花粉症やアレルギー性鼻炎の定番薬「アレジオン20」。ドラッグストアで買うといくらなのか、処方薬とどちらが安いのか、アレグラとの価格差はどれくらいか——この記事では、アレジオンの値段を市販薬・処方薬・他薬比較のすべての切り口から整理し、一番お得な買い方まで解説します。
市販薬のアレジオン20は希望小売価格(税込)で6錠1,694円〜48錠8,294円。1日1錠なので、48錠パックが1日あたり約173円と最もコスパが良い。一方、病院でエピナスチン錠を処方してもらう場合は3割負担で1日あたり約77円。花粉症シーズン(約3ヶ月)の場合、処方薬の方が数千円〜1万円以上安くなる。
アレジオンの値段一覧【市販薬・錠数別】
アレジオン20はエスエス製薬が販売する第2類医薬品で、有効成分エピナスチン塩酸塩を20mg配合。1日1回就寝前に1錠飲むだけで、翌日の夜まで約24時間効果が続きます。対象年齢は15歳以上です。
アレジオン20の錠数別価格と1日あたりコスト
| 錠数(日数分) | 希望小売価格(税込) | 1日あたりコスト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 6錠(6日分) | 1,694円 | 約282円 | お試し用 |
| 12錠(12日分) | 2,420円 | 約202円 | 短期使用向け |
| 24錠(24日分) | 4,378円 | 約182円 | 1ヶ月弱分 |
| 48錠(48日分) | 8,294円 | 約173円コスパ◎ | シーズン通し向け |
価格はすべてエスエス製薬公式サイトの希望小売価格(税込)です。実際には通販サイトやドラッグストアによって大幅に安く購入できることもあり、たとえば24錠は価格.comの最安値で約1,751円(税込)、1日あたり約73円まで下がります。
大容量パックほどお得
1日あたりコストで比較すると、48錠パックは6錠パックより約39%安い。花粉症シーズン(2〜4月)を通して使うなら、迷わず大容量パックを選びましょう。初めて使う方はまず6錠か12錠で体に合うか確認してから大容量に切り替えるのがおすすめです。
アレジオン10との価格差
「アレジオン10」は有効成分が10mgと半量のタイプで、以前販売されていましたが現在はアレジオン20が主力製品です。ドラッグストアや通販で入手できるのは基本的にアレジオン20なので、本記事ではアレジオン20の価格を中心に紹介しています。
アレジオンの処方薬はいくらかかる?【薬価・3割負担】
「病院でもらったほうが安いのでは?」と考える方も多いはず。処方薬の費用は薬代だけでなく、診察料や調剤料も含めて考える必要があります。
処方薬エピナスチン錠の薬価
処方薬としてのアレジオン(一般名:エピナスチン塩酸塩)の薬価は以下の通り(2026年3月時点)。
| 薬剤 | 規格 | 薬価(1錠) | 3割負担(1錠) |
|---|---|---|---|
| アレジオン錠(先発品) | 20mg | 22.3円 | 約6.7円 |
| アレジオン錠(先発品) | 10mg | 17.1円 | 約5.1円 |
| エピナスチン塩酸塩錠(ジェネリック) | 20mg | 18.2円 | 約5.5円 |
薬代だけを見ると、ジェネリックの20mg錠は3割負担でわずか約5.5円/日。驚くほど安いですが、実際の費用には診察料と調剤料が加わります。
診察料・調剤料を含めたトータル費用
花粉症で病院を受診すると、薬代に加えて診察料・処方料・調剤料がかかります。なのはな耳鼻科の費用解説と代官山パークサイドクリニックの試算をもとに、具体的な内訳を整理しました。
| 項目 | 点数 | 3割負担 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初診料 | 288点 | 約864円 | 再診時は75点(約225円)に下がる |
| 処方箋料 | 68点 | 約204円 | 院外処方の場合 |
| 調剤基本料+薬学管理料 | — | 約500〜700円 | 薬局によって異なる |
| 薬剤料(エピナスチン20mg 35日分) | — | 約234円 | 先発品22.3円×35日÷10×3割 |
| 合計(初診・35日分) | — | 約1,800〜2,000円 | |
| 1日あたり | — | 約51〜57円 |
