「ゆうパックとヤマト宅急便、どちらが安いの?」——荷物を送るたびに迷ってしまいますよね。基本料金だけ比べるとゆうパックが有利なことが多いですが、割引制度を活用するとヤマト宅急便が逆転するケースもあります。この記事では、日本郵便公式の料金表をもとに、2026年5月時点の最新情報で両サービスを徹底比較します。
基本料金を比較する(東京発・2026年5月時点)
まず、基本料金から見ていきましょう。以下の表は日本郵便公式の東京発ゆうパック料金表をもとに作成しています。ヤマト宅急便の料金は各社比較サービスの情報をもとにしており、詳細はヤマト運輸公式サイトでご確認ください。
東京→東京(同一都道府県)の料金比較
| サイズ | ゆうパック(公式) | ヤマト宅急便(参考) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 60サイズ | 820円 | 約1,100円 | 約280円安 |
| 80サイズ | 1,130円 | 約1,400円 | 約270円安 |
| 100サイズ | 1,450円 | 約1,680円 | 約230円安 |
| 120サイズ | 1,770円 | 約2,080円 | 約310円安 |
| 140サイズ | 2,120円 | 約2,440円 | 約320円安 |
| 160サイズ | 2,450円 | 約2,750円 | 約300円安 |
ヤマト宅急便の料金は現金払いの参考値です。ヤマト運輸公式サイトで最新料金を必ずご確認ください。2025年10月1日に120〜200サイズの料金が改定されています。
東京発・全国主要エリアのゆうパック料金(公式)
ゆうパックは発地・着地の都道府県によって料金が変わります。東京から各エリアへの代表的な料金は以下のとおりです。
| お届け先エリア | 60サイズ | 80サイズ | 100サイズ |
|---|---|---|---|
| 東京都内 | 820円 | 1,130円 | 1,450円 |
| 東北・関東周辺・北陸・東海 | 880円 | 1,200円 | 1,500円 |
| 近畿(大阪・京都等) | 990円 | 1,310円 | 1,620円 |
| 中国・四国 | 1,150円 | 1,440円 | 1,780円 |
| 九州 | 1,410円 | 1,710円 | 2,020円 |
| 北海道 | 1,410円 | 1,710円 | 2,020円 |
| 沖縄 | 1,450円 | 1,810円 | 2,160円 |
ご覧のように、基本料金だけで比べるとゆうパックがほぼすべてのサイズ・エリアで安いという結果になります。ただし、これは割引なしの正規料金です。次のセクションで割引を加味した比較を見ていきましょう。
重量・サイズ制限の「決定的な差」
料金だけでなく、重量制限の違いが使い分けの大きなポイントになります。
| サイズ | ゆうパック(重量上限) | ヤマト宅急便(重量上限) |
|---|---|---|
| 60サイズ | 25kgまで | 2kgまで |
| 80サイズ | 25kgまで | 5kgまで |
| 100サイズ | 25kgまで | 10kgまで |
| 120サイズ | 25kgまで | 15kgまで |
| 140サイズ | 25kgまで | 20kgまで |
| 160サイズ | 25kgまで | 25kgまで |
| 170サイズ | 25kgまで | 非対応 |
| 180〜200サイズ | 非対応 | 30kgまで |
ゆうパックは全サイズ一律で25kgまで対応しています。一方ヤマト宅急便は60サイズなら2kgまでと、サイズによって重量上限が細かく設定されています。
例えば、本や陶器など「60サイズに収まるけど重い」荷物の場合、ゆうパックなら820円〜(東京都内)で送れますが、ヤマト宅急便は2kgを超えると80サイズ以上のサイズ料金になってしまいます。差が大きいシーンです。
また、最大サイズにも違いがあります。ゆうパックは170サイズまで(3辺合計170cm)対応しているのに対し、ヤマト宅急便は200サイズまで対応。大型の荷物を送る際はヤマト宅急便の選択肢もあります。
割引制度を徹底比較|活用次第でヤマトが逆転も
基本料金はゆうパックが安くても、割引を活用するとヤマト宅急便が逆転することがあります。それぞれの割引制度を確認しましょう。
ゆうパックの割引制度
- スマホ割 ゆうパックスマホ割アプリ利用で 180円引き(最大の割引)
- 持込割引 郵便局・コンビニ窓口への持込で 120円引き
- 同一あて先割引 1年以内に同じ宛先に送った実績があれば 60円引き
- 複数口割引 同時に複数の荷物を送ると1個につき 60円引き
- 郵便局受取割引 受取人が郵便局で受け取ると 100円引き
日本郵便の公式アプリで、スマートフォンから宛名書きなしで発送手続きができます(iOS / Android対応)。持込割引との併用が可能で、合わせると最大300円引きになります。
ヤマト宅急便の割引制度
- クロネコメンバーズ割 専用電子マネーで 10〜15%引き(最大の割引)
- 持込割引 営業所・コンビニへの持込で 100〜150円引き
- デジタル割引 クロネコメンバーズ会員限定で 60円引き
- 往復割引 行きと帰りセットで送ると 200円引き
- 複数口減額 同時に複数口を送ると1個につき 100円引き
- 営業所受取割引 受取人がヤマト営業所で受け取ると 60円引き
ヤマト宅急便の強みはクロネコメンバーズ割の10〜15%割引です。例えば1,400円(80サイズ参考値)の荷物なら、15%引きで約1,190円になります。さらに持込割引と組み合わせると、ゆうパックの基本料金(1,130円)を下回る場合もあります。
