「どのチェーンが一番安いんだろう?」と迷ったことはありませんか。実はカラオケ料金はチェーン名では決まりません。同じチェーンでも店舗ごとに設定が違うからです。公式サイトの実際の料金表をもとに、何が料金を左右するのかを解説します。
- 同じ店舗の中でも
- ビッグエコー新宿西口店は平日昼30分学割100円、週末夜は一般950円(9.5倍)
- 同じチェーン・徒歩3分でも
- 新宿西口店・学割100円(平日昼)に対し、西新宿センター店は同じ平日昼で学割180円(1.8倍)
- だから、やること
- チェーンで選ばず、行く予定の店舗の料金表を見る(公式サイトの店舗ページに掲載)
- 最も効く節約
- 平日の昼を選ぶこと。どのチェーンでも夜より大幅に安くなります
※金額はビッグエコー公式サイトの店舗ページに掲載されている2026年9月3日時点の料金です(いずれも1ドリンクオーダー制)。
結局どこが一番安い? チェーンではなく「4つの条件」で決まります
「まねきねことカラオケ館、どっちが安い?」という問いに、チェーン名だけで答えることはできません。各チェーンの公式サイトを確認すると、その理由がはっきりします。
公式サイトを調べて分かったこと
- ビッグエコーにはチェーン共通の料金ページが無い。料金は店舗ごとの個別ページにだけ載っている
- まねきねこは料金そのものを公開していない
つまり「このチェーンは○○円」という全国共通の価格は、そもそも存在しません(2026年9月3日時点)。
同じチェーン・同じ駅でも1.8倍違う
実際に、新宿駅から徒歩3分圏内にあるビッグエコー2店舗の平日昼の料金を比べてみます。どちらも公式サイトの店舗ページに掲載されている金額です。
平日OPEN〜17:59の30分料金は学割100円。昼フリータイム(月〜金)は学割700円です。
OPEN〜17:59の30分料金は、学割・シニア・会員とも土日・祝日270円(平日は180円)。昼3時間パック(OPEN〜19:00)は学割で土日1,300円(平日880円)です。
同じビッグエコーで、歩いて3分の距離。それでも平日昼の30分料金は学割100円と180円で1.8倍の差があります。さらに新宿西口店の中だけを見ても、学割の平日昼100円に対して一般料金の金〜日祝の夜は950円と、9.5倍の開きがあります。
安さを決める4つの条件
- ①時間帯・曜日 — 影響が最も大きい
- 平日昼と週末夜で9倍以上変わることがあります(ビッグエコー新宿西口店・30分学割100円→一般950円)
- ②プランの選び方
- 30分課金かフリータイムか。3時間以上ならフリータイム、1時間程度なら30分課金が有利になりやすい
- ③店舗
- 同一チェーン・同一エリアでも2〜3倍の差。立地(駅前かどうか)で変わります
- ④人数 — 割り勘では安くなりません
- カラオケは1人あたり課金。大人数でも1人分は下がらず、1人利用だけ加算される店舗があります(下記)
1人で行くと割高になります。室料は人数割ではなく1人あたりの課金です。人数が増えても1人分は安くなりません。
- 1人利用の加算(西新宿センター店)
- 30分あたり+110円
- 1人でフリータイム・パック(同店)
- +550円
- ひとりカラオケ料金(新宿西口店・学割平日昼)
- 30分200円(学割通常100円の2倍)
- 1人で行くなら
- 店舗ページで「お一人様」の注記を確認する
「AとBどっちが安い?」の正しい調べ方:チェーンを比べるのではなく、実際に行く候補の店舗ページを2つ開いて料金表を見比べるのが確実です。ビッグエコーなら公式サイトの店舗検索から店舗ページへ進むと、30分料金とフリータイム料金の表が掲載されています。30秒で確認できます。
夏季・繁忙期は料金が変わります:ビッグエコーは2026年、7月18日〜8月31日の期間に一部店舗で夏季料金を設定していました(この期間以外は通常料金)。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始なども同様に通常と異なる料金になることがあるため、この時期に行くなら必ず当日の料金表を確認してください。
主要カラオケチェーンの料金傾向とドリンク制度
前述のとおりチェーン単位の共通料金は存在しませんが、料金の考え方や制度はチェーンごとに違います。ここを押さえると、候補を絞り込みやすくなります。
この表の読み方:以下は各チェーンが公表している制度・特徴の比較です。具体的な金額は載せていません。店舗ごとに異なり、代表値として示すと判断を誤らせるためです。金額は行く予定の店舗ページでご確認ください。
| チェーン | ドリンク制度 | 持ち込み | 特徴的な割引 |
|---|---|---|---|
| まねきねこ | 店舗による | 〇(一部店舗を除く) | 高校生の室料が0円になる「ゼロカラ」。公式アプリに会員ランク制度があり、最上位「ダイヤモンド会員」は全会計30%OFF(公式アプリ利用時) |
| ビッグエコー | 1ドリンクオーダー制 | 〇店舗による | 会員料金あり。店舗ページに印刷して使えるクーポンが掲載されており、フリータイム・会員料金と併用可 |
| カラオケ館 | 店舗による | 店舗による | 会員料金あり。深夜フリータイムの設定がある店舗が多い |
| コート・ダジュール | ドリンクバー込みのプランあり | 一部〇 | ドリンクバーが料金に含まれるプランがあり、長時間利用では総額を抑えやすい |
| JOYSOUND直営 | 店舗による | 店舗による | JOYSOUNDの最新機種を導入。昼フリータイムの設定がある店舗が多い |
総額で考えるときのポイント:室料が安くても1ドリンクオーダー制ならドリンク代(250〜450円程度)が別途かかります。逆にドリンクバー込みのプランや持ち込みOKの店舗は、室料が高めでも総額では安くなることがあります。「室料+飲み物代」で比べると判断を誤りません。
時間帯・曜日別の料金相場はどのくらい?