再診時は初診料(約864円)が再診料(約225円)に下がるため、2回目以降はさらに安くなります。なお、代官山パークサイドクリニックの試算ではアレジオン錠20mg 35日分の3割負担は合計約2,700円(1日あたり約77円)とされており、薬局や地域によって数百円の差が出ます。
ジェネリック(エピナスチン塩酸塩錠)なら1日約77円以下に
処方時に「ジェネリック希望」と伝えれば、エピナスチン塩酸塩錠(サワイ、トーワ等)が処方されます。先発品のアレジオン錠20mg(薬価22.3円)に対し、ジェネリックは18.2円。薬代の差は小さいですが、長期使用では積み重なります。
市販薬と処方薬どっちが安い?【費用シミュレーション】
ここまでの情報をもとに、実際の期間別コストを比較します。
短期(2週間)の比較
| 購入方法 | 2週間の費用 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 市販薬(アレジオン20 12錠・希望小売価格) | 2,420円 | 約202円 |
| 市販薬(アレジオン20 24錠・通販最安値相場) | 約1,021円 ※ | 約73円 |
| 処方薬(初診 + 14日分) | 約1,500〜1,800円 | 約107〜129円 |
※ 24錠の通販最安値相場(約1,751円)を14日分に按分した参考値。
短期では、通販で安く市販薬を購入できれば処方薬と大差ありません。ただし希望小売価格で買うと市販薬のほうが割高です。
1シーズン(3ヶ月・約90日)の比較
| 購入方法 | 3ヶ月の費用 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 市販薬(48錠×2・希望小売価格) | 約16,588円 | 約184円 |
| 市販薬(48錠×2・通販最安値で購入) | 約7,000〜10,000円 | 約78〜111円 |
| 処方薬(初診1回+再診1回・90日分) | 約6,000〜8,000円 | 約67〜89円 |
代官山パークサイドクリニックの試算でも、花粉症シーズン12週間の費用は市販薬が約27,720円(希望小売価格ベース)、処方薬が約6,410〜7,670円と、処方薬のほうが大幅に安いという結果が出ています。
結論 — こんな人は市販薬 / こんな人は処方薬
- 症状が軽く、使用期間が2週間以内
- 通院する時間がない・病院が遠い
- 通販で最安値を探す手間をかけられる
- まずは試してみたい(初めてアレジオンを使う)
- 花粉症シーズンを通して使う(1ヶ月以上)
- コストを最小限に抑えたい
- ジェネリック医薬品で節約したい
- 他の症状も一緒に診てもらいたい
アレジオンとアレグラの値段を比較【1日あたりコスト】
花粉症の市販薬として人気を二分するアレジオン(エピナスチン)とアレグラ(フェキソフェナジン)。値段を1日あたりコストで比較します。
市販薬同士の価格比較
| 薬剤 | 用法 | 代表的な容量 | 希望小売価格(税込) | 1日あたりコスト |
|---|---|---|---|---|
| アレジオン20 | 1日1回 就寝前 | 24錠(24日分) | 4,378円 | 約182円 |
| アレグラFX | 1日2回 朝・夕 | 28錠(14日分) | 約2,075円 | 約148円 |
希望小売価格ベースでは、アレグラFXのほうが1日あたり約34円安い。ただし通販最安値で比較すると差は小さくなります(アレグラFX 28錠の最安値は約1,006円=1日約72円)。
処方薬同士の価格比較
| 薬剤 | 薬価(1日分) | 3割負担(薬代のみ/日) |
|---|---|---|
| アレジオン錠20mg(先発) | 22.3円(1錠) | 約6.7円 |
| エピナスチン塩酸塩錠20mg(GE) | 18.2円(1錠) | 約5.5円 |
| アレグラ錠60mg(先発相当) | 38.4円(2錠) | 約11.5円 |
| フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg(GE) | 約38.4円(2錠) | 約11.5円 |
処方薬ベースでは、アレジオン(エピナスチン)のほうが1日1錠で済むため薬代が安い。ただし診察料・調剤料は共通なので、トータルの差は小さくなります。
コスパ重視ならどっち?
