コンタクトレンズの価格が「じわじわ上がっている」と感じていませんか?2022年以降、主要メーカーが相次いで価格改定を実施しており、1ヶ月あたりの負担は年々増えています。この記事では、値上がりの理由・2026年の最新状況・今すぐできる節約術をまとめてお伝えします。
コンタクトはいつ・いくら値上がった?最新状況まとめ
2022年以降、コンタクトレンズの主要メーカーは相次いで価格を改定してきました。「気づいたら値上がっていた」という方も多いかもしれませんが、実は複数のメーカーが段階的に改定を積み重ねています。まずはここ数年の改定状況を整理しておきましょう。
2022〜2026年 主要メーカーの価格改定一覧
| メーカー | 価格改定時期 | 主な内容・理由 |
|---|---|---|
| メニコン | 2022年11月1日〜 | 調達コストの大幅な上昇および物流費高騰等を理由に値上げ |
| ボシュロム | 2023年4月1日〜 | 一部製品で50〜150円程度の価格改定 |
| J&J(アキュビュー) | 2023年5月〜 | ワンデーアキュビューモイスト30枚:3,960円→4,345円(+385円/箱) |
| メニコン(メルスプラン) | 2023年11月〜 | 月額+100〜400円の改定(物流費高騰等) |
| アルコン | 2026年4月1日〜 | 価格改定を実施(詳細金額は公式発表をご確認ください) |
このように、2022〜2026年の間に主要メーカーがほぼ一巡して価格を見直しています。複数回改定しているメーカーもあり、コンタクトユーザーの負担は着実に増えていると言えます。
ワンデーアキュビューモイスト30枚の価格推移(具体例)
値上がりがどのくらいの規模感なのか、具体的な商品で見てみましょう。国内で広く使われているワンデーアキュビューモイスト(J&J)の場合、2023年5月の価格改定で1箱あたり385円の値上がりとなりました。
両眼で使うと1ヶ月に2箱必要なため、月あたり770円増・年間では9,240円以上の出費増になる計算です。1つのブランドだけでこれだけの差が出ますので、「ここ最近コンタクト代が増えたな」と感じている方は実感値と近いのではないでしょうか。
コンタクトが値上がりし続けるのはなぜ?主な理由を解説
コンタクトレンズの価格上昇は、一時的なものではなく複数の構造的な要因が重なって起きています。主な理由をひとつずつ見ていきましょう。
① 原材料(シリコーン・ハイドロゲル)の高騰
コンタクトレンズの主要素材であるシリコーンハイドロゲルや従来型ハイドロゲルは、ナフサ(石油化学原料)を出発点とした有機化学原料から作られています。原油価格の上昇や精製設備のひっ迫が続く中、レンズ素材のコストが押し上げられています。特にシリコーンハイドロゲル系レンズは酸素透過性向上のために高純度原料を使うため、影響を受けやすい構造です。
② 製造・物流コストの上昇
国内外の人件費・地価・エネルギーコストの上昇が製造コスト全体を押し上げています。コンタクトレンズは精密な製造設備と品質管理が必要なため、工場運営コストの増加が価格に転嫁されやすい業種です。さらに、メニコンが公式に発表しているとおり、配送費の増加も販売価格に影響しています。
③ 円安・輸入コストの増加
J&Jやアルコン、ボシュロムなどグローバルメーカーは海外に製造拠点を持ち、製品や原材料を輸入しています。円安が続く中、同じ量の輸入でもコストが膨らむため、販売価格への転嫁が避けられない状況が続いています。
④ メーカーの技術革新・商品戦略
近年のコンタクトレンズは、酸素透過性の大幅な向上・UV保護機能・保湿成分(ヒアルロン酸等)配合など高機能化が進んでいます。こうした製品改良に伴う研究開発コストも、じわじわと価格に反映されています。
メニコンは価格改定通知(2023年)にて「調達コストの大幅な上昇および物流費高騰等、企業努力のみでは吸収が困難」と公式に説明しています。これは各メーカー共通の状況を示しています。
2026年も値上がりは続く?今後の見通し
「これ以上値上がりするの?」と気になっている方も多いと思います。2026年時点での状況を整理します。
ナフサ不足リスクとコンタクトへの影響
コンタクトレンズの主要素材であるHEMA・MMA・シリコーン系モノマーはすべてナフサ由来です。レンズを包むブリスターパック(容器)もプラスチック製のため、ナフサの価格・供給状況がコンタクト全般のコストに直結します。
2026年はナフサの供給不安が複数メディアで報告されており、業界内では「2026〜2027年の追加値上げは現実的なリスク」として指摘されています。確定情報ではありませんが、コスト転嫁圧力は依然として強い状態です。
欠品・品薄が発生している商品の状況
2026年5月時点では、J&Jワンデーアキュビューオアシス90枚パックやボシュロムメダリストマルチフォーカルの一部度数で納期遅延・欠品が発生しています。「販売停止」には至っていませんが、特定の度数・商品は入手困難な場合があります。
もし普段使っているコンタクトが品薄になってきたと感じたら、早めに予備在庫を確保しておくと安心かもしれませんね。
