スマホが壊れたとき、修理費用は数万円にのぼることも珍しくありません。そんなリスクに備えるのが「スマホ保険」ですが、キャリア補償・独立系保険・クレジットカード付帯など種類が多く、どれを選べばいいか迷いますよね。この記事では、2026年5月時点の最新情報をもとに、主要なスマホ保険・補償サービスを徹底比較し、あなたの状況に合ったプランの選び方を解説します。
スマホ保険の種類を理解する
スマホ保険には大きく3つの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、まず仕組みを把握しておきましょう。
キャリア(docomo / au / SoftBank)の補償オプション
ドコモ・au・ソフトバンクなどの通信キャリアが提供する補償サービスです。スマホ購入時または契約時にセットで申し込めるのが最大のメリット。故障・水濡れ・紛失時に同機種のリフレッシュ品が届くサービスが一般的です。
キャリア補償の特徴:手続きが簡単で、キャリアショップで直接対応してもらえます。一方で月額330円〜1,720円程度(機種により異なる)と費用がやや高く、利用回数制限(年1〜3回)と負担金(5,000〜13,000円程度)が発生するケースが多いです。
独立系保険会社のスマホ保険(モバイル保険・MYSURANCE・ニッセイプラス等)
キャリアや端末メーカーとは独立した保険会社が提供するスマホ保険です。キャリアを問わず加入でき、複数台まとめて補償できるプランも充実しています。近年利用者が急増しており、コスパの面で注目されています。
独立系保険のメリット:キャリアに縛られず、格安SIMやSIMフリー端末でも加入できます。免責金額なしのサービスもあり、実質的なコスパが高い傾向があります。
クレジットカード付帯のスマホ保険
一部のクレジットカードに付帯している保険サービスです。別途保険料を支払う必要がなく、カードを持っているだけで補償が受けられます。ただし、補償対象が「ディスプレイ破損のみ」など限定的な場合が多く、適用条件(通信料の支払いをそのカードで3ヶ月以上継続など)もあります。
スマホ保険を選ぶときに比較すべきポイント
保険を選ぶときに見るべきポイントは主に5つです。「安ければいい」だけで選ぶと、いざというときに補償が受けられないケースもあるので注意しましょう。
① 補償内容・補償範囲
保険によって「何が補償されるか」は大きく異なります。以下の補償が含まれているかを必ず確認しましょう。
- 画面割れ・外装破損:最も多いトラブル。ほぼ全てのプランで対応
- 水濡れ・全損:対応している保険が多い。プランによっては追加費用が必要
- 盗難:対応しているサービスとそうでないものに分かれる
- 紛失:補償対象外のサービスが多い(置き忘れ等は対象外が一般的)
② 月額保険料と免責金額
月々の保険料だけでなく、1回の請求ごとに発生する「免責金額(自己負担額)」も重要な比較ポイントです。例えば月額が安くても免責が3,000円かかる場合、軽微な修理では元が取れないこともあります。モバイル保険のように免責金額ゼロのサービスは、特に頻繁に修理が発生する方にとって有利です。
③ 対応台数・対応端末の条件
家族のスマホをまとめて補償したい場合は、1契約で何台まで登録できるかを確認してください。また、「購入から1年以内の端末のみ」「新品端末のみ」など加入条件が設けられているサービスもあります。
④ 請求方法・修理対応
保険金を受け取るまでの手続きのシンプルさも選ぶうえで重要です。Web申請のみか、修理後に書類を郵送する必要があるかなど、各サービスで異なります。また、提携修理店でキャッシュレス修理(事前払い不要)に対応しているかも確認しておくと良いでしょう。
⑤ 自分に合う保険はどれ? 用途別の選び方
- スマホを外出先でよく使う
- 過去に画面を割ったことがある
- 子どもや高齢者がスマホを使う
- 高額なハイエンド端末を使っている
- 格安SIMで修理サポートが薄い
- 主に自宅でしか使わない
- クレカ付帯保険がすでにある
- キャリア補償とダブルで加入している
- まもなく機種変更予定がある
主要スマホ保険・補償サービスを比較
2026年5月時点の最新情報をもとに、主要なスマホ保険・補償サービスをまとめました。
主要サービス比較表
| サービス名 | 月額料金 | 補償上限 | 免責金額 | 対応台数 | 対応キャリア |
|---|---|---|---|---|---|
| モバイル保険 | 700円 | 年間10万円(主端末) | なし | 3台まで | 全キャリア対応 |
| MYSURANCE ライト | 200円 | — | 3,000円 | 1台 | 格安SIM・サブブランドのみ |
| MYSURANCE スタンダード | 470円 | — | 3,000円 | 1台 | 格安SIM・サブブランドのみ |
| MYSURANCE プロ | 790円 | 1事故20万円 | なし | 1台 | 格安SIM・サブブランドのみ |
