「インドは物価が安い」とよく聞くけれど、実際どのくらい安いのでしょうか? 旅行予算はいくら必要なの? この記事では、2026年5月時点の最新データを使い、インドの物価を日本円でわかりやすく解説します。食費・宿泊費・交通費・観光スポットの入場料まで、旅行計画にそのまま使える情報をお届けします。
インドの物価は日本の何倍安い?
インドはデリー・ムンバイなどの大都市でも、国際生活費ランキングでは世界最安水準に位置しています。食費や公共交通費は日本の感覚からするとほぼ無料に近い価格のものもある一方、高級ホテルや外国人向けの観光スポットは日本と変わらない価格になることも。「安いと聞いていたのに思ったより高かった」という経験をしないために、カテゴリ別に見ていきましょう。
| カテゴリ | インドの価格(目安) | 日本の価格(目安) | 比較 |
|---|---|---|---|
| ローカル食堂(1食) | 50〜200ルピー(約83〜332円) | 500〜1,000円 | 約1/3〜1/6 |
| 一般レストラン(1人) | 300〜1,000ルピー(約498〜1,660円) | 1,000〜3,000円 | 約1/2〜1/3 |
| コカ・コーラ500ml | 約50〜60円 | 約150円〜 | 約1/2〜1/3 |
| ビッグマック(マクドナルド) | 約351円 | 約450円 | 約4/5(大差なし) |
| ミネラルウォーター1L | 20〜30ルピー(約33〜50円) | 100〜200円 | 約1/3〜1/4 |
| ドミトリー宿泊(1泊) | 約300円〜 | 3,000円〜 | 約1/10 |
| 中流ホテル(1泊) | 約3,000円〜 | 8,000〜15,000円 | 約1/3〜1/5 |
| メトロ初乗り | 約15円〜 | 170〜320円 | 約1/10〜1/20 |
| タクシー初乗り | 約70円〜(配車アプリ) | 500〜730円 | 約1/7〜1/10 |
インドの食費相場|屋台から高級レストランまで
インドの食費は、どこで食べるかによって価格が劇的に変わります。ローカルの食堂を使えば驚くほど安く済みますが、日本食など外国料理は現地の物価に関係なく高額になりがちです。
ローカル食堂・屋台の価格
インド版定食「ターリー(Thali)」や南インドの「ミールス」は、1皿50〜200ルピー(約83〜332円)が相場です。屋台やチャイ屋を使えば、1日の食費を200円以下に抑えることも可能です。ただし、衛生面には十分注意してください。
プライシー編集部より:インドのローカル食堂は、水やソース類に気をつけながら選ぶのがポイントです。地元の人で賑わっている店は鮮度が保たれていることが多いので、混んでいる食堂を選ぶと安心ですよ。
一般レストランの価格
観光客も利用しやすい一般的なレストランでは、1人あたり300〜1,000ルピー(約498〜1,660円)が目安です。エアコン付きのきれいなレストランでも、日本のファミリーレストランと同程度かそれ以下で食事できます。
高級レストランの注意点
5つ星ホテルのレストランや観光地の高級店では、1人あたりのディナーが5,000円前後になることもあります。また、日本食レストランや日本食材は「高級品」として扱われるため、日本と同等かそれ以上の価格設定です。インド料理を楽しむ旅行者であれば、食費を格段に抑えられるでしょう。
インドの宿泊費相場|ドミトリーから高級ホテルまで
インドの宿泊施設は、最安のドミトリーから5つ星ホテルまで非常に幅広いラインナップがあります。旅のスタイルによって選択肢が大きく変わりますので、予算と優先順位を考えて選びましょう。
| 宿泊タイプ | 1泊の目安(円) | 特徴 |
|---|---|---|
| ドミトリー・ゲストハウス最安 | 約300円〜 | 衛生面・セキュリティは要確認 |
| 格安プライベートルーム | 約1,000〜2,000円 | 初心者にはハードルが高め |
| 清潔な中流ホテル(Wi-Fi付き) | 約3,000円〜 | 日本人旅行者に特におすすめ |
