「コストコ、また値上がりした?」と感じている方は多いのではないでしょうか。2025年5月には9年ぶりとなる年会費の値上げが実施され、食品・デリカからガソリンまで、さまざまなカテゴリで価格の上昇が続いています。この記事では、2026年5月時点の最新情報をもとに、コストコの値上げ状況をカテゴリ別に整理し、お得に利用するための対策もあわせてご紹介します。
コストコの年会費が値上げ(2025年5月から)
コストコの年会費は、2025年5月1日から約9年ぶりに改定されました(前回は2016年)。今後も会員へのサービスの質と価値を高めていくことが公式の値上げ理由として挙げられています。
会員種別ごとの新旧料金比較
会員の種別によって値上げ幅が異なります。特にビジネス追加会員は改定幅が大きく、旧料金から1,430円の値上がりとなっています。
| 会員種別 | 改定前(〜2025年4月) | 改定後(2025年5月〜) | 差額 |
|---|---|---|---|
| ゴールドスター(個人) | 4,840円 | 5,280円 | +440円 |
| ビジネス会員(法人) | 4,235円 | 5,280円 | +1,045円 |
| ビジネス追加会員 | 3,850円 | 5,280円 | +1,430円 |
| エグゼクティブ会員 | 9,900円 | 10,560円 | +660円 |
※すべて税込価格
いつから適用?更新タイミングで損得が変わる
新料金の適用タイミングは、更新月が2025年5月以降の会員から順次となっています。たとえば更新月が4月の方はその時点での更新で旧料金が適用されますが、5月以降に更新する方は新料金になります。
注意:更新は更新月の2ヵ月前から可能です。更新月が近い方は、タイミングを確認してから手続きしましょう。
エグゼクティブ会員はリワード上限も拡大
値上げの一方で、エグゼクティブ会員には特典の強化もありました。2025年5月1日以降、エグゼクティブリワード(購入額の2%が還元される仕組み)の年間上限額が10万円から11万円に引き上げられています。
もし年間550万円以上コストコで買い物をする方であれば、上限引き上げのメリットを享受できます。法人会員や大家族でコストコをメインに活用している方は、エグゼクティブ会員の損益ラインを改めて計算してみるといいかもしれませんね。
値上がりが続くコストコの商品
年会費の値上げだけでなく、コストコが取り扱う食品やデリカ商品でも値上がりが続いています。特に人気商品は価格変動が目立ちやすいため、定期的にチェックしておきたいところです。
寿司ファミリー盛 48貫の価格推移
コストコの定番デリカ「寿司ファミリー盛 48貫」は、2020年頃の2,678円から2026年5月時点では3,698円と、約1,020円の値上がりが確認されています。
| 時期 | 税込価格(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 2020年頃 | 2,678円 | — |
| 2024年7月〜 | 3,698円 | 現行価格水準へ |
| 2026年5月(現在) | 3,698円 | 2024年以降横ばい |
※価格は店舗・時期により異なる場合があります。出典:hubmedia.co.jp
48貫でこの価格帯は「高くなった」と感じる方も多いかもしれませんが、1貫あたりに換算すると約77円。市販のスーパーの寿司パックと比較しても、内容量を考えればまだコストパフォーマンスは高い部類に入ります。
ベーカリー・その他食品の主な値上げ例
寿司以外にも、コストコの各カテゴリで価格の上昇が報告されています。特に輸入原材料を使用した商品は、円安・物価高の影響を受けやすい傾向があります。
| 商品名 | 値上がりの概要 | カテゴリ |
|---|---|---|
| バラエティベーグル | 2025年にリニューアル。販売形態(サイズ・パック構成)が変更 | ベーカリー |
| トリプルチーズタルト | 約100円の値上がりが確認されている | ベーカリー |
| UCCブレンドアイスコーヒー無糖(50個入り) | 2025年に急激な値上がりが発生 | 飲料 |
| 塩さばフィレ | 2022年頃と比較して大幅な値上がり | 鮮魚・冷凍 |
※価格は時期・店舗により異なります。具体的な金額は店頭でご確認ください
コストコ全体での値上がりは多数の商品に及んでいますが、一般的なスーパーと比較すると値上げ幅は抑えられているという声もあります。「高くなった」と感じたときは、ぜひ他店の同等商品と比較してみてください。
値上げが続く理由(物価・為替・原材料)
コストコで商品が値上がりしている主な理由は以下のとおりです。コストコ独自の問題というより、日本全体の物価状況が背景にあります。
- 円安・為替の影響:海外から仕入れる輸入食品や消耗品を中心に価格が上昇
- 原材料費・輸送コストの上昇:グローバルな物流コスト増が価格に転嫁
- 人件費・エネルギーコストの増加:国内オペレーションコストの上昇
- サービス拡充:調剤薬局・補聴器センター・ガスステーション・オンラインストアなどの整備費用
コストコ公式は年会費値上げの理由として「今後も会員の皆様にご提供する商品とサービスの質と価値を高めていくため」と説明しています。
コストコのガソリン価格はどう変わった?
