モニターを安く買いたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない。そんな方に向けて、用途別のおすすめモニターと失敗しない選び方を解説します。実は1万円台でも十分使えるモニターが増えており、選び方さえ間違えなければコスパの高い買い物ができます。
安いモニター選びで迷ったら、まずは用途で絞るのが正解です。以下の3台はいずれも2万円以下で、用途ごとに「これを選んでおけば間違いない」と言える定番モデルです。
144Hz対応・IPS・3年保証で約14,000円。ビジネスにもゲームにも使える万能モデル
27インチ大画面・144Hz・IPS・1ms。約19,000円でゲーミング入門に最適
1万円以下で24インチ・フルHD・100Hz。サブモニターや動画鑑賞に十分
安いモニターの選び方【失敗しない6つのポイント】
安いモニターでも、選ぶ基準さえ押さえれば失敗しません。逆に、基準を知らないまま「安いから」という理由だけで買うと後悔する可能性があります。以下の6つのポイントを順番にチェックしましょう。
画面サイズは24〜27インチがコスパ最強
安いモニターを選ぶなら、24インチ(23.8インチ表記が多い)が最もコスパに優れています。価格帯が最も充実しており、1万円台から選べるモデルが豊富です。デスクの横幅が70cm以上あるなら27インチも検討する価値があります。Excelやスプレッドシートを多用する人には27インチの方が作業効率が上がります。
一方、21インチ以下は安く買えますが画面が小さく、長時間のデスクワークには向きません。サブモニターとして使うなら問題ありませんが、メインモニターなら24インチ以上を選びましょう。
解像度はフルHDで十分。用途別の判断基準
安いモニターの主流はフルHD(1920×1080)です。テキスト作業、Web閲覧、動画鑑賞、一般的なゲームであれば、フルHDで困ることはほぼありません。
WQHD(2560×1440)や4Kを選ぶべき人は限られています。映像編集やデザイン作業をするなら検討の価値がありますが、2万円を超える価格帯になるため「安いモニター」の範疇からは外れます。まずはフルHDで十分かどうかを考え、迷ったらフルHDを選んでおけば間違いありません。
パネルの種類:IPS・VA・TNの選び分け
モニターのパネルは主に3種類あり、安いモニターではIPSかVAが一般的です。
| パネル | 特徴 | 向いている用途 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| IPS | 視野角が広く、色がきれい | 万能。仕事・動画・ゲームすべてOK | 1万円台〜 |
| VA | コントラストが高く、黒が深い | 映画・ドラマ鑑賞、暗い部屋での使用 | 1万円以下〜 |
| TN | 応答速度が速いが、視野角が狭い | FPSゲーム特化(ただし今はIPSで代替可能) | 安いが選択肢が減少中 |
迷ったらIPSパネルを選びましょう。売れ筋モニターの上位はほとんどがIPSパネルで、発色・視野角・価格のバランスが最も優れています。VAパネルは映画鑑賞がメインの人や、1万円以下で探している人におすすめです。
リフレッシュレートは60Hzか144Hzかで決める
リフレッシュレートは「1秒間に画面を何回書き換えるか」の数値です。数字が大きいほど映像がなめらかになります。
- 60〜75Hz:デスクワーク、動画鑑賞には十分。最も安い
- 100〜144Hz:ゲームもする人、なめらかな操作感がほしい人。1万円台で買える
- 165Hz以上:FPSゲームをガチでやる人向け
最近は144Hz対応のモニターでも1万円台で買えるようになったため、少しでもゲームをする可能性があるなら144Hz対応を選んでおくのが賢い選択です。仕事専用で使うなら60〜75Hzで十分です。
接続端子はHDMI必須。Type-Cは期待しない
安いモニターの接続端子は、HDMI×1〜2とD-Sub(VGA)が基本です。Type-C接続に対応したモニターは2万円以上が相場で、安いモニターにはほぼ搭載されていません。
ノートPCとType-Cケーブル1本で接続したい人は、予算を上げるか、別途Type-C→HDMI変換アダプターを使う方法があります。デスクトップPCならHDMIがあれば問題ありません。
高さ調節・VESA対応は価格とトレードオフ
安いモニターは高さ調節ができないモデルがほとんどです。角度調節(チルト)のみ対応で、上下方向の位置調整はできません。
高さ調節が必要な場合は2つの選択肢があります。1つはBenQ GW2480Tのように高さ調節・ピボット(縦回転)対応のモデルを選ぶこと。もう1つはVESA対応のモニターを選び、別途モニターアームを取り付ける方法です。VESA対応なら安いモニターでも多くのモデルが対応しています。
安いモニターおすすめ10選【用途別】
