iPhoneの画面が割れてしまったとき、まず気になるのが「修理にいくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、Apple正規店と非正規修理店の料金を機種別に比較し、AppleCare+やキャリア補償を使って安く修理する方法まで網羅的に解説します。

結論
iPhone画面修理の値段は、保証の有無と修理先で大きく変わる
Apple正規店での画面修理は42,800〜60,400円(税込・AppleCare+なし)。AppleCare+に加入していれば一律3,700円で修理できます。非正規の修理店なら5,000〜15,000円程度が相場です。まずはAppleCare+やキャリア補償の加入状況を確認するのが、費用を抑える第一歩です。

iPhone画面修理の値段【機種別の料金一覧】

iPhone画面修理の値段は機種によって異なります。ここではApple正規店(Apple Store・正規サービスプロバイダ)と、非正規修理店それぞれの料金をまとめました。

Apple正規店の画面修理料金(機種別一覧表)

以下はカメラのキタムラ(Apple正規サービスプロバイダ)が公開している2026年3月時点の料金です。Apple Store・ビックカメラなど他の正規プロバイダでも同額です。

機種AppleCare+なし(税込)AppleCare+あり(税込)
iPhone 17 Pro Max60,400円3,700円
iPhone 17 Pro53,800円3,700円
iPhone 1753,800円3,700円
iPhone 17e38,800円3,700円
iPhone Air53,800円3,700円
iPhone 16 Pro Max60,400円3,700円
iPhone 16 Pro53,800円3,700円
iPhone 16 Plus53,800円3,700円
iPhone 1642,800円3,700円
iPhone 16e38,800円3,700円
iPhone 15 Pro Max60,400円3,700円
iPhone 15 Pro53,800円3,700円
iPhone 15 Plus53,800円3,700円
iPhone 1542,800円3,700円
iPhone 14 Pro Max60,400円3,700円
iPhone 14 Pro53,800円3,700円
iPhone 14 Plus53,800円3,700円
iPhone 1442,800円3,700円
iPhone 13 Pro Max53,800円3,700円
iPhone 13 Pro42,800円3,700円
iPhone 1342,800円3,700円
iPhone 13 mini34,800円3,700円

料金の傾向: Pro Max・Pro・Plusなどの上位モデルほど修理費用が高くなります。これは有機ELパネルのサイズや解像度が大きいためです。標準モデル(無印)は42,800円が基本ラインです。

非正規修理店の画面修理料金の相場

Apple正規店以外のスマホ修理専門店では、正規店よりも安い値段で画面修理ができます。ただし店舗・機種・パーツ品質によって料金に幅があります。

目安として、アイサポでは画面修理が4,980円〜、スマホ修理王ではiPhone 12 Pro Maxの画面割れ修理が14,800円〜となっています。全体的な相場感としては5,000〜15,000円程度です。

画面の故障レベルで値段が変わる

「画面修理」と一口に言っても、実は故障の種類によって修理内容と値段が変わります。

軽度:ガラスのひび割れのみ

表面のガラスにヒビが入っただけで、液晶表示やタッチ操作に問題がない状態です。この場合は「画面修理(前面のみ)」として、上記の料金表の金額で修理できます。最も一般的な修理パターンで、角や端から蜘蛛の巣状にヒビが広がる症状が典型的です。

重度:液晶不良・タッチ不良・表示異常

以下のような症状は、ガラスだけでなく液晶パネル(有機EL)自体が損傷しています。

  • 縦線・横線が入る — 有機ELパネルの内部配線が断裂
  • 画面の一部が変色・シミがある — パネル内部の液漏れや焼き付き
  • タッチが反応しない・勝手に動く(ゴーストタッチ) — タッチセンサーの損傷
  • 画面が真っ暗で映らない — パネルまたは接続部の完全故障

Apple正規店では軽度の場合と同じ画面修理扱いになることが多いですが、非正規店では軽度より高額になるケースがあります。

画面修理では直らないケース(本体交換が必要な場合)

フレームの歪み、水没、内部基板の損傷を伴う場合は、画面交換だけでは修理できず本体交換となります。AppleCare+に加入していれば一律12,900円ですが、未加入の場合は機種によって59,400〜131,800円と非常に高額です。

注意: 画面割れを放置した結果、内部にホコリや水分が入り込み、画面修理だけでは済まなくなるケースがあります。画面にヒビが入ったら、なるべく早めに修理に出しましょう。

正規店と非正規店の違い【どっちがいい?】

iPhone画面修理の依頼先は大きく「正規店」と「非正規店」に分かれます。それぞれの特徴を比較しましょう。

比較項目正規店非正規店
使用パーツApple純正部品互換部品(品質は店舗による)
料金(AppleCare+なし)42,800〜60,400円5,000〜15,000円程度
Apple保証維持される無効になる可能性あり
修理時間1〜4時間最短30分〜1時間
データ初期化される場合あり基本的にそのまま
品質保証Apple公式保証店舗独自の保証(3ヶ月〜6ヶ月が多い)

