最近、明治のチョコレートやヨーグルトが高くなったと感じていませんか?実は2025年だけで複数回の値上げが行われており、チョコレートは最大36%の価格改定を受けています。この記事では、明治の値上げ情報を公式プレスリリースをもとにカテゴリ別・時系列でまとめています。「なぜ値上げが続くのか」「今後はどうなるのか」まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
2025〜2026年にかけて、明治は複数カテゴリにわたる値上げを実施しています。チョコレートは2025年3月・6月の2回で最大36%、乳製品・アイスは2025年7〜9月に最大17%の価格改定が行われました。
明治の値上げ最新一覧(2024〜2026年)
まず全体像を把握しておきましょう。以下は明治の公式プレスリリースに基づいた、カテゴリ別・時系列の値上げ一覧です。
チョコレート・スナックの値上げ(2024年)
| 実施時期 | 対象カテゴリ | 対象品数 | 改定率(出荷価格) |
|---|---|---|---|
| 2024年9月2日出荷分より | アイスクリーム | 19品 | 約5〜11% |
| 2024年10月1日出荷分より | チョコレート・スナック菓子 | 100品 | 約6〜31% |
| 2024年10月1日発売分より | チョコレート(内容量変更) | 7品 | 約13〜29%削減(価格据え置き) |
チョコレートの値上げ(2025年)
| 実施時期 | 対象カテゴリ | 対象品数 | 改定率(出荷価格) |
|---|---|---|---|
| 2025年3月1日出荷分より | チョコレート | 17品 | 約6〜33% |
| 2025年5月20日発売分より | チョコレート(内容量変更) | 2品 | 約10〜11%削減(価格据え置き) |
| 2025年6月1日出荷分より | チョコレート | 31品 | 約10〜36% |
乳製品・アイスクリームの値上げ(2025年)
| 実施時期 | 対象カテゴリ | 対象品数 | 改定率(出荷価格) |
|---|---|---|---|
| 2025年7月1日出荷分より | チーズ・バター・油脂類 | 20品 | 約3〜11% |
| 2025年8月1日出荷分より | ヨーグルト・牛乳・飲料・プロテイン飲料 | 107品 | 約2〜17% |
| 2025年9月1日出荷分より | アイスクリーム・常温クリーム・スープ | 31品 | 約5〜12% |
| 2025年9月1日発売分より | チーズ(内容量変更) | 3品 | 20%削減(価格据え置き) |
スポーツ栄養(プロテイン)の値上げ(2025〜2026年)
| 実施時期 | 対象カテゴリ | 対象品数 | 改定率(出荷価格) |
|---|---|---|---|
| 2025年3月1日出荷分より | 粉末プロテイン(ザバス) | 40品 | 約10〜11% |
| 2025年6月1日出荷分より | プロテインバー(ザバス) | 3品 | 約9〜10% |
| 2026年6月1日出荷分より | 粉末プロテイン・プロテインバー(ザバス) | 21品 | 約6〜28% |
上記は出荷価格(メーカーから卸業者・小売店への販売価格)の改定率です。店頭価格への反映タイミングや幅は小売店によって異なりますが、概ね数週間〜数ヶ月以内に価格に反映されます。
明治チョコレートの値上げ詳細
チョコレートはもっとも値上げの影響を受けたカテゴリです。2025年に2度の価格改定が実施され、合計で約48品が最大36%の値上げとなりました。
2025年3月の値上げ(チョコレート効果など17品)
2025年1月17日に発表された値上げで、2025年3月1日出荷分より、チョコレート効果シリーズを中心に17品が約6〜33%値上げされました。
| 商品名 | 内容量 | 改定率 |
|---|---|---|
| チョコレート効果カカオ72% | 65g | 約6〜33% |
| チョコレート効果カカオ86% | 60g | |
| チョコレート効果カカオ95% | 60g | |
| チョコレート効果カカオ72% 26枚入り | 130g | |
| チョコレート効果カカオ86% 26枚入り | 130g | |
| チョコレート効果W プラスカカオ72% | 75g | |
| チョコレート効果カカオ72% パウチ | 40g | |
| チョコレート効果カカオ86% パウチ | 37g | |
| チョコレート効果カカオ72% 大袋 | 225g | |
| チョコレート効果カカオ86% 大袋 | 210g | |
| チョコレート効果カカオ95% 大袋 | 180g | |
| チョコレート効果カカオ72% アーモンド大袋 | 166g | |
| チョコレート効果カカオ72% 1kg | 1000g | |
| チョコレート効果カカオ86% 940g | 940g | |
| チョコレート効果カカオ95% 800g | 800g | |
| チョコレート効果カカオ72% 蜜漬けオレンジピールパウチ | 34g | |
| チョコレート効果カカオ72% 袋(宅配専用) | 175g |
2025年6月の値上げ(ミルクチョコ・アーモンドチョコなど31品)
2025年4月4日に発表された値上げで、2025年6月1日出荷分より、明治ミルクチョコレートやアーモンドチョコレートなど主力商品31品が約10〜36%値上げされました。これは単一発表としては最大規模の値上げです。
| 商品名 | 内容量 | 改定率 |
|---|---|---|