| ニッセイプラス シンプル | 200円 | 5万円 | 要確認 | 2台まで | 全キャリア・中古OK |
| ニッセイプラス 安心 | 400円 | 10万円 | 要確認 | 2台まで | 全キャリア・中古OK |
| docomo smartあんしん補償 | 330〜1,720円 | 機種依存 | 要確認 | 契約回線分 | ドコモ回線のみ |
| au 故障紛失サポート | 418〜1,309円程度 | 交換対応 | 5,500〜16,500円 | 契約回線分 | au回線のみ |
| SoftBank あんしん保証パックプラス | 715円程度 | 機種依存 | 要確認 | 契約回線分 | SoftBank回線のみ |
| JCBカード付帯 | 無料(年会費込) | 3〜5万円 | 1万円 | 1台 | 条件あり(通信料3ヶ月以上JCB払い) |
※ 2026年5月時点の情報です。料金・補償内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
独立系保険(モバイル保険・MYSURANCE・ニッセイプラス)
モバイル保険(さくら少額短期保険)は、月額700円で年間最大10万円(主端末)まで補償するサービスです。1契約で主端末1台+副端末2台の計3台まで登録可能で、免責金額ゼロという点が大きな強みです。外装破損・損壊・水濡れ全損・故障・盗難に対応し、全キャリア・SIMフリー端末どちらでも加入できます。iPhone・Google Pixel・SHARP・モトローラ・Xiaomiでは提携修理店でキャッシュレス修理にも対応(2025年4月現在)。
モバイル保険の注意点:置き忘れ・紛失は補償対象外です。また、加入条件として「新規取得から1年未満の端末」または「有償補償サービスに加入中の端末」であることが必要です。副端末の追加登録時は30日間の免責期間があります。
MYSURANCE(損保ジャパン100%子会社)は、月200円のライトプランから月790円のプロプランまで3段階用意されたスマホ保険です。累計契約件数200万件超(2026年1月時点)の実績があります。ただし大手3キャリア(docomo・au・SoftBank)ユーザーは加入不可で、楽天モバイル・Y!mobile・LINEMO・UQモバイル・格安SIM向けのサービスです。
ニッセイプラス少額短期保険は、月200〜400円の2プラン構成で1人2台まで加入可能なスマホ保険です。新品・中古問わず全キャリア対応という間口の広さが特徴で、中古端末でも入りやすい保険を探している方におすすめです。
キャリア補償(docomo smartあんしん補償・au)
ドコモの「smartあんしん補償」は、スマホの修理・交換補償に加えて、ゲーム機・PCなどのデジタル機器への補償(最大7万円)や不正決済補償(最大100万円)も含まれます。月額は機種によって異なり、330〜1,720円程度です。
auの「故障紛失サポート」シリーズは、故障・紛失時に最短翌日でリフレッシュ品をお届けするスピード対応が特徴。年3回まで利用でき、負担金は直近1年の利用状況によって5,500〜16,500円程度となっています。
SoftBankの「あんしん保証パックプラス」は、主にAndroidスマホ・タブレット向けの補償サービスです。月額715円程度(機種により異なる)で故障・破損・水濡れ・盗難などに対応し、近隣のiCracked Storeでの即日修理にも対応しています。最新の料金・補償内容はソフトバンク公式サイトでご確認ください。
クレジットカード付帯保険(JCB・dカード等)
JCBカード Sに付帯するスマートフォン保険は、年間最大3万円(ゴールド・プラチナは5万円)のディスプレイ破損補償が受けられます(自己負担1万円)。保険料は無料ですが、「通信料をJCBカードで3ヶ月以上継続支払い」「購入後24ヶ月以内の端末」などの条件があります。
クレカ付帯保険の使い方:クレカ付帯保険はあくまで「補助的な保証」として活用するのがおすすめです。補償上限が低く対象トラブルも限定的なため、単独での利用には限界があります。独立系保険と組み合わせて二重加入していないか確認しましょう。
こんな人にはこのプラン! 用途別おすすめ
コスパ重視:できるだけ安く補償したい
月額を抑えつつしっかり補償したいなら、モバイル保険(月700円)が最もコスパに優れています。免責なし・3台対応・全キャリア対応と、費用対効果の高さは業界トップクラスです。格安SIMユーザーで月200円に絞りたい場合は、MYSURANCEライトプランも選択肢になります(破損のみ補償)。
家族・複数台:まとめて管理したい
家族全員のスマホをまとめて管理したいなら、1契約で3台まで補償できるモバイル保険が最適です。スマホ以外にタブレット・ワイヤレスイヤホン・ノートPCなど幅広い端末を登録できる点も◎。
iPhoneユーザー:AppleCare+と独立系、どちらがいい?