| 3〜4つ星ホテル | 約6,000〜1万円 | 設備充実・英語対応あり |
| 5つ星ホテル | 約1万円台〜 | 日本の高級ホテルより安い場合も |
注意:300〜500円の最安宿は、不衛生な環境や窃盗のリスクがある場合があります。初めてインドを訪れる方には、1泊3,000円前後の中流ホテルを予約していくことをおすすめします。清潔な部屋とWi-Fiで、日本と比べても圧倒的にリーズナブルです。
インドの交通費相場|メトロ・配車アプリ・リキシャの料金
インドの市内交通は、日本の感覚では信じられないほど安価です。主要都市にはメトロが整備されており、配車アプリ(UberやOla)も普及しているため、旅行者も使いやすくなっています。
| 交通手段 | 料金目安(円) | ポイント |
|---|---|---|
| メトロ(地下鉄)初乗り | 約15円〜 | デリー・ムンバイ等に整備済み |
| 配車アプリ(Uber/Ola)初乗り | 約70円〜 | スマホで支払いOK、価格透明 |
| オートリキシャ | 約30円〜(要交渉) | 乗車前に必ず値段交渉を |
| 乗り合いリキシャ | 約20円〜 | 距離によらず格安 |
| 長距離鉄道(2等寝台・例) | 数百円〜 | インド旅行の醍醐味のひとつ |
配車アプリの活用をおすすめします:オートリキシャや流しのタクシーは、乗車後に追加料金を請求してくるトラブルが報告されています。スマホのUberやOlaは料金が事前確定で支払いもスマホ決済ができるため、旅行者にとって最も安心な移動手段です。
インドの観光スポット入場料|外国人料金に要注意
インドの観光スポットは、地元インド人と外国人で入場料が大きく異なる「二重価格制」を採用しています。インド人の数十倍の料金を請求されることも珍しくなく、価格は日本の観光地と同程度かそれ以上になる場合があります。
| 観光スポット | 外国人料金(ルピー) | 目安(円) |
|---|---|---|
| タージマハル(+霊廟入場) | 1,100ルピー(+200ルピー) | 約1,826〜2,158円 |
| フマユーン廟(デリー) | 500ルピー | 約830円 |
| アンベール城(ジャイプール) | 500ルピー | 約830円 |
外国人料金の高さに驚く方も多いです:タージマハルはインド人料金の約38〜40倍もの外国人料金が設定されています。観光地でのコスト感は「インドは安い」という感覚とは別物と考えておきましょう。ただしその壮大さは料金に十分見合う価値があります。
インドのお土産・日用品の値段
インドのマーケット(バザール)では、値段交渉が文化のひとつです。最初の提示価格は実際の価格より高く設定されていることが多いので、落ち着いて交渉しましょう。
| 商品 | 相場(ルピー) | 目安(円) |
|---|---|---|
| 箱入り紅茶(定番お土産) | 55ルピー〜 | 約91円〜 |
| スナック菓子 | 30ルピー〜 | 約50円〜 |
| レトルトカレー | 70ルピー〜 | 約116円〜 |
| Tシャツ(市場) | 150ルピー〜 | 約249円〜 |
| ストール・スカーフ | 400ルピー〜 | 約664円〜 |
| バンダナ | 50ルピー〜 | 約83円〜 |
| シャンプー・リンス | 70ルピー〜 | 約116円〜 |
電化製品やブランド品については、日本との価格差はほとんどありません。「インドだから何でも安い」は誤解で、安いのは主にローカルの食品・衣類・交通費などであることを覚えておきましょう。
旅行スタイル別1日の予算目安
インド旅行の1日あたりの費用は、旅のスタイルによって大きく変わります。以下の表を参考に、自分のスタイルに合った予算を立ててみてください。
| スタイル | 宿泊費 | 食費 | 交通・観光 | 1日合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| バックパッカー | 300〜1,000円 | 200〜500円 | 200〜500円 | 約1,000〜3,000円 |