料金を左右する条件のうち、最も効くのが時間帯と曜日です。平日の昼間が最も安く、週末の夜とは同じ部屋でも9倍以上の差がつくことがあります。
下は、ビッグエコー新宿西口店の公式料金表に載っている30分料金です(学割・1ドリンクオーダー制・2026年9月3日時点)。ひとつの店舗の中だけで、これだけ変わります。
| 時間帯 | 30分料金(学割) |
|---|---|
| 平日昼(OPEN〜17:59) | 100円 |
| 週末昼(土日祝 OPEN〜17:59) | 250円 |
| 平日夜(月〜木 18:00〜) | 380円 |
| 週末夜(金〜日祝 18:00〜) | 450円 |
※会員(学割ではない一般の会員登録)の場合は、平日昼150円/週末昼290円/平日夜490円/週末夜660円です。
会員かどうかでも変わります:同じ新宿西口店の週末夜は、会員660円に対して一般料金は950円です。無料の会員登録をするだけで差が出るので、行く前に登録を済ませておくと確実です。
この傾向はチェーンを問わず共通しています。時間をずらせるなら平日の昼を選ぶのが、最も確実な節約方法です。
節約のコツ:「何時間いるか」を事前に決めておきましょう。平日昼の1〜2時間なら時間制の方が安いケースもあります。一般的にフリータイムが時間制よりお得になるのは3時間以上の利用からが目安です。
チェーン別の特徴と向いている人
料金だけでなく、チェーンごとの特徴も把握しておくと、より満足度の高い選択ができます。
基本的に持ち込みができるので(一部店舗を除く)、飲み物をコンビニで買ってから入ればドリンク代がかかりません。公式サイトでは料金を公開しておらず、金額は店舗ページか店頭での確認が必要です。
DAM直営で全室にDAMを導入。料金表を店舗ページで公開している数少ないチェーンで、行く前に金額を確認できます。持ち込み可の店舗もあります(店舗ページに明記)。
深夜フリータイムを設定している店舗が多く、夜遅くまで歌いたい人向け。料金・ドリンク制度とも店舗差が大きいので、行く店の条件を確認してください。
JOYSOUNDの最新機種を導入。昼フリータイムを設定している店舗が多く、日中に長く歌いたい人と相性がよいチェーンです。
ドリンクバー込みのプランがあり、長時間なら「室料+飲み物代」の総額を抑えやすいのが特徴。部屋が広めで、カラオケ以外の用途にも使えます。
平日昼の割安な設定と、誕生日にアプリ会員登録でグループ全員室料50%OFFになる独自サービスが特徴。料金は店舗ごとに異なるため、公式の店舗ページで確認してください。
フリータイムと時間制、どちらがお得?
