「東横インの料金、前より高くなった気がする…」そう感じている方は多いのではないでしょうか。出張でよく利用するビジネスパーソンから、旅行の宿泊先として使っている方まで、東横インの価格が気になっている人が増えています。この記事では、東横インの値上げがいつから・なぜ起きたのか、現在の料金水準、そして値上がり後もお得に泊まるコツまでを徹底解説します。
東横インの値上げはいつから?時系列まとめ
東横インの値上げは、2022年から段階的に進んでいます。「急に高くなった」と感じやすい理由は、毎年4月と10月に料金が見直されているためです。1回あたり500〜1,000円程度の変動が積み重なり、数年前と比べると体感的な値上がり感につながっているようですね。
ポイント:東横インは2022年以前も定期的に料金を見直していましたが、コロナ禍には宿泊者確保のために値下げ傾向にありました。2022年の方針転換以降は、コスト上昇を反映する形で値上がりが続いています。
東横インはなぜ値上げした?主な理由を解説
「なんで東横インまで値上げするの?」と思った方も多いでしょう。背景にはホテル業界全体が直面している複数のコスト要因が重なっています。
① 燃料費・光熱費の高騰
2022年の最初の値上げで東横インが公式に挙げた理由が、燃料価格の高騰と諸経費の上昇です。ホテルは空調・給湯・照明など光熱費の負担が大きく、エネルギー価格の上昇が経営を直撃します。国内の全ホテルチェーンに共通する課題です。
② 人件費(賃上げ)の上昇
従業員の処遇改善も値上げの要因のひとつです。東横インは2025年4月から約7%の賃上げを実施しており、人件費の増加分を宿泊料金に反映させています。日本全体で最低賃金の引き上げが続く中、宿泊業界での人件費増は避けられない状況です。
③ ホテル業界全体の需要増(インバウンド)
訪日外国人の増加がホテル価格全体を押し上げています。東京商工リサーチの調査によると、ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年7〜9月期の平均客室単価は1万6,975円(前年同期比8.9%増)で、コロナ禍(2020年)と比べると約2倍にまで上昇しています。
出典:東京商工リサーチ(2026年2月)
東横インの特徴:こうした業界全体の値上がり圧力がある中でも、東横インは次のセクションで説明する「ワンプライス制」を維持しています。他のホテルが繁忙期に大幅値上げする中で、安定した価格帯を保とうとしているのが東横インの特徴です。
東横インの「ワンプライス」とは?アパホテルと何が違う?
「値上げしているのに、なぜ東横インは他のホテルより安く感じるのか?」この疑問を解くカギが「ワンプライス制」です。
ダイナミックプライシング(変動価格制)を採用していない
アパホテルや多くのビジネスホテルは、需要に応じて価格を変動させる「ダイナミックプライシング(変動価格制)」を採用しています。土日や連休、大型イベントがある日には同じ部屋でも通常の数倍に跳ね上がることがあります。
一方、東横インは「原則ワンプライス」を掲げており、平日ワンプライス・土祝前日ワンプライスの2パターンで料金を固定しています。ゴールデンウィーク中や大型連休でも料金は基本的に変わりません。
東横インの上限価格(2026年2月23日時点)
東横イン(黒田麻衣子社長)が公式に表明している上限価格は次の通りです。これ以上に高くなることはありません。
| エリア・曜日 | 上限価格(シングル) | 備考 |
|---|---|---|
| 東京都心・平日 | 1万2,000円以下 | 夏休み・GW中も同様 |
| 東京都心・土祝前日 | 1万7,000円以下 | 繁忙期も同水準 |
| 実態(都内・平日) | 8,000円台〜 | 店舗・時期により変動 |
| 実態(都内・土曜) | 約1万円〜 | 店舗・時期により変動 |
出典:President Online・ITmedia(2026年)
東横インとアパホテルの違いを比較
- 原則ワンプライス制(平日・土祝前日の2パターン)
- 繁忙期でも料金が大幅に跳ね上がらない
- 東京都心に上限価格を設定
- 出張族・ビジネス客が予算計画を立てやすい
- 早期予約でも直前でも同じ料金
- ダイナミックプライシング採用