正規店(Apple Store・正規サービスプロバイダ)の特徴

Apple StoreのほかApple正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラ、ビックカメラ、クイックガレージなど)で修理できます。Apple純正部品を使い、修理後もAppleの保証が維持されるのが最大のメリットです。ただし料金は高めで、混雑時は予約が取りにくいこともあります。

非正規店(街のスマホ修理店)の特徴

正規店より安く、修理時間も短いのがメリットです。ただし、互換部品の品質は店舗によって異なります。総務省登録修理業者に認定された店舗を選ぶと、一定の技術水準が担保されるため安心です。

注意: 非正規店で修理すると、Appleの保証(AppleCare+含む)が無効になる可能性があります。今後も正規サービスを利用したい場合は、正規店での修理をおすすめします。

【判断フロー】あなたに合った修理先の選び方

どちらを選ぶべきか迷ったら、以下のポイントで判断しましょう。

正規店がおすすめ
  • AppleCare+に加入している
  • Apple保証を維持したい
  • 買って1年以内のiPhone
  • 今後も長く使う予定
非正規店がおすすめ
  • AppleCare+に未加入で費用を抑えたい
  • 古い機種で保証期間が終了している
  • すぐに修理を終わらせたい
  • 近いうちに買い替え予定がある

iPhone画面修理の値段を安くする方法

画面修理の費用を大幅に抑える手段として、AppleCare+とキャリア補償サービスがあります。

AppleCare+で画面修理が3,700円に

AppleCare+に加入していれば、画面修理(前面のみ)は機種を問わず一律3,700円(税込)です。通常42,800〜60,400円かかるところが3,700円で済むため、加入コストを考慮しても元が取れる可能性が高いです。

なお、AppleCare+の画面修理以外の損傷(背面ガラス割れなど)は12,900円、本体交換も12,900円で対応してもらえます。

ドコモ・au・ソフトバンクのキャリア補償を使う

3大キャリアの補償サービスに加入していれば、画面修理の自己負担を大幅に軽減できます。

キャリアサービス名画面修理の負担額月額
ドコモsmartあんしん補償上限5,500円330〜1,100円
au故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+3,700円キャリアサイト参照
ソフトバンクあんしん保証パック with AppleCare Services3,700円(PayPayポイント還元で実質無料)715〜1,740円

ポイント: auとソフトバンクの補償サービスはAppleCare+を内包しているため、Apple正規店での修理がAppleCare+と同じ料金で受けられます。ソフトバンクは修理代金相当のPayPayポイントが還元されるため、実質無料になるのが特徴です。

AppleCare+に入っているか確認する方法

自分がAppleCare+に加入しているか忘れてしまった場合は、以下の手順で確認できます。

1

iPhoneの「設定」アプリを開く

2

「一般」→「情報」をタップ

3

「AppleCare+」の項目を確認。加入中であれば有効期限が表示される

画面が操作できない場合は、Appleのマイサポートページからシリアル番号で確認することもできます。

画面修理にかかる時間の目安

修理先によって所要時間は大きく異なります。急ぎの場合は非正規店か正規代理店(キタムラ等)が便利です。

修理先所要時間の目安備考
Apple Store1〜4時間混雑状況による。要予約
正規サービスプロバイダ(キタムラ等)1〜2時間Apple Storeより空いていることが多い
非正規修理店最短30分〜1時間飛び込み対応可能な店舗も多い
キャリアショップ(郵送修理)7〜10日店頭修理ではなくAppleに送付するため

画面割れを放置するとどうなる?3つのリスク

「まだ使えるから」と画面割れを放置していると、以下のリスクがあります。

タッチ操作ができなくなる

ヒビが広がると、タッチパネルのセンサーが正常に動作しなくなります。突然操作不能になり、データのバックアップすら取れなくなることがあります。

ガラス片でケガをする危険性

割れた画面のガラス片は非常に鋭利です。通話時に耳や頬を切る、ポケットから取り出すときに指を切るといった事故が起こりえます。

故障が広がり修理費用が高くなる

ヒビの隙間からホコリや水分が内部に入り込むと、画面修理だけでは済まなくなります。本体交換が必要になると、AppleCare+なしで59,400〜131,800円と桁違いの出費になります。

修理に出す前にやるべき3つの準備

iPhoneを修理に出す前に、以下の3つを済ませておきましょう。

1

データのバックアップを取る

正規店での修理ではデータが初期化される場合があります。iCloudまたはパソコン(iTunes/Finder)でバックアップしておきましょう。

2

「iPhoneを探す」をオフにする

「設定」→ 自分の名前 → 「探す」→「iPhoneを探す」をオフにします。これをオフにしないと、修理を受け付けてもらえないことがあります。

3

来店予約をする

Apple Storeや正規サービスプロバイダは予約優先です。Appleサポートページから事前に予約しておくとスムーズです。

画面以外のiPhone修理の値段

画面修理と合わせて気になることが多い、カメラ・バッテリー・本体交換の料金もまとめました。

カメラ修理の値段

iPhone 12以降のモデルでは「背面カメラ修理」として対応可能です。AppleCare+加入時は12,900円。未加入の場合は本体交換扱いとなることが多く、機種によって59,400〜131,800円かかります。