クロネコメンバーズ割は専用電子マネー(クロネコメンバー割)にチャージして支払う必要があります。普通のクレジットカード払いでは適用されません。事前の登録・チャージが必要な点を覚えておきましょう。
配送スピードと受付場所を比較する
配送スピード
| 区間 | ゆうパック | ヤマト宅急便 |
|---|---|---|
| 東京→大阪 | 翌日 | 翌日 |
| 東京→福岡 | 翌日〜翌々日 | 翌日〜翌々日 |
| 東京→北海道 | 翌日〜翌々日 | 翌日〜翌々日 |
| 時間指定 | 午前/午後/夕方/夜間 | 午前/午後/夕方/夜間 |
| タイムサービス | なし | 翌朝10時指定あり(別料金) |
配送スピードは両サービスでほぼ同じです。ただし、ヤマト宅急便には「宅急便タイムサービス(翌朝10時配達)」があり、急ぎの場合に選択肢が広がります。
受付場所・集荷対応
- 全国の郵便局
- ローソン全店
- 集荷(電話・アプリで申込)
- 24時間受付のコンビニが使える
- セブン・ファミマは非対応
- ヤマト運輸営業所・センター
- セブンイレブン全店
- ファミリーマート全店
- デイリーヤマザキ等
- 集荷(アプリ・Webで申込)
コンビニの対応が大きく異なります。セブンイレブンまたはファミリーマートが近くにある方はヤマト宅急便が便利です。一方、ローソンが近い方や郵便局をよく使う方はゆうパックが使いやすいでしょう。
冷蔵・冷凍品を送る場合の違い
食品や医薬品など温度管理が必要な荷物を送る場合、両サービスで対応範囲が異なります。
| 項目 | ゆうパック(チルドゆうパック) | ヤマト宅急便(クール宅急便) |
|---|---|---|
| 冷蔵(要冷蔵) | 対応 | 対応 |
| 冷凍(要冷凍) | 非対応 | 対応 |
| 追加料金の目安 | 別途運賃設定あり | 60サイズ+275円、80サイズ+330円など |
アイスクリームや冷凍食品など、冷凍状態で届ける必要がある荷物はクール宅急便(ヤマト運輸)のみ対応しています。ゆうパックのチルドサービスは冷蔵(0〜10℃程度)のみです。冷凍品を送る場合はヤマト宅急便一択となります。
結局どちらを選ぶべきか?【用途別まとめ】
ここまでの比較を踏まえ、使い分けの基準を整理します。
- とにかく料金を安く済ませたい
- 重い荷物(60サイズでも2kg超え)を送る
- ローソンや郵便局が近くにある
- スマホ割アプリを使いこなせる
- 170サイズの大きな荷物を送る
- 住所不明の相手にも送りたい(e受取アシスト)
- クロネコメンバーズ割を活用できる
- 冷凍品を送りたい
- セブンイレブン・ファミマが近くにある
- 翌朝10時配達(タイムサービス)が必要
- 大量発送で法人割引を使いたい
- 宅急便コンパクト(小さい荷物)も使う
基本料金だけ見ればゆうパックが安いですが、クロネコメンバーズ割(10〜15%引き)をフル活用するとヤマト宅急便の方が安くなることもあります。まず自分の利用スタイルに合った割引制度を確認してから選ぶのがベストです。
送る前に揃えておきたい梱包資材
荷物をきれいに梱包することで、破損トラブルを防ぎつつ荷物のサイズも最小限に抑えられます。価格を追跡できるプライシーでは、梱包資材も価格変動を確認できますので参考にしてみてください。
よくある質問
両サービスとも着払い(受取人払い)に対応しています。差出時に着払い伝票を使って送ります。ただし、コンビニからの着払い発送は対応していない場合があるため、郵便局・ヤマト営業所への持込または集荷を利用してください。
メルカリを利用している場合は「ゆうゆうメルカリ便」(日本郵便)または「らくらくメルカリ便」(ヤマト運輸)のどちらかを利用するのがお得です。通常のゆうパック・ヤマト宅急便よりも大幅に安く送れます。例えばゆうゆうメルカリ便の60サイズは全国一律770円(2026年5月現在)で、通常のゆうパックより安くなります。
両サービスとも無料で荷物追跡が可能です。ゆうパックは日本郵便の追跡サービス、ヤマト宅急便はクロネコヤマトの追跡サービスをウェブ・アプリから利用できます。お届け予定日の確認もできます。
どちらもアプリ・ウェブ・電話での再配達依頼に対応しています。ゆうパックは日本郵便アプリ・不在票のQRコード、ヤマト宅急便はクロネコヤマト公式アプリから再配達申込が可能です。なお、ゆうパックは再配達手続きが不在配達後8日間まで可能です。
ヤマト宅急便の場合、60サイズの重量上限は2kgのため、2kgを超えると80サイズとして扱われます。一方、ゆうパックは60サイズでも25kgまで対応しているため、そのまま60サイズの料金(820円〜)で送れます。重い荷物はゆうパックを選ぶのがお得です。
まとめ
ゆうパック vs ヤマト宅急便 比較まとめ
- ✓基本料金はゆうパックが安い(東京→東京 60サイズ 820円〜)
- ✓割引をフル活用するとヤマト宅急便が逆転することもある(クロネコメンバーズ割10〜15%)
- ✓重い荷物(60サイズで2kg超えなど)はゆうパックが圧倒的に有利
- ✓冷凍品を送る場合はヤマト宅急便(クール宅急便)一択
- ✓コンビニ受付:セブン・ファミマはヤマト、ローソンはゆうパック
- ✓どちらの配送スピードも主要区間で大差なし
「とにかく安く送りたい」「重い荷物がある」という方はゆうパック、「クロネコメンバーズ割を使いこなせる」「冷凍品を送る」「セブン・ファミマが近い」という方はヤマト宅急便が向いています。荷物の内容や使い方に合わせて賢く使い分けてみてください。
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