ハーゲンダッツが2026年3月1日の出荷分から全品値上げを実施しました。ミニカップ・クリスピーサンド・バーをはじめ、パイントやアソートボックスなど主力商品が対象です。この記事では、いつから・何が・いくらに変わったのかを価格表で整理し、値上げの理由・過去の推移・お得に買う方法まで、まとめて解説します。
ミニカップ(税込)は351円→373円(+22円)、パイントは967円→1,026円(+59円)に。原材料・エネルギー・物流費・人件費の高騰が理由で、2023年4月以来約3年ぶりの改定となります。
ハーゲンダッツはいつから値上げ?2026年3月の新価格を確認
値上げ開始日と対象商品
ハーゲンダッツ ジャパンは2025年11月14日に、2026年3月1日出荷分からの価格改定を発表しました。ミニカップ・クリスピーサンド・バー・アソートボックス・パイント・ギフト券と、事実上ほぼ全商品が対象です。
「出荷分から」なので店頭への反映は多少タイムラグがありますが、2026年3月以降に購入した方は新価格になっています。コンビニやスーパーで気になった方は多いのではないでしょうか。
2025年6月にもアソートボックスが値上げ済み
今回の全品値上げとは別に、アソートボックスは2025年6月1日出荷分から税抜925円→995円(+70円)に先行値上げされていました。2026年3月にさらに995円→1,055円(+60円)へと改定されています。
商品別の新旧価格一覧(2026年3月改定)
公式発表の希望小売価格(税抜・税込)をまとめました。なお実際の販売価格は店舗によって異なります。
| 商品カテゴリー | 旧価格(税抜) | 新価格(税抜) | 旧価格(税込) | 新価格(税込) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミニカップ | 325円 | 345円 | 351円 | 373円 | +22円 |
| クリスピーサンド | 325円 | 345円 | 351円 | 373円 | +22円 |
| バー | 325円 | 345円 | 351円 | 373円 | +22円 |
| アソートボックス | 995円 | 1,055円 | 1,075円 | 1,139円 | +64円 |
| パイント | 895円 | 950円 | 967円 | 1,026円 | +59円 |
| ギフト券 | 814円 | 865円 | 879円 | 934円 | +55円 |
※希望小売価格(メーカー発表)。実勢価格はスーパー・コンビニ等の販売店によって異なります。出典:ハーゲンダッツ ジャパン 公式ニュースリリース(2025年11月14日)
なぜ値上げ?ハーゲンダッツが発表したコスト上昇の背景
公式が発表した値上げ理由:コスト上昇の内訳
ハーゲンダッツ ジャパンの公式発表では、値上げの理由として以下の要因が挙げられています。
- 原材料・包装資材の価格上昇 — 乳製品・砂糖・チョコレートなどの国際的な調達コストが高騰
- エネルギーコストの上昇 — 製造・冷蔵保管にかかる電気・燃料費の増加
- 物流費の高騰 — 輸送コストおよびドライバー不足による運送費の上昇
- 人件費の増加 — 製造・物流現場における賃金上昇への対応
公式コメントには「企業努力だけではコストアップの吸収は極めて困難」との表現が含まれており、吸収できる限界を超えたと判断しての改定です。
なぜ今このタイミングで?
前回の主力商品(ミニカップ等)の値上げは2023年4月でした。約3年間は値上げを抑えてきたわけですが、その間もコスト上昇は継続していました。今回の公式発表には「これらのコスト上昇傾向は中長期的にも継続することが予想されます」という一文があり、一時的な現象ではなく構造的な変化として捉えていることがうかがえます。
値上げは今後も続く可能性がある
2019年・2023年・2025年(アソートBOX)・2026年と、ほぼ数年おきに値上げが繰り返されています。公式も「中長期的にコスト上昇が続く」としており、次回の改定も視野に入れておくと良いでしょう。
ハーゲンダッツの過去の値上げ履歴と価格推移
2000年〜2026年の価格推移まとめ
ミニカップの希望小売価格と内容量の推移を、2000年代まで遡ってまとめました。値上げだけでなく、2014年に実施された容量変更(実質値上げ)も見逃せないポイントです。
| 適用開始 | 内容量 | ミニカップ(税抜) | 変化 | 主な理由 |
|---|---|---|---|---|
| 2000年2月時点 | 120ml | 250円 | — | — |
| 2008年6月〜 | 120ml | 270円 | +20円 | 牛乳・卵黄・砂糖・資材の高騰 |
| 2014年〜 | 110ml(減量) | 263円 | 容量▼実質値上げ | 容量を120ml→110mlに変更(価格は小幅値下げだが実質値上げ) |
