「ピザハットって最近高くなった気がする…」と感じている方は多いのではないでしょうか。実際、ピザハットは2022年以降、複数回にわたる価格改定を実施しています。この記事では、いつ・いくら値上がったのか・その理由を時系列でまとめ、値上げ後もお得に注文する方法もあわせてご紹介します。

結論
直近の本格値上げは2024年11月25日。マルゲリータMは1,680円→1,860円に
2024年以降、ピザハットは2024年10月の料金体系変更(配達料廃止・持ち帰り割引を半額→30%OFFに変更)と2024年11月25日の主力商品値上げの2段階で実質的な価格上昇を実施しました。一方、2026年2月にはSサイズの値下げ・「カジュアル」レンジの新設という逆方向の動きもあり、状況は複雑です。順番に整理していきますね。

2024年11月25日の値上げ内容まとめ(直近の本格値上げ)

直近で最も影響が大きかったのが、2024年11月25日に実施された主力商品の値上げです。原材料費や物流費・人件費・エネルギーコストの高騰を理由として、代表商品のほとんどで価格が引き上げられました。

値上がりした主力商品と新旧価格比較

商品名 値上げ前(税込) 値上げ後(税込) 差額
ピザハット・マルゲリータ M 1,680円 1,860円 +180円
ピザハット・マルゲリータ L 2,490円 2,700円 +210円
デラックス M 2,030円 2,330円 +300円
直火焼テリマヨチキン M 2,450円 2,830円 +380円
新・特うまプルコギ M 2,800円 3,190円 +390円
ハットフライポテト M 460円 500円 +40円
骨付きチキンプレーン M 640円 700円 +60円
ペプシコーラ(小)Pet 190円 210円 +20円
1.5L ペプシコーラ 390円 420円 +30円

マルゲリータMは+180円(約11%アップ)、デラックスMは+300円と、商品によっては約15%もの値上げになっています。注文頻度が高い方は、家計への影響を感じやすいタイミングでしょう。

値上げの対象外だった商品

一方、全商品が値上がりしたわけではありません。「ベーシックピザ」シリーズは価格据え置きとなっています。

商品名 価格(税込) 変更
ベーシックピザ M 1,530円 据え置き
ベーシックピザ L 2,220円 据え置き

コスパ重視なら「ベーシックピザ」が狙い目値上げを免れたベーシックピザは、コスト面でお得な選択肢です。トッピングはシンプルですが、ピザハットのチーズのクオリティはそのままですよ。

ピザハットの値上げ履歴・価格推移(2022〜2026年)

実は、ピザハットの値上げは2024年だけではありません。2022年から現在まで、断続的に価格改定が繰り返されています。時系列で整理しましょう。

2022年1月11日
一部商品の価格改定
原材料費・物流費・人件費の高騰を理由に、一部商品で価格引き上げを実施。
2022年10月3日
値上げ実施(MサイズMax+240円、LサイズMax+320円)
Mサイズで最大240円、Lサイズで最大320円の値上げ。コスト高騰が本格化し、業界全体での価格改定が続く時期。
2023年1月10日
一部商品の価格改定
引き続きコスト高騰を理由に値上げ。
2023年4月〜6月(順次)
配達料250円を全国導入
全国約520店舗で配達料250円を順次導入。それまで無料だった配達料が有料化され、利用者の間で話題に。
2024年10月15日
料金体系を全面変更(配達料廃止・持ち帰り割引30%OFFへ)
配達料を廃止し「定価に内包」。持ち帰り割引を従来の50%OFFから30%OFFに変更。配達利用者には実質値下げ、持ち帰り利用者には実質値上げとなった。(マルゲリータM:配達1,680円・持ち帰り1,170円)
2024年11月25日
主力商品の価格引き上げ
マルゲリータM:1,680円→1,860円など、主力商品のほとんどで価格を引き上げ。ベーシックピザは据え置き。
2026年2月4日
Sサイズ全商品を値下げ・「カジュアル」レンジ新設
Sサイズピザを全商品値下げし、最安の「カジュアル」レンジでは持ち帰り740円〜・配達1,060円〜を実現。高価格帯の流れに逆行した値下げが注目を集めた。