- 繁忙期は同じ部屋で4倍以上になることも
- 逆に閑散期は激安になる場合あり
- 直前予約で高額になりやすい
- 早期予約・閑散期なら安く泊まれることも
実例で見るワンプライスの効果:2026年のゴールデンウィーク期間中、東京都内のビジネスホテルでは週末に2〜3万円以上へ跳ね上がるケースも報告されました(ITmedia Business、2026年4月)。一方、東横インは上限価格の範囲内で通常と同水準の料金を維持。出張や急な宿泊でも「想定外の高額請求」にならないのが、ワンプライス制の最大のメリットです。
注意点:東横インもワンプライス制のため、アパホテルの閑散期・早期予約のような「超割安プラン」はありません。コスパを重視するなら、後述の「安く泊まる方法」を活用しましょう。
現在の東横インの料金は?(2026年5月時点)
実際に東横インを利用する前に、現在の料金水準を把握しておきたいですよね。料金は店舗・時期によって異なりますが、目安として以下の水準を参考にしてください。
都内の料金(平日・土祝前日)
東京都内の東横インのシングルルームは、2026年5月時点でおおよそ以下の水準です。これはあくまで目安であり、店舗・予約タイミング・プランによって変動します。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
| 曜日・タイプ | 料金目安(シングル) | 上限 |
|---|---|---|
| 平日(月〜金・日曜) | 8,000円台〜 | 1万2,000円 |
| 土曜・祝前日 | 約1万円〜 | 1万7,000円 |
| GW・お盆・年末年始 | 通常と同水準 | 上限変わらず |
ホテル業界全体と比べると?
ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年7〜9月期の業界平均は1万6,975円(東京商工リサーチ)。東横インの都内平日8,000円台〜という水準は、業界平均のほぼ半分以下であることがわかります。値上がりはしていますが、業界の中では依然として割安な価格帯を維持しています。
料金確認のコツ:東横インの料金は店舗によって異なり、地方ほど安い傾向があります。具体的な料金は公式ホテル一覧から宿泊希望日・店舗を選んで確認するのが確実です。
今後も値上がりが続くのか?2026年以降の見通し
「これ以上値上がりするの?」と気になる方も多いでしょう。ホテル業界全体のトレンドと、東横インの方針の両面から考えてみましょう。
ホテル業界全体:上昇傾向が続く見通し
東京商工リサーチは、2026年も訪日外客の需要継続でビジネス・シティホテルの客室単価は上昇する可能性があると指摘しています。また、2026年7月1日以降、国際観光旅客税が1,000円から3,000円に引き上げられる予定(政府決定済み)で、これがホテルの稼働率や収益に影響する可能性があります。
東横インの方針:ワンプライスを維持しながら段階的な値上げへ
東横インは「ワンプライス制を崩さない」という経営方針を継続していますが、毎年4月・10月の定期見直しで料金は少しずつ上がっています。2022年に掲げた「3年後に単価7%引き上げ」という目標はほぼ達成されたと見られますが、人件費・光熱費の上昇が続く限り、今後も緩やかな値上げが続く可能性は否定できません。
ただし、東横インは上限価格を設けているため、他のホテルのような「急激な高騰」は起きにくい構造です。繁忙期に予算を大幅に超えてしまうリスクは小さく、出張族にとっての安心感は引き続きあると言えるでしょう。
賢い使い方:「値上がりするかも」と考えるなら、会員割引や早割プランで少しでも安く泊まる工夫をするのが現実的です。次のセクションで具体的な方法を紹介します。
値上がり後も東横インに安く泊まる方法
値上がりしたとはいえ、東横インには公式が用意している節約方法がいくつかあります。うまく使えば、通常料金より数百円〜数千円安く泊まれますよ。
① 公式サイト・アプリから予約する(最大400円OFF)
東横インは公式サイト・アプリからの予約を最もお得に設定しています。公式サイト予約で200円OFF、さらにオンラインカード決済(予約時払い)で追加200円OFF、合計で最大400円OFFになります。じゃらんや楽天トラベル経由では適用されないので注意しましょう。