AppleCare+はアップル公式の充実したサポート(アップルストアでの即日修理対応など)が強みですが、月額がやや高めです。モバイル保険のようにキャッシュレス修理に対応している独立系保険も増えており、コストを抑えたいiPhoneユーザーには独立系保険が選択肢に入ります。まずはAppleCare+の月額と自分の利用頻度を比べてみましょう。
格安SIM・SIMフリー端末ユーザー
格安SIMユーザーはキャリア補償に加入できないため、独立系保険が必須です。MYSURANCE(格安SIM・サブブランド向け)またはモバイル保険・ニッセイプラス(全キャリア対応)から選ぶとよいでしょう。中古端末を使っている場合はニッセイプラスが特に向いています。
スマホ保険に入る前に知っておきたい注意点
補償対象外になる主なケース
- 置き忘れ・紛失:多くの保険で対象外。盗難とは区別される
- 日本国外での損害:海外旅行中のトラブルは補償されないことが多い
- 故意による損壊:わざと壊した場合は対象外
- 経年劣化・バッテリー交換:通常の使用による劣化は対象外
- データ復旧費用:モバイル保険では補償範囲外(MYSURANCEのスタンダード以上は対応)
- 修理報告書の手数料・送料:保険金の対象外になることが多い
加入タイミング・審査に関する注意
ほとんどのスマホ保険は「すでに壊れている端末」には加入できません。登録時に端末が正常に動作していることが条件です。モバイル保険の場合は「新規取得から1年未満の端末」または「有償補償サービス加入中の端末」に限られます。
「壊れたから入ろう」はNG:スマホが壊れたり紛失したりした後に保険に加入することは通常できません。スマホを購入したら、できるだけ早めに保険の加入を検討するのがおすすめです。
既存の保証との重複確認
クレジットカードに付帯のスマホ保険や、家電量販店の延長保証、キャリアの補償サービスなど、すでに何らかの補償に入っている場合は内容を確認してから追加加入を検討しましょう。重複加入は保険料の無駄になることがあります。
よくある質問
スマホを外出先でよく使う方や、過去に画面を割った経験がある方には加入をおすすめします。スマートフォンの修理費用は画面割れだけでも1〜3万円、水没や全損の場合は本体買い替えで5〜10万円以上かかることも。月々数百円で備えられることを考えると、特に高額なハイエンド端末ユーザーや、子どもにスマホを持たせている方には安心感があります。一方で主に自宅でしか使わない方や、クレカ付帯保険が充実している方は加入を見直してもいいでしょう。
利用しているキャリアによって選択肢が変わります。docomo・au・SoftBankなど大手キャリアユーザーや、全キャリア対応・複数台まとめたい方には「モバイル保険」がおすすめです(月700円・3台・免責なし)。一方、楽天モバイル・Y!mobile・LINEMO・UQモバイルなどのサブブランドや格安SIMユーザーで、コストをより抑えたい場合は「MYSURANCE」も選択肢に入ります(月200〜790円)。ただしMYSURANCEは大手3キャリアのユーザーは加入できない点に注意が必要です。
格安SIM(MVNO)のスマホでも、独立系保険(モバイル保険・MYSURANCE・ニッセイプラス等)には加入できます。格安SIMはキャリア補償が使えないため、独立系保険は特に重要な選択肢です。MYSURANCEは格安SIM・サブブランド向けサービスとして設計されており、楽天モバイル・IIJ・mineo等に対応しています。
最も安い月額は、MYSURANCE ライトプランとニッセイプラス シンプルプランの月200円です。ただし、それぞれ加入条件や補償範囲の制限があります。免責なしで幅広く補償したい場合は、モバイル保険の月700円がコストパフォーマンスに優れています。クレジットカード付帯保険(JCBカード等)は追加費用なしで利用できますが、補償内容は限定的です。
基本的には加入できません。ほとんどのスマホ保険は「登録時点で全機能が正常に動作している端末」が条件です。画面が割れていると審査に通らないか、登録できない可能性が高いです。まず画面修理を行い、正常な状態に戻してから加入を検討してください。
まとめ:スマホ保険選びのポイント
- ✓スマホ保険にはキャリア補償・独立系保険・クレカ付帯の3種類がある
- ✓全キャリア・複数台・免責なしならモバイル保険(月700円)が最有力
- ✓格安SIM・コスト最優先ならMYSURANCE(月200円〜)も選択肢
- ✓中古端末・全キャリア対応で2台まで補償ならニッセイプラス
- ✓壊れてからでは加入できない。購入後すぐの申し込みが重要
- ✓クレカ付帯保険は補助として活用し、重複加入は避けよう
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