2024年は実質「2段階値上げ」だったことに注意10月に料金体系を変更して「持ち帰り割引を50%→30%に縮小」したあと、11月にはさらに定価自体を引き上げました。特に持ち帰りをよく使っていた方にとっては、2ヶ月で2回の実質値上げを体験したことになります。

2024年10月15日の料金体系変更:持ち帰り半額が終了した経緯

値上げの歴史を語るうえで外せないのが、2024年10月15日の料金体系の全面変更です。「配達料廃止」という言葉だけが注目されましたが、実態は持ち帰りユーザーにとって実質的な値上げでした。この変更を正確に理解しておきましょう。

変更前後の料金比較(マルゲリータM・旧定価2,180円の場合)

注文方法 旧料金体系(〜2024/10/14) 新料金体系(2024/10/15〜) 差額
配達 定価2,180円×70%OFF
+配達料250円 ≒ 1,800円
定価1,680円(配達料込み)
1,680円
約 −120円
(実質値下がり)
持ち帰り 定価2,180円×50%OFF
1,090円
定価1,680円×30%OFF
1,170円
+80円
(実質値上がり)

この表を見ると、注文方法によって損得がまったく逆転しています。配達をよく使う方には値下がりでしたが、持ち帰りをメインで使っていた方にとっては実質値上げでした。さらに翌月(11月25日)には定価自体も引き上げられたため、持ち帰りユーザーは約2ヶ月で2段階の実質値上げを経験したことになります。

「配達料廃止」の本当の意味

「配達料を廃止した」という表現は消費者にはポジティブに聞こえますが、正確には「別建てで請求していた配達料を商品価格に内包した」という変更です。企業のコスト構造が変わったわけではないため、配達が実質的に無料になったわけではありません。この点について「結局、配達料が内包されているだけだ」という声が出たのも、ある意味自然な反応でしょう。

「持ち帰り半額(50%OFF)」は2024年10月14日で終了しています2024年10月15日以降、持ち帰りの割引は一律「定価から30%OFF」に統一されました。期間限定のキャンペーンで一時的に大幅割引になることはありますが、常設の「半額」は現在存在しません。

ピザハットが値上げし続ける理由

「また値上げか」と感じる方も多いかと思いますが、背景にはいくつかの構造的な理由があります。

原材料費・物流費・人件費の高騰

ピザハットの公式発表では、毎回一貫して「昨今の経済環境の変化に伴う原材料費や物流費、人件費やエネルギーコストの高騰により、自助努力だけで吸収することが極めて困難な状況となっており」と説明しています。

主な要因をまとめると、以下のとおりです。

  • 小麦粉・チーズなどの原材料費の上昇(為替円安+輸入コスト増)
  • 物流費の高騰(燃料費・ドライバー不足)
  • 人件費の増加(最低賃金の引き上げ・配達員の確保コスト)
  • エネルギーコストの上昇(電気・ガス代)

宅配ピザ業界全体の傾向

値上げはピザハットだけの話ではありません。宅配ピザ業界全体として、コスト構造の問題が深刻化しています。ピザは「生地の製造→トッピング→焼き上げ→配達」まで多くのプロセスがあり、それぞれにコストがかかるため、外食の中でも特にコスト増の影響を受けやすい業態です。

国内の宅配ピザ市場ではドミノピザも相次いで価格改定を実施しており、業界全体で価格水準の引き上げが起きています。

現在のピザハット価格一覧(配達・持ち帰り別)

2026年5月時点での価格をまとめます。ピザハットは現在「配達価格(定価)」と「持ち帰り価格(定価から30%OFF)」の2本立てになっています。

主力ピザの現在価格(代表商品・Mサイズ基準)

商品名 配達価格(税込) 持ち帰り価格(税込)
ピザハット・マルゲリータ M 1,860円 1,302円
ピザハット・マルゲリータ L 2,700円 1,890円
デラックス M 2,330円 1,631円
直火焼テリマヨチキン M 2,830円 1,981円
ベーシックピザ M(据え置き) 1,530円 1,071円
Sサイズ・カジュアルレンジ(最安) 1,060円〜 740円〜

持ち帰り価格は「定価×70%」で計算できます持ち帰りは配達価格(定価)から常に30%OFFです。たとえばマルゲリータM配達1,860円×70%=1,302円が持ち帰り価格になります。ただし端数処理で多少異なる場合があります。最新価格は公式サイトでご確認ください。

