「最近ガストのメニューが高くなった気がする…」と感じている方は多いのではないでしょうか。実際、すかいらーくは2022年以降、ガストで複数回にわたる価格改定を実施しています。本記事では、いつ・何が・いくら値上がりしたかを年表形式でわかりやすくまとめました。

結論
ガストは2022年以降、大きく5回以上値上げしています

主な値上げは以下のとおりです。

  • 2022年7月:地域別価格制を導入(平均約5%値上げ)
  • 2024年4月:メニュー約6割を10〜20円値上げ
  • 2024年9月:ライス・関連セットを30〜50円値上げ(米価高騰)
  • 2024年11月:メニュー約6割を20〜40円値上げ
  • 2025年4月:卵使用商品を10〜20円値上げ(鶏卵高騰)

値上がりが続く中、クーポン・ランチメニューをうまく活用すればお得に楽しめます。記事後半でご紹介します。

ガスト値上げの履歴一覧(2022〜2026年)

ガストを運営するすかいらーくレストランツは、2022年以降、原材料費・人件費・エネルギーコストの上昇を受け、段階的な価格改定を実施してきました。以下に時系列でまとめます。

2022年7月28日〜
初回地域別価格制を導入(第1回価格改定)

「都市型」と「その他地域」の2区分を設け、全体の約5割で平均約5%値上げ。原材料価格・物流費の高騰が理由。ガストはこれを機に「地域によって価格が違う」仕組みを本格導入しました。

2022年10月〜
拡充「超都心」区分を追加。3区分制に移行

地方都市・都市部・超都心の3段階に拡大。東京都心部(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・豊島区等)が超都心区分となり、同エリアでは商品によってさらに高い価格が設定されるようになりました。

2023年11月〜
値下げチーズINハンバーグなど人気商品を値下げ

原材料費高騰が続く中、ガストは顧客離れを防ぐ戦略として、看板メニューのチーズINハンバーグ・マヨコーンピザ・山盛りポテトフライなどを値下げしました。これにより一部メニューの価格が下がりましたが、翌2024年4月の値上げではこれらの商品は「据え置き対象」として価格が維持されることになります。

2024年4月11日〜
値上げ「春のグランドメニュー大改革」で10〜20円値上げ

2023年11月に値下げした商品(チーズINハンバーグ・マヨコーンピザ・山盛りポテトフライ等)を除く約6割を10〜20円値上げ。新商品「ビーフ100%粗挽きステーキハンバーグ」なども登場しました。

2024年9月26日〜
値上げライス・関連セットを30〜50円値上げ(米価高騰)

国産米の価格高騰を受け、ライス・ライス関連セットを30円値上げ。ライス大盛り・特盛りは普通盛り価格から50円増に。ガスト・バーミヤン・ジョナサン・夢庵・ステーキガストの5ブランドが対象でした。

2024年11月21日〜
値上げ「秋のグランドメニュー改定」で20〜40円値上げ

チーズINハンバーグ・マヨコーンピザ・山盛りポテトフライを除く約6割を20〜40円値上げ。日替わりランチ(都市部)は720円→760円(+40円)、濃厚ミートソースは820円→840円(+20円)などに改定されました。

2025年4月17日〜
値上げ卵使用商品を10〜20円値上げ(鶏卵高騰)

鶏卵価格の高騰を受け、グランドメニュー15品・モーニングメニュー14品が対象。鉄板目玉ハンバーグや豚チゲなどが10円値上げされました。バーミヤンも同日、卵使用商品を10〜20円値上げしています。

2026年2月12日〜
値下げも「お、トクダ値!ガスト」でセットドリンクバーを大幅値下げ

グランドメニューをリニューアルし、セットドリンクバーを264〜355円(税込290〜390円)から227円(税込250円)に最大100円以上値下げ。一方、赤身ビーフステーキ(約100g)は999円(税込1,099円)でレギュラー化されました。値上げ一辺倒ではなく、一部価格を見直す動きも出てきています。

まとめ一覧表

実施日 内容 値上げ幅 主な対象
2022年7月28日 地域別価格制導入 平均約5% 全体の約5割
2022年10月 超都心区分を追加(3区分化) 区分拡大 東京都心部等
2023年11月 チーズINハンバーグ等を値下げ 一部値下げ チーズINハンバーグ・ピザ等
2024年4月11日 春のグランドメニュー大改革 10〜20円 約6割(値下げ対象は据え置き)
2024年9月26日 ライス単品・関連セット値上げ ライス+30円、大盛+50円 ライス関連
2024年11月21日 秋のグランドメニュー改定 20〜40円 約6割(一部据え置き)
2025年4月17日 卵使用商品値上げ 10〜20円 グランド15品・モーニング14品
2026年2月12日 「お、トクダ値!」リニューアル セットドリンクバー値下げ ドリンクバー他

値上げ幅はいくら?主要メニューの価格変化

「結局いくら高くなったの?」と気になっている方のために、具体的なメニューの価格変化を確認しておきましょう。以下はすべて都市部の税込価格です。店舗の地域区分によって価格が異なる点にご注意ください。

メニュー 2024年11月以前 2024年11月〜 変化
日替わりランチ 720円 760円 +40円
濃厚ミートソース 820円 840円 +20円
チーズINハンバーグ 2023年11月値下げ後の価格を維持(2024年は据え置き) 据え置き
ライス単品 改定前価格 +30円(2024年9月〜) +30円
セットドリンクバー 税込290〜390円 税込250円(超都心329円) 値下げ

ご注意:価格は「地方都市」「都市部」「超都心」の3区分で異なります。上記は都市部価格を基準にしています。最新の正確な価格はガスト公式サイトでご確認ください。

2024年は春と秋の2回にわたって値上げが実施され、年間でみると多くのメニューが合計30〜60円程度値上がりした計算になります。毎週ランチに通っている方には、じわじわと家計への影響が出てきているのではないでしょうか。

