「くら寿司、また値上がりしてる?」と感じている方も多いのではないでしょうか。2022年以降、くら寿司は複数回にわたって価格改定を実施しています。この記事では、いつ・何が・いくら値上がったのかを年表形式でわかりやすくまとめます。値上げの理由や他チェーンとの比較も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

結論
くら寿司は2022年〜2025年で計4回の値上げを実施

最大の転換点は2022年10月1日の基本価格改定で、創業以来初めて1皿110円の価格帯が廃止され115円になりました。最新の改定は2025年10月31日で、95種類・平均20.8円の値上げが実施されています(2026年5月16日時点)。

くら寿司はいつ値上げした?【2022〜2025年の全履歴】

2022年以降のくら寿司の価格改定を一覧にまとめました。改定のたびに影響範囲が広がっており、特に2025年10月の改定は95種類という過去最大規模でした。

時期 主な改定内容 値上げ幅 対象
2022年10月1日 基本皿 110円→115円
できたてシリーズ 220円→165円(値下げ)
+5円(基本皿) 全国全店舗
2023年9月頃 サイドメニュー・飲み物・デザート中心 10〜50円 全国全店舗
2024年2月9日 都心店舗 1皿132円→150円 +18円(約14%) 都心店舗のみ
2025年10月31日 にぎり・軍艦・サイドメニュー等95種類を値上げ 平均+20.8円 全国全店舗

【2022年10月1日】創業以来初の基本価格改定

くら寿司は2022年10月1日に創業以来初の基本価格全面改定を実施しました。長年親しまれてきた「1皿税込110円」の価格帯が廃止され、新たな価格体系に移行しています。

値上げ
基本皿:税込110円 → 115円
マグロやサーモンなど定番のにぎり寿司が対象。全国全店舗で一斉に適用されました。
値下げ
できたてシリーズ:税込220円 → 165円
揚げたて・炙りたてなどのプレミアムメニューが大幅値下げ。値上げと同時に実施された異例の価格戦略でした。

「100円寿司の時代が終わった」と大きな話題になりましたが、できたてシリーズの値下げと合わせることで、ユーザーへの影響を和らげる工夫がありました。

【2023年9月頃】サイドメニュー中心の静かな値上げ

2023年9月頃から、サイドメニューや飲み物、デザートを中心に静かな値上げが行われました。公式の大きな発表はなかったため、「いつの間にか値上がっていた」と気づかなかった方も多いと思います。

メニュー 旧価格(税込) 新価格(税込) 値上げ幅
あぶりチーズ系(各種) 130円 140円 +10円
宇治抹茶入り緑茶 130円 150円 +20円
ミニころチキン 130円 150円 +20円
くらポテト 380円 420円 +40円
きつねうどん 390円 430円 +40円
えびブロッコリーサラダ 180円 200円 +20円
えび天うどん 390円 430円 +40円
天然だしうどん 178円 200円 +22円
オニオンリング 130円 150円 +20円
乳酸菌ウォーター 130円 150円 +20円
くら出汁 120円 150円 +30円

ポイント:サイドメニューは回転寿司のお会計を大きく左右します。うどんやポテトを組み合わせると、以前より一人あたり100〜200円ほど高くなるケースもあります。

【2024年2月9日】都心店舗が先行値上げ

2024年2月9日から、都心部の一部店舗で先行して価格改定が実施されました。都心店舗では1皿132円(税込)→150円に値上げされ、上昇幅は約14%と大きなものでした。郊外型店舗(115円)との価格差が広がり、都心でくら寿司を利用する場合はより多くの出費が必要になりました。

【2025年10月31日】95種類・平均20.8円の大幅改定

2025年10月31日には過去最大規模の価格改定が行われました。95種類が値上げ(値下げは2種類のみ)、平均値上げ幅は約20.8円です。代表的なメニューの価格変動は以下のとおりです。

※カテゴリ別の代表例を抜粋しています。全95種類の一覧はsushipo.jpの記事でご確認いただけます。

メニュー(カテゴリ) 旧価格(税込) 新価格(税込) 値上げ幅
【にぎり】
肉厚とろ〆さば 115円 130円 +15円
真いわし 115円 120円 +5円
ビントロ 130円 140円 +10円
はまち 150円 160円 +10円
オニオンサーモン / えびアボカド 150円 160円 +10円
あぶりえびチーズ・あぶりチーズサーモン等 170円 180円 +10円
【軍艦】
ねぎまぐろ鉄火 115円 130円 +15円
いくら 190円 250円 +60円(最大幅)
かにマヨ / かにみそ 150円 160円 +10円
【サイドメニュー】
7種の魚介らーめん(各種) 490円 540円 +50円
えび天うどん 480円 530円 +50円
きつねうどん 450円 500円 +50円
うな丼 830円 900円 +70円
くらポテト 420円 460円 +40円
ミニころチキン 150円 170円 +20円
オニオンリング 170円 190円 +20円
えびブロッコリーサラダ 230円 250円 +20円
【デザート・ドリンク】
宇治抹茶入り緑茶 150円 170円 +20円
チョコケーキ / チーズケーキ 170円 200円 +30円
スーパードライ(生) 600円 630円 +30円
【値下げ】
イベリコ豚の大とろ 130円 115円 ▼15円
いか天にぎり 170円 160円 ▼10円