| 明治ミルクチョコレート | 50g | 約10〜36% |
| 明治ブラックチョコレート | 50g | |
| 明治ハイミルク | 50g | |
| 明治ホワイトチョコレート | 40g | |
| アーモンドチョコレート | 79g | |
| アーモンドチョコレート抹茶 | 67g | |
| アーモンドチョコレート香るカカオ | 75g | |
| マカダミアチョコレート | 9粒 | |
| マカダミアチョコレート抹茶 | 9粒 | |
| ピスタチオチョコレート | 35g | |
| ヘーゼルナッツチョコレートミルク | 52g | |
| 明治ミルクチョコレートBOX | 26枚 | |
| 明治ブラックチョコレートBOX | 26枚 | |
| 明治ハイミルクBOX | 26枚 | |
| 明治ストロベリーチョコレートBOX | 26枚 | |
| 明治抹茶チョコレートBOX | 26枚 | |
| 明治ミルクチョコレートスティックパック | 10枚 | |
| 明治ブラックチョコレートスティックパック | 10枚 | |
| 明治ホワイトチョコレートスティックパック | 10枚 | |
| 明治ストロベリーチョコレートスティックパック | 10枚 | |
| 明治ミルクチョコレートミニキューブ | 250g | |
| 明治オリゴ糖ミルクチョコレート50 | 65g | |
| 明治オリゴ糖ミルクチョコレート100 | 45g | |
| 明治オリゴ糖ミルクチョコレート50大袋 | 200g | |
| 明治 ザ・カカオ ナッティカカオ | 42g | |
| 明治 ザ・カカオ フルーティカカオ | 42g | |
| 明治 ザ・カカオ フルーティカカオ・ラテ | 42g | |
| アーモンドチョコレートシンプル包装大容量パウチ | 231g | |
| 明治ミルクチョコレート袋 | 80g | |
| 明治ミルクチョコレートビッグパック | 180g |
チョコレート効果の価格推移をプライシーで確認する
値上げ後の実際の価格推移は、プライシーの価格チャートで確認できます。Amazon・楽天・Yahooショッピングの最安値の推移が一目でわかります。
きのこの山・たけのこの里のステルス値上げ
価格改定だけが「値上げ」ではありません。明治は2025年5月に内容量を削減するいわゆる「ステルス値上げ」も実施しています。さらに、チョコレートの品質規格にも大きな変化がありました。
2025年5月:内容量削減(価格据え置きの実質値上げ)
2025年1月17日の発表で、2025年5月20日発売分から内容量が削減されました。
| 商品名 | 変更前の内容量 | 変更後の内容量 | 削減率 |
|---|---|---|---|
| きのこの山 | 74g | 66g | 約11%削減 |
| たけのこの里 | 70g | 63g | 10%削減 |
価格はそのままで内容量が10〜11%減るということは、実質的に10〜11%の値上げと同じです。気づかないうちに損をしてしまいがちなので、注意が必要ですね。
「準チョコレート」への規格変更
価格・内容量の変更だけでなく、チョコレートの「品質規格」自体も変更されています。
従来、きのこの山・たけのこの里・アーモンドチョコレートなどはカカオバター(チョコレート固有の油脂)を主原料とした「チョコレート」規格で作られていました。しかし2024年9月生産分から、カカオバターの一部を植物油脂(代替油脂)に置き換えた「準チョコレート」に切り替えられています。
準チョコレートとは?食品表示基準に基づき、カカオバターの代わりに植物油脂をより多く使ったチョコレート製品のこと。風味や口どけに多少の違いが出ることがありますが、安全性には問題ありません。コスト削減・価格維持を目的とした変更です。
この変更は、カカオ豆の高騰が背景にあります。価格を大幅に上げず、かつ品質をできる限り維持するための「苦肉の策」とも言えるでしょう。
明治乳製品・アイスクリームの値上げ詳細
チョコレートに続いて、2025年夏〜秋にかけては乳製品・アイス・飲料など幅広い商品カテゴリで値上げが実施されました。
ヨーグルト・チーズ・バター(2025年7〜8月)
2025年6月12日発表。生乳取引価格の引き上げや飼料価格高騰が主な理由です。
| 商品例 | 実施時期 | 改定率 |
|---|---|---|
| 明治北海道十勝スライスチーズ・カマンベールなど13品 | 2025年7月1日出荷分より | 約3〜4% |
| 明治北海道バター・マーガリン類7品 | 2025年7月1日出荷分より | 約3〜11% |
| 明治プロビオヨーグルトR-1・LG21・ブルガリアなど60品 | 2025年8月1日出荷分より | 約2〜17% |
| 明治おいしい牛乳・飲料類13品 | 2025年8月1日出荷分より | 約2〜17% |
エッセルスーパーカップなどアイスクリーム(2025年9月)
| 商品例 | 実施時期 | 改定率 |
|---|---|---|
| 明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ・抹茶・チョコクッキーなど20品 | 2025年9月1日出荷分より | 約5〜9% |
| 明治チョコレートアイスパフェ・Dear Milkなど | 2025年9月1日出荷分より | 約5〜9% |
| 明治ピーナッツクリーム・チョコレートクリームなど3品 | 2025年9月1日出荷分より | 約10% |
| まるごと野菜シリーズ・JALスープなど8品 | 2025年9月1日出荷分より | 約10〜12% |
なぜ明治は値上げを繰り返すのか?