なぜガストは何度も値上げするのか?3つの背景

なぜガストは短期間に何度も価格改定を繰り返しているのでしょうか。主な背景を整理してみます。

原材料費の高騰

最も直接的な要因が原材料費の上昇です。円安の影響で輸入牛肉・小麦・油の価格が高止まりしているほか、2024年は国産米が異例の品薄・高騰状態となり、ガストは9月にライス価格を単独で引き上げる事態になりました。2025年4月には鶏卵価格の高騰を受け、卵使用商品を再び値上げしています。コストを上げた食材ごとに段階的に価格に転嫁している構図です。

人件費の上昇

2023〜2025年にかけて全国の最低賃金が連続して引き上げられており、外食チェーンの人件費は増加傾向にあります。ファミレスは調理・接客・清掃など人手に依存する場面が多いため、賃金上昇が価格に影響しやすい業態です。ガストはロボット配膳の導入などで省人化を進めていますが、それだけでコスト上昇を完全に吸収することは難しい状況です。

エネルギーコストの上昇

店舗の冷暖房・調理設備・食洗機など、飲食店は電気代の負担が大きい業種です。2022年以降のエネルギー価格上昇は外食各社に共通して大きな打撃となっており、ガストも例外ではありません。

ポイント:値上げの背景には、食材・人件費・エネルギーという3つのコストが同時に上昇するという、外食業界にとって「珍しい状況」が続いていることがあります。当面は価格改定がゼロになる状況は考えにくく、引き続き動向を注視する必要がありそうです。

地域によって価格が違う?3つの価格区分を解説

ガストでは2022年から「地域別価格制度」を採用しており、同じメニューでも住んでいる地域によって価格が異なります。「都内のガストで食べたら思ったより高かった」という体験をした方も多いのではないでしょうか。

最安値
地方都市
都市部・超都心以外の全国店舗
中間
都市部
東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・静岡・大阪・兵庫・京都の主要エリア
最高値
超都心
千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・豊島区等 東京都心部および大阪の一部

たとえば、2026年2月時点のチーズINハンバーグランチは、地方都市649円〜超都心749円(税込714〜824円)と約100円の差があります。都心のガストは同じ料理でもひと回り高い価格設定になっているわけですね。

自分の近くのガストがどの区分に入るかは、ガスト公式メニューページまたは各店舗のメニューでご確認ください。

2022年7月の価格改定導入時は「都市型」と「その他地域」の2区分でしたが、同年10月に「超都心」区分が追加されて現在の3区分体制になりました。

値上げが続くガストでお得に使う方法

価格が上がり続けていても、使い方を工夫することでお得に利用できます。特に効果的な3つの方法をご紹介します。

①すかいらーくアプリのクーポンを活用する

ガストで最も節約効果が高いのが、すかいらーくアプリのクーポンです。定期的にハンバーグやピザが半額になるクーポンが配布されており、値上がりした価格をカバーできることも。クーポンの取得方法や最新の番号は、以下の記事で詳しく解説しています。

②ランチタイムを狙う

平日のランチタイム(10:30〜17:00)には、グランドメニューの単品価格そのままでライス・スープなどがセットになる「ランチメニュー」が提供されています。2026年2月のリニューアルで「実質セット0円」という打ち出し方になり、ランチは以前にも増してコスパが高い時間帯です。

③宅配・テイクアウトを活用する

ガストではUber Eatsや出前館などの宅配サービスにも対応しています。クーポンとの併用で割引になることもあるほか、すかいらーくの宅配専用クーポンも使えます。

よくある質問

ガストはいつから値上げが始まりましたか?

大きな動きとしては2022年7月28日から「地域別価格制度」を導入し、全体の約5割で平均約5%の値上げが行われました。その後2024年に春・秋の2回、2025年に卵使用商品の値上げが続いています。

なぜガストは何度も値上げするのですか?

主な理由は①原材料費(牛肉・小麦・米・卵)の高騰、②最低賃金引き上げによる人件費の上昇、③エネルギーコストの上昇の3つです。特に2024〜2025年は米・鶏卵の高騰が重なり、個別の価格改定が相次ぎました。

地域によって価格は違いますか?

はい、異なります。ガストでは「地方都市」「都市部」「超都心」の3区分の地域別価格制を採用しています。超都心(東京都心・大阪の一部)のガストでは、地方都市より100円前後高い場合があります。詳しくはガスト公式サイトまたは各店舗のメニューをご確認ください。

値上がりしたガストをお得に利用する方法はありますか?

すかいらーくアプリのクーポン(半額クーポンなど)を活用するのが最も効果的です。また、平日ランチタイム(10:30〜17:00)はセットがお得に利用できます。クーポンの取得方法は「ガスト 半額クーポン」の記事で詳しく解説しています。

まとめ

ガスト値上げ一覧 まとめ

  • ガストは2022年以降、原材料費・人件費・エネルギーコストの上昇を受け、5回以上の価格改定を実施している
  • 2024年は春(4月)と秋(11月)の2回値上げ。多くのメニューが合計30〜60円程度値上がりした
  • 地域別価格制により、超都心店舗は地方都市より100円前後高い場合がある
  • 2026年2月のリニューアルでセットドリンクバーは最大100円以上値下げされた(値上げ一辺倒ではない)
  • アプリクーポン・平日ランチ・宅配クーポンを活用することで、値上がりをカバーできる場合がある

値上がりが続くガストですが、クーポンやランチタイムを賢く使うことで引き続きお得に楽しめます。プライシーでは最新のクーポン情報や節約術を随時更新していますので、ぜひ参考にしてください。

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記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。