カラオケの料金体系は大きく「時間制(30分ごと課金)」と「フリータイム」の2種類です。どちらが得かは滞在時間によって異なります。
- ✓3時間以上がっつり歌いたい
- ✓友達と集まって盛り上がりたい
- ✓曲数を気にせず歌いたい
- ✓混雑していない時間帯に行く
- 💡1〜2時間の短時間利用
- 💡平日昼間の安い時間帯に少しだけ
- 💡フリータイムが使えない繁忙期
- 💡1人でさくっと歌いたい
ビッグエコー新宿西口店の実際の料金(平日昼・学割)で、滞在時間ごとにどちらが安いかを計算すると次のようになります。
| 滞在時間 | 30分課金(100円×コマ数) | 昼フリータイム |
|---|---|---|
| 1時間 | 200円 ← 安い | 700円 |
| 3時間 | 600円 ← 安い | 700円 |
| 4時間 | 800円 | 700円 ← 安い |
| 6時間 | 1,200円 | 700円 ← 安い |
この店舗では3時間半あたりが分かれ目です。ただし分岐点は店舗によって変わります。自分が行く店の「30分料金」と「フリータイム料金」を割り算すれば、その場で判断できます。
混雑時の注意:フリータイムは繁忙期(土日夜・連休など)に制限がかかることがあります。利用前に「フリータイムの最大利用時間」を電話やWEBで確認しておくと安心です。
カラオケ料金を安くする方法
平日昼の時間帯を狙う
週末夜と比べると30分料金が半額以下になることも。スケジュールが調整できる人は平日昼を選ぶだけで大幅節約になります。
クーポンを活用する
各チェーンの公式サイト・公式アプリでクーポンを配布しています。ビッグエコーは店舗ページに印刷して使えるクーポンを載せており、フリータイムにも会員料金との併用にも使えます。
学割・会員割引を使う
学生証の提示で学割が適用され、室料が安くなります。加えて無料の会員登録をするだけでも会員価格が適用されます。ビッグエコーの新宿西口店では週末夜の30分料金が一般950円に対し、学割450円(半額以下)・会員660円です。ビッグエコーの会員募集ページから登録できます。
持ち込みOKの店を選ぶ
まねきねこなど持ち込み可のチェーンでは、コンビニで飲み物・お菓子を買ってから入室できます。ドリンク代だけで1人500〜1,000円以上節約できることもあります。
提携カードの優待を利用する
エポスカードはビッグエコー・カラオケ館で室料30%オフの優待があります(店舗確認要)。JCBカードでもカラオケ館の提携優待を受けられます。
チェーン別の具体的なクーポン情報は、それぞれの記事にまとめています。
まとめ:安く行くための3ステップ
カラオケの安さはチェーン名では決まりません。次の順番で確認すれば、そのとき自分にとって一番安い選択ができます。
🎯 安く行くための手順
-
①時間帯をずらせないか考える→ 平日昼にできるなら、それだけで週末夜の数分の1になります(同一店舗で9倍以上の差)
-
②行く候補の店舗ページで料金表を見る→ チェーンの比較サイトではなく公式の店舗ページ。同じチェーンでも駅が同じでも金額が違います
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③会員登録とクーポンを済ませておく→ 無料の会員登録で一般料金より3割程度安くなります。学生なら学割でさらに安くなる場合も。店舗ページのクーポンも確認を
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④1人で行くなら「お一人様」の注記を見る→ 1人利用に30分110円・フリータイム550円を加算する店舗があります
滞在時間が3〜4時間を超えそうならフリータイム、それより短いなら30分課金が有利になりやすい、というのが目安です。分岐点は店舗ごとに違うので、料金表の2つの数字を割り算して確かめてください。
使い方から候補を絞るなら
金額はどのチェーンも店舗次第ですが、制度はチェーンごとに決まっています。使い方が決まっているなら、ここから候補を2つに絞って料金表を見比べるのが早道です。
| こういう使い方なら | 候補 |
|---|---|
| 飲み物を持ち込みたい | まねきねこ(持ち込みOK・一部店舗を除く)/ビッグエコーの持ち込み可店舗 |
| 高校生で行く | まねきねこ(ゼロカラで室料0円・学生証が必要) |
| 長時間いて飲み物も飲む | コート・ダジュール(ドリンクバー込みのプランあり) |
| 深夜に歌いたい | カラオケ館/ビッグエコー(深夜フリータイムの設定がある店舗が多い) |
| 行く前に料金を確かめたい | ビッグエコー(店舗ページに料金表を公開している数少ないチェーン) |
ここで挙げているのは制度であって金額の順位ではありません。候補を絞ったら、実際に行く店舗の料金表で金額を確認してください。
店を決めたら、支払い方法も確認しておくとスムーズです。
よくある質問
チェーン単位では決まりません。料金は店舗ごとに設定されており、全国共通の価格が存在しないためです。
実際、ビッグエコー新宿西口店の平日昼30分は学割100円ですが、同じ平日昼で西新宿センター店は学割180円と1.8倍違います(2026年9月3日時点・公式サイト)。
安く行くには平日の昼を狙い、行く予定の店舗ページで料金表を確認するのが確実です。
店舗によって異なるため、相場という形では示せません。実例としてビッグエコー新宿西口店(学割・2026年9月3日時点)を挙げると、平日昼の30分が100円、平日夜が380円、昼フリータイムが700円です(会員の場合は平日昼150円、平日夜490円、昼フリータイム900円)。
多くの店舗は1ドリンクオーダー制のため、別途ドリンク代(250〜450円程度)がかかります。
はい、カラオケ本舗まねきねこは基本的に飲食物の持ち込みが可能です(一部店舗は異なる場合あり)。コンビニで飲み物やお菓子を購入してから入室できるため、ドリンク代の節約になります。ただし、ワンオーダー制を設けている店舗もあるため、事前に確認することをおすすめします。
まねきねこには「ゼロカラ(ZEROカラ)」というサービスがあり、2人以上の高校生グループなら室料が0円(ワンドリンク制あり)になります。ただし平日限定で、土・日・祝日は室料が発生します。学生証の提示が必要です。詳細はまねきねこの公式サイトまたは各店舗にご確認ください。
①平日昼の時間帯を利用する、②公式アプリ・ホットペッパー等のクーポンを活用する、③会員登録で会員価格を適用する、④学割を使う、⑤まねきねこなど持ち込みOKの店でドリンクを持参する、⑥エポスカードなど提携カードの優待を利用する、が主な節約方法です。