バッテリー交換の値段

バッテリーの最大容量が80%未満に低下した場合、AppleCare+加入者は無料で交換できます。未加入の場合の料金は以下の通りです。

機種グループAppleCare+なし(税込)
iPhone 17 Pro Max / Pro / Air19,400円
iPhone 17 / 17e15,800円
iPhone 16 Pro Max / Pro19,400円
iPhone 16 Plus / 16 / 16e15,800円
iPhone 15〜14シリーズ15,800円
iPhone 13〜12シリーズ14,500円
iPhone SE (第2/第3世代)11,200円

本体交換の値段

画面修理では対応できない深刻な損傷の場合、本体交換修理となります。AppleCare+に加入していれば一律12,900円ですが、未加入の場合は高額です。

機種AppleCare+なし(税込)
iPhone 17 Pro Max131,800円
iPhone 17 Pro123,800円
iPhone 1798,200円
iPhone 16 Pro Max123,800円
iPhone 16 Pro105,800円
iPhone 1687,800円
iPhone 15 Pro Max114,800円
iPhone 1587,800円
iPhone 1487,800円
iPhone 1368,800円

修理と買い替え、どっちがお得?プライシーで判断

修理費用が高額になる場合、「いっそ買い替えたほうがいいのでは?」と考えるのは自然なことです。判断の目安として、修理費が中古iPhone価格の50%を超えたら買い替えも視野に入れるのがおすすめです。

プライシーを使えば、iPhoneの価格推移をチェックして今の相場を確認できます。修理費用と本体価格を比較して、どちらがお得か判断しましょう。

修理がおすすめ
  • AppleCare+やキャリア補償で安く修理できる
  • 購入から1〜2年以内の比較的新しい機種
  • 画面割れだけで他に不具合がない
  • 修理費が本体中古価格の半額以下
買い替えがおすすめ
  • AppleCare+未加入で修理費が5万円超
  • 購入から3年以上経過している
  • バッテリー劣化など他の不具合もある
  • 修理費が本体中古価格の半額以上

以下のiPhone本体をプライシーで価格チェックして、修理費と比較してみてください。

よくある質問(FAQ)

iPhoneの画面修理でデータは消える?

Apple正規店での修理では、修理内容によってデータが初期化される場合があります。非正規店では基本的にデータはそのまま残ります。どちらの場合も、万が一に備えて事前にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。

非正規店で修理するとAppleの保証はどうなる?

非正規店(Apple非認定の修理店)で修理した場合、Appleの保証(製品限定保証・AppleCare+)が無効になる可能性があります。ただし、非正規店で修理した後でもApple正規店で再修理を受けること自体は可能です。その場合、別途正規料金が必要になります。

画面修理の値段が機種によって違うのはなぜ?

主な理由は画面パネルの種類とサイズです。Pro Max・Proなどの上位モデルは、高解像度の有機ELパネルやProMotion(120Hz)ディスプレイを搭載しており、パーツ単価が高いため修理費も高額になります。

画面にヒビが入っただけでも修理は必要?

小さなヒビでも修理することをおすすめします。ヒビの隙間からホコリや水分が内部に入り込むと、画面修理だけでは済まず本体交換(59,400〜131,800円)が必要になることがあります。また、割れたガラスでケガをするリスクもあります。

すぐに修理に行けないときの応急処置は?

画面保護フィルムを上から貼ることで、ガラス片の飛散を防ぎ、ケガのリスクを軽減できます。応急処置はあくまで一時しのぎなので、できるだけ早く修理に出しましょう。なお、セロハンテープなどの粘着力が弱いものは剥がれやすく効果が薄いためおすすめしません。

まとめ

iPhone画面修理の値段 ポイントまとめ

  • Apple正規店の画面修理は42,800〜60,400円。AppleCare+加入なら一律3,700円
  • 非正規修理店なら5,000〜15,000円程度。ただしApple保証が無効になるリスクあり
  • キャリア補償(ドコモ・au・ソフトバンク)でも修理費を大幅に抑えられる
  • 修理前にバックアップ・「iPhoneを探す」オフ・来店予約の3つを準備
  • 修理費が中古本体価格の50%を超えたら、買い替えも検討の余地あり

まずはAppleCare+やキャリア補償の加入状況を確認し、自分に合った修理先を選びましょう。プライシーを使えばiPhoneの価格推移がチェックできるので、修理と買い替えの判断材料としてぜひ活用してみてください。

iPhoneの価格推移をチェック

プライシーなら、iPhoneの価格推移をいつでも確認できます。修理と買い替え、どちらがお得か判断する参考にどうぞ。

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※ 記事内の料金は2026年3月時点の情報です。最新の料金はApple公式サイトまたは各修理店にてご確認ください。