「ペンタブを試してみたいけど、高いものを買って後悔したくない……」という方は多いのではないでしょうか。実は、板タブ(ペンタブ)は3,000〜5,000円台からでも十分実用的なモデルが揃っています。この記事では、プライシーが価格データをもとに安くてコスパの良いペンタブを厳選して紹介します。

結論

安いペンタブは1万円以下が目安。まずは5,000円前後から試してみましょう

板タブ(ペンタブ)は3,000円台から購入できます。初心者なら5,000〜8,000円台のモデルが筆圧感知8192段階・ファンクションキー付きで最もコスパが高いのでおすすめです。液タブとは異なり、モニターを見ながら描くスタイルなので慣れが必要ですが、コストを大幅に抑えられます。

安いペンタブのおすすめはどれ?価格帯別に紹介

プライシーの価格データと各商品のスペックをもとに、価格帯別でおすすめモデルを紹介します。各商品カードからプライシーの価格推移チャートで最安値タイミングを確認できますので、ぜひ活用してみてください。

3,000〜5,000円台:まず試してみたい入門モデル

「とにかく安く試してみたい」「お小遣いで買いたい学生」には、この価格帯がぴったりです。8192段階の筆圧感知を搭載した本格スペックのモデルが3,000〜5,000円台で手に入るのは、ここ数年の大きな変化です。

GAOMON S620 の特徴作業エリア6.5×4インチ、筆圧8192段階、4つのショートカットキー付き。OTGアダプター経由でAndroidスマホにも対応しています。3,500〜4,500円前後で購入できる最安値クラスですが、初心者がデジタルイラストを始めるのに十分な性能を備えています。

XP-Pen Deco 640 の特徴8192段階の筆圧感知に加えて傾き検知60°まで搭載した1万円以下トップクラスのスペック。8つのショートカットキー(仮想)を備え、Windows・Mac・Android 10以降・Chrome OS 88以降・Linuxと幅広いOSに対応。約4,990円と手頃な価格で入手できます。

5,000〜10,000円台:本格的に使いたいコスパ重視モデル

より作業しやすい環境を求めるなら、5,000〜10,000円台のモデルがおすすめです。作業エリアが広くなり、ファンクションキーも充実して、長時間のイラスト作業にも耐えられるようになります。

One by Wacom Small の特徴作業エリア6×3.7インチ、筆圧2048段階(Wacom Pen 2K)と海外製より筆圧段階数は少ないですが、ワコム独自のペン技術による安定した描き心地を誇ります。Chromebook対応のAmazon限定モデルで、シンプルさを求める初心者に最適です。

HUION Inspiroy 2 S の特徴フルアップグレードされた新型ペンPW110を採用し、8192段階の筆圧感知を実現。作業エリア6.3×3.9インチ(Sサイズ)でコンパクトながら携帯性抜群。Windows・Mac・Android・Linuxと幅広いOSに対応しています。

XP-Pen Deco 01 V2 の特徴この価格帯では最大クラスの10×6.25インチの広い作業エリアを持ち、8つのショートカットキーを搭載。本格的にデジタルイラストを描きたい方向けのモデルです。8192段階筆圧でAndroid 6.0以降にも対応。6,000〜8,000円台で入手できます。

安いペンタブの選び方:後悔しないための4つのポイント

安いペンタブを選ぶ際には、価格だけでなくスペックを押さえておくことが大切です。後悔しないよう、4つのポイントを順番に確認してみてください。

サイズで選ぶ

ペンタブのサイズは、お使いのモニター画面のサイズに合わせて選ぶのが基本です。板タブの作業エリアが狭すぎると、大きな動きを描くのが難しくなります。

タブレットサイズ 目安となるモニターサイズ こんな人に
S / Small(6インチ前後) 〜15インチ 携帯性重視・学生・ノートPC利用者
M / Medium(10インチ前後) 16〜24インチ デスクトップPC・本格イラスト志向
L / Large(12インチ以上) 24インチ以上 プロ・本格派向け

初心者の失敗例: 安さにつられて極小サイズを買うと「ペンを大きく動かせない」「細かい描写ができない」と感じることがあります。安いモデルでもSサイズ(6インチ程度)以上を選ぶようにしましょう。