コストコのガスステーションは、一般のガソリンスタンドより安く給油できる点が人気のひとつです。ただし2026年に入ってからは、全国的なガソリン価格の高騰の影響を受けています。
2026年の価格推移(ホルムズ海峡危機の影響)
2026年3月、中東情勢(ホルムズ海峡危機)の影響で全国的にガソリン価格が急騰しました。コストコのガスステーションでも値上がりの影響は避けられず、一時はレギュラー160円前後にまで上昇しました。
その後、2026年5月13日時点のコストコ全国27店舗の価格(コストコ便利帳調べ)は以下のとおりです。
| 燃料種別 | コストコ全国平均 (2026年5月13日) |
全国スタンド平均 (2026年5月11日) |
差額 |
|---|---|---|---|
| レギュラー | 150.6円/L | 169.4円/L | 約18.8円安 |
| ハイオク | 161.3円/L | — | — |
| 軽油 | 138.9円/L | — | — |
全国スタンド平均は資源エネルギー庁速報より
全国スタンドとの価格差は?
2026年5月時点で、コストコのレギュラーガソリンは一般スタンド平均と比べて約18〜19円/L安い水準で推移しています。仮に50Lを満タンにするなら1回で約940円、年間20回給油するとすれば約18,800円の節約になる計算です。
ガソリン価格そのものは世界情勢に左右されるため予測が難しいですが、コストコのガスステーションは「一般スタンドより安い」という相対的な優位性は維持されやすい傾向にあります。
値上げ後もコストコをお得に使う方法
年会費・商品・ガソリンと値上がりが続いていますが、上手に活用すればまだまだコストコはお得な選択肢です。以下に代表的な節約・活用術をまとめました。
クーポン・セールを活用する
コストコでは毎週木曜日から翌週水曜日にかけて割引クーポンが発行されています。対象商品は食品・日用品など毎週異なるため、購入前にチェックしておくと思わぬ節約につながります。
- コストコ公式サイト・アプリでクーポン情報を確認
- クーポン対象商品はレジで自動的に割引が適用される(クーポン提示不要)
- まとめ買いと組み合わせることでさらにお得に
エグゼクティブ会員でリワードを稼ぐ
エグゼクティブ会員(年会費10,560円)は、購入金額の2%がエグゼクティブリワードとして翌年2月に還元されます。年間の購入額が多い方ほど恩恵が大きく、年間の買い物が約26万円を超える場合はゴールドスター会員よりエグゼクティブ会員のほうが実質負担を抑えられます。
ポイント:2025年5月以降、エグゼクティブリワードの年間上限が11万円に引き上げられました。コストコをフル活用している方はリワード還元額も増える可能性があります。
コストコ価格の「値下げサイン」を見逃さない
コストコに通い慣れた方に知られているちょっとしたコツがあります。棚に並んだ商品の価格表示を見るとき、末尾が「.00(円)」の価格はセールや在庫処分の合図であることが多いといわれています。また、価格ラベルに「−○○円」などの表記がある場合はクーポン割引が適用中のサインです。
コストコのお得なタイミングを見分けるヒント:価格の末尾が「0」や「00」で終わっている商品は値下がりしている可能性があります。また、クーポン期間中は自動的に割引が適用されるので、毎週木曜日更新の割引情報をチェックしましょう。
プライシーで値下がり通知を受け取る
コストコの商品に限らず、日用品・食品のネット通販を賢く使うなら、プライシーの価格チャート機能が役立ちます。Amazon・楽天など複数のECサイトの価格推移をグラフで確認でき、値下がり時にはプッシュ通知でお知らせします。
コストコで値上がりした商品の代替品をネットで探す際にも活用できますよ。
よくある質問
コストコの年会費は2025年5月1日から改定されています。更新月が2025年5月以降の会員から順次新料金が適用されます。ゴールドスター(個人)は4,840円から5,280円、エグゼクティブ会員は9,900円から10,560円となりました。日本での値上げは約9年ぶり(前回は2016年)です。
コストコの寿司ファミリー盛48貫は、2020年頃の2,678円(税込)から2026年5月時点では3,698円(税込)で販売されており、約1,020円の値上がりが確認されています。2024年7月以降は3,698円水準で横ばいとなっています。価格は店舗や時期によって異なる場合があります。
2026年5月時点で、コストコのレギュラーガソリンは一般スタンド平均より約18〜19円/L安く給油できます。ゴールドスター会員(年会費5,280円)の場合、50Lで給油すれば1回約940円の節約になるため、年間6回程度(約300L)給油するだけで年会費の元が取れる計算になります。お住まいの近くにコストコのガスステーションがある方にとっては、ガソリン代だけで十分に元を取れることが多いです。
家族で定期的にまとめ買いをする方や、コストコのガスステーションを活用できる方には依然としてコストパフォーマンスの高い選択肢です。一方、一人暮らしや利用頻度が少ない方は、大容量商品を使い切れずにかえって割高になるケースもあります。まずは年間の購入額・ガソリン利用量を試算してみることをおすすめします。
まとめ
コストコの値上げ|2026年5月時点のポイント
- ✓ 年会費は2025年5月1日から改定。ゴールドスター(個人)は4,840円→5,280円(+440円)
- ✓ 食品・デリカは円安・物価高の影響で値上がり継続。寿司ファミリー盛48貫は約1,020円の値上がり
- ✓ ガソリンは2026年3月に高騰。5月時点でも一般スタンド比で約18円/L安い水準を維持
- ✓ 毎週木曜更新の割引クーポンやエグゼクティブリワードを活用して実質負担を減らせる
- ✓ ガソリンを50L・年6回給油するだけで年会費の元が取れる計算
値上がりが続くコストコですが、使い方次第でまだまだお得に活用できます。クーポン情報の確認やガソリン給油を上手に組み合わせながら、賢く利用してみてください。
