食品や日用品をスマホから注文して自宅に届けてくれる「ネットスーパー」。イオン・楽天マート・Amazonフレッシュ・ライフなど選択肢が増えるなか、「結局どこがいいの?」と悩んでいませんか。本記事では2026年5月時点で利用できる主要サービスを送料・配達スピード・対応エリアの観点から徹底比較します。
ネットスーパーを選ぶ4つのポイント
まずは、サービスを選ぶ前に確認しておきたい4つのポイントを押さえておきましょう。ここをスキップして「なんとなく有名なサービス」を選ぶと、エリア外で使えなかったり、送料が意外と高くついたりすることがあります。
① 配達エリアに対応しているか
ネットスーパーで最初に確認すべきは「自分の住所が配達エリア内かどうか」です。各サービスは対応エリアが異なり、都市部に集中しているサービスも多いのが現状です。イオンネットスーパーはほぼ全国対応ですが、Green Beans・楽天マート・Amazonフレッシュは現時点では首都圏の一部エリアに限られています。郊外や地方にお住まいの方はまずエリア確認が必須です。
② 送料と最低注文金額のバランス
「送料が安そう」と思っても、最低注文金額が高いとかえって割高になることがあります。たとえばAmazonフレッシュは送料無料になるのが10,000円以上の購入から。一方、楽天マートは3,500円以上で送料無料と、現実的な購入金額で無料になります。少量・少額のお買い物が多い方は送料無料の条件を重視しましょう。
③ 配達スピードと時間帯
急に食材が必要になったときに頼れるかどうかも重要です。最短40分で届くイトーヨーカドー by ONIGO、最短2時間のAmazonフレッシュ、最短3時間のイオン・ライフなど、サービスによって大きく異なります。また、夕方の配達が混み合う時間帯は枠が取りにくいこともあるため、よく使う時間帯の枠が確保できるか確認しておくと安心です。
④ 品揃えとポイント制度
品揃えは生鮮食品の質・量に直結します。イオンネットスーパーは約3万点、イトーヨーカドー by ONIGOは約2,000品目など、サービスによって差があります。また、楽天マートなら楽天ポイント、イオンネットスーパーならWAON POINTが貯まるなど、日常的に使うポイントと相性のいいサービスを選ぶのも節約につながります。
主要ネットスーパー徹底比較(2026年5月時点)
各サービスの基本スペックを一覧表にまとめました。ご自身の条件(エリア・送料・スピード)と照らし合わせてご活用ください。
| サービス名 | 送料 | 送料無料条件 | 最低注文 | 配達スピード | 対応エリア |
|---|---|---|---|---|---|
| イオンネットスーパー | 110〜550円 | 条件により変動 | 税抜700円〜 | 最短3時間 | ほぼ全国 |
| Green Beans by AEON | 0〜1,100円 | 税抜12,000円以上 | 税抜4,000円 | 当日(6〜23時) | 東京・神奈川・千葉・埼玉(一部) |
| 楽天マート | 330円 | 税込3,500円以上 | 2,000円 | 当日〜翌日 | 東京・神奈川・埼玉・千葉(一部) |
| Amazonフレッシュ | 490円〜(Prime) 690円〜(非Prime) |
10,000円以上 | 4,000円 | 最短2時間 | 東京・神奈川・千葉・埼玉(一部) |
| ライフネットスーパー | 220〜440円 | 税抜8,000円以上 | 1,500円 | 最短3時間 | 8都府県(関東・関西) |
| イトーヨーカドー by ONIGO | 490円〜 | 注文金額による | なし | 最短40分 | 11都府県 |
※ 送料・条件は2026年5月時点の情報をもとにしています。エリアや購入金額・時間帯によって変動する場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
サービス別詳細解説
イオンネットスーパー(おうちでイオン)
日本最大規模のネットスーパーで、全国ほぼ全エリアに対応しています。最低注文金額が税抜700円からと低く、「今日の夕食の食材だけ補充したい」という少量利用にも向いています。イオンカードで購入するとWAON POINTが3倍貯まるのでポイント活用にも優れています。品揃えは約3万点と豊富で、生鮮食品から日用品・衣料まで幅広く対応。置き楽サービス(置き配)にも対応しているため、在宅できない時間帯のお届けも安心です。
Green Beans(グリーンビーンズ)
イオングループが2023年7月に開始した新しいネットスーパーです。スーパーの店舗からではなく、専用の大型倉庫(フルフィルメントセンター)から配送するのが最大の特徴。朝6時から夜23時まで1時間単位でお届け時間を指定でき、最大14日前から予約可能です。送料は無料になるハードルが税抜12,000円以上とやや高めですが、まとめ買いをする家庭には向いています。首都圏で拡大中のサービスです。
