マットレスの値段はピンからキリまであり、「結局いくらのものを買えばいいの?」と迷う方は多いはずです。この記事では、マットレスの値段相場をサイズ別・価格帯別・ブランド別に整理し、自分に合った予算の目安をつかめるように解説します。
アンケート調査では8割以上の人が3万円以下のマットレスを使用しており、最も多い価格帯は1万〜3万円です。寝心地にこだわるなら3万〜5万円が一つの目安で、高級ブランド(シモンズ・テンピュール等)を選ぶなら10万円以上の予算が必要です。
一人暮らしなら3万円前後、カップルで一緒に使うなら8万円前後を目安にすると、満足度の高い買い物ができます。
マットレスの値段相場【サイズ別一覧】
マットレスの値段はサイズが大きくなるほど高くなります。以下はシングルからキングまでのサイズ別相場です。
| サイズ | 横幅の目安 | 値段相場 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| シングル | 約97cm | 1万〜4万円 | 一人暮らし・子ども |
| セミダブル | 約120cm | 2万〜6万円 | 体格の大きい方・寝返りが多い方 |
| ダブル | 約140cm | 5万〜10万円 | カップル・夫婦(やや狭め) |
| クイーン | 約160cm | 8万〜15万円 | カップル・夫婦(ゆとりあり) |
| キング | 約180cm | 10万〜20万円 | 家族3人・ゆったり使いたい方 |
シングルサイズの値段相場(1万〜4万円)
最も購入者が多いのがシングルサイズです。ウレタンフォームやボンネルコイルなら1万〜2万円台、ポケットコイルや高弾性ウレタンなら3万〜4万円台が中心。一人暮らしで初めてマットレスを買う場合は、まずこの価格帯から検討すると失敗しにくいでしょう。
セミダブルサイズの値段相場(2万〜6万円)
セミダブルはシングルより約1〜2万円高くなる傾向があります。体格の大きい方や寝返りが多い方には、シングルよりもセミダブルの方が快適に眠れます。一人暮らしでも予算に余裕があるならセミダブルがおすすめです。
ダブルサイズの値段相場(5万〜10万円)
ダブルは二人で使用するケースが多いサイズです。横幅140cmは二人で使うとやや窮屈に感じる場合もあるため、寝心地を重視するならクイーン以上も検討してみてください。価格帯は5万〜10万円が主流ですが、高級ブランドでは20万円を超えるモデルもあります。
クイーン・キングサイズの値段相場(8万〜20万円)
クイーン以上のサイズは選べるモデルが限られる一方、二人でゆったり眠れる快適さがあります。相場は8万〜20万円ですが、シモンズやテンピュールなどの高級ブランドでは30万円以上になることもあります。
マットレスは値段で何が違う?【価格帯別の特徴】
「安いマットレスと高いマットレスで何が違うのか」は、多くの人が気になるポイントです。結論から言えば、値段が上がるほど体圧分散性・耐久性・寝心地が向上する傾向にあります。ただし「高ければ良い」というわけではなく、3万〜5万円の価格帯でも十分に質の高いマットレスは存在します。
| 価格帯 | 素材の傾向 | 耐久年数の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1万円未満 | 薄型ウレタン・簡易ボンネル | 1〜2年 | 来客用・短期使用 |
| 1万〜3万円 | 高反発ウレタン・ボンネルコイル | 3〜5年 | コスパ重視・初めてのマットレス |
| 3万〜5万円 | ポケットコイル・高弾性ウレタン | 5〜8年 | 寝心地重視の方におすすめ |
| 5万〜10万円 | 多層ポケットコイル・高密度ウレタン | 7〜10年 | ブランドマットレスの入門帯 |
| 10万円以上 | 高級コイル・ラテックス・テンピュール素材 | 8〜12年 | 最上の寝心地を求める方 |
1万円未満のマットレス
来客用や短期間の一人暮らしなど、コストを最小限に抑えたい場合に選ばれます。薄型のウレタンマットレスが中心で、体圧分散性や耐久性は期待できません。毎日使うメインのマットレスとしてはおすすめしにくい価格帯です。