筆圧感知レベルで選ぶ

筆圧感知は、ペンを押す強さを何段階で認識するかを示します。段階数が多いほど繊細な線が描けますが、初心者であれば2048段階以上あれば十分です。

筆圧感知レベル 評価 主な対象
1024段階 最低限 メモ書き・文字入力程度
2048段階 ○ 十分 初心者・カジュアルユーザー
8192段階 ◎ 現在の標準 初心者〜中級者。5,000円以下でも搭載

現在は5,000円以下のモデルでも8192段階を搭載するものが増えています。あえてチェックが必要なのは、Wacomの最安値帯(One by Wacom)が2048段階である点です。描き心地の安定感はワコムが上ですが、段階数で選ぶなら海外製が優位です。

対応OSと接続方式で選ぶ

まず自分のパソコンやスマホのOSが対応しているか確認しましょう。多くの板タブはWindows・Macに対応していますが、スマホ(Android)で使いたい場合は別途確認が必要です。

  • Windows / Mac:ほぼ全モデルが対応
  • Android:OTGアダプター(USB変換)対応かどうかを確認。対応していないモデルもある
  • Chrome OS:XP-Pen Deco 640などChromebook対応モデルを選ぶ
  • Linux:HUION・XP-Penは対応モデルあり。Wacomは対応が限定的

接続方式はUSB有線接続が基本です。ワイヤレス(Bluetooth)対応モデルは価格が上がる傾向があります。この記事で紹介している1万円以下のモデルはほとんどが有線接続ですが、ケーブルの長さは十分(1〜2m程度)あるため、実用上ほとんど問題ありません。

スマホで使いたいならOTG確認を: Androidスマホに接続したい場合、「OTGアダプター(USB変換)対応」の記載がある機種を選んでください。GAOMON S620やXP-Pen Deco 640はAndroid対応で人気があります。なお、プライシーアプリ(スマホ専用)でこれらの商品の価格チャートを見ることもできます。

ファンクションキーで選ぶ

ファンクションキー(ショートカットキー)は、よく使う操作を登録できるボタンです。キーボードに手を伸ばさなくてもCtrl+Z(元に戻す)やブラシサイズ変更などが素早く実行できます。

キー数の目安: 4個あれば最低限、6〜8個あると快適に作業できます。最初は少なくても十分ですが、慣れてくると「もっとキーが欲しい」と感じることもあります。XP-Pen Deco 640(8個)やXP-Pen Deco 01 V2(8個)は使いやすいと好評です。

付属ソフト・対応ソフトで選ぶ

ペンタブはパソコンと接続して使うため、ペイントソフト(お絵描きアプリ)が別途必要です。モデルによってはClipStudio Paint(クリスタ)などの有料ソフトの体験版やライセンスが付属するものがあり、お得感があります。

  • Wacom:ClipStudio Paint Proやコミックスタジオなどのペイントソフトが付属モデルあり(Amazon限定版など)
  • XP-Pen・HUION・GAOMON:多くのモデルでClipStudio PaintやMediBangなど人気ソフトに対応。付属はモデルによる

初心者向けの無料ソフト: まず費用をかけずに始めたいなら、無料のペイントソフト「MediBang Paint」や「FireAlpaca」がおすすめです。いずれも主要ペンタブに対応しており、機能も充実しています。

Wacom・XP-Pen・HUION・GAOMONのメーカー別比較

板タブの主要メーカーは大きく4社。それぞれに特徴がありますので、選ぶ際の参考にしてください。

Wacom(ワコム)

日本唯一のペンタブメーカーで、業界最高の信頼性とペン技術を誇ります。ただし、Wacomには5,000円以下のラインナップがない点は注意が必要です。最安のエントリーモデル「One by Wacom」でも5,000〜6,000円台となります。

  • 価格帯:5,000円〜(板タブ)
  • 筆圧段階:エントリーは2048段階(Wacom Pen 2K)
  • 強み:安定した描き心地・豊富な対応ソフトウェア・日本語サポート
  • 弱み:同価格帯の海外製と比べてスペックが控えめ

XP-Pen(エックスピーペン)

米国カリフォルニア拠点のブランドで、日本では市場シェア2位の人気メーカーです。4,000〜8,000円台でも8192段階・傾き検知・8キーを揃えた高コスパモデルを多数展開しています。