楽天マート(旧・楽天西友ネットスーパー)
2024年9月に「楽天西友ネットスーパー」から「楽天マート」へ改称されたサービスです。税込3,500円以上で送料無料という条件が主要サービスの中で最も現実的なレベルで、少量のお買い物でも使いやすいのが特徴です。楽天経済圏のユーザーにはSPUポイントアップが魅力。商品数は約14,000点で他社より少なめですが、日常の食料品・日用品は揃っています。なお、2025年末に大阪・兵庫エリアのサービスは終了しており、現在は首都圏のみの対応となっています。
Amazonフレッシュ
Amazonプライム会員向けのネットスーパーサービスで、最短2時間でのお届けが最大の強みです。1時間ごとの時間帯指定が可能で、10,000円以上の購入でプライム会員は送料無料になります。食品以外のAmazon商品と一緒に注文できるのも便利な点です。ただし、送料無料の条件が10,000円以上と他サービスより高めなため、少額の購入には割高感があります。非プライム会員は送料690円〜となるためコストパフォーマンスが落ちる点も注意が必要です。
ライフネットスーパー
関東・関西エリアでおなじみのスーパー「ライフ」が運営するネットスーパーです。各店舗から商品を配送するため、平均15,000点以上の品揃えがあります。自社PB「スマイルライフ」「ライフプレミアム」「ビオラル」など手頃で品質のいいプライベートブランドが充実しているのが特徴です。送料は税抜8,000円以上で無料になり、段階的な料金設定なので多く買うほどお得になります。1日4便の配送で最短3時間以内にお届けしてくれます。
イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO
旧「イトーヨーカドーネットスーパー」は2025年2月に営業を終了し、即配スタートアップのONIGOと組んだ新サービスとして再スタートしました。最大の強みは最短40分という業界最速クラスの配達スピードです。最低注文金額がないため、急な「ちょい足し買い」にも対応できます。対応エリアは11都府県と広めで、首都圏以外の愛知・静岡・大阪なども含まれています。商品ラインナップはイトーヨーカドー・ヨーク店頭の商品約2,000品目です。
【注意】イトーヨーカドーネットスーパーについて2025年2月以前のイトーヨーカドーネットスーパー(旧サービス)は既に終了しています。現在利用できるのは「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」という別の新サービスです。
イオンネットスーパーとGreen Beansの違いは?
どちらもイオングループのサービスですが、仕組みが異なります。イオンネットスーパーは各地のイオン実店舗から商品をピックアップして配送します。全国対応で最低注文金額が低い反面、店舗ごとに品揃えや価格が異なります。一方、Green Beansは専用の大型倉庫(フルフィルメントセンター)から配送する仕組みで、在庫管理の精度が高く欠品が少ないとされています。ただし対応エリアは首都圏の一部に限られ、最低注文金額も税抜4,000円と高めです。まずはイオンネットスーパーを試してみて、首都圏在住でまとめ買いが多くなってきたらGreen Beansに切り替える、という使い分けも一つの方法です。
ライフスタイル別おすすめの選び方
どのサービスが「合う」かは、家族構成や生活スタイルによって変わります。よくあるシチュエーション別にまとめました。
毎週まとめて多めに買う家庭には、イオンネットスーパーまたはGreen Beansがおすすめです。イオンネットスーパーはWAON POINT3倍(イオンカード利用時)で日用品もまとめて購入しやすく、品揃え約3万点の豊富さが魅力です。Green Beansは税抜12,000円以上で送料無料になるため、大量購入のご家庭ならコストを抑えられます。子どもを連れての買い物が大変な方にとって、自宅に届くネットスーパーの利便性は特に大きいですよね。
少量の購入が多い一人暮らしの方には、最低注文金額が低く送料の条件が現実的な楽天マートかイオンネットスーパーが向いています。楽天マートは3,500円以上で送料無料になるため、週2〜3回の少量買い足しにも使いやすい設計です。イオンネットスーパーは最低注文が税抜700円からとさらに低く、今日の夕食の食材だけ頼むといった使い方にも対応できます。
「今夜の食材を今すぐ届けてほしい」という方にはイトーヨーカドー by ONIGOが最適です。最短40分という配達スピードは他サービスを圧倒しています。最低注文金額もないため、必要なものだけ注文できます。Amazonプライム会員の方ならAmazonフレッシュの最短2時間配送も選択肢になります。