注意:本記事執筆時点(2026年5月)の情報に基づいています。追加値上げが「確定」しているわけではありません。今後のメーカー公式発表をあわせてご確認ください。
主要コンタクトの価格推移をチャートで確認
実際に値上がりがどのくらい続いているのか、プライシーの価格推移チャートで確認してみましょう。各商品の価格データから、最安値・価格変動のタイミングを一目で把握できます。
プライシーのチャートでは、過去の最安値・最高値・価格変動のタイミングを確認できます。「いつ安くなりやすいか」「セール前後でどう動くか」を把握して、賢く購入タイミングを見極めましょう。
コンタクト代を節約する方法まとめ|今すぐできる節約術
値上がりが続くコンタクトを少しでも安く手に入れるには、いくつかの効果的な方法があります。自分の目の状況や生活スタイルに合わせて試してみてください。
① 使用タイプを変える(1day→2week・1monthへ)
もっともインパクトが大きい節約方法のひとつが、使用タイプの変更です。1dayコンタクトの両眼1日あたりのコストは約133円が目安ですが、2weekに切り替えると約44〜77円/日(ケア用品込み)まで下げられます。
年間換算すると、1dayと2weekの差は3万円以上になることもあります。ただし、2weekはレンズケアが必要になるため、管理の手間が増える点は考慮が必要です。眼科医に相談したうえで、自分の目の状態に合った選択をしてみてください。
2weekに切り替える際の注意点:2weekレンズは「開封後2週間」が使用期間です。使用回数や日数に関わらず、2週間を過ぎたら必ず廃棄してください。また、装用後は毎回こすり洗いと保存液でのケアが必要です。ケアを怠ると眼病の原因になるため、管理に自信がない方は眼科医にご相談のうえ判断しましょう。
② 通販・定期便を活用する
眼科や近くの量販店に比べ、AmazonやYahooショッピングなどの通販で購入するほうが安い場合がほとんどです。さらに、Amazon定期おトク便などの定期購入サービスを使うと5〜15%程度の割引が適用されることもあります。
一度設定してしまえば自動的に届くので、買い忘れも防げて一石二鳥ですよね。複数のECサイトの価格を比べてから選ぶのがおすすめです。
③ プライシーアプリで最安値をチェックする
プライシーはAmazon・楽天・Yahooショッピングなど複数のECサイトの価格を横断比較できるアプリです(iOS・Android対応のスマホ専用アプリ)。コンタクトの値下がりやクーポン発生時にプッシュ通知が届くため、最安値のタイミングを見計らって購入できます。
「セールの日を狙いたいけど毎日チェックするのは面倒」という方にぴったりです。通知が来たときだけ確認すればいいので、手間なく節約できますよ。
④ メーカーを変更する
主要メーカーはどこも値上げしていますが、各メーカー・商品の値上げ幅は異なります。処方箋が許可する範囲で別メーカーの同スペック商品に切り替えることで、コストを抑えられる場合があります。眼科に「コスト面でおすすめのブランドはありますか?」と相談してみると、思わぬ選択肢が見つかることもあります。
節約術まとめ
- 1dayから2weekへの切り替えで月3,000〜5,000円削減が可能
- Amazon・楽天の定期便を活用して5〜15%割引をゲット
- プライシーアプリで複数ECの最安値を横断比較・通知設定
- 眼科に相談のうえ、別メーカーへの変更も検討してみよう
よくある質問
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コンタクトはいつから値上がりしていますか?
2022年11月のメニコンを皮切りに、2023年にはボシュロム(4月)・J&Jアキュビュー(5月)・メニコンメルスプラン(11月)が相次いで価格改定しました。さらに2026年4月にはアルコンも改定を実施しています。
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2026年に値上げした主なメーカーは?
2026年4月1日にアルコンが価格改定を実施しています。その他のメーカーは主に2022〜2023年に改定済みで、現在は全主要メーカーが値上げ後の価格で販売しています。
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コンタクト代を一番安くする方法は?
1dayから2weekへの切り替えが最も効果が大きく、年間で数万円の節約が見込めます。さらに通販の定期便を組み合わせると、より大きな節約になります。眼科医に相談のうえ、自分に合った方法を選んでみてください。
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今後もコンタクトは値上がりしますか?
2026年はナフサ(石油化学原料)の供給不安が続いており、業界内では追加値上げのリスクが指摘されています。現時点で確定している追加値上げ情報はありませんが、今後の各メーカー公式発表を注視することをおすすめします。
