スマホの画面が割れてしまったとき、修理にいくらかかるのかは気になるポイントです。この記事では、スマホ画面修理の費用相場を破損の程度別・機種別に解説し、キャリア・メーカー正規・街の修理店の料金を比較します。修理費用を安くする方法や、自分に合った修理先の選び方まで網羅しているので、最適な判断ができるようになります。
ガラスのひび割れ程度なら5,000〜20,000円、液晶パネルの交換が必要な重度の破損では10,000〜60,000円以上が目安です。キャリアの補償サービスに加入していれば0〜5,500円で修理できるケースがほとんどです。まずは補償の加入状況を確認し、修理先ごとの料金を比較してから判断しましょう。
スマホ画面修理の値段はいくら?費用相場を解説
スマホの画面修理にかかる費用は、「破損の程度」と「機種」によって大きく異なります。ここでは、軽度のガラス割れと重度の液晶パネル交換に分けて、それぞれの費用相場を紹介します。
ガラス割れ(軽度)の修理費用
画面のガラスにひびが入っているだけで、液晶表示やタッチ操作は正常に動作する場合は「軽度」に分類されます。この場合の修理費用は5,000〜20,000円が相場です。街の修理店では、機種によっては3,000円台から対応しているところもあります。
液晶パネル交換(重度)の修理費用
画面に黒いシミが出ている、表示が乱れている、タッチ操作が効かないといった症状がある場合は、液晶パネルごとの交換が必要です。この場合の費用は10,000〜60,000円以上と幅があり、ハイエンド機種では10万円を超えることもあります。
iPhone機種別の画面修理費用(Apple正規・AppleCare+未加入時)
Apple正規の画面修理費用は、機種によって以下のとおり異なります。AppleCare+に加入していれば、いずれの機種でも一律3,700円(税込)で修理可能です。
| 機種 | 画面修理料金(税込) |
|---|---|
| iPhone 16 | 42,800円 |
| iPhone 16 Plus | 50,800円 |
| iPhone 16 Pro | 50,800円 |
| iPhone 16 Pro Max | 56,800円 |
| iPhone 15 | 42,800円 |
| iPhone 15 Plus | 58,800円 |
| iPhone 15 Pro | 58,800円 |
| iPhone 15 Pro Max | 68,800円 |
出典:ITmedia Mobile(iPhone 16シリーズ)、ITmedia Mobile(iPhone 15シリーズ)
Android主要機種の画面修理費用(メーカー正規修理)
Android端末はメーカーや機種によって修理費用に大きな差があります。以下は主要機種のメーカー正規修理料金です。
| 機種 | 画面修理料金(税込) |
|---|---|
| Galaxy S25 Ultra | 44,220円 |
| Galaxy S25 | 28,270円 |
| Google Pixel 9 Pro | 40,480円 |
| Google Pixel 9 | 29,480円 |
| Google Pixel 8a | 23,980円 |
| Xperia 1 VI | 61,600円 |
| Xperia 10 VI | 35,200円 |
| AQUOS sense9 | 33,880円 |
| AQUOS wish4 | 19,580円 |
折りたたみスマホは修理費が高額になりやすい
Galaxy Z Fold 6のメーカー修理は93,280円、Google Pixel 9 Pro Foldは146,080円と、通常のスマホの2〜4倍です。折りたたみ機種を使っている方は、補償サービスの加入をとくに検討しましょう。
修理先ごとの料金を比較
スマホの画面修理を依頼できる場所は、大きく「キャリアショップ」「メーカー正規修理」「街の修理店」の3つに分かれます。それぞれの特徴と料金を見ていきましょう。
キャリアショップ(ドコモ・au・ソフトバンク)
キャリアの補償サービスに加入している場合、画面修理の自己負担額を大幅に抑えられます。
| キャリア | 補償サービス名 | 画面修理の自己負担 | 月額料金 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | smartあんしん補償 | 上限3,300円 | 330〜1,720円 |
| au | 故障紛失サポート | 上限5,500円 | 418〜1,309円 |
| ソフトバンク | あんしん保証パックネクスト | 0円 | 990〜1,980円 |
補償サービスに未加入の場合は、メーカー修理と同等の実費(2万〜9万円以上)がかかります。たとえばドコモでは、Galaxy S25 Ultraの画面修理が49,280円です。