「また値上げ?」と感じている方も多いと思います。明治の公式発表と市場動向をもとに、値上げが続く理由を3つに整理しました。
①カカオ豆の価格高騰(チョコ値上げの最大原因)
チョコレート値上げの最大の要因は、カカオ豆の国際価格高騰です。主要産地の西アフリカ(コートジボワール・ガーナ)で2023年以降に深刻な不作が続き、国際価格が急騰しました。
ロンドン先物市場では、2024年4月に一時1トン9,980ポンドを超え、過去最高値を記録しました(従来の平均相場は1トン2,000〜3,000ポンド前後)。その後やや落ち着いたものの、依然として歴史的な高水準が続いています。
②物流・エネルギーコストの上昇
原材料費だけでなく、製造・物流に関わるコストも上がっています。電気・ガスなどエネルギー価格の高止まりに加え、トラックドライバー不足に伴う物流費の上昇、工場の人件費増加が重なっています。食品メーカーにとってコスト削減の余地が少ない領域のため、価格に転嫁せざるを得ない状況です。
③円安の影響
カカオ豆・乳製品原料の多くは輸入品です。2023年以降、1ドル140〜155円台で推移している円安環境では、輸入コストが大幅に上昇します。円安が解消されない限り、原料調達コストの高止まりが続くため、価格を元に戻す判断は難しい状況です。
今後も値上げは続く?
「今後も値上げが続くのか」は多くの方が気になるところですよね。現時点(2026年5月)での状況を整理します。
2026年6月には、スポーツ栄養(ザバスシリーズ)の値上げが発表されています。チョコレートや乳製品については、2026年5月時点で新たな値上げ発表は出ていません。ただし、カカオ豆価格は引き続き高水準にあり、為替環境や原材料市況次第では追加の値上げが行われる可能性は否定できません。
賢く対応するポイント明治製品は定期的にセールやキャンペーンを実施しています。「値上げ後すぐに買う」より、セールや特売のタイミングを狙うほうが実質的な出費を抑えられます。プライシーの価格チャートで値下がりのタイミングを確認しながら購入するのがおすすめです。
値上げ対策:プライシーで値下がりを見逃さない
値上げは避けられなくても、「高いときに買わない」ことは自分でコントロールできます。プライシーアプリを使えば、明治製品の価格変動をスマホで簡単に確認できます。
プライシーでできること(スマホアプリ)
-
✓Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの価格推移チャートをいつでも確認
-
✓「欲しいものリスト」に追加した商品の値下がり・クーポン発生時にプッシュ通知
-
✓複数ECサイトを横断した最安値比較が一画面で可能
-
✓年間1億件以上の価格データをもとにした価格推移の可視化
よくある質問
主な値上げ時期は以下の通りです。①2024年9〜10月:チョコ・スナック・アイスなど128品(約5〜31%)②2025年3月:チョコレート効果など17品(約6〜33%)③2025年5月:きのこの山・たけのこの里の内容量削減(10〜11%減)④2025年6月:ミルクチョコ・アーモンドチョコなど31品(約10〜36%)⑤2025年7〜9月:乳製品・アイスなど184品(約2〜17%)⑥2026年6月:プロテイン21品(約6〜28%)
主な理由は3つです。①カカオ豆をはじめとする原材料価格の高騰(2024年に過去最高値を記録)②物流・エネルギーコストの上昇③円安による輸入コストの増加。これらのコスト上昇を企業努力だけで吸収できなくなったため、価格に転嫁しています。
はい。2025年5月20日発売分から、きのこの山は74g→66g(約11%減)、たけのこの里は70g→63g(10%減)に削減されました。価格は据え置きのため、実質的な値上げとなります。
はい。2024年9月生産分からアーモンドチョコレート・きのこの山・たけのこの里などが、カカオバターを一部植物油脂に置き換えた「準チョコレート」に規格変更されました。カカオ豆高騰への対応策として採られた措置です。