値段だけで見ればアレグラFXがやや安いですが、アレジオンは「1日1回で済む手軽さ」が大きなメリット。飲み忘れが少なく、就寝前に飲めば日中の眠気も軽減しやすい設計です。一方、日中の眠気を徹底的に避けたい方(運転が多い方など)にはアレグラが向いています。
選び方のポイント
「コスパ+手軽さ」ならアレジオン、「眠気ゼロ+少しでも安く」ならアレグラ。どちらも第2世代抗ヒスタミン薬で効果の大きな差はありません。迷ったら、まず少量パックで両方試してみるのも一つの手です。
アレジオンを安く買う方法
アレジオンの出費をできるだけ抑えるための具体的な方法をまとめます。
通販サイトで最安値を比較する
アレジオン20はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ヨドバシ.comなど各通販サイトで購入でき、希望小売価格より大幅に安くなることが多い。たとえば24錠の場合、希望小売価格4,378円に対して通販最安値は約1,751円と半額以下です。
市販薬の価格は日々変動するため、購入前に価格.comやAmazonで複数サイトの価格を比較するのがおすすめです。花粉シーズン(2〜4月)は需要増で値上がりしやすいため、シーズン前にまとめ買いしておくのも賢い方法です。
処方薬ならジェネリックを指定する
病院で処方してもらう場合、「ジェネリックでお願いします」と伝えれば、エピナスチン塩酸塩錠(サワイ、ケミファ、トーワ等)が処方されます。先発品と有効成分・効果は同じで、薬価は先発品22.3円に対しジェネリック18.2円。小さな差ですがシーズンを通すと積み重なります。
セルフメディケーション税制を活用する
アレジオン20はセルフメディケーション税制の対象商品です。年間のOTC医薬品購入額が12,000円を超えた分(上限88,000円)が所得控除されます。花粉症薬を毎年シーズン通して購入している方は、確定申告でレシートを提出すれば税金が戻ってきます。
プライシーで価格を追跡する
Amazonで販売されているアレジオンの価格推移をチェックするなら、スマホアプリ「プライシー」が便利です。過去の価格チャートで「今の値段が安いのか高いのか」がひと目でわかり、値下げ時にはプッシュ通知で知らせてくれます。花粉症シーズン前にまとめ買いのタイミングを狙いたい方におすすめです。
よくある質問(FAQ)
市販の「アレジオン点眼薬0.05%」が販売されています。価格は店舗により異なりますが、処方薬のアレジオン点眼液は3割負担で約534円(1本)が目安です。目のかゆみがつらい方は内服薬と併用すると効果的です。
アレジオン20は15歳以上が対象で、子ども用の市販薬はありません。小児(7歳〜14歳)の花粉症には「アレグラFXジュニア」(第1類医薬品)が選択肢になります。値段は16錠入りで1,000円前後です。15歳未満のお子さんは、小児科を受診して処方薬を出してもらうのが安全で経済的です。
アレジオン20は有効成分(エピナスチン塩酸塩)20mg配合、アレジオン10は10mg配合です。現在の主力はアレジオン20で、多くのドラッグストア・通販で購入できます。アレジオン10は取り扱いが減っているため、特にこだわりがなければアレジオン20を選べば問題ありません。
まとめ
アレジオンの値段まとめ
- 市販薬アレジオン20の希望小売価格は6錠1,694円〜48錠8,294円。1日あたり約173〜282円
- 通販なら希望小売価格の半額以下で買えることも。24錠の最安値相場は約1,751円
- 処方薬(エピナスチン錠)は3割負担で1日あたり約77円。1シーズン使うなら処方薬が断然安い
- アレグラFXとの比較では、値段はアレグラがやや安いが、アレジオンは1日1回で手軽
- 安く買うコツは「通販で最安値比較」「処方薬はジェネリック指定」「セルフメディケーション税制の活用」