メーカー正規修理(Apple Store・各メーカー)
メーカー正規修理は純正部品を使用するため品質は最も安心ですが、費用は高めです。AppleCare+やメーカー保証に加入していれば大幅に安くなります。修理期間は郵送の場合1〜2週間程度かかるのが一般的です。
街の修理店(第三者修理業者)
街の修理店は、キャリアやメーカーの正規修理に比べて費用が安く、即日対応(最短20〜60分)が可能な点が特徴です。データもそのままで修理できるため、バックアップを取る時間がない場合にも便利です。
スマホスピタル(全国約80店舗)やスマホ修理王など、総務省登録修理業者として認定を受けた大手チェーンであれば、修理後3ヶ月の保証が付くケースが多く安心です。
総務省登録修理業者とは
電波法に基づき、総務省に登録された修理業者のこと。修理後も電波法に適合した状態を維持できるため、法的リスクなく安心して修理を依頼できます。
修理先3タイプの比較表
| 比較項目 | キャリアショップ | メーカー正規修理 | 街の修理店 |
|---|---|---|---|
| 費用(補償あり) | 0〜5,500円 | 3,700円〜 | — |
| 費用(補償なし) | 2万〜9万円 | 2万〜14万円 | 5,000〜50,000円 |
| 修理期間 | 即日〜2週間 | 1〜2週間 | 即日(最短20分) |
| データ保持 | 初期化の場合あり | 初期化が基本 | そのまま |
| 使用部品 | 純正 | 純正 | 互換部品が多い |
| 修理後の保証 | メーカー保証継続 | メーカー保証継続 | 3ヶ月程度 |
画面割れの種類と見分け方
画面の破損には大きく2つの種類があり、修理費用も異なります。修理に出す前に、自分のスマホがどちらに該当するかを確認しましょう。
ガラス割れ(表面のみ)の特徴
- 画面にひびやクモの巣状の割れがある
- 液晶の表示は正常(文字や画像がきれいに見える)
- タッチ操作は問題なく使える
この場合はガラスの交換のみで済むため、修理費用は比較的安く抑えられます。
液晶損傷(表示不良・タッチ不良)の特徴
- 画面に黒いシミや色ムラが出ている
- 縦線や横線が表示される
- タッチ操作が効かない、または勝手に操作される(ゴーストタッチ)
- 画面の一部が映らない
液晶パネルごとの交換が必要になるため、修理費用はガラス割れのみの場合より高くなります。
自分でチェックする方法
画面を点灯させて表示を確認する
黒いシミ、線、色ムラがあれば液晶損傷の可能性が高い
全体をタッチしてみる
反応しない箇所や、触っていないのに反応する箇所がないか確認
ひびの状態を確認する
表面だけのひびなら軽度(ガラス割れ)、内部まで損傷していれば重度
画面修理の費用を安くする方法
スマホの画面修理費用は、補償サービスの活用で大幅に安くできます。修理に出す前に、まず自分が加入しているサービスを確認しましょう。
キャリア補償サービスを活用する
ドコモ・au・ソフトバンクの補償サービスに加入していれば、画面修理の自己負担を0〜5,500円に抑えられます。補償未加入時の実費と比較すると、数万円の差が出るケースがほとんどです。
ソフトバンクの「あんしん保証パックネクスト」なら修理費0円
ソフトバンクの補償サービスは、画面修理の自己負担が0円です。月額990〜1,980円ですが、1回の修理で元が取れる計算になります。
AppleCare+・メーカー保証を活用する
iPhoneユーザーはAppleCare+の加入状況を確認しましょう。加入していれば画面修理は一律3,700円(税込)です。未加入の場合、iPhone 16 Pro Maxで56,800円かかるため、差額は5万円以上になります。
街の修理店を利用する
補償サービスに未加入の場合は、メーカー正規修理よりも街の修理店の方が安くなるケースが多いです。たとえば、iPhoneのガラス割れ修理は街の修理店なら5,000〜15,000円程度で対応してもらえることがあります。
自分の補償加入状況を確認する手順
ドコモ:My docomoにログイン →「ご契約内容」→「smartあんしん補償」の加入状況を確認
au:My auにログイン →「ご契約情報」→「故障紛失サポート」の加入状況を確認
ソフトバンク:My SoftBankにログイン →「契約確認」→「あんしん保証パック」の加入状況を確認
Apple:「設定」→「一般」→「情報」→「AppleCare+のサービス」から確認
修理先の選び方【状況別ガイド】
どこに修理を出すべきかは、補償サービスの加入状況や重視するポイントによって変わります。以下の判断フローを参考にしてください。
キャリアの補償サービスやAppleCare+に加入している?
