佐川急便は2026年10月2日、2027年1月1日(金)からの運賃改定を発表しました。この記事では、いつから・いくら上がるか・なぜ値上げするのかを、過去の改定とあわせて時系列で解説します。EC事業者の方も個人の方も、最新情報をここで確認してみてください。
2026年10月2日に発表。飛脚宅配便は平均約13.8%の値上げで、関東発・関西着の60〜100サイズは+10〜20円程度、140サイズ以上は15〜25%前後上がります。
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佐川急便は2026年10月2日、2027年1月1日(金)からの運賃改定を発表しました。この記事では、いつから・いくら上がるか・なぜ値上げするのかを、過去の改定とあわせて時系列で解説します。EC事業者の方も個人の方も、最新情報をここで確認してみてください。
2026年10月2日に発表。飛脚宅配便は平均約13.8%の値上げで、関東発・関西着の60〜100サイズは+10〜20円程度、140サイズ以上は15〜25%前後上がります。
「佐川急便がいつ値上げしたのか、全部まとめて知りたい」という方のために、2023年から2027年にかけての価格改定をすべて一覧にまとめました。
| 実施時期 | 対象サービス | 改定内容 | ステータス |
|---|---|---|---|
| 2023年4月1日 | 飛脚宅配便・飛脚特定信書便・飛脚ラージサイズ宅配便 | 運賃値上げ(第1回改定・最大10%程度) | 実施済み |
| 2024年4月1日 | 飛脚宅配便・飛脚特定信書便・飛脚クール便付加料金(140サイズのみ)・飛脚国際宅配便 | 飛脚宅配便 平均+7%、飛脚特定信書便 平均+5%、クール便付加料金(140サイズ)+220円、飛脚国際宅配便 平均+6% | 実施済み |
| 2026年4月1日 | マテリアル販売商品30品目(エクスプレスバッグ・BOX類など) | 梱包資材の価格改定(品目ごとに異なる) | 実施済み |
| 2026年10月1日〜 | セーフティサービス(貴重品・高額品の厳重管理配送) | 2026年10月1日注文分から、荷物1個につき220円(税込)の手数料を新設 | 実施済み |
| 2027年1月1日(金) | 飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便・飛脚航空便・メール便・ゆうパケット便・設置輸送など | 飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便 平均約13.8%、飛脚航空便系 平均約2.7% | 2027年1月〜 |
ポイント:2023年・2024年と2027年1月の改定は宅配便の基本運賃が対象です。2026年中の改定は梱包資材と特定サービスの付加料金が対象で、宅配便の基本運賃はこれとは別です。
佐川急便は2026年10月2日に発表し、2027年1月1日(金)から運賃を改定します。飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便は平均約13.8%、飛脚航空便・ラージサイズ航空便・特定信書航空便は平均約2.7%の値上げで、サイズや地帯によって上がり幅は異なります(ネットショップ担当者フォーラム)。
契約運賃を利用している場合は、契約内容や利用状況を踏まえて担当営業所から順次案内があるとされています。
あわせて、飛脚メール便・飛脚ゆうパケット便・大型家具・家電設置輸送サービスの料金や、紙の請求書の発行手数料(1通100円→200円・税抜)も同日に改定されます。具体的な金額は、下の料金表で紹介しています。
佐川急便は2023年1月27日に発表し、同年4月1日より飛脚宅配便・飛脚特定信書便・飛脚ラージサイズ宅配便の運賃を改定しました。これがいわゆる「第1回目の値上げ」です。改定幅は最大10%程度(LNEWS)。物流コストの上昇や従業員・パートナー企業の処遇改善を目的としており、業界全体で宅配料金の見直しが始まったタイミングと重なります。
2024年4月1日の第2回改定では、飛脚宅配便が平均7%程度値上がりしました。1年間に2度の値上げは異例で、佐川急便も「危機感を持った判断」と社内コメントを残しています。このとき関東から関西へ60サイズを送る場合の料金は970円から1,040円へ変わりました(Impress Watch)。