Phase 1〜3の調査をもとに、2万円以下で買えるおすすめモニターを用途別に厳選しました。すべてAmazonで購入可能な現行モデルです。各モニターにはプライシーの価格推移チャートを表示しているので、今の価格が高いのか安いのかの判断にお役立てください。
ビジネス・テレワーク向けおすすめ4選
仕事用モニターに必要なのは、長時間使っても疲れにくいこと。IPSパネル・フリッカーフリー・ブルーライトカットの3つが揃っていれば安心です。
Dell SE2426H — コスパ最強の万能モニター
23.8インチ・IPS・フルHD・144Hz・1ms対応で約14,000円。ビジネス用途にはオーバースペックなほど高性能ですが、この価格帯で3年保証が付くのはDellならでは。ゲームも兼用できるため、「1台だけ買うならこれ」と言える定番モデルです。
BenQ GW2480T — 目に優しいテレワークの味方
23.8インチ・IPS・フルHD。BenQ独自のアイケア技術(B.I.+)で周囲の明るさに応じて輝度を自動調整してくれます。高さ調節・ピボット(縦回転)対応で、安いモニターでは珍しいエルゴノミクス設計。長時間のデスクワークが多い人に最適です。
I-O DATA LCD-A241DB — 国内メーカーの安心感
23.8インチ・ADS(IPS相当)パネル・フルHD。3辺フレームレスでマルチモニターにも最適です。国内メーカーのI-O DATAブランドで、サポート体制を重視する人におすすめ。フリッカーレス・ブルーライトカット機能も搭載しています。
MSI PRO MP251P — ビジネスに特化したMSI
24.5インチ・フルHD。ゲーミングブランドのイメージが強いMSIですが、PROシリーズはビジネス向けに設計されています。アンチフリッカー・ブルーライトカット機能を搭載し、目に優しい設計。約15,000円前後で購入できます。
ゲーミング向けおすすめ3選
ゲーム用モニターで重要なのは、リフレッシュレート(144Hz以上)と応答速度(1ms以下)。安くても、この2つを満たしていればFPS・アクションゲームで快適にプレイできます。
Dell SE2726H — 27インチ大画面でゲームを楽しむ
27インチ・IPS・フルHD・144Hz・1ms。大画面でゲームを楽しみたい人のエントリーモデルとして最適です。約19,000円で3年保証付き。RPGやオープンワールドゲームを大画面で没入感たっぷりにプレイできます。
Acer Nitro KG241YHbmiix — PS5・Switchにも対応
23.8インチ・VA・フルHD・100Hz・1ms。約13,000円とお手頃で、HDMI×1+D-Sub×1の端子構成。スピーカー内蔵なので、PS5やNintendo Switchをつなげて手軽にゲームを楽しむのにぴったりです。AMD FreeSync対応で画面のカクつきも軽減されます。
KOORUI 24E4 — 最安級の165Hzゲーミング
24インチ・VA・フルHD・165Hz・1ms。165Hz対応のゲーミングモニターとしては最安級の価格帯です。VAパネルなのでコントラストが高く、暗いシーンの多いゲームでも見やすい。DCI-P3カバーで色再現性も悪くありません。AdaptiveSync対応でティアリングも防止します。
動画鑑賞・汎用向けおすすめ3選
「とにかく安く買いたい」「動画やネットが見られればOK」という人向け。1万円以下から選べます。
KOORUI E2412F — 1万円以下の24インチ
24インチ・フルHD・100Hz。タイムセール時には1万円を切ることもある、圧倒的なコスパモデルです。Adaptive Sync対応で映像のカクつきを抑え、sRGB 99%の色再現性でネット動画の視聴にも十分。とにかく安く抑えたい人の最有力候補です。
アイリスオーヤマ ILD-A21FHD-B — 国内ブランドの激安モニター
21.5インチ・VA・フルHD。アイリスオーヤマのモニターは家電量販店でも見かける安心の国内ブランドです。サブモニターや省スペースのデスクに設置するのに最適なコンパクトサイズ。ブルーライトカット機能も搭載しています。
Philips 242E2F/11 — 5年保証のコスパモデル
23.8インチ・IPS・フルHD。Philipsモニターの大きな特徴は、業界でも珍しい5年間の長期保証。4辺フレームレスでデザインもスタイリッシュです。D-Sub、HDMI、DisplayPortの3種類の端子を搭載し、さまざまなデバイスと接続できます。
安いモニターの価格相場と安く買うコツ
価格帯別で何が変わるか
安いモニターは大きく3つの価格帯に分かれます。それぞれで手に入る性能が異なるため、予算に合わせて期待値を調整しましょう。
| 価格帯 | サイズ | パネル | リフレッシュレート | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1万円以下 | 21〜24インチ | VA / TN | 60〜100Hz | 最低限のスペック。サブモニター向き |
