ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのデータ無制限プランを、月額料金・テザリング上限・付帯サービスを軸に徹底比較します。割引後の実際の料金や2年間の総額差まで解説しているので、キャリア選びの判断材料としてお役立てください。
4大キャリアのデータ無制限プラン料金比較一覧
まずは2026年5月時点の4社の無制限プランを一覧で確認しましょう。定価だけでなく、割引を最大限活用した場合の料金もあわせて掲載しています。
| キャリア | プラン名 | 月額(定価) | 割引後の月額 | テザリング | 付帯サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| ドコモ | ドコモMAX | 8,448円 | 5,148円 | 無制限 | DAZN無料 |
| au | バリューリンクプラン | 8,008円 | 5,478円 | 60GBまで | Pontaパス無料 |
| ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 7,425円 | 4,928円 | シェア50GBまで | LYPプレミアム無料 |
| ソフトバンク | ペイトク無制限 | 9,625円 | 7,128円 | シェア50GBまで | PayPayポイント最大+5% |
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 | 3,168円 | 無制限 | 通話アプリ無料 |
割引後の料金はそれぞれ「家族3回線+光回線セット割+指定クレジットカード」を適用した場合の目安です。実際に使える割引は各自の契約状況によって異なります。料金詳細は公式情報を2026年5月7日に確認済みです。
ドコモの無制限プラン「ドコモMAX」
2025年6月に開始したドコモMAXは、それまでの「eximo」に代わる無制限プランです。通信品質・エリアカバー率ともに大手4社の中でトップクラスとされており、地方や郊外でも安定した接続を求める方に支持されています。
料金と割引の条件
定価8,448円(税込)から5,148円(税込)まで下がる割引を受けるには、「dカード支払い」「家族回線の契約数」「光回線セット(ドコモ光等)」の3つの条件を満たす必要があります。1回線のみ・割引なしの場合は定価の8,448円がかかります。
家族・光回線・カード支払いをすでにドコモでまとめている方にとっては魅力的な割引水準ですが、1回線だけで使う場合は楽天モバイルと比べて月5,170円もの差が生じます。
テザリングと付帯サービス
ドコモMAXの最大の強みのひとつがテザリングの完全無制限対応です。PCやタブレットへのデータ共有も上限を気にせず使えるため、在宅ワークや出張時のモバイルルーターとして活用したい方にも向いています。
また、エンタメ好きな方には「DAZN for docomo」が月額4,200円相当で付帯する点も見逃せません。スポーツ観戦やライブ配信をよく利用する方にとっては、実質的なコスト削減になります。
auの無制限プラン「バリューリンクプラン」
auの無制限プランは「バリューリンクプラン」という名称で提供されています。au 5G Fast Lane(混雑時でも優先的に通信できる機能)を搭載しており、通信の安定性を重視する方に人気があります。
料金と割引の条件
定価8,008円(税込)から5,478円(税込)に下がるのは「au PAYカード」「家族3人以上の契約(家族割プラス)」「auスマートバリュー(光回線セット)」をすべて利用した場合です。大手3社の中では割引後料金がもっとも高い水準です。
テザリングと付帯サービス
auバリューリンクプランはテザリング等を合計60GBまで利用できます。一般的なリモートワーク用途には十分な上限ですが、タブレットや複数端末への常時テザリングで使う方は月60GBを超える可能性があります。事前に自分の使用量を確認しておきましょう。
Pontaパスが無料で付帯するため、ローソンでのクーポン利用やPontaポイントの還元を活用したい方には相性が良いプランです。
ソフトバンクの無制限プラン「メリハリ無制限+」
ソフトバンクの標準的な無制限プランは「メリハリ無制限+」です。大手3社の中では定価・割引後ともに最もリーズナブルな水準で、PayPay経済圏のユーザーとの親和性が高いプランです。
料金と割引の条件
定価7,425円(税込)から4,928円(税込)まで下がるには「PayPayカード割」「おうち割光セット(光回線セット)」「家族3人以上の家族割」の3つが必要です。大手3社の中では割引後料金がもっとも安く、家族・光回線をまとめられる方にとってコスパが良い選択肢です。
なおソフトバンクにはPayPayの利用金額に応じてポイントが上乗せされる「ペイトク無制限(月9,625円)」という上位プランもありますが、PayPayを毎月対象決済で大量に使いこなせる方以外はメリハリ無制限+の方が選びやすいでしょう。
テザリングと付帯サービス
テザリングを含むデータシェアは合計50GBまでとなっています。LYPプレミアムが無料で付帯することでYahoo!ショッピングのポイント還元や各種クーポンを活用できます。Yahoo!・PayPay経済圏をよく使う方には実質的なメリットが大きいプランです。
楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten最強プラン」
楽天モバイルのRakuten最強プランは、月3,278円(税込)でデータ通信を完全無制限で使えるプランです。大手3社と比べると1回線あたり月2,000〜5,000円以上安くなるケースも多く、コスト最優先の方の第一選択肢になっています。
料金の3段階制
楽天最強プランは使ったデータ量に応じて料金が変わる3段階制を採用しています。20GBを超えると自動的に3,278円(税込)の無制限モードになるため、上限を気にせず使えるのが特徴です。
さらに家族で複数回線を持つ場合は「最強家族プログラム」が適用され、無制限利用でも月3,168円(税込)になります。割引の申請手続きや光回線セットなど複雑な条件は必要なく、シンプルに安く使えるのは楽天モバイルならではの強みです。
テザリングと通話
テザリングも完全無制限で使えるため、PCやタブレットへのデータ共有を多用する方にも向いています。通話は「Rakuten Link」アプリを使えば国内通話が無料になります。ただし、0120・0570などフリーダイヤル・ナビダイヤルはRakuten Link経由でも有料の場合があるため注意してください。
楽天モバイルは大手3社と比べてエリアカバーや通信速度で劣る場面もあります。自宅や職場・よく行く場所のエリア状況は、公式サイトのカバレッジマップで事前に確認することをおすすめします。
2年間の総額で比較するとどう変わる?