注目:特に「いくら(軍艦)」は190円→250円と+60円の大幅値上げになっています。いくら好きの方はとくに注意が必要ですね。

なぜくら寿司は値上げしたの?理由を詳しく解説

なぜくら寿司はこれほど頻繁に値上げを行っているのでしょうか。くら寿司の公式発表では、以下の複合的な要因が挙げられています。

原材料費の高騰

回転寿司の命とも言える魚介類の仕入れコストが大幅に上昇しています。

  • マグロ(クロマグロ):2020年比で約1.6倍に上昇
  • サーモン:2020年比で約2倍に上昇
  • いくら:世界的な需要拡大と漁獲量の影響で高騰

世界的な和食ブームによって海外での魚介需要が急拡大しており、「日本企業が海外市場で買い負けるケース」が増えているとも報告されています。特にマグロやサーモンは輸入依存度が高いため、円安が直撃するカテゴリでもあります。

円安・エネルギー費・人件費の上昇

原材料費以外にも、コスト上昇の波は多方面から押し寄せています。

  • 円安:輸入食材のコストが直接的に増大
  • エネルギー費:原油高による光熱費・配送コストの上昇
  • 物流費・包材費:原油高が運送コスト全体を押し上げ
  • 人件費:人手不足による時給の上昇トレンド

背景:2022年のロシアによるウクライナ軍事侵攻は、食材・エネルギー市場に大きな影響を与えました。くら寿司の公式発表でも、この情勢を値上げ要因のひとつとして明示しています。回転寿司業界だけでなく、外食産業全体が同様のコスト増と戦っています。

スシロー・はま寿司・かっぱ寿司と比べてどう変わった?

「くら寿司は値上がりして割高になったのでは?」という声もよく聞きます。2025年時点での4チェーンの価格を比べてみましょう。

チェーン 郊外型(基本皿) 都心型(基本皿) 備考
くら寿司 115円〜 150円〜 2022年10月から115円。2025/10に多数メニュー値上げ
スシロー 120円〜 150円〜 郊外120円、準都市130円、都市150円の3区分制
はま寿司 110円〜 2024年12月に150円皿→160円等の値上げ実施
かっぱ寿司 110円〜 2025年10月に価格改定あり。基本皿は110円を維持

郊外型で比べると、くら寿司(115円)はスシロー(120円)より安く、はま寿司・かっぱ寿司(110円)よりは高い水準です。ただし、2025年10月の改定でにぎりやサイドメニューの個別価格はかなり上昇しているため、「回転ずしの中では割高になった」と感じる方が増えているのも事実でしょう。

値上げ後もお得にくら寿司を楽しむ方法

値上げが続いていても、うまくお得な情報を活用すれば家計への負担を抑えられます。くら寿司には公式アプリを中心にいくつかの節約手段があります。

  • 公式アプリのクーポン:定期的に割引クーポンが配信されます。事前にチェックしてから来店するのがおすすめです。
  • 期間限定フェアを狙う:「極上まぐろ」「極上かに」などのフェア期間は、普段より高品質なネタをお得な価格で楽しめることがあります。
  • 注文を絞る:値上がり幅が大きいサイドメニューや飲み物を控えめにし、寿司メインで楽しむとコストを抑えられます。

よくある質問

主に4回の価格改定があります。①2022年10月1日(基本皿110円→115円の大幅改定)、②2023年9月頃(サイドメニュー中心)、③2024年2月9日(都心店舗のみ132円→150円)、④2025年10月31日(95種類・平均20.8円の大幅値上げ)です。2026年5月時点では新たな値上げ発表はありません。

主な理由は、①水産物(マグロ・サーモン等)の仕入れ価格高騰(マグロは2020年比1.6倍、サーモンは約2倍)、②円安による輸入コスト増大、③エネルギー費・物流費・包材費の上昇、④人件費の増加です。くら寿司の公式発表では、世界的な和食需要の拡大やウクライナ情勢の影響も要因として挙げています。

2025年時点で、くら寿司の郊外型基本皿は税込115円です。スシロー郊外型(120円)より安く、はま寿司・かっぱ寿司(110円)より高い水準です。ただし、2025年10月の改定でサイドメニューや個別ネタの価格が上昇しており、合計のお会計では割高感が増している傾向があります。

2026年5月時点で、くら寿司から国内店舗の値上げに関する公式発表は出ていません。ただし、物価上昇が続いているため今後の改定の可能性はあります。最新情報はくら寿司の公式サイトやアプリでご確認ください。

まとめ

くら寿司の値上げ履歴まとめ(2026年5月時点)

  • 2022年10月1日:創業初の基本価格改定。1皿110円→115円に(できたてシリーズは220円→165円に値下げ)
  • 2023年9月頃:サイドメニュー・飲み物・デザート中心に10〜50円の値上げ
  • 2024年2月9日:都心店舗限定で132円→150円(約14%値上げ)
  • 2025年10月31日:95種類・平均20.8円の大幅値上げ。いくら軍艦は190円→250円に
  • 値上げの主因は原材料費高騰(マグロ1.6倍・サーモン2倍)+円安+エネルギー費上昇
  • クーポンやフェア期間を活用することで、値上げ後もお得に楽しめます

くら寿司の値上げは、食材コストや物価上昇という外部要因が大きく、業界全体の課題でもあります。他チェーンと比べながら上手にお得情報を活用して、回転寿司をより賢く楽しんでみてください。

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