首都圏以外にお住まいの方や、郊外の方にはイオンネットスーパーが最も現実的な選択肢です。福井県・徳島県を除くほぼ全国に対応しており、最も広いエリアをカバーしています。都市型のサービスが多い中、イオンネットスーパーの全国対応は大きなアドバンテージです。
食の安全・品質にこだわる方にはライフネットスーパーがおすすめです。健康志向の高い自社PB「ビオラル」や素材にこだわった「ライフプレミアム」など、品質重視のプライベートブランドが充実しています。また、各店舗の売り場担当者が選んだ生鮮食品を届けてくれるため、品質管理への安心感があります。
ネットスーパーのメリット・デメリット
ネットスーパーを初めて使う方のために、全サービス共通のメリット・デメリットをまとめておきます。使う前に把握しておくと、実際の利用で失敗しにくくなりますよ。
✓ メリット
- 重い荷物を運ぶ必要がない(米・水など)
- 24時間いつでも注文できる
- 子連れ・雨の日・体調不良でも買い物できる
- 時間帯を指定して受け取れる
- 落ち着いてカゴを確認できるので買いすぎを防ぎやすい
- 置き配対応で在宅不要なサービスも
✗ デメリット
- 自分の目で鮮度・状態を確認できない
- 送料がかかる(または最低注文金額がある)
- 配達時間帯によっては枠が埋まっていることも
- 対応エリア外では使えない
- 注文数量の間違いに気づきにくい
プライシーのワンポイントアドバイス送料を節約したいなら「まとめ買い」がコツです。各サービスの送料無料条件(楽天マートなら3,500円、イオンなら購入金額に応じた段階制など)を意識して購入金額を調整すると、月単位では送料をかなり抑えられます。
まとめ:自分の状況に合わせて選ぼう
ネットスーパー選びのポイント まとめ
- 全国対応で迷ったら → イオンネットスーパー(ほぼ全国、最低700円〜)
- 送料を抑えたい首都圏の方 → 楽天マート(3,500円以上で無料、楽天ポイントも貯まる)
- とにかく早く届けてほしい → イトーヨーカドー by ONIGO(最短40分、最低注文なし)
- Amazonプライム活用中 → Amazonフレッシュ(最短2時間、Amazon商品と同時注文OK)
- 食の品質・PBにこだわりたい → ライフネットスーパー(8都府県、PBが充実)
- 首都圏でまとめ買いしたい → Green Beans by AEON(税抜12,000円以上で送料無料、1時間指定)
ネットスーパーは一度使ってみると、その便利さに驚く方が多いサービスです。まずはお住まいのエリアに対応しているサービスを確認したうえで、送料・スピード・ポイントなど自分の優先事項と照らし合わせて選んでみてください。
食品・日用品の価格推移をチェックするなら
プライシーアプリでは、Amazonをはじめとした複数ショップの価格推移グラフを無料で確認できます。ネットスーパーと組み合わせて賢くお買い物しましょう。
プライシーアプリを無料で使う(iOS/Android)よくある質問
ネットスーパーはスーパーの食材・日用品を届けるサービスで、料理は自分で作ります。フードデリバリーは飲食店が調理した完成品を届けるサービスです。ネットスーパーの方が食材・日用品の単価が安く、まとめ買いに向いています。
旧「イトーヨーカドーネットスーパー」は2025年2月に終了しました。現在は「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」というサービスが引き継いでいます。最短40分配送が特徴で、11都府県に対応しています。
2024年9月に「楽天マート」へサービス名が変わりました。ただし、大阪・兵庫エリアのサービスは2025年末に終了しており、現在は東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏のみの対応となっています。
各サービスに送料無料条件があります。楽天マートは税込3,500円以上、イオンネットスーパーはエリア・金額に応じた段階制、Amazonフレッシュはプライム会員で10,000円以上が条件です。まとめ買いで送料無料ラインを超えるのが節約のコツです。
ほとんどの主要サービスが当日配送に対応しています。特にイトーヨーカドー by ONIGOは最短40分、Amazonフレッシュは最短2時間と業界最速クラスです。ただし時間帯によっては当日枠が埋まっている場合があるため、早めの注文をおすすめします。
各サービスとも鮮度管理に取り組んでいますが、自分の目で選べないのは事実です。イオンネットスーパーは売り場のプロが責任を持って選んだ商品を届けると案内しています。気になる場合はまず日用品・加工食品から試して、慣れてきたら生鮮食品にチャレンジするのがおすすめです。