加入している → キャリアショップ or メーカー正規修理へ
自己負担0〜5,500円で修理できます。メーカー保証も継続されるため最も安心です。
未加入で費用を抑えたい → 街の修理店へ
メーカー正規修理の半額以下で済むケースも。総務省登録修理業者を選べば安心です。
データを消したくない・急ぎで直したい → 街の修理店へ
データそのまま・即日対応(最短20分)が街の修理店の強み。バックアップを取る余裕がない場合にとくにおすすめです。
街の修理店を利用するとメーカー保証が無効になる場合があります
純正部品以外を使った修理は、その後のメーカー保証やキャリア補償の対象外になる可能性があります。保証が残っている場合は、まず正規修理を検討しましょう。
修理と買い替え、どちらがお得?
修理費用がスマホ本体価格の3分の1を超える場合は、買い替えも選択肢に入ります。とくに購入から3年以上経っている機種では、バッテリーの劣化も進んでいるため、修理費+バッテリー交換費を考えると新機種への乗り換えの方がコスパがよいケースもあります。
修理に出す前にやるべきこと
修理に出す前に、以下の準備をしておくとスムーズに進みます。
データのバックアップを取る
メーカー正規修理やキャリア修理では、修理時にデータが初期化されることがあります。iPhoneはiCloudまたはPCへのバックアップ、AndroidはGoogleアカウントのバックアップを済ませておきましょう。
補償サービスの加入状況を確認する
前章で紹介した方法で、キャリア補償やAppleCare+の加入状況を確認してください。加入を忘れていて損をするケースは少なくありません。
応急処置をする
修理に出すまでの間、画面のひびが広がるのを防ぐために保護フィルムやセロハンテープを貼る応急処置が有効です。ガラスの破片で指をケガするリスクも軽減できます。
画面が割れたまま使い続けるのは危険です
画面割れを放置すると、ケガのリスク、破損の拡大、防水性能の喪失、ゴーストタッチによる意図しない操作、さらにはバッテリー発火の原因になる可能性もあります。早めの修理をおすすめします。
よくある質問
交換キットはネットで購入できますが、自分での修理はおすすめしません。失敗して状態が悪化するリスクがあるほか、自分で修理したスマホで電波を発すると電波法違反になる可能性があります。また、メーカーやキャリアの保証対象外になるため、専門の修理業者に依頼しましょう。
街の修理店なら最短20〜60分で完了するケースが多いです。キャリアの店舗修理は即日〜数日、メーカーの郵送修理は1〜2週間が目安です。
街の修理店では基本的にデータはそのままです。一方、メーカー正規修理やキャリア修理では初期化される場合があるため、事前のバックアップが必須です。
smartあんしん補償に加入していれば、上限3,300円(税込)で修理できます。未加入の場合は機種によって異なり、Galaxy A36 5Gで21,340円、Galaxy S25 Ultraで49,280円などの実費がかかります。
ガラス破片によるケガ、防水性能の喪失による浸水、ゴーストタッチ(勝手にタッチ操作が起きる現象)、液晶への二次損傷、バッテリー発火のリスクなどがあります。軽度のひび割れでも放置すると悪化しやすいため、早めに修理を検討しましょう。
まとめ
スマホ画面修理の値段 ポイントまとめ
- ガラス割れの修理費用は5,000〜20,000円、液晶交換は10,000〜60,000円以上が相場
- キャリア補償に加入していれば自己負担0〜5,500円で修理できる
- 補償未加入なら街の修理店がコスパで有利(即日対応・データそのまま)
- 修理前に補償の加入状況を必ず確認する
- 画面割れの放置は危険。早めの対応がおすすめ
スマホの画面修理は、修理先と補償サービスの有無によって費用が大きく変わります。まずは補償の加入状況を確認し、自分の状況に合った修理先を選ぶことが最も賢い方法です。
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