② 東横INNクラブカード会員になる(いつでも5%OFF)
東横INNクラブカードに入会すると、公式サイト・アプリ予約でいつでも5%OFFが適用されます。さらに、10回泊まるとシングル1泊分が無料になるポイント制度もあります。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| 入会費 | 1,500円(学生1,000円)・年会費無料 |
| 割引率 | いつでも5%OFF |
| ポイント特典 | 10回泊まるとシングル1泊無料 |
| 先行予約 | 1年先まで先行予約可能 |
月に2〜3回程度宿泊する方なら、入会費の元はすぐに取れます。また、カード会員は最大1年先まで予約可能なため、繁忙期(GWや年末年始など)の宿泊を早めに確保しておけるのも大きなメリットです。東横インをよく利用するなら入会を検討してみてください。
③ ミッドナイトプランを活用する(深夜の急な宿泊に)
当日23時以降にチェックインが確定した場合は、ミッドナイトプランがお得です。公式サイト限定・オンラインカード決済のみで、通常料金より大幅に安い特別価格が適用されます(ホテル・時期によって異なりますが、大幅な割引が期待できます)。ただし、キャンセル不可・他の割引との併用不可なので注意が必要です。
④ 早割・季節限定セールを見逃さない
東横インは年末年始などに期間限定・室数限定の早割タイムセール(最大20%OFF)を実施することがあります。ただし、公式HP割や会員割との併用はできないため、どのプランが最安かを確認して予約しましょう。
よくある質問
最初の公式値上げは2022年7月1日以降です。燃料価格の高騰・諸経費の上昇を理由に料金改定が行われました。それ以降も毎年4月と10月に料金の見直しが実施されており、1回あたり500〜1,000円程度の変動が続いています。
主な理由は次の通りです。①燃料費・光熱費の高騰(2022年の値上げ理由)、②人件費の上昇(2025年に約7%の賃上げを実施)、③ホテル業界全体の需要増(インバウンド観光客の増加による客室単価の上昇)です。業界全体の平均客室単価がコロナ禍の約2倍になっている中での値上げです。
2026年5月時点で、東京都心のシングルは平日8,000円台〜(上限1万2,000円)、土・祝前日約1万円〜(上限1万7,000円)が目安です。地方店舗はより安く、店舗・時期・プランによっても異なります。最新の正確な料金は公式サイトでご確認ください。
明確な発表はありませんが、毎年4月・10月の定期見直しで緩やかな値上がりが続く可能性があります。ただし、東横インはワンプライス制を維持しており、上限価格も設定しているため、他のホテルのような急激な高騰は起きにくい構造です。繁忙期でも予算を大幅に超えるリスクは低いと言えます。
東横インはダイナミックプライシング(変動価格制)を採用しておらず、平日・土祝前日の2パターンで料金を固定しています。繁忙期でも価格を大幅に上げないため、業界平均(2025年7〜9月期:1万6,975円)と比べると割安な水準を維持しています。
はい、基本的に上がりません。東横インはワンプライス制を採用しており、ゴールデンウィーク・年末年始などの繁忙期でも料金は通常と同水準です。東京都心のシングルは平日1万2,000円・土祝前日1万7,000円という上限価格が設けられており、2026年GW期間中も他のビジネスホテルが2〜3万円超になる中で東横インは変動しませんでした。予算計画が立てやすいのが最大のメリットです。
まとめ:東横インの値上げを整理しよう
東横イン 値上げのポイント
- ✓最初の値上げは2022年7月1日以降。燃料費・諸経費の高騰が理由
- ✓毎年4月・10月に料金見直し。1回500〜1,000円程度の変動
- ✓値上げの背景は①燃料費②人件費③インバウンド需要の3つ
- ✓都内シングルは平日8,000円台〜(上限1万2,000円)。繁忙期でも価格は安定
- ✓ダイナミックプライシング非採用のため、繁忙期の急激な高騰はなし
- ✓節約するなら:公式予約(最大400円OFF)・会員カード(5%OFF)・ミッドナイトプランを活用
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