「卵1個っていくらするんだろう?」と気になったことはありませんか。一般的なスーパーの卵から烏骨鶏やアローカナなどの高級品種まで、卵の値段は種類や購入場所によって大きく異なります。この記事では、2026年最新の価格データをもとに、卵1個あたりの値段を種類別・購入場所別に徹底比較します。
【一覧表】卵1個の値段はいくら?種類別に比較
卵の種類によって、1個あたりの値段は大きく異なります。以下の表で主要な卵の価格帯を一覧で確認できます。
| 卵の種類 | 1個あたりの値段 | 10個あたり | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 一般卵(ケージ飼い) | 約25〜35円 | 250〜350円 | スーパーで最も一般的 |
| 平飼い卵 | 約40〜60円 | 400〜600円 | 鶏がストレスなく育つ環境 |
| ヨード卵・光などの栄養強化卵 | 約50〜60円 | 300〜360円(6個入り) | 飼料に栄養素を添加 |
| ブランド卵(コッコファーム等) | 約50〜72円 | 500〜720円 | 農場こだわりの飼育・飼料 |
| アローカナの卵 | 約69〜162円 | 690〜1,620円 | 殻が青い希少品種 |
| 烏骨鶏の卵 | 約130〜500円 | 1,300〜5,000円 | 産卵数が極端に少ない高級品種 |
| 最高級ブランド卵 | 約200円〜 | 2,000円〜 | 限定生産・特別な飼育環境 |
一般的な卵と高級品種では、1個あたり10倍以上の価格差があることがわかります。以下では、それぞれの卵の値段について詳しく解説していきます。
スーパーで買える一般的な卵の値段
日常的に食卓にのぼる卵の大部分は、スーパーで購入する一般的な鶏卵です。ここでは1パックの全国平均価格と、サイズによる違いを確認します。
1パック(10個入り)の全国平均価格
総務省の小売物価統計調査によると、2025年12月時点の全国スーパーにおける白色Lサイズ10個入りパックの平均価格は313円でした。1個あたりに換算すると約31円です。
ただし、店舗や地域によって価格は異なります。業務スーパーでは10個入りが246〜279円(1個約25〜28円)で購入できることもあり、ドラッグストアではさらに安い傾向があります。ドラッグストアが卵を安く販売するのは、集客のための目玉商品としているためです。
サイズ別(S・M・L)の値段の目安
卵のサイズはSSからLLまで6段階あり、重量で分類されています。Mサイズ(58〜64g)が最も流通量が多く、Lサイズ(64〜70g)がその次です。一般的にサイズが大きいほど値段は高くなりますが、サイズの違いは主に卵白の量の差であり、黄身の大きさはどのサイズもほぼ同じです。
豆知識:卵黄の比率が最も高いのはMサイズです。卵かけご飯など黄身の濃厚さを楽しみたい場合は、あえてMサイズを選ぶのがおすすめです。
安い卵と高い卵はどう違う?