| 1万円台 | 24インチ | IPS / VA | 100〜144Hz | メインモニターとして十分。最もコスパが高い帯域 |
| 2万円以下 | 24〜27インチ | IPS | 144Hz〜 | ゲーミングOK。高さ調節付きモデルも |
もっとも人気があるのは1万円台の価格帯です。この価格帯なら、IPSパネル・144Hz対応のモニターが手に入るようになり、仕事にもゲームにも使える万能モデルが選べます。PCモニターの一般的な相場は3〜5万円程度なので、1〜2万円台は「安い」に十分当てはまるゾーンです。
セール時期と安く買えるタイミング
モニターをさらに安く買いたいなら、Amazonの大型セールを狙うのが有効です。PC周辺機器は20〜40%OFFになることもあり、普段は2万円のモニターが1万円台前半で買えるチャンスがあります。
狙い目のセール時期:
- プライムデー(7月):年間最大級のセール。プライム会員限定だが割引率が高い
- プライム感謝祭(10月):プライム会員限定。プライムデーに次ぐ規模
- ブラックフライデー(11月):誰でも参加可能。プライムデーと並ぶ超大型セール
- 新生活セール(3〜4月):モニター含むPC関連が対象になりやすい
プライシーで底値をチェック
「今の価格が高いのか安いのか」は、過去の価格推移を見ないと判断できません。プライシーなら、Amazonの価格推移チャートを無料で確認できます。セール前にチェックしておけば、本当にお買い得かどうかが一目でわかります。
また、モデルチェンジのタイミングも狙い目です。後継モデルが発売されると、旧モデルの価格が下がることがあります。ただし、旧モデルは在庫限りで売り切れることも多いため、安くなっているのを見つけたら早めに判断しましょう。
安いモニターでよくある失敗と注意点
妥協していいポイント・ダメなポイント
安いモニターを選ぶとき、「ここは妥協OK」と「ここはケチると後悔する」のラインを知っておくことが大切です。
| 項目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| Type-C端子 | 妥協OK | 変換アダプターで代替可能。対応モデルは価格が大きく上がる |
| スピーカー内蔵 | 妥協OK | 内蔵スピーカーの音質は期待できない。外付けスピーカーの方が良い |
| 高さ調節 | 妥協OK | モニターアームで代替可能。VESA対応かどうかは確認しておく |
| 解像度(フルHD) | 妥協NG | HD(1366×768)は文字がぼやける。フルHD以上は必須 |
| パネル種類 | 妥協NG | TN安物は視野角が狭く色が悪い。IPS or VA を選ぶこと |
| 保証期間 | 確認必須 | メーカーにより1年〜5年と大きく異なる。Dell(3年)やPhilips(5年)は手厚い |
「安すぎるノーブランド」に注意
Amazonでは5,000円台のノーブランドモニターも見つかりますが、保証がなかったり、初期不良の対応が受けられなかったりするリスクがあります。信頼できるメーカー(Dell、BenQ、I-O DATA、Acer、Philips、MSI、アイリスオーヤマ等)のモデルを選ぶのが安全です。
安いモニターのよくある質問
大丈夫です。ただし1万円以下ではVAパネル・21インチ前後のモデルが中心になります。サブモニターや動画鑑賞用なら十分ですが、メインのデスクワーク用なら1万円台のIPSパネルモデルの方が満足度は高くなります。フルHD解像度は最低条件として確認してください。
使えます。HDMI端子があればPS5やSwitchを接続可能です。PS5で120fps出力を活かしたい場合は120Hz以上のモニターを選びましょう。Switchは最大60fpsなので、どのモニターでも問題ありません。Acer KG241YHbmiixのようにスピーカー内蔵モデルなら、別途スピーカーを用意する必要もありません。
2台目(サブモニター)用途なら安いモニターで十分です。メインモニターと同じサイズ・解像度を揃えると使いやすくなります。マルチモニター用途では3辺フレームレスのモデル(I-O DATA LCD-A241DB等)を選ぶと、画面の継ぎ目が目立たず快適です。
まとめ
安いモニター選びのポイント
- 迷ったら24インチ・IPS・フルHDを選べば間違いない
- 1万円台がコスパ最強の価格帯。144Hz対応モデルも手に入る
- ゲームもするなら144Hz以上を選んでおくと後悔しない
- Type-C・高さ調節・スピーカーは妥協OK。解像度とパネルは妥協NG
- プライムデー・ブラックフライデーを狙えばさらに安く買える
- プライシーで価格推移をチェックすれば「今が買い時か」がわかる
安いモニターは年々性能が向上しており、1〜2万円台でも十分に使えるモデルが揃っています。選び方の基準を押さえて、自分の用途に合った1台を見つけてください。