1万〜3万円のマットレス
最も購入者が多い価格帯です。高反発ウレタンやボンネルコイルが中心で、日常使いの最低ラインと考えてよいでしょう。ニトリやIKEAの人気モデルもこの帯域に多く、手軽に試せるのがメリットです。
3万〜5万円のマットレス
寝心地と価格のバランスが良い、多くの専門家がおすすめする価格帯です。ポケットコイルや高弾性ウレタンフォームが選べるようになり、体圧分散性が一気に向上します。長く使える耐久性もあるため、初期投資として考えるとコスパが高い選択です。
一人暮らしのファーストマットレスなら3万〜5万円が狙い目。この価格帯ならポケットコイルの寝心地を体感でき、5年以上使えるモデルも多いため、年間コストに換算すると1日あたり20円以下で快適な睡眠が得られます。
5万〜10万円のマットレス
コアラマットレスやニトリのNスリープ プレミアムなど、ブランドマットレスの入門帯です。多層構造やゾーン設計により、腰や肩への負担が軽減されるモデルが増えてきます。寝心地にこだわりたい方は、この帯域から検討すると満足度が高いでしょう。
10万円以上の高級マットレス
シモンズ、テンピュール、エアウィーヴなど、世界的に評価の高いブランドが揃う価格帯です。ホテルで使われるようなマットレスは8万〜20万円程度が相場で、独自素材や高品質なコイルによる最上の寝心地が得られます。10年以上使えるモデルも多く、長期的にはコスパが良い場合もあります。
人気ブランドのマットレス値段比較
「具体的にどのブランドがいくらなのか」を知りたい方のために、人気ブランドのシングルサイズの値段を比較しました。ブランドによって価格帯は大きく異なります。
| ブランド | エントリーモデル | 中級モデル | 上位モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| コアラマットレス | 69,900円〜 | 99,900円〜 | 149,900円〜 | D2Cウレタン・120日返品可 |
| シモンズ | 114,400円〜 | 209,000円〜 | 412,500円〜 | 高級ポケットコイル・ホテル採用多数 |
| ニトリ(Nスリープ) | 約25,000円〜 | 約35,000円〜 | 約50,000円〜 | コスパ最強・店舗で試せる |
| IKEA | 約7,000円〜 | 約30,000円〜 | 約85,000円 | 低価格帯が充実・90日お試し |
| エアウィーヴ | 33,000円〜 | 115,500円〜 | 198,000円〜 | ファイバー素材・丸洗い可能 |
| テンピュール | 約40,000円〜 | 126,500円〜 | 約200,000円〜 | NASA開発低反発・10年保証 |
コアラマットレスの値段
コアラマットレスはオーストラリア発のD2C(直販)ブランドで、中間マージンを省くことで品質と価格のバランスを実現しています。シングルサイズのエントリーモデル「オリジナルコアラマットレス」は69,900円(税込)から。上位モデルの「コアラマットレス PLUS」は99,900円〜、最上位の「コアラマットレス シュプリーム」は149,900円〜です。
120日間の返品保証と10年のメーカー保証が付いており、自宅でじっくり試せるのが強みです。セール時には最大20%OFFになることもあります。
シモンズマットレスの値段
シモンズは1870年創業のアメリカの老舗ブランドで、世界中の高級ホテルに採用されています。日本では国内製造にこだわっており、品質の高さに定評があります。
入門シリーズ「ビューティレスト セレクション」のシングルは114,400円〜。基幹シリーズ「ビューティレスト プレミアム」のゴールデンバリューは209,000円〜。最高級シリーズ「ビューティレスト リュクス」は412,500円〜と、幅広い価格帯で展開しています。