改定率の内訳は次のとおりです。
| 対象サービス | 改定率 | 備考 |
|---|---|---|
| 飛脚宅配便(飛脚クール便含む) | 平均7%程度 | 個人・法人ともに適用 |
| 飛脚特定信書便 | 平均5%程度 | |
| 飛脚クール便付加料金 | +220円 | 140サイズ(30kg以内)のみ対象 |
| 飛脚国際宅配便 | 平均6%程度 | 燃料サーチャージ等は別途 |
2026年は宅配便の基本運賃以外の料金改定が相次いでいます。
まず2026年4月1日から、エクスプレスバッグや段ボールBOXなどの梱包資材(マテリアル販売商品)30品目が値上がりしました。さらに10月1日注文分から再改定されたと報じられています(価格は確認できていません)。EC・通販事業者が仕入れている包装資材のコストにも直接影響します。
また2026年10月1日注文分からは、これまで無料だったセーフティサービス(高額品・貴重品の厳重管理・手渡し配送)に1個220円(税込)の手数料がかかるようになりました。高価格帯の商品を扱っているEC事業者の方は、特に注意が必要ですね。
2027年1月1日からの飛脚宅配便の料金例をご紹介します。料金は発着地の地域によって異なるため、ここでは佐川急便が公表している関東発・関西着の例を記載します。他の地域間の料金は、佐川急便の公式サイトで新しい運賃表が公開された際にご確認ください。
| サイズ | 現行(2024年4月〜) | 改定後(2027年1月1日〜) |
|---|---|---|
| 60サイズ(2kg以内) | 1,040円 | 1,060円 |
| 80サイズ | 1,340円 | 1,350円 |
| 100サイズ(10kg以内) | 1,630円 | 1,650円 |
| 140サイズ(20kg以内) | 2,310円 | 2,660円 |
| 160サイズ | 2,570円 | 2,960円 |
| 200サイズ | 4,480円 | 5,410円 |
| 260サイズ | 8,420円 | 10,100円 |
※ 佐川急便の2026年10月2日付の発表(関東発・関西着の例)より。60〜100サイズは+10〜20円程度にとどまる一方、140サイズ以上は大きく上がります。
| サービス | 現行→改定後(2027年1月1日〜) |
|---|---|
| 飛脚メール便 300g以内 | 168円→200円 |
| 飛脚メール便 600g以内 | 220円→240円 |
| 飛脚メール便 1kg以内 | 325円→350円 |
| 飛脚ゆうパケット便 1cm以内 | 250円→360円(2cm以内は310円→360円、3cm以内は360円で据え置き) |
| 大型家具・家電設置輸送 170サイズ | 2,651円→3,250円 |
| 大型家具・家電設置輸送 260サイズ | 6,116円→7,700円 |
| 紙の請求書発行手数料(1通・税抜) | 100円→200円 |
※ 飛脚特定信書便は、160サイズまでは改定後の飛脚宅配便と同じ運賃になります。ほかのサイズの設置輸送料金などは公式発表をご確認ください。
| サービス | 改定内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 飛脚クール便付加料金 | 140サイズ(30kg以内):+220円 | 60・80・100・120サイズは対象外 |
| 飛脚特定信書便 | 平均5%程度の値上げ | 信書・文書類専用サービス |
| 飛脚国際宅配便 | 平均6%程度の値上げ | 燃料サーチャージ・追加料金は別途 |
| セーフティサービス(付加手数料) | 1個220円(税込)※2026年10月1日注文分〜 | 貴重品・高額品の手渡し管理配送 |
ご注意:料金は発着地・荷物の重量・利用条件によって変わります。実際にご利用の際は佐川急便公式サイトの料金計算ツールをご確認ください。
「なぜ毎年のように値上げが続くの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。佐川急便が公表しているコメントや報道をもとに、主な理由を整理しました。
2027年1月の改定についても、佐川急便は施設・車両・資材・人材確保のコスト上昇を理由に挙げ、輸送力の維持と物流ネットワークの強化に向けて継続的に投資するとしています。