サイドメニュー・ドリンクの価格

商品名 現在価格(税込)
ハットフライポテト M 500円
骨付きチキンプレーン M 700円
ペプシコーラ(小)Pet 210円
1.5L ペプシコーラ 420円

値上げ後もお得に注文する方法

値上がりしたとはいえ、賢く使えばまだまだお得に楽しめます。主な節約ポイントを3つご紹介します。

📅
ハットの日(毎月28日)
毎月28日は特別価格でピザが注文できるキャンペーンデー。持ち帰りでさらにお得になります。
🎟️
クーポン活用
公式アプリ・LINE・Webサイトでクーポンを配布。半額クーポンが出ることもあります。
🏃
持ち帰りで30%OFF
配達価格より常に30%安く注文できます。近くに店舗がある方は持ち帰りが断然お得。

ハットの日(毎月28日)を活用する

ピザハットでは毎月28日を「ハットの日」として特別価格キャンペーンを実施しています。通常のMサイズピザがお得な価格で楽しめることが多く、ピザハットをよく利用する方には欠かせないキャンペーンです。具体的な割引内容は月ごとに変わりますので、注文前に公式サイトや公式アプリを確認してみてください。

クーポン・会員特典を使う

ピザハットのクーポンは複数の経路で入手できます。公式アプリをインストールしておくと、アプリ限定のお得なクーポンが届くことがあります。また、LINE公式アカウントをフォローしておくとクーポン情報をタイムリーに受け取れます。

持ち帰りで30%OFFを活用する

現在の料金体系では、持ち帰りは常に定価(配達価格)から30%OFFになります。かつての「持ち帰り半額」と比べると割引率は下がりましたが、配達よりも約428円安くなるケースも(マルゲリータMの場合:配達1,860円→持ち帰り1,302円)。近くに店舗がある方は積極的に活用したいところです。

「持ち帰り半額」はいつ終わったの?従来の持ち帰り50%OFF(半額)は2024年10月14日をもって終了しました。2024年10月15日からは「持ち帰り30%OFF」に変更されています。

よくある質問

ピザハットの値上げはいつからですか?

直近の本格的な値上げは2024年11月25日です。マルゲリータMが1,680円から1,860円に引き上げられました。また、2024年10月15日には料金体系が変更され、持ち帰り割引が「半額(50%OFF)」から「30%OFF」に縮小されました。さらに遡ると、2022〜2023年にも複数回の価格改定が行われています。

なぜピザハットは値上げするのですか?

公式の発表では、原材料費(小麦粉・チーズ等)や物流費、人件費、エネルギーコストの高騰が理由として挙げられています。円安による輸入コスト増加や国内での最低賃金引き上げなど、複合的な要因が重なっています。宅配ピザ業界全体として同様の状況が続いており、競合他社でも価格改定が相次いでいます。

持ち帰り半額はなくなりましたか?

はい、2024年10月14日をもって終了しています。現在の持ち帰り割引は「定価から30%OFF」です。かつての50%OFFと比べると割引率は下がりましたが、配達よりも安く注文できることは変わりません。最新のクーポン情報によっては、一時的に大幅割引が適用されることもありますので、注文前にご確認ください。

ピザハットで一番お得な注文方法は?

近くに店舗がある方は「持ち帰り(30%OFF)+クーポン」の組み合わせが最もお得です。毎月28日の「ハットの日」は特別価格になることが多く、定期的に利用する方はこの日に合わせるのがおすすめです。また、2026年2月から登場した「カジュアル」レンジのSサイズは持ち帰り740円〜と手軽な価格なので、少人数での利用にも向いています。

まとめ:ピザハット値上げのポイント

  • 直近の本格値上げは2024年11月25日。マルゲリータMは1,680円→1,860円に
  • 2024年10月には料金体系も変更。持ち帰り半額(50%OFF)が30%OFFに縮小され、実質2段階の値上げとなった
  • 値上げの主な理由は原材料費・物流費・人件費・エネルギーコストの高騰(公式発表より)
  • 2026年2月にはSサイズが値下げ・カジュアルレンジ新設(持ち帰り740円〜)というプラスの動きも
  • お得に使うならハットの日(毎月28日)・クーポン・持ち帰り30%OFFを組み合わせよう

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