  • 価格帯:3,000円〜(板タブ)
  • 筆圧段階:エントリーから8192段階を搭載
  • 強み:コスパ優秀・種類豊富・スペックが充実
  • 弱み:ワコムより描き心地が若干異なると感じるユーザーも

HUION(ヒューイオン)

中国発のグローバルブランドで、XP-Penと並ぶコスパ派の人気メーカーです。最新モデルのInspiroyシリーズは新型ペン(PW110)を採用し、描き心地が大幅に向上しています。

  • 価格帯:3,000円〜(板タブ)
  • 筆圧段階:8192段階
  • 強み:Android・Linux対応が充実・新型ペンで描き心地向上
  • 弱み:旧モデルと新モデルの差が大きいため購入時に注意が必要

GAOMON(ガオモン)

2011年創業の中国メーカーで、4つのブランドの中でも特に最安値クラスのモデルを多数展開しています。3,500〜4,500円でも8192段階のペンタブが手に入るため、「とにかく安く試したい」初心者に人気です。

  • 価格帯:3,000円〜(板タブ)
  • 筆圧段階:8192段階
  • 強み:最安値クラス・Android対応・コンパクト設計
  • 弱み:認知度が低く、サポートや情報が少ない

よくある質問

安いペンタブは何円以下のことですか?

一般的に板タブ(ペンタブ)では1万円以下を「安い」と表現することが多いです。最安値クラスは3,000〜4,000円台から、実用性の高いコスパモデルは5,000〜8,000円台が目安です。液タブ(液晶タブレット)に比べると価格が大幅に安く、入門しやすいのが板タブの最大の魅力です。

ワコムとXP-Pen・HUIONはどう違いますか?

Wacom(ワコム)は日本唯一のペンタブメーカーで、信頼性とペン技術で業界トップです。一方、XP-PenやHUIONは同じ価格帯でより高スペック(8192段階・傾き検知・多キー)なモデルを提供しています。信頼性重視ならワコム、コスパ重視ならXP-PenやHUIONというのが基本的な選択軸です。

板タブと液タブ、どちらを買うべきですか?

予算を抑えたいなら板タブ一択です。板タブは3,000〜1万円台で購入できますが、液タブ(液晶ディスプレイ付き)は安くても2〜3万円以上します。ただし液タブは紙に描く感覚に近く、慣れやすいメリットがあります。初心者がまず試すなら板タブ、直感的な操作を重視するなら液タブを選びましょう。

スマホ(Android)でペンタブは使えますか?

はい、Android対応のモデルを選べばスマホでも使用可能です。ただしOTGアダプター(USB変換コネクタ)が別途必要なケースがほとんどです。対応しているモデルの例としては、GAOMON S620、XP-Pen Deco 640、HUION Inspiroy 2 Sなどがあります。購入前に商品ページで「Android対応」の記載を必ず確認してください。なおiOSには基本的に対応していません。

安いペンタブでも絵は描けますか?

はい、3,000〜5,000円台のモデルでもデジタルイラストは十分に描けます。現在のエントリーモデルは8192段階の筆圧感知を搭載しており、ClipStudio PaintやSAIなど主要なペイントソフトにも対応しています。板タブはモニターを見ながら描くスタイルのため慣れるまで時間がかかりますが、1〜2週間ほどで多くの方が慣れていきます。

まとめ:安いペンタブの選び方と価格帯

この記事のポイント

  • 安い板タブは3,000〜5,000円台から購入可能。1万円以下が「安い」の目安
  • まず試したいなら GAOMON S620(約3,500〜4,500円)またはXP-Pen Deco 640(約4,990円)が最安値クラス
  • 本格的に使いたいならXP-Pen Deco 01 V2HUION Inspiroy 2 Sがコスパ最高峰
  • 筆圧は8192段階あれば十分。サイズは使用するモニターサイズに合わせて選ぶ
  • プライシーの価格チャートを活用して最安値タイミングを見極めると、さらにお得に購入できます

購入前にプライシーで各商品の価格推移を確認しておくと、Amazonセールなどのタイミングでさらに安く入手できる可能性があります。ぜひアプリをインストールして値下がり通知を設定してみてください。

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