが割安なことがあります。送料無料のサービスや定期便割引をうまく活用してみてください。

③ プライシーで値下がりを通知してもらう

プライシー(iOS / Android対応のスマホアプリ)を使うと、Amazon・楽天・Yahooなど複数ECサイトの価格をまとめて比較できます。商品を登録しておくと、価格が下がったときにプッシュ通知で教えてもらえるので、「気づかず定価で買い続ける」を防ぐことができます。他社アイスとの価格比較が気になる方は以下の記事もどうぞ。

まとめ:ロッテ アイス 値上げのポイント

この記事のまとめ

  • 最新の値上げは2025年9月1日出荷分(市販アイス46品)2025年10月1日出荷分(市販3品+業務用・自販機80品)の2段階で実施された
  • 値上げ幅は2.1〜47.2%。雪見だいふく・クーリッシュ等は170円→180円(税別)に改定
  • 値上げの背景は物流費・光熱費の高騰・原料高騰・人手不足の複合要因で、構造的な問題のため今後も注意が必要
  • 2019年〜2025年の間に6回以上の値上げが実施されており、主要商品の価格は130円台から180円台へと上昇している
  • スーパーのチラシセールやプライシーアプリの通知機能を活用して、賢く節約しましょう

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よくある質問

ロッテ アイスの最新値上げはいつからですか?

2025年9月1日出荷分から市販アイス46品、2025年10月1日出荷分から市販3品および業務用・自販機専用アイス80品が値上げとなっています。コンビニやスーパーでは店舗在庫の入れ替えに応じて価格が変わるため、実際に新価格が並ぶ時期は店舗ごとに多少異なります。

雪見だいふく(2個入)の現在の価格は?

2025年9月値上げ後の希望小売価格(税別)は180円です。2024年9月以前は170円でした。なお、コンビニやスーパーでは税込みの実売価格が表示されるため、消費税10%を加えた198円前後での販売が一般的です。

爽 バニラの現在の価格は?

2025年9月値上げ後の希望小売価格(税別)は約180円と推定されます。2024年9月以前は170円でした。正確な価格はロッテ公式サイトまたは各販売店でご確認ください。

ロッテ アイスの値上げはいつまで続きますか?

物流費・エネルギーコスト・原材料高騰・人手不足といった値上げ要因は構造的なものが多く、短期的に解消される見通しは現時点では立っていません。ただし、原材料価格の安定や円高への転換などが起きれば、値上げペースが落ち着く可能性はあります。現時点(2026年5月)では次回の値上げに関する公式発表はありません。

2025年の値上げ対象外のロッテアイスはありますか?

2025年6月の発表では市販アイス49品(9月46品・10月3品)と業務用・自販機専用80品が値上げ対象とされています。ロッテのアイスラインナップは多岐にわたるため、全商品が値上げ対象というわけではありませんが、主要な市販品の多くが対象に含まれています。詳細な対象商品一覧はロッテ公式サイトの発表をご確認ください。

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。