月額だけを見ていると差がわかりにくいですが、2年間(24ヶ月)の総額で比べると金額差の大きさが浮き彫りになります。
| プラン | 1年間(定価) | 2年間(定価) | 1年間(割引後) | 2年間(割引後) |
|---|---|---|---|---|
| ドコモMAX | 101,376円 | 202,752円 | 61,776円 | 123,552円 |
| auバリューリンク | 96,096円 | 192,192円 | 65,736円 | 131,472円 |
| メリハリ無制限+ | 89,100円 | 178,200円 | 59,136円 | 118,272円 |
| ペイトク無制限 | 115,500円 | 231,000円 | 85,536円 | 171,072円 |
| 楽天モバイル | 39,336円 | 78,672円 | 38,016円 | 76,032円 |
2026年5月7日確認の公式情報をもとに試算。割引後は各社が提示する最大割引適用時の金額です。
割引後2年間で比較すると、楽天モバイルと大手3社の差額は最大5万5,000円以上になります。ただしこの差は「割引なしで1回線だけ使う場合」には2年間でさらに広がります。大手3社を選ぶ場合は、家族回線数・光回線の有無・指定クレジットカードを持っているかを事前に整理したうえで、実際に受け取れる割引額を確認することが重要です。
大手3社は家族3回線・光回線セット・カード支払いをまとめることで割引が積み重なります。スマホ料金単体ではなく、固定回線費用も含めた「家全体の通信費」で比較するとより正確な判断ができます。
ニーズ別おすすめキャリアの選び方
料金以外の条件でどのキャリアを選ぶべきか、用途・状況別にまとめました。
なお、楽天モバイルは「自宅や職場で電波が安定しているか」を事前に確認することが大切です。通信品質が不安な方は公式のカバレッジマップを見ながら検討してみてください。
よくある質問
はい、利用できます。4大キャリアの無制限プランはすべて4G端末でも契約可能です。ただし5G端末と比べると通信速度の上限が低くなる場合があります。
4大キャリアすべてでテザリング自体に追加料金はかかりません。ただしauバリューリンクプランはテザリング等の利用が合計60GBまで、ソフトバンク メリハリ無制限+はデータシェアが50GBまでという上限があります。ドコモMAXと楽天モバイルはテザリングも完全無制限です。
楽天モバイルとドコモMAXは完全無制限で速度制限がありません。auバリューリンクプランは月200GB超で速度制御が入る場合があります。ソフトバンク メリハリ無制限+も同様に大容量利用時は制御が入ることがあります。
はい、かなり高くなります。ドコモMAX・auバリューリンクプラン・ソフトバンク メリハリ無制限+の定価はそれぞれ月7,400〜8,500円前後です。割引を一切使えない場合は、楽天モバイル(月3,278円)やahamo・LINEMO・povo2.0など割引不要のプランも検討することをおすすめします。
Rakuten Linkアプリを使った国内通話は無料です。ただし0120・0570などフリーダイヤル・ナビダイヤルはRakuten Link経由でも有料になる場合があります。また、Rakuten Linkを使わない通話は22円/30秒の通話料がかかります。
まとめ
4大キャリアのデータ無制限プラン比較まとめ
-
✓安さ最優先なら楽天モバイル(月3,278円・テザリング無制限・通話アプリ無料)がダントツ
-
✓家族・光回線をまとめるなら割引後最安のソフトバンク メリハリ無制限+(月4,928円)が候補に
-
✓通信品質重視・テザリング多用ならドコモMAX(割引後5,148円・テザリング無制限)が安心
-
✓テザリング上限に注意:auは60GB・SBは50GBの上限あり。PCやタブレットへのテザリングが多い方は楽天・ドコモを検討
-
✓2年間総額の差は最大5万円超:月額だけでなく総額・割引条件の現実性もあわせて判断しましょう
キャリアを乗り換える前に、自分が「家族割・光回線セット・指定カード」の条件を揃えられるかを確認するのが重要です。条件が揃わないまま大手3社の定価で使い続けると、楽天モバイルとの差額が2年間で10万円以上になるケースもあります。
プライシーのアプリでは、スマートフォン本体の価格推移や各キャリアのセール情報を一目でチェックできます。スマホの買い替えタイミングも合わせてお得に乗り換えたい方はぜひご活用ください。