| 2015年3月〜 | 110ml | 272円 | +9円 | 乳原料・包装資材・エネルギーの高騰 |
| 2019年6月〜 | 110ml | 295円 | +23円 | 原材料・包装資材の高騰 |
| 2023年4月〜 | 110ml | 325円 | +30円 | 原材料・円安・物流費の上昇 |
| 2026年3月〜(最新) | 110ml | 345円 | +20円 | エネルギー・物流・人件費の高騰 |
出典:値上げ備忘録(各時期のニュースリリースを基に集計)・ハーゲンダッツ ジャパン 公式ニュースリリース
累積でいくら上がったか
2014年の容量変更(120ml→110ml)は、価格を270円→263円に下げながら内容量を約8%削減した「実質値上げ」でした。見かけの価格だけを見ていると気づきにくいポイントです。
単純な価格比較では、2000年の250円(税抜)と比較すると2026年の345円(税抜)は95円・38%の値上げ。2015年の272円比でも+73円・約26.8%です。月に10本購入するとしたら、2015年比で年間8,760円多く支払う計算になります。
容量変更に注意
2014年の価格変更は「値下げ」と誤解されやすいですが、同時に容量が120ml→110mlに削減されています。内容量あたりのコストで見ると実質的な値上げです。現在の希望小売価格(税抜)345円を110mlで計算すると、1mlあたり約3.1円。2000年時点の250円/120ml(約2.1円/ml)と比べると、1mlあたり1円の値上がりになります。
値上げ後もお得にハーゲンダッツを買う方法
定価が上がっても、買い方を工夫すれば実質的な負担を抑えられます。コンビニで定価で買い続けるのと比較すると、節約額は意外と大きくなりますよ。
スーパーで安く買う
ハーゲンダッツをお得に買うなら、まずスーパーを活用しましょう。関東を中心に展開するOKストアでは税込220円前後で販売されることがあり、定価の約4割引になるケースも。イオン系列のスーパーも特売日・セールでの値引きが多く、70〜100円の値引きを狙えます。
チラシアプリで特売情報をチェック
「シュフー」「トクバイ」などのチラシアプリで近隣スーパーの特売情報を事前に確認しておくと、お得なタイミングで購入できます。
ドラッグストア活用(ウエル活・ポン活)
通販・まとめ買いでコスパアップ
Amazonや楽天市場では、セール時期にアソートボックスや大容量タイプをまとめ買いするとお得になることがあります。楽天スーパーセールやAmazonタイムセール祭りのタイミングで購入すると、最大20%近く安くなるケースも見られます。
プライシーで価格変動をチェック
「どのタイミングで買うと一番安いか」を調べたいなら、価格比較アプリ「プライシー」が役立ちます。Amazon・楽天・Yahooなど複数のECサイトの価格履歴を一画面で確認でき、値下がり通知を受け取ることもできます(iOS・Android対応のスマホアプリ)。
よくある質問
2026年3月1日出荷分からミニカップ・クリスピーサンド・バー・アソートボックス・パイント・ギフト券が値上げされました。なお、アソートボックスは2025年6月にも先行値上げされています。
ミニカップ・クリスピーサンド・バー・アソートボックス・パイント・ギフト券など、アイスクリーム商品のほぼ全品が対象です。
希望小売価格(税込)は351円から373円(+22円)に改定されました。ただし、スーパーやドラッグストアでは販売価格が異なる場合があります。
原材料・包装資材の価格上昇、エネルギーコスト、物流費、人件費の高騰が重なり、「企業努力だけではコストアップの吸収が極めて困難」と判断されたためです(ハーゲンダッツ ジャパン公式発表)。
はい。2019年6月、2023年4月、2025年6月(アソートBOXのみ)にも価格改定が行われており、2019年以降の累積値上げ幅は税抜で73円(約26.8%)になります。
スーパー(OKストア・イオン系列等)の特売日を活用するか、ウエルシアの毎月20日「ウエル活」やローソンの「ポン活」を利用するとお得に購入できます。コンビニ各社のアプリクーポンも見逃せません。
まとめ
ハーゲンダッツ値上げ まとめ
- ✓ 2026年3月1日出荷分から全品値上げ。ミニカップ(税込)は351円→373円(+22円)。
- ✓ パイントは967円→1,026円(+59円)、アソートBOXは1,075円→1,139円(+64円)に改定。
- ✓ 理由は原材料・エネルギー・物流費・人件費の複合的な高騰。2023年4月以来約3年ぶりの全品改定。
- ✓ 2019年以降の累積値上げは税抜+73円(約26.8%)。定期的な値上げが続いている。
- ✓ スーパーの特売・ウエル活・ポン活・コンビニアプリクーポンなどを活用すれば節約可能。