| 一般旅行者(おすすめ) | 3,000〜8,000円 | 1,000〜3,000円 | 1,000〜3,000円 | 約5,000〜14,000円 |
| 快適重視 | 1万〜3万円 | 3,000〜8,000円 | 3,000〜8,000円 | 約2万円以上 |
3泊4日のインド旅行を計画する場合、往復航空券込みで約12〜25万円が目安です(旅行スタイルや時期によって大きく変動します)。現地での滞在費は日本より大幅に安く抑えられますが、航空券代は日本からアジア路線の中では比較的高めになる点も考慮しましょう。
インドの通貨(ルピー)とお金の準備
インドルピーの基本情報
インドの通貨はインドルピー(INR)です。2026年5月8日時点で1インドルピー=約1.66円で取引されています。紙幣は10・20・50・100・200・500・2,000ルピーの7種類、硬貨は1・2・5・10ルピーの4種類が流通しています。
両替のコツ
両替は日本でするよりもインド国内のほうがレートが良い傾向があります。ただし空港の両替所は手数料が高めなので、市内の銀行や正規の両替所を利用するのがおすすめです。偽札被害を避けるため、安すぎるレートの両替所は避け、500ルピー札は受け取ったら必ず確認しましょう。
クレジットカードとキャッシュの使い分け:都市部を中心にクレジットカードが使えるお店が増えていますが、屋台・地方・小規模店舗では現金が必須です。旅行期間中に使う現地通貨の目安を計算して、ある程度の現金は常に手元に持ちましょう。
インド旅行の準備グッズ
インドのコンセントは日本と異なるBFタイプ・Dタイプが多く使われます。変換プラグと荷物をまとめるスーツケースは、出発前に準備しておきましょう。
医療費と海外旅行保険について
インドには公立病院と私立病院があります。旅行者が利用しやすいのは英語が通じる私立病院ですが、診察費・入院費がそれなりにかかります。お腹を壊したり体調を崩したりするリスクが高い地域でもあるため、出発前に海外旅行保険へ加入しておくことを強くおすすめします。クレジットカード付帯の保険で補えない部分をカバーしておくと安心です。
まとめ:インドの物価を押さえて賢く旅しよう
インド物価まとめ
- インドの物価は食費・交通費が日本の3〜10分の1と格安
- ローカル食堂(ターリー)は1食83〜332円が目安
- 清潔な中流ホテルは1泊3,000円前後からある
- 配車アプリが便利で安全、初乗り約70円〜
- 観光スポットの外国人料金はインド人の数十倍。日本並みのコストがかかる
- 旅行スタイル別1日予算は3,000〜2万円以上と幅広い
- 2026年5月時点のレートは1ルピー≒1.66円(為替変動に注意)
よくある質問
食費や交通費は日本の3〜10分の1程度です。ローカル食堂での食事は1食100円以下になることも。ただし、外国人向け観光スポットの入場料や高級ホテルは日本と同等かそれ以上になることがあります。全てが一律に安いわけではないため、カテゴリ別に把握しておくことが大切です。
旅のスタイルによって大きく異なります。バックパッカースタイルなら1日3,000円程度、快適に旅するなら1日1万円前後が目安です。3泊4日で航空券込みの総費用は約12〜25万円が相場です(時期・スタイルにより変動)。現地での滞在費自体は非常にリーズナブルです。
日本での両替よりもインド国内での両替の方がレートが良い傾向があります。空港の両替所は手数料が高めなので、市内の銀行や正規の両替所を利用するのがおすすめです。2026年5月時点のレートは1ルピー約1.66円ですが、為替は常に変動していますのでご確認ください。
外国人の入場料は1,100ルピー(約1,826円)で、タージマハル内部の霊廟に入る場合はさらに200ルピー(約332円)追加となります。インド人料金の約38〜40倍の価格設定です。観光名所は外国人向けの二重価格制が採用されており、インドの物価感とは別で考える必要があります。
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