2024年4月以降、トラックドライバーへの時間外労働上限規制(年960時間)が適用されました。これにより、1人のドライバーが運べる荷物量が実質的に減少しています。同じ量の荷物を届けるためには、より多くのドライバーや車両が必要になり、コストが増大します。
佐川急便の本村正秀社長は「人件費などが先行して上昇する中で、値上げをせずに下げていくとなったら会社は持たない」とコメントしており、経営上の必然性として値上げを説明しています。
SGホールディングスグループは「宅配便インフラの強靭化」「先端技術の活用による業務効率化」を中期課題として掲げています。具体的には、スワップボディ車や高速フェリーへのモーダルシフト、大型中継センターの建設(2026年2月稼働の東京中継センターなど)が進んでいます。こうした先行投資のコストも、料金改定の背景の一つです。
値上げが続く中で、EC・通販事業者や個人の荷物の送り方はどう変わればよいのでしょうか。それぞれの立場から考えてみましょう。
特に注目したいのが140サイズ以上の大きな荷物と梱包資材のコストです。2027年1月から140サイズ以上の運賃が15〜25%前後上がり、2026年4月から佐川急便のエクスプレスバッグやBOX類も値上がりしているため、自社調達の梱包材と比較してどちらがコスト的に有利か見直す機会にもなります。
ヒント:プライシーアプリでは商品の価格変動を追跡できます。送料コストを考慮したうえで「本当に今買い時か」を確認するのにも役立ちますよ。
確定している直近の改定は、2027年1月1日(金)の運賃改定です。それ以降の宅配便基本運賃の改定については、2026年10月時点で佐川急便から公式なアナウンスはありません。
ただし、物流業界全体を見ると、ドライバー不足・燃料費高騰・賃上げ圧力といった構造的なコスト上昇要因は引き続き続いています。ヤマト運輸・日本郵便なども継続的に料金の見直しを行っており、業界全体として「送料の継続的な上昇トレンド」が当面続くと見られています。
EC事業者にとっても個人にとっても、今後も値上げを前提として配送コストを設計していく視点が大切です。新たな改定発表があり次第、この記事も随時更新していきます。
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プライシーアプリを無料で使う →2027年1月1日(金)からです。2026年10月2日に発表され、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便は平均約13.8%、飛脚航空便系は平均約2.7%の値上げです。メール便・ゆうパケット便・大型家具・家電設置輸送サービスも同日に改定されます。
1回目は2023年4月1日(最大10%程度の値上げ)、2回目は2024年4月1日(飛脚宅配便平均7%等)です。2年連続の値上げとなっています。2026年には梱包資材(4月)とセーフティサービス有料化(10月)の追加改定も行われ、2027年1月1日にも運賃改定が予定されています。
関東から関西へ60サイズを送る場合、現行は1,040円で、2027年1月1日からは1,060円です。100サイズは1,630円から1,650円、140サイズは2,310円から2,660円になります(地域によって異なります)。正確な料金は佐川急便公式サイトの料金計算ツールをご確認ください。
主な理由は①エネルギー・車両コストの高騰、②ドライバーの労働環境改善(賃上げ)、③物流2024年問題への対応(時間外労働上限規制)、④DX・設備投資、⑤2030年の輸送力不足への備えの5つです。業界全体で構造的なコスト上昇が続いており、佐川急便だけでなくヤマト運輸・日本郵便も同様の値上げを実施しています。
荷物のサイズや発着地によって異なります。一般的に基本運賃だけで比較すると、60〜100サイズの近距離ではゆうパックが最安値のケースが多く、佐川急便とヤマト運輸は近い料金帯です。ただし持込割引・クレジットカード払い・契約内容によっても差が出るため、具体的な条件で比較するのがおすすめです。
記事監修:プライシー編集部
プライシー編集部は、年間1億件以上の価格データを分析する「プライシーアプリ」の運用を通じて、商品の買い時判断に関する知見を蓄積してきた専門チームです。
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