シモンズにはAmazon限定モデル(5.5インチ・6.5インチ)があり、正規品と同じポケットコイルを使いながら10万円前後で購入可能。実店舗で買うよりも大幅に安く手に入るため、初めてのシモンズにはAmazon限定モデルがおすすめです。
ニトリのマットレスの値段
ニトリのマットレスは幅広い価格帯で展開しており、特にNスリープシリーズはコスパの高さで人気です。ポケットコイルを使用したNスリープは、シングルサイズで約25,000円〜と、ブランドマットレスとしては破格の値段設定。上位モデルの「Nスリープ プレミアム」でも約50,000円程度に収まるため、予算を抑えつつ品質も妥協したくない方に最適です。
全国に400店舗以上あるため、実際に寝心地を試してから購入できるのも大きなメリットです。
IKEAのマットレスの値段
IKEAのマットレスは約7,000円〜85,000円と非常に幅広い価格帯で展開しています。低価格帯ではボンネルコイルやフォームマットレスが中心で、3万円前後からポケットコイルのモデルが選べるようになります。
IKEAのサイズは90×200cmが標準で、日本の一般的なシングルサイズ(97×195cm)とはわずかに異なる点に注意が必要です。90日間のお試し期間があり、合わない場合は一度だけ別のマットレスに交換できます。
その他人気ブランドの値段
エアウィーヴ
エアウィーヴは独自のファイバー素材「エアファイバー」を使ったマットレスで、丸洗いできる衛生面の良さが特徴です。マットレスパッド(スマート01)は33,000円〜、ベッドマットレス(S01)は115,500円〜、上位モデル(S03)は198,000円〜。パッドタイプは既存のマットレスの上に敷いて使えるため、手軽にエアウィーヴの寝心地を試せます。
テンピュール
テンピュールはNASAの技術から生まれた低反発素材を使ったマットレスブランドです。薄型の「フトン」シリーズは約40,000円〜、ベッドマットレスの「プロ」シリーズは126,500円〜、最上位の「プロ プラス」は約200,000円〜。10年保証が付いており、長期間使える耐久性が魅力です。
マットレスの値段を左右する要素
同じシングルサイズでも、数千円のものから数十万円のものまで価格差があるのはなぜでしょうか。マットレスの値段を決める主な要素を解説します。
素材の種類(ウレタン・コイル・ラテックス等)
最も価格に影響するのが素材です。以下の表で素材ごとの価格帯と特徴を比較しました。
| 素材 | シングル価格帯 | 体圧分散 | 通気性 | 耐久年数 |
|---|---|---|---|---|
| 一般ウレタン | 5,000〜15,000円 | △ | △ | 1〜3年 |
| 高反発ウレタン | 10,000〜50,000円 | ○ | △ | 5〜8年 |
| ボンネルコイル | 10,000〜30,000円 | △ | ○ | 8〜10年 |
| ポケットコイル | 20,000〜100,000円 | ◎ | ○ | 8〜12年 |
| ファイバー | 30,000〜200,000円 | ○ | ◎ | 5〜8年 |
| ラテックス | 100,000〜200,000円 | ◎ | ○ | 8〜10年 |
一般的なウレタンフォームは安価ですが、高密度ウレタンやラテックス(天然ゴム)は高額になります。ラテックスマットレスは平均して10万〜20万円と、マットレスの中でも特に高価な部類です。コイルタイプでは、体圧分散に優れるポケットコイルの方がボンネルコイルより高価格になる傾向があります。
構造と厚み
マットレスが厚くなるほど原材料費が増えるため、価格も上昇します。10cm未満の薄型マットレスと20cm以上の厚型では、使用する素材の量が倍以上異なります。また、2層・3層の多層構造になっているモデルは、単層構造よりも高価格です。
ブランドと製造国
ブランドの研究開発費や広告宣伝費も価格に反映されます。シモンズやテンピュールなど歴史あるブランドは、長年の研究実績に裏打ちされた品質がある一方、価格も相応に高くなります。製造国も影響し、日本製やヨーロッパ製は中国製と比べて高価格になる傾向があります。
販売チャネル(通販 vs 店舗)