スーパーの卵売り場には、1個17円程度の格安ミックスたまごから、1個50円以上する平飼い卵まで幅広い価格帯が並びます。価格の違いは主に「飼料」と「飼育環境」に由来します。安い卵はケージ飼いで効率的に大量生産されたもの、高い卵は飼料にこだわったり、平飼い・放し飼いで育てられた鶏の卵です。基本的な栄養価に大きな差はありませんが、飼料に特定の成分を加えた卵(ヨード卵やDHA卵など)は栄養面での付加価値があります。
どこで買うと安い?購入場所別の卵の値段
同じ一般的な卵でも、どこで買うかによって値段は変わります。購入場所別の価格を比較します。
スーパー・ドラッグストア
スーパーの10個入りパックは全国平均で310〜320円程度(1個約31〜32円)です。一方、ドラッグストアは卵を客寄せの目玉商品として位置づけており、スーパーより安い傾向があります。業務スーパーでは10個入り246〜279円で購入できることもあります。
コンビニ(セブンイレブン・ローソン)
急に卵が必要になったときに便利なコンビニでも卵を購入できます。セブンイレブンの「セブンプレミアム フレッシュこだわり新鮮たまご」は10個入り246円(1個約25円)、ローソンの「ローソンセレクト 玉子」は10個入り220円(1個22円)で、意外にもスーパーより安い価格設定の店舗もあります。ただし、店舗によって取り扱いがない場合があります。
注意:卵の価格は相場状況に応じて変動するため、上記の価格はあくまで目安です。最新の価格は店頭でご確認ください。
通販・お取り寄せ
通販では一般卵よりもブランド卵・高級卵が中心です。食べチョクやYahoo!ショッピングなどで、全国各地の養鶏場から直送の新鮮な卵を購入できます。1個あたり60〜200円が主な価格帯で、送料がかかるため少量より10個以上のまとめ買いがお得です。
なぜ卵は高くなった?値段高騰の3つの理由
卵は長年「物価の優等生」と呼ばれ、1パック200円前後で安定していました。しかし2023年以降、Mサイズ1パックの価格はコロナ禍前と比べて約141%上昇し、過去最高水準を更新し続けています。この急激な値上がりの背景には、大きく3つの要因があります。
1つ目は鳥インフルエンザの流行です。全国32道県で発生が確認され、約1,700万羽の鶏が殺処分されました。これは採卵鶏全体の約12%にあたり、供給量が大きく落ち込みました。
2つ目は飼料コストの高騰です。トウモロコシや大豆粕などの主要飼料は海外から輸入しており、ウクライナ情勢の影響による原料価格の上昇と円安が重なり、生産コストが膨らんでいます。
3つ目は需要の堅調さです。卵は日本人の食卓に欠かせない食材であり、価格が上がっても需要が大きく減ることはありません。供給減と需要維持が同時に起こることで、価格が押し上げられています。
卵はいつ安くなる?季節変動と今後の見通し
季節ごとの価格傾向
卵の値段には季節パターンがあります。年末(12月)はケーキやおせち料理の需要が高まるため価格がピークになりやすく、年始から春(1〜3月)にかけては消費が落ち着くため価格が下がる傾向があります。夏(7〜8月)も家庭での調理が減ることで需要が落ち、比較的安くなります。秋から年末にかけて再び上昇するのが例年のパターンです。
2026年以降の見通し
鳥インフルエンザからの供給回復には時間がかかります。新しい雛の導入から産卵開始まで約5か月を要するため、短期的な値下がりは見通しづらい状況です。ただし、飼料価格の安定化やワクチン導入の検討が進めば、中長期的には価格が落ち着く可能性もあります。
少しでも安く買うコツ:ドラッグストアの特売日や、業務スーパーの利用、ブランド卵の大容量パック購入など、購入場所と買い方を工夫することで、卵の支出を抑えることができます。
よくある質問
2025年12月時点の全国平均で、スーパーの白色Lサイズ10個入りパックは約313円です。ただし、業務スーパーでは246〜279円、ドラッグストアではさらに安い場合もあります。店舗や地域によって50〜100円程度の差があります。
昭和40年代(1960年代後半)の卵は1パック約200円程度でした。その後、生産効率の向上により長年にわたって価格が安定し「物価の優等生」と呼ばれていましたが、2023年以降の鳥インフルエンザや飼料高騰の影響で過去最高水準まで値上がりしています。
基本的な栄養価(たんぱく質、ビタミン、ミネラル)に大きな差はありません。ただし、ヨード卵やDHA卵など飼料に特定の栄養素を添加した卵は、その成分が通常の卵より多く含まれます。殻の色(白・赤茶)は鶏の品種の違いで、栄養価とは関係ありません。
まとめ
- 一般的な卵1個の値段は約25〜35円(1パック250〜320円)
- 高級品種は1個100〜500円(烏骨鶏が最高値)
- 購入場所ではドラッグストアやコンビニが意外にお得な場合も
- 価格高騰の主因は鳥インフルエンザと飼料コスト上昇
- 年始〜春、夏が比較的安い時期