D2C(メーカー直販)ブランドは中間マージンが少ないため、同品質で店舗購入より安価になる傾向があります。コアラマットレスやエマスリープなどがこのモデルです。一方、実店舗では寝心地を試せるメリットがあるため、価格だけでなく購入体験も含めて判断するのがおすすめです。
【予算別】マットレスの賢い選び方
予算ごとに、どんなマットレスが買えるのか・何を優先すべきかを具体的にまとめました。
予算3万円の場合
3万円あれば、ニトリのNスリープシリーズやIKEAのポケットコイルモデルが選べます。この価格帯のポイントは「ポケットコイル or 高反発ウレタンを選ぶこと」。体圧分散性がぐんと上がり、睡眠の質が変わります。フレームやシーツの予算(1〜2万円)も考慮して、トータル5万円程度で一式揃えるイメージです。
予算5万円の場合
5万円の予算があれば、ニトリの上位モデル(Nスリープ プレミアム)や、エアウィーヴのマットレスパッドが視野に入ります。マットレスに4万円、残り1万円をベッドフレームや寝具に回すのがバランスの良い配分です。この帯域は品質と価格の両方を満たすモデルが豊富で、最もコスパの高い選択ができます。
予算10万円の場合
10万円になると、コアラマットレスの中級モデルやシモンズのAmazon限定モデルなど、ブランドマットレスの選択肢が広がります。マットレスに7〜8万円、ベッドフレームに2〜3万円という配分がおすすめです。10年保証が付くモデルも多いため、年間1万円以下で高品質な睡眠が手に入る計算になります。
予算20万円以上の場合
20万円以上の予算があれば、シモンズの基幹シリーズやテンピュールのベッドマットレスなど、最高クラスの寝心地が選べます。高級ホテルと同等の睡眠環境を自宅に作りたい方向けです。マットレスに15万円以上、フレームに5万円程度を配分し、長期間使い続けることを前提に選びましょう。
- 腰痛や肩こりに悩んでいる
- 7年以上使う前提で投資したい
- 寝心地にこだわりがある
- 引っ越しが多く数年で買い替える
- 寝心地より他の出費を優先したい
- 初めての一人暮らしでまず試したい
よくある質問
マットレスが安くなりやすい時期は、年末年始セール(12〜1月)、新生活シーズン(2〜3月)、ゴールデンウイーク、ブラックフライデー(11月)の年4回が狙い目です。メーカーごとにセール時期は異なりますが、例年10〜20%OFFになることが多いです。また、モデルチェンジで旧型が値下がりするタイミングも安く買えるチャンスです。
1万〜3万円の価格帯でも、素材と構造を選べば快適に眠れます。ポイントは「高反発ウレタン」または「ポケットコイル」を選ぶこと。低反発のみの安価なマットレスは腰に負担がかかりやすいため注意が必要です。厚みは10cm以上あると底付き感なく使えます。
マットレスの寿命は素材によって異なります。ボンネルコイルは約8〜10年、ポケットコイルは約8〜12年、ウレタンは約5〜8年、ラテックスは約8〜10年が目安です。ただし使用頻度やお手入れ方法によっても変わるため、へたりや寝起きの体の痛みを感じたら買い替えのサインです。
マットレス以外に必要な費用は、ベッドフレーム(シングル1万〜5万円)、シーツ・カバー(3,000〜10,000円)、枕(3,000〜15,000円)が主な項目です。すべて合わせると、マットレス代+2〜7万円程度が目安。予算を組む際はトータルコストで考えましょう。
まとめ
マットレスの値段相場まとめ
- シングルサイズの相場は1万〜4万円が主流。8割以上が3万円以下を使用
- 寝心地重視なら3万〜5万円がコスパ最高の帯域
- コアラは7万円〜、シモンズは11万円〜、ニトリのNスリープは2.5万円〜と、ブランドで価格差が大きい
- 素材・構造・ブランド・販売チャネルが価格を左右する
- 予算はマットレス単体でなく、フレーム+寝具のトータルで考える
マットレスは毎日の睡眠を左右する大切なアイテムです。値段だけでなく、自分の体型や寝姿勢に合った素材・構造を選ぶことが快眠への近道。気になるブランドの価格推移をプライシーでチェックして、ベストなタイミングで